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第十八章【間章】おいらが生まれるよりずっと前のことだって
第600話 何か、オチが見えてきたよ…
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アカシアさんから、その誕生に関わる映像を見せてもらったよ。
驚くことに、アカシアさんは親から生まれたんじゃなくて、人によって生み出されたらしいの。
アカシアさんの生まれた星は、この国よりもずっとずっと技術が発展していたみたい。
生まれたてと言っても…。
透明の筒から出てきたアカシアさんは、既に今のアルトと変わらぬ姿で赤ちゃんじゃ無かったの。
「ねえ、この子、子孫を増やせると言ったけど…。
男性体はこれから作るつもりなの?」
眠っているアカシアさんを抱きかかえてオリジンが尋ねると…。
「ごめんなさいね。
限られた遺伝子配列に納めようとしたら。
有性生殖機能までは盛り込めなかったの。
スケジュール的にも、これから男性体を生み出すのは難しいわ。」
マロンさんはボヤいてたよ。
お上によるノルマの締め付けが厳しくて男性体にまで手が回らないと、
「あら、それじゃ、子孫を増やせないのでは?」
「だから、言い直したじゃない。
『生殖』じゃなくて、『増殖』だと。
ある一定の条件を満たすと、ポンッと分裂するのよ。」
「そっ、それって…。
アメーバーみたいに?」
マロンさんの言葉に、オリジンは不満気に顔を顰めていたよ。
妖精族の子孫を原生生物と一緒にするのかって抗議してた。
「失礼な。
アメーバーみたいな、単細胞生物と一緒にしないでよ。
私が参考にした遺伝子配列はプラナリアのものだもん。」
「どっちも、似たようなもんじゃない!」
オリジンはへそを曲げちゃったよ。
自分を素体とした子孫に、ぬめっとした動物の遺伝情報を植え付けられちゃったから。
デンキウナギやプラナリアって、あまり気色が良いものじゃないものね。
でも、これでおいらの疑問が一つ解決したよ。
常々不思議に思っていたんだ。
妖精族ってどうして女性しかいないのか。
それなのに何故、子孫を増やすことが出来るのかって。
**********
マロンさんに抗議しつつも、生後間もないアカシアさんを愛おしそうに抱くオリジン。
そんなオリジンに向かい。
「そうそう、忘れていたわ。
この子にはもう一つ、飛び切りの才能があるのよ。
無用な争いを無くすのに必要な能力をデフォルトで備えているの。
何だと思う?」
マロンさんは思い出したかのようにそんなことを問い掛けたんだ。
「争いを無くすために必要な能力?
何それ、喧嘩両成敗で争っている当事者たちを殲滅する力かしら?
さっき言ってた、電撃の力じゃないの?」
オリジンはそんな物騒なことを言ったの。
「何で、そんな荒んだ考えになるかな…。
違うわよ、争いに至る前の段階で必要な力よ。
争いは、双方の意見の食い違いで起こるものよ。
相互理解を深めることで、話し合いで解決できることも多いのよ。」
武闘派な答えを返されて、マロンさんは苦笑いをしながら説明したの。
「その相互理解を深める能力ってこと?
いったいどんな能力かしら。」
「話し合いで解決できると言ったでしょう。
でも、その前提として会話が出来ないとね。
言語の違いは得てして、すれ違いを生むわ。
だから、言語中枢を思い切って強化したのよ。
ありとあらゆる言語を瞬時に解せるようにね。」
「ふーん、そんなものかしら。
人の歴史を見ているとあながちそうとも言い切れないと思うけど。
戦争を起こすような連中って、言語の違いで話しが通じないのではなく。
別の意味で言葉が通じない輩が多いみたいだけどね。
頭のネジがぶっ飛んでて。」
得意気に話すマロンさんに、オリジンは懐疑的な言葉を返したの。
「あはは、それを言われると辛いわ。
実際、今のこの状況は、頭のおかしな独裁者のせいですものね。
精神異常者が国家元首になれる国があったなんて信じられないわ。
いくら世襲制の国とは言えね…。
でもね、古来から言葉の違いが争いを起こしているのも事実なの。
争いのタネは一つでも少ない方が良いでしょう。」
オリジンの言葉を聞き、マロンさんは悲しそうな顔になったよ。
どうやら、マロンさんの住む星の住人が危機に瀕しているのは大きな戦争のせいらしいね。
「まあ、無いよりは有った方がマシかしら。
箱舟が行き着く処にいる先住者が、この国の言葉を解する訳ないものね。
少なくとも、邂逅即喧嘩なんてことにはならないでしょうね。」
「そうでしょう。
アカシアで試してみて、上手くいくようなら…。
これから生まれてくる子達にも実装するつもりなの。」
オリジンが一応評価してくれたので、マロンさんは嬉しそうに笑顔を見せていたよ。
**********
そして、また、映像が切り替わって…。
「オリジン、聞いて、聞いて!」
壁のモニターには嬉しそうなマロンさんの顔が映し出されたの。
「何よ、騒がしい。
マロン、あなたももう良い歳なのだから。
少しは落ち着きを見せなさいよ。
そんなことじゃ、お嫁の貰い手が無いわよ。」
「何、その戦前みたいなお小言。
お淑やかにしていたって、お嫁の貰い手なんていないわよ。
私と同世代の人間がこの大陸に何人いると思っているの。
って、そうじゃなくて。
凄いのよ、過去の映像をアカシアに見せたのだけど…。
映像媒体に残っていた全ての言語を瞬時に理解したわ。
期待以上の能力よ。」
どうやら、アカシアさんを生み出すに当たって、新たに付加した言語理解能力が予想以上だったらしいね。
あれ、この能力の話って…。
「あら、私の娘やるじゃない
それじゃ、今手掛けている『箱舟プロジェクト』に採用するのね。
本命となるあなた達人間タイプの個体に。」
「ええ、今後新たに開発する全てのタイプにこれを実装するわ。」
マロンさんの言葉を耳にして、オリジンさんは怪訝な顔をしたよ。
「全てのタイプって?
これから造るのはあなた達人間と同じ種族でしょう。」
「それが、またお上から無茶振りがあってね…。
箱舟の行き着く先がどんな環境か分からないから。
どんな過酷な環境でも生存できる人間を創り出せって言われてね。」
オリジンさんの質問に、マロンさんは苦々しい表情で答えたの。
「そんな無茶な…。
この星には後どのくらいの時間が残されているか分からないのよ。
そんなの無理だわ、ここにはマロン一人しかいないのに。
これ以上無理をしたらマロンが壊れちゃう。」
マロンさん、余り寝てないらしくて…。
モニターの中のマロンさんは、どの日の映像でも常にくたびれた姿をしているの。
まだ、十八歳だと言うのに、目の下に隈を作って、髪の毛はボサボサなんだ。
「平気よ、それには解決策を用意してあったから。
お上が指示するような超人的な能力なんて、どだい無理な話ですもの。
端からそんな無駄なことに時間を費やすつもりは無いわ。」
役所の要求を時間の無駄だと斬り捨てたマロンさん。
「あら、珍しい。
政府の指示を無視するような事を口にするなんて。」
オリジンさんは意外だって顔をしてたよ。
すると。
「無視なんてしないわ。
私も以前から考えてはいたのよ。
人類の生存に適した星を見つけられるとは限らないじゃない。
だから、どんな環境でも生きられる種族を作らないといけないと。
それには、人間離れした強靭な体を創り出すよりも。
想定される環境ごとに、それぞれ適した種族を創り出した方が簡単なの。」
そんなことを言ったマロンさん。
例えば星全体が海で覆われて極めて陸地が少ない星とか、地表に届く放射線量が極めて高い星とか。
そんな星に箱舟が漂着したらどうしようと、マロンさんは考えていたらしいよ。
マロンさんの答えは、どんな環境でも生存できる人類を創り出す事では無かったらしい。
それは、色々なケースを想定してそれに適した種族を創り出すこと。
幾つかの種族を箱舟に乗せて、その中で一種族だけでも生き残れることを目指すんだって。
例えば水の惑星なら、えら呼吸で水の中でも生きられる種族を造るとか。
例えば陸地が住める環境で無いなら、地中で暮らすに適した種族を造るとか。
小さな坑道でも生活できるように躯体を小さくして、坑道を掘るために腕力を強くした種族とかね。
それって、もしかしなくても…。
驚くことに、アカシアさんは親から生まれたんじゃなくて、人によって生み出されたらしいの。
アカシアさんの生まれた星は、この国よりもずっとずっと技術が発展していたみたい。
生まれたてと言っても…。
透明の筒から出てきたアカシアさんは、既に今のアルトと変わらぬ姿で赤ちゃんじゃ無かったの。
「ねえ、この子、子孫を増やせると言ったけど…。
男性体はこれから作るつもりなの?」
眠っているアカシアさんを抱きかかえてオリジンが尋ねると…。
「ごめんなさいね。
限られた遺伝子配列に納めようとしたら。
有性生殖機能までは盛り込めなかったの。
スケジュール的にも、これから男性体を生み出すのは難しいわ。」
マロンさんはボヤいてたよ。
お上によるノルマの締め付けが厳しくて男性体にまで手が回らないと、
「あら、それじゃ、子孫を増やせないのでは?」
「だから、言い直したじゃない。
『生殖』じゃなくて、『増殖』だと。
ある一定の条件を満たすと、ポンッと分裂するのよ。」
「そっ、それって…。
アメーバーみたいに?」
マロンさんの言葉に、オリジンは不満気に顔を顰めていたよ。
妖精族の子孫を原生生物と一緒にするのかって抗議してた。
「失礼な。
アメーバーみたいな、単細胞生物と一緒にしないでよ。
私が参考にした遺伝子配列はプラナリアのものだもん。」
「どっちも、似たようなもんじゃない!」
オリジンはへそを曲げちゃったよ。
自分を素体とした子孫に、ぬめっとした動物の遺伝情報を植え付けられちゃったから。
デンキウナギやプラナリアって、あまり気色が良いものじゃないものね。
でも、これでおいらの疑問が一つ解決したよ。
常々不思議に思っていたんだ。
妖精族ってどうして女性しかいないのか。
それなのに何故、子孫を増やすことが出来るのかって。
**********
マロンさんに抗議しつつも、生後間もないアカシアさんを愛おしそうに抱くオリジン。
そんなオリジンに向かい。
「そうそう、忘れていたわ。
この子にはもう一つ、飛び切りの才能があるのよ。
無用な争いを無くすのに必要な能力をデフォルトで備えているの。
何だと思う?」
マロンさんは思い出したかのようにそんなことを問い掛けたんだ。
「争いを無くすために必要な能力?
何それ、喧嘩両成敗で争っている当事者たちを殲滅する力かしら?
さっき言ってた、電撃の力じゃないの?」
オリジンはそんな物騒なことを言ったの。
「何で、そんな荒んだ考えになるかな…。
違うわよ、争いに至る前の段階で必要な力よ。
争いは、双方の意見の食い違いで起こるものよ。
相互理解を深めることで、話し合いで解決できることも多いのよ。」
武闘派な答えを返されて、マロンさんは苦笑いをしながら説明したの。
「その相互理解を深める能力ってこと?
いったいどんな能力かしら。」
「話し合いで解決できると言ったでしょう。
でも、その前提として会話が出来ないとね。
言語の違いは得てして、すれ違いを生むわ。
だから、言語中枢を思い切って強化したのよ。
ありとあらゆる言語を瞬時に解せるようにね。」
「ふーん、そんなものかしら。
人の歴史を見ているとあながちそうとも言い切れないと思うけど。
戦争を起こすような連中って、言語の違いで話しが通じないのではなく。
別の意味で言葉が通じない輩が多いみたいだけどね。
頭のネジがぶっ飛んでて。」
得意気に話すマロンさんに、オリジンは懐疑的な言葉を返したの。
「あはは、それを言われると辛いわ。
実際、今のこの状況は、頭のおかしな独裁者のせいですものね。
精神異常者が国家元首になれる国があったなんて信じられないわ。
いくら世襲制の国とは言えね…。
でもね、古来から言葉の違いが争いを起こしているのも事実なの。
争いのタネは一つでも少ない方が良いでしょう。」
オリジンの言葉を聞き、マロンさんは悲しそうな顔になったよ。
どうやら、マロンさんの住む星の住人が危機に瀕しているのは大きな戦争のせいらしいね。
「まあ、無いよりは有った方がマシかしら。
箱舟が行き着く処にいる先住者が、この国の言葉を解する訳ないものね。
少なくとも、邂逅即喧嘩なんてことにはならないでしょうね。」
「そうでしょう。
アカシアで試してみて、上手くいくようなら…。
これから生まれてくる子達にも実装するつもりなの。」
オリジンが一応評価してくれたので、マロンさんは嬉しそうに笑顔を見せていたよ。
**********
そして、また、映像が切り替わって…。
「オリジン、聞いて、聞いて!」
壁のモニターには嬉しそうなマロンさんの顔が映し出されたの。
「何よ、騒がしい。
マロン、あなたももう良い歳なのだから。
少しは落ち着きを見せなさいよ。
そんなことじゃ、お嫁の貰い手が無いわよ。」
「何、その戦前みたいなお小言。
お淑やかにしていたって、お嫁の貰い手なんていないわよ。
私と同世代の人間がこの大陸に何人いると思っているの。
って、そうじゃなくて。
凄いのよ、過去の映像をアカシアに見せたのだけど…。
映像媒体に残っていた全ての言語を瞬時に理解したわ。
期待以上の能力よ。」
どうやら、アカシアさんを生み出すに当たって、新たに付加した言語理解能力が予想以上だったらしいね。
あれ、この能力の話って…。
「あら、私の娘やるじゃない
それじゃ、今手掛けている『箱舟プロジェクト』に採用するのね。
本命となるあなた達人間タイプの個体に。」
「ええ、今後新たに開発する全てのタイプにこれを実装するわ。」
マロンさんの言葉を耳にして、オリジンさんは怪訝な顔をしたよ。
「全てのタイプって?
これから造るのはあなた達人間と同じ種族でしょう。」
「それが、またお上から無茶振りがあってね…。
箱舟の行き着く先がどんな環境か分からないから。
どんな過酷な環境でも生存できる人間を創り出せって言われてね。」
オリジンさんの質問に、マロンさんは苦々しい表情で答えたの。
「そんな無茶な…。
この星には後どのくらいの時間が残されているか分からないのよ。
そんなの無理だわ、ここにはマロン一人しかいないのに。
これ以上無理をしたらマロンが壊れちゃう。」
マロンさん、余り寝てないらしくて…。
モニターの中のマロンさんは、どの日の映像でも常にくたびれた姿をしているの。
まだ、十八歳だと言うのに、目の下に隈を作って、髪の毛はボサボサなんだ。
「平気よ、それには解決策を用意してあったから。
お上が指示するような超人的な能力なんて、どだい無理な話ですもの。
端からそんな無駄なことに時間を費やすつもりは無いわ。」
役所の要求を時間の無駄だと斬り捨てたマロンさん。
「あら、珍しい。
政府の指示を無視するような事を口にするなんて。」
オリジンさんは意外だって顔をしてたよ。
すると。
「無視なんてしないわ。
私も以前から考えてはいたのよ。
人類の生存に適した星を見つけられるとは限らないじゃない。
だから、どんな環境でも生きられる種族を作らないといけないと。
それには、人間離れした強靭な体を創り出すよりも。
想定される環境ごとに、それぞれ適した種族を創り出した方が簡単なの。」
そんなことを言ったマロンさん。
例えば星全体が海で覆われて極めて陸地が少ない星とか、地表に届く放射線量が極めて高い星とか。
そんな星に箱舟が漂着したらどうしようと、マロンさんは考えていたらしいよ。
マロンさんの答えは、どんな環境でも生存できる人類を創り出す事では無かったらしい。
それは、色々なケースを想定してそれに適した種族を創り出すこと。
幾つかの種族を箱舟に乗せて、その中で一種族だけでも生き残れることを目指すんだって。
例えば水の惑星なら、えら呼吸で水の中でも生きられる種族を造るとか。
例えば陸地が住める環境で無いなら、地中で暮らすに適した種族を造るとか。
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それって、もしかしなくても…。
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