召喚者は一家を支える。

RayRim

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第2部

24話

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「あぁ~…」

 体が納まりきらない浴槽だが、やや熱めの温泉に浸かると思わず声が漏れる。
 念のために風呂上がりは洗浄と浄化を掛けるが、それでも色々な疲れが吹っ飛ぶくらいの心地好さだ。
 10回分くらいはあるので、待機組へのお土産にしよう。

「済まない。おそく…」

 戸を開けるバニラと目があった。

「ギぃャアアァ!!!」
「きゃー。」

 大きな酷い声を上げて戸を力一杯閉めるバニラ。戸にした木の板に亀裂が入る。
 思わずまたきゃーと言ってしまったが、後が怖いな…
 そんな事を思いつつゆっくり着替えて表に出た。いきなりビンタをされた。

「よ、よめいりまえのむすめになんてものをみせるんだ!」
「弟たちのを見慣れているじゃないか。」
「そんな可愛いものじゃなかった!」

 何事かと、アリスとジュリアがタオルで隠しながら姿を見せたが、色々と隠れてないな…

「バニラに入浴を覗かれただけだから気にするな。」
「ああ、そうだったのね。」
「ちょっと待っててね。私たちも上がるから。」

 そう言って、風呂に戻る母二人。こっちの娘?とは大違いである。

「なんで風呂があるんだ!?ここはダンジョンだろう!?」
「熱湯温泉が吹き出る所があったからな。被ったついでに回収しておいた。後で入ると良い。」
「分かった。いや、わかったけどわからん!」
「安全地帯化したし、どうせ待つならと思ってな。海水やら色々浴びて疲れただろう?
 しっかり温まって、洗浄と浄化で綺麗にしておけ。」
「お、おう…」

 何事か、という様子で、隅に座っていた娘たちとリリがこちらに来た。

「お前たちも後から交代で温泉に入ると良い。
 お湯を入れ換えておくから。」
「おおー!温泉!」
「温泉?」

 目を輝かす梓と柊だが、よく分からない様子のリリ。遥香はピンと来ないようだな。

「一人だけならオレが使った浴槽があるがどうする?」
『わたしが。』

 同時に名乗り出るバニラとリリ。躊躇いすら無かったな。

「二人なら一緒に入れるんじゃないか?ぎゅうぎゅうだが。」
『これといっしょだなんてとんでもない!』

 と、話をしていたところでアリス達が戻ってきた。時間切れである。
 
「空いたみたいだからオレの方は潰すぞ。」
『えっ』
「休憩するスペースが無いからな。」
『うぐぐ…』

 悔しそうな二人を尻目に、オレの使った風呂を撤去して洗浄を掛けておく。

『あぁ…』
「二人とも、次に期待しようねー」

 梓に宥められ、トボトボと風呂へと向かっていった。

「待った。まだ、お湯を入れ換えてないぞ。」
「早くしてくれ…」
「精神的に疲れ果てました…」

 更に疲労感の増した二人。
 まあ、何かトラブルが起こるよりはマシだろう。
 先行組が出てきたのを確認し、お湯を回収して入れ直す。温度は42度くらいだが、温く感じるかもしれないな。

「温度は調節してくれ。あと、お湯は浸かるだけで、洗うのは洗浄と浄化を使うように。」
『はーい。』

 と、娘達+1に説明し、オレは浴室から離れた。

「さっきのお湯はどうするの?」
「そこに排水溝があるから流す。」
「…よく気付いたわね。」

 オレの使った浴槽があった辺りを指差すと、驚いた顔で言う。
 歩くだけなら見落としたであろう物陰に、あまり大きくない穴が開いていた。

「浴室内に溜まらなかったからな。どこかに排水溝があると思っていたんだ。」

 椅子に腰掛け、回収したお湯を少しずつ棄てていく。一気にだと風呂に入った意味がなくなりそうだ。
 全員が入浴を終えたところで中央へと引き返す。
 せっかくの風呂上がり、ということでピラーに乗せての運送となった。本当に便利な柱である。

「今日もご苦労様。明日から3層だが、仕掛けを突破できない者も出てくるだろう。遠慮なくライトクラフトや、他の者の力を頼るように。
 協力してこそのパーティー、どんな方法だろうと攻略してこそのダンジョンだ。それを忘れないようにな。」
『はーい。』
「じゃ、後は自由にして良いぞ。」

 という事で、2層探索と今日が終わるのであった。
 しかし、オレにはまだアクアとリリとの仕事が残っている。地図のまとめである。清書は戻ってからだが、その日の内に情報は確認しておきたい。

「やっぱり、アクアは上手ですね…」

 自分のと見比べてタメ息を吐くリリ。
 誰がやってもそういう反応になるくらい緻密な地図だが、リリのも十分に形状や特徴が分かる。アクアのが上手すぎて、それでも見劣りしてしまうが…

「リリのも良くできているよ。ちゃんとわかる。」
「ありがとうございます…」

 書き込んである内容を読むと、向こうはトラップ中心だったようだな。
 感知トラップ、潜伏トラップ、水攻めトラップか。
 感知は箱でやり過ごしたのと同じだろう。潜伏は感知して魔物がポップする仕組みのはずだ。

「水攻めは突破する為の仕掛けを探す感じか…」
「そうですね。ハルカがあっという間に見破っていましたが。」

 魔力で繋がってると魔眼で即バレるだろうからな…
 機械的だと分からないかもしれないが。

「なんというか、とことんオレたちと相性の悪いダンジョンだな…」
「良い、ではなくて、悪い、ですか?」
「ダンジョンマスターが気の毒だ。」
「ああ…そうですね…」

 サクラの存在があるからか、どうも肩入れしてしまう。

「清書終わりました。」

 相変わらず描く仕事の早いアクア。
 2枚用意してもらっており、1枚は戻ってからマーマン達に提出する為、1枚は一家が所有する為のものだ。

「おお…完璧ですね。」

 完成品を手にして感激するリリ。

「まあ、四角にギミックを書き込むだけですから…」
「それでもですよ。私じゃこんな綺麗に描けませんので…あれ?」

 何か気付いた様子で、地図を見比べていた。

「ここ、何かあるんでしょうかね。
 ヒガン様のルートは魔物部屋だったようですが、私たちは何もありませんでしたよ。」

 左右対称の構造になっている第2層。
 サハギンリーダー部屋の対となる場所には、何も描かれていなかった。

「気になるな。」
「そうですね。几帳面なクリエイターのようですので、何もないという事はないと思うのですが…」

 ダンジョンマスターをクリエイターと呼ぶのはアクアくらいだろう。そう呼びたくなる気持ちは分かるが。

「行ってみるか。」
「今からですか?お風呂も済ませましたのに…」

 驚いた様子でリリが言う。
 まあ、風呂上がりじゃ気乗りしないのも分かるが。

「箱を置いておく。リレーのおかげで周囲の事は把握できるからな。」
「監視カメラやドローンみたいですね。」

 なるほど。アクアにはそう思えるのか。

「もう万能どころの話じゃないですね…
 あの口悪ディモスはとんでもない発明ばかりして…」
「誰が口悪ディモスだ。」

 本人がやって来るが、全く慌てる様子のないリリ。普段からそう呼んでいるからだろう。

「遥香も違和感はあったようだが合流を急いだんだ。調べるなら明日にして欲しい。」
「オレ一人でも良かったが、どうせなら皆で調べようか。」

 という事で、今日は監視用の箱を待機だけさせておき、そのまま休むことにした。
 


 日課となったサハギン退治から一日が始まり、朝食、出発準備を済ませる。
 今日は別れず、先に昨日気になった場所に向かうことにした。

 ジッと見つめるように空中を漂う箱。特に傷はないが、なんか汚れているな…
 ちょっかい出されていたのは把握しているが、具体的な行動までは分からない。
 洗浄、浄化をして、側に浮かせておくことにした。

「ジゼル、わかる?」

 遥香がジゼルに尋ねる。

「何か違和感があるのですが…」
「私にも分かるよ。何かおかしいよねこの壁。」

 ジュリアがコツコツと叩くと、壁に亀裂が入った。

『えっ。』
「えぇっ!?」

 驚くオレたちだが、それ以上にジュリアが驚いていた。
 流石にジュリアのパワーで、壁が壊れるのは想定外だ。

「ステップ1!」

 宣言すると直ちに陣形を作り、戦闘体制に入る。

【インクリース・オール】【バリア・オール】

 バフも掛かり、準備万端だ。
 壁の亀裂に変化はない。

「さて、どうするか?」
「は、反射的に構えてしまいましたわ…」
「必要ないよねこれ?」

 困惑するフィオナと遥香。
 まあ、気持ちは分かる。

「ジュリア、一発撃ち込んでみるか?」
「大丈夫かな?」
「崩落はしないだろ。仕様的に。」

 ダンジョンは異空間のようだし、大丈夫なはずだ。
 ということで、バリスタではなく弓で一発撃ち込むと、壁のみが崩落し、中が露になった。

「何もない?」

 遥香が先行して中に入る。続いてフィオナとジゼル。
 遅れて入るが、広い空間が広がっているだけに見えた。

「まあ、こういう事もあるだろう。先を急ぐか。」
「そうだね。」

 さっさと部屋から出る遥香。行動が早くて助かる。
 アリスを見ると何か言いたそうにしていたが、背を押して外へ出るよう促した。
 全員が出たところで、お詫びのピュアクリスタルを落とし、オレも皆の後に続く。
 用途は分からないが、ダンジョンマスターの私的な部屋だったみたいで、慌てて引っ越した痕跡が残っていた。

「ダンジョンって色々なのね。もっと怖い場所だけだと思っていたわ。」
「バルサスみたいな遺跡もダンジョンだから間違ってはいない。
 人と近いダンジョンは、共存関係にあるようだし、難度を上げすぎて寄り付かなくなるのは望んでいないんだろう。」
「サクラがよくリソースがーって言ってるわね。それを得るためにという事かしら?」

 ダンジョンから出る際に、微量だが経験値を吸い取られるのはゲームの頃からのお約束である。バグなだけも気もしたが、きっと意味はあったのだろう。そう信じたい。
 遺跡系にはそういう事は無かったので、やはり徴収のあるダンジョンには主がいたのだろうか?結局、ダンジョンがアップデートされる事もなかったのだが。

「そうらしいな。子供たちの修練に使ったから、めちゃくちゃ溜め込んでいるらしいが。」
「うちに関わるとみんな規格外になっていくわね…」

 そういう宿命だ。納得するしかあるまい。
 フェルナンドさんも、非転生とは思えないパワーとスタミナだしな…

「うちの子供たちはどうなるんだろうなぁ。」
「片鱗は見せてるのよね。レオンとノエミのパワーとか…」

 ノエミに関しては、ジュリアの影響が強い気がするが、ちゃんとコントロール出来ているから不安はない。

「悪用しない内は伸び伸びさせておこう。」
「もっと伸び伸びしても良いと思うのよね。子供らしくないというか…」
「男子が特になぁ…」

 どうもオレの息子という事を理由に大人しくし過ぎている気がする。ビクターはそうでもないのだが、それでもまだ遠慮しているように思える。

「その話は帰ってからにしましょうか。今はダンジョン攻略よ!」
「ああ、そうだな。」

 子供たちの話を切り上げ、オレたちは3層へと歩みを進めた。
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