35 / 67
【第二部】堅物騎士団長と新婚の変装令嬢は今日もその役を演じます
4.恥ずかしいです
しおりを挟む
ジルベルトの休暇が明けた。ものすごく仕事に行きたくなさそうで、屋敷を出るときに三回ほど振り向いていた。その姿に母親から「女々しいわね。さっさと行きなさい」と一括されてから、やっと王宮に向かったという始末。
「あの、お義母さま。私もそろそろ呼び出されておりまして」
グリフィン公爵の件が落ち着いたからか、エレオノーラにも召集がかかった。ということは、潜入調査の依頼の可能性が高い。
「まあ。あなたもなの? 昨日の今日で身体の方は大丈夫なのかしら?」
と変な心配をされてしまった。
「あ、はい。皆さん、忘れていると思うのですが。私も一応、騎士ですので。それなりに体力はあります」
「あら、そうなのね」
となぜか義母は嬉しそうだった。
エレオノーラは久しぶりの騎士服に身を包み、行ってまいりますと頭を下げてリガウン家の屋敷を後にした。義母はちょっとエレオノーラの顔が違うような気もしたけれど、それを気にせずに「行ってらっしゃい」と明るく声をかけた。屋敷から王宮までの移動は馬車が一般的であるが、エレオノーラはその変則的な勤務であるため、馬を使っていた。このリガウン家に来た時に、愛馬も一緒に連れてきていた。厩は屋敷の裏側にあるため、そこでジルベルトの愛馬のマックスと一緒に世話をしてもらっている。
エレオノーラの愛馬はすでにいつでも乗れるようにと外に繋がれていた。エレオノーラは久しぶりに馬に乗って、王宮へと向かった。
第零騎士団の方に姿を現すのは一月以上振り。退団騒ぎ以降では初になる。そんな彼女の姿を目ざとく見つけたのは兄のダニエル。周りに誰もいないことをいいことに声をかけてきた。むしろ、彼女の仕事部屋は、ダニエルと彼女のみでもある。
「久しぶりだな、元気にしていたか」
「はい、おかげさまで」
「お前の腕前も鈍っていないようで安心したぞ」
「そうですか?」
「今のその姿は誰もエレオノーラ・リガウンとは思わないだろう。どこからどう見てもレオンだ」
「そう言ってもらえて安心しました。私もこちらの格好は久しぶりですから。部長、お茶でも煎れましょうか」
「ああ、頼む。お前とは久しぶりにいろいろ話をしたいと思っていたところだ」
「それは、エレオノーラとして聞けば良い話ですか?」
ダニエルは頷き、笑いながらソファにゆったりと座った。
エレオノーラはお茶を淹れるとダニエルの前に置き、自分はその向かい側に座った。
「まずは。先日の結婚式、とても良かった。本当におめでとう」
「ありがとうございます」
そこでなぜかダニエルが口元に手を当て、静かに笑い出す。エレオノーラは不思議そうに首を右に倒した。
「いや、すまん。あれ、リガウン団長が、いきなり休みを取っただろ?」
それにコクコクと二回頷くエレオノーラ。
「リガウン団長がな、とうとう暴れてだな。それを見かねた総帥が休みを認めた」
「そうだったんですか?」
エレオノーラにとっては初耳だった。だが、義母がそれらしいことを揶揄していたようにも思う。それが事実だった、ということか。
ああ、と頷くダニエルは笑っている。
「グリフィン公爵の件で、第零も第一も、何日も帰れない日が続いていてな。それで、とうとうリガウン団長が、もう辞めてやる、とか騒ぎ出した」
またそこで口元を押さえた。
「サニエラ副団長がしきりになだめていたが、あのリガウン団長がそれで納得するわけがないだろう? あまりにもの暴れっぷりに、ショーン団長も駆け付けてだな。その隙に総帥を呼んできた」
ダニエルはぷっと吹き出した。
「まあ、総帥も気にはしていたんだろうな。近々、三日続けて休みを取ってもいい、と言ったら、リガウン団長はショーン団長を振りきって、明日また来ると言って帰った」
そこでダニエルは大笑いした。
「よっぽどお前に会いたかったんだな。サニエラ副団長が言うには、新妻に一月以上も会えていないようだから、今日は見逃してあげてください、だそうだ。辞められるよりはマシです、と」
ダニエルは笑いすぎて、目尻に涙を浮かべていた。
だがエレオノーラにとっては笑えない話だった。笑えない話というよりはむしろ恥ずかしい。
「あのときは、ショーン団長がお前を自宅待機にさせていたことを後悔していたな」
「むしろ、私がその場にいた方が、私が私であるとばれてしまうのでまずかったのではないですか?」
「まぁ、そうかもしれないな」
ひとしきり大笑いして満足したのか、ダニエルはカップを手にした。
「この後、ショーン団長に呼ばれている」
「はい」
「間違いなく潜入調査だと思われる」
「はい」
「もう、大丈夫だな?」
「もちろんです。どんな役でもこなしてみせます」
「それを聞いて安心した。だが、団長に会う前に首元のそれをなんとかしろ」
「はい?」
「鏡で確認しておけ」
と言われたので、手鏡で確認したら。首元に鬱血痕がある。エレオノーラはそこを手で押さえた。もしかしたら、義母にも気づかれていたのかもしれない。
「結婚したから特に問題はないのだが。リガウン団長にはオレから注意しておく。潜入調査に支障が出るような場所にはしないように、と」
「なんかそれ、ものすごく恥ずかしいのですが」
「だったら、自分で伝えるか?」
「いえ、ダニエル部長からお願いします」
エレオノーラは変装用のメイクセットで、ダニエルから指摘されたものを消した。
「あの、お義母さま。私もそろそろ呼び出されておりまして」
グリフィン公爵の件が落ち着いたからか、エレオノーラにも召集がかかった。ということは、潜入調査の依頼の可能性が高い。
「まあ。あなたもなの? 昨日の今日で身体の方は大丈夫なのかしら?」
と変な心配をされてしまった。
「あ、はい。皆さん、忘れていると思うのですが。私も一応、騎士ですので。それなりに体力はあります」
「あら、そうなのね」
となぜか義母は嬉しそうだった。
エレオノーラは久しぶりの騎士服に身を包み、行ってまいりますと頭を下げてリガウン家の屋敷を後にした。義母はちょっとエレオノーラの顔が違うような気もしたけれど、それを気にせずに「行ってらっしゃい」と明るく声をかけた。屋敷から王宮までの移動は馬車が一般的であるが、エレオノーラはその変則的な勤務であるため、馬を使っていた。このリガウン家に来た時に、愛馬も一緒に連れてきていた。厩は屋敷の裏側にあるため、そこでジルベルトの愛馬のマックスと一緒に世話をしてもらっている。
エレオノーラの愛馬はすでにいつでも乗れるようにと外に繋がれていた。エレオノーラは久しぶりに馬に乗って、王宮へと向かった。
第零騎士団の方に姿を現すのは一月以上振り。退団騒ぎ以降では初になる。そんな彼女の姿を目ざとく見つけたのは兄のダニエル。周りに誰もいないことをいいことに声をかけてきた。むしろ、彼女の仕事部屋は、ダニエルと彼女のみでもある。
「久しぶりだな、元気にしていたか」
「はい、おかげさまで」
「お前の腕前も鈍っていないようで安心したぞ」
「そうですか?」
「今のその姿は誰もエレオノーラ・リガウンとは思わないだろう。どこからどう見てもレオンだ」
「そう言ってもらえて安心しました。私もこちらの格好は久しぶりですから。部長、お茶でも煎れましょうか」
「ああ、頼む。お前とは久しぶりにいろいろ話をしたいと思っていたところだ」
「それは、エレオノーラとして聞けば良い話ですか?」
ダニエルは頷き、笑いながらソファにゆったりと座った。
エレオノーラはお茶を淹れるとダニエルの前に置き、自分はその向かい側に座った。
「まずは。先日の結婚式、とても良かった。本当におめでとう」
「ありがとうございます」
そこでなぜかダニエルが口元に手を当て、静かに笑い出す。エレオノーラは不思議そうに首を右に倒した。
「いや、すまん。あれ、リガウン団長が、いきなり休みを取っただろ?」
それにコクコクと二回頷くエレオノーラ。
「リガウン団長がな、とうとう暴れてだな。それを見かねた総帥が休みを認めた」
「そうだったんですか?」
エレオノーラにとっては初耳だった。だが、義母がそれらしいことを揶揄していたようにも思う。それが事実だった、ということか。
ああ、と頷くダニエルは笑っている。
「グリフィン公爵の件で、第零も第一も、何日も帰れない日が続いていてな。それで、とうとうリガウン団長が、もう辞めてやる、とか騒ぎ出した」
またそこで口元を押さえた。
「サニエラ副団長がしきりになだめていたが、あのリガウン団長がそれで納得するわけがないだろう? あまりにもの暴れっぷりに、ショーン団長も駆け付けてだな。その隙に総帥を呼んできた」
ダニエルはぷっと吹き出した。
「まあ、総帥も気にはしていたんだろうな。近々、三日続けて休みを取ってもいい、と言ったら、リガウン団長はショーン団長を振りきって、明日また来ると言って帰った」
そこでダニエルは大笑いした。
「よっぽどお前に会いたかったんだな。サニエラ副団長が言うには、新妻に一月以上も会えていないようだから、今日は見逃してあげてください、だそうだ。辞められるよりはマシです、と」
ダニエルは笑いすぎて、目尻に涙を浮かべていた。
だがエレオノーラにとっては笑えない話だった。笑えない話というよりはむしろ恥ずかしい。
「あのときは、ショーン団長がお前を自宅待機にさせていたことを後悔していたな」
「むしろ、私がその場にいた方が、私が私であるとばれてしまうのでまずかったのではないですか?」
「まぁ、そうかもしれないな」
ひとしきり大笑いして満足したのか、ダニエルはカップを手にした。
「この後、ショーン団長に呼ばれている」
「はい」
「間違いなく潜入調査だと思われる」
「はい」
「もう、大丈夫だな?」
「もちろんです。どんな役でもこなしてみせます」
「それを聞いて安心した。だが、団長に会う前に首元のそれをなんとかしろ」
「はい?」
「鏡で確認しておけ」
と言われたので、手鏡で確認したら。首元に鬱血痕がある。エレオノーラはそこを手で押さえた。もしかしたら、義母にも気づかれていたのかもしれない。
「結婚したから特に問題はないのだが。リガウン団長にはオレから注意しておく。潜入調査に支障が出るような場所にはしないように、と」
「なんかそれ、ものすごく恥ずかしいのですが」
「だったら、自分で伝えるか?」
「いえ、ダニエル部長からお願いします」
エレオノーラは変装用のメイクセットで、ダニエルから指摘されたものを消した。
27
あなたにおすすめの小説
処刑前夜に逃亡した悪役令嬢、五年後に氷の公爵様に捕まる〜冷徹旦那様が溺愛パパに豹変しましたが私の抱いている赤ちゃん実は人生2周目です〜
放浪人
恋愛
「処刑されるなんて真っ平ごめんです!」 無実の罪で投獄された悪役令嬢レティシア(中身は元社畜のアラサー日本人)は、処刑前夜、お腹の子供と共に脱獄し、辺境の田舎村へ逃亡した。 それから五年。薬師として穏やかに暮らしていた彼女のもとに、かつて自分を冷遇し、処刑を命じた夫――「氷の公爵」アレクセイが現れる。 殺される!と震えるレティシアだったが、再会した彼は地面に頭を擦り付け、まさかの溺愛キャラに豹変していて!?
「愛しているレティシア! 二度と離さない!」 「(顔が怖いです公爵様……!)」
不器用すぎて顔が怖い旦那様の暴走する溺愛。 そして、二人の息子であるシオン(1歳)は、実は前世で魔王を倒した「英雄」の生まれ変わりだった! 「パパとママは僕が守る(物理)」 最強の赤ちゃんが裏で暗躍し、聖女(自称)の陰謀も、帝国の侵略も、古代兵器も、ガラガラ一振りで粉砕していく。
崖っぷち令嬢は冷血皇帝のお世話係〜侍女のはずが皇帝妃になるみたいです〜
束原ミヤコ
恋愛
ティディス・クリスティスは、没落寸前の貧乏な伯爵家の令嬢である。
家のために王宮で働く侍女に仕官したは良いけれど、緊張のせいでまともに話せず、面接で落とされそうになってしまう。
「家族のため、なんでもするからどうか働かせてください」と泣きついて、手に入れた仕事は――冷血皇帝と巷で噂されている、冷酷冷血名前を呼んだだけで子供が泣くと言われているレイシールド・ガルディアス皇帝陛下のお世話係だった。
皇帝レイシールドは気難しく、人を傍に置きたがらない。
今まで何人もの侍女が、レイシールドが恐ろしくて泣きながら辞めていったのだという。
ティディスは決意する。なんとしてでも、お仕事をやりとげて、没落から家を救わなければ……!
心根の優しいお世話係の令嬢と、無口で不器用な皇帝陛下の話です。
天然だと思ったギルド仲間が、実は策士で独占欲強めでした
星乃和花
恋愛
⭐︎完結済ー本編8話+後日談7話⭐︎
ギルドで働くおっとり回復役リィナは、
自分と似た雰囲気の“天然仲間”カイと出会い、ほっとする。
……が、彼は実は 天然を演じる策士だった!?
「転ばないで」
「可愛いって言うのは僕の役目」
「固定回復役だから。僕の」
優しいのに過保護。
仲間のはずなのに距離が近い。
しかも噂はいつの間にか——「軍師(彼)が恋してる説」に。
鈍感で頑張り屋なリィナと、
策を捨てるほど恋に負けていくカイの、
コメディ強めの甘々ギルド恋愛、開幕!
「遅いままでいい――置いていかないから。」
「白い結婚最高!」と喜んでいたのに、花の香りを纏った美形旦那様がなぜか私を溺愛してくる【完結】
清澄 セイ
恋愛
フィリア・マグシフォンは子爵令嬢らしからぬのんびりやの自由人。自然の中でぐうたらすることと、美味しいものを食べることが大好きな恋を知らないお子様。
そんな彼女も18歳となり、強烈な母親に婚約相手を選べと毎日のようにせっつかれるが、選び方など分からない。
「どちらにしようかな、天の神様の言う通り。はい、決めた!」
こんな具合に決めた相手が、なんと偶然にもフィリアより先に結婚の申し込みをしてきたのだ。相手は王都から遠く離れた場所に膨大な領地を有する辺境伯の一人息子で、顔を合わせる前からフィリアに「これは白い結婚だ」と失礼な手紙を送りつけてくる癖者。
けれど、彼女にとってはこの上ない条件の相手だった。
「白い結婚?王都から離れた田舎?全部全部、最高だわ!」
夫となるオズベルトにはある秘密があり、それゆえ女性不信で態度も酷い。しかも彼は「結婚相手はサイコロで適当に決めただけ」と、面と向かってフィリアに言い放つが。
「まぁ、偶然!私も、そんな感じで選びました!」
彼女には、まったく通用しなかった。
「なぁ、フィリア。僕は君をもっと知りたいと……」
「好きなお肉の種類ですか?やっぱり牛でしょうか!」
「い、いや。そうではなく……」
呆気なくフィリアに初恋(?)をしてしまった拗らせ男は、鈍感な妻に不器用ながらも愛を伝えるが、彼女はそんなことは夢にも思わず。
──旦那様が真実の愛を見つけたらさくっと離婚すればいい。それまでは田舎ライフをエンジョイするのよ!
と、呑気に蟻の巣をつついて暮らしているのだった。
※他サイトにも掲載中。
【完結】異世界転移したら騎士団長と相思相愛になりました〜私の恋を父と兄が邪魔してくる〜
伽羅
恋愛
愛莉鈴(アリス)は幼馴染の健斗に片想いをしている。
ある朝、通学中の事故で道が塞がれた。
健斗はサボる口実が出来たと言って愛莉鈴を先に行かせる。
事故車で塞がれた道を電柱と塀の隙間から抜けようとすると妙な違和感が…。
気付いたら、まったく別の世界に佇んでいた。
そんな愛莉鈴を救ってくれた騎士団長を徐々に好きになっていくが、彼には想い人がいた。
やがて愛莉鈴には重大な秘密が判明して…。
【完結】目覚めたら男爵家令息の騎士に食べられていた件
三谷朱花
恋愛
レイーアが目覚めたら横にクーン男爵家の令息でもある騎士のマットが寝ていた。曰く、クーン男爵家では「初めて契った相手と結婚しなくてはいけない」らしい。
※アルファポリスのみの公開です。
望まぬ結婚をさせられた私のもとに、死んだはずの護衛騎士が帰ってきました~不遇令嬢が世界一幸せな花嫁になるまで
越智屋ノマ
恋愛
「君を愛することはない」で始まった不遇な結婚――。
国王の命令でクラーヴァル公爵家へと嫁いだ伯爵令嬢ヴィオラ。しかし夫のルシウスに愛されることはなく、毎日つらい仕打ちを受けていた。
孤独に耐えるヴィオラにとって唯一の救いは、護衛騎士エデン・アーヴィスと過ごした日々の思い出だった。エデンは強くて誠実で、いつもヴィオラを守ってくれた……でも、彼はもういない。この国を襲った『災禍の竜』と相打ちになって、3年前に戦死してしまったのだから。
ある日、参加した夜会の席でヴィオラは窮地に立たされる。その夜会は夫の愛人が主催するもので、夫と結託してヴィオラを陥れようとしていたのだ。誰に救いを求めることもできず、絶体絶命の彼女を救ったのは――?
(……私の体が、勝手に動いている!?)
「地獄で悔いろ、下郎が。このエデン・アーヴィスの目の黒いうちは、ヴィオラ様に指一本触れさせはしない!」
死んだはずのエデンの魂が、ヴィオラの体に乗り移っていた!?
――これは、望まぬ結婚をさせられた伯爵令嬢ヴィオラと、死んだはずの護衛騎士エデンのふしぎな恋の物語。理不尽な夫になんて、もう絶対に負けません!!
【完結】死の4番隊隊長の花嫁候補に選ばれました~鈍感女は溺愛になかなか気付かない~
白井ライス
恋愛
時は血で血を洗う戦乱の世の中。
国の戦闘部隊“黒炎の龍”に入隊が叶わなかった主人公アイリーン・シュバイツァー。
幼馴染みで喧嘩仲間でもあったショーン・マクレイリーがかの有名な特効部隊でもある4番隊隊長に就任したことを知る。
いよいよ、隣国との戦争が間近に迫ったある日、アイリーンはショーンから決闘を申し込まれる。
これは脳筋女と恋に不器用な魔術師が結ばれるお話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる