最強のチート『不死』は理想とはかけ離れていました ~ 人と関わりたくないので史上最強の家族と引きこもりを目指したいと思います

涅夢 - くろむ

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258話 - 泣き上戸

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≪はぁ……≫ ゴクッ

 あ、戻ってきた。

≪最後の方、ちょっと何言ってんのかわからなかったけれど。要するに、君はアン君の為なら別にその程度問題ないと、そう言うのね……?≫

『まぁ、そうだね?ってか全部元々やるつもりだったの。だから僕の予定何も変わってないというか……』

「クロム……。そんな予定聞いてないのじゃ……」

 話す暇が無かっただけで秘密にしてるわけじゃないよ。
 一応管理者エリアでダンジョンの管理システムの実態を確認してから話すつもりだっただけ。
 タイミングの問題。

『どっちみちみんなにアドバイス貰いながら管理人やるでしょ?……でも、そうなれば多分やるでしょ!?自分で敵カスタムしちゃっていいんだよ!ついでに最下層付近に苦手な魔物を出して倒す練習しようぜってならない?』

 もう外に行ってもアンより強い魔物存在してる気がしないし……。
 じゃあこれ以上訓練しようと思ったら自ら敵を強くするしかないじゃん!

 この体のリハビリはするつもりだったけどただのリハビリなんてつまんないよ。
 せっかくアンの体貰ってフェンリルになったんだよ?

 なのに今僕ってスライムの体の時よりどっちかと言うと弱くなってる。
 新しく覚えたスキルや魔力手のおかげで強くなったみたいだけどね。
 これ別にスライムのままでも出来たよ。

 強くなれば強くなる程この世界では安心なんだよ?
 訓練するでしょ!
 この世界の趣味みたいなもんだ。

 まぁ寝るのが1番だけどね。
 フェンリルで寝るの気持ちいいんだぁ。

「そう言われればそんな気もするのぉ?」

『でしょ?エリアから出ちゃえば敵追ってこないんだよ?逃げられる場所の確保しながら敵倒す練習できるってすごい安全じゃん』

「確かにのぉ……。それなら我にも出来るか……ふむ……」

『でしょ?クラムもエステルも喜ぶよ絶対』

 限界までやりたいよねぇ。
 やらないと不安だ。
 やる以外の選択肢ないでしょ!?

「……ドラゴン、だせる?」

『出せるんじゃない?出せるのソフィア様?』

≪出せるわよ……。雑魚敵、ボスモンスターのステータス、種族、量、属性、配分………。あと、ダンジョン内の地形や安全エリア、その辺りを調整してうまくバランスを調整してもらおうと思ってたんだもの……。私よりクロム君の方が現場の事がしっかりわかる分向いている、と思ってこの仕事持ち掛けたんですもの……≫

『できるんだって?まぁそんな話聞いてたもんね。聞いてたままだよ』

「……いっぱい……出して欲しい」

『やっぱそうなるよね?!よし、任せろ!61階層からワイバーンエリアじゃなくて風竜エリアに変えちゃえッ!』

「……いいね。……もうイライラしない。でも、やる気、出る……」 ギュッ

 ほら~!
 ドラゴンの大群がクラマの敵なんだもん。
 要するに親の仇みたいなもんじゃん。

 クラマだって確実に仕留めたいでしょ。
 その模擬戦ができるんでしょ!?

 今クラマの件に関しては待機中なんだよ。
 情報まとまったら懸念点なく直ぐに動けるようにしておきたいよね。

 それ以外にもこれから危ない所に行くときには環境整えて練習が出来るってことだよ?
 ダンジョンの管理人マジで最高じゃんッ!

 ついでにエネルギー稼げるんだよ!?
 超名案だよッ!

≪ついで、ね。なんで君は私の振った仕事の他の利用方法を考えてるのかしら……≫

 ちょくちょく心読まれてんな。
 まぁこれはソフィア様の癖だよね。

『特に意識してなかったなぁ。たぶん……これは、僕の癖なんだよ』

 僕プログラマーやったことあるっていってたじゃん?
 理由は単純で、その時これからの時代はパソコンだ!って思ったんだよ。

 でもうち貧乏だったからパソコンなんか触ったことなかったんだ。
 実家にパソコンなんて無かった。

 パソコン教室通いたかったけどそんなお金無かったもん。
 仕事で勉強に使う時間もなかったし。

 それなら未経験歓迎のIT関係の仕事しちゃえばよくない?
 研修してもらいながら給料もらえるんだよ?

 で、プログラマーになったんだよね。
 だから僕仕事は楽しかったんだよ。
 人間関係以外は。

 他の仕事も全部そう。
 人とコミュニケーション取る練習したくて営業。
 おしゃれに興味あったから服屋さん。
 お酒が好きだったからBAR。
 そんな感じなんだ。

 僕が新しいものを覚える為にはそれを職にするしか方法がなかったんだよね。
 お金も時間も体力もずっとギリギリ。
 だから方法がそれしか無かったんだもん。

≪私に気を使ったわけじゃなく、本当に元々やるつもりだったのね……≫

『そうだね?アンの事聞いて更に気合いが入った!ってくらいかな?実は予定変更全くないんだ~。むしろやる気出たけどね?だからなんでソフィア様はそんなに僕に悪い感じなのかわかんないけど、何も気にしなくていいよ?感謝しかしてない!僕等家族の為に、本当にありがとう。絶対に御恩はお返しします』ペコ

「……ありがと、ソフィ」 ペコ

「ソフィア神。感謝するのじゃ。いつでも手助けになるのじゃ」 ペコ

≪…………≫ ゴクゴク。ドンッ!

≪おかわりッ!もうわかったわ!でも絶対に無理はしないこと!良いかしら?≫

『もちろんだよ。家族を危険に晒したりしない』

 危ない目に合うのは僕だけで……

≪そんなこと知ってるわ。クロム君の話よ≫
「それはそうじゃの」
「……うん、そうだね」

 …………。

『へ~へ~わかってますよ~。これ、次のカクテルね?さっぱり目にしてみた。地球の果物と同じ味じゃないから、似てるってだけだけどね。マルガリータもどき。おばあちゃんもいる?クラマも似たジュース作ろうか?』トンッ。

「そうじゃの。貰うのじゃ!」

「……うん、お願い。……パパのジュースおいしい。……ぼくも肉焼けた」ドンッ。

 おお……
 スッゲー油滴ってるじゃん。
 うまそぉ……

≪切っちゃうわね?≫

 フワ~。
 スパパパパパパンッ。
 パチンッ。サッ。
 トトトトトトトトトトトトッ。

「……空中で……パパと同じ」

 わ~。
 肉の塊が浮いて空中で綺麗に切断された~。
 そこから綺麗なお皿出てきて盛りつけただと~?

 はいはい。
 まぁソフィア様だしね。
 あんま驚きはないけど。

 僕と同じじゃないなぁこれは。
 魔力も感じないし何やったかわっかんね~。
 なんだそれ……。

≪パクッ。おいしいいいい~!クラマ君凄いわねッ!これすごくおいしいわッ!≫

「……ん。……酒、かけるのいい。これからたまにやる」モグモグ

『……で、誰のことが変だって?なにそれ……ってウマッ!』モグモグ

 だからソフィア様強くないって絶対嘘でしょ……。

≪クロム君と違って無属性魔法じゃないわ?クロム君の前世風に言えばこれは超能力ね?でも超能力の実態も解明されてるから私達にとっては超能力ではないかしらね~。皿は出来るでしょ≫ モグモグ

 じゃあ僕より酷いだけじゃん。

「神とその配下も似るのかのぉ……」

≪似るも何も効率良いじゃない?ん~おいし~!固形物を食べたのなんてどれくらい振りかしら~!≫ モグモグ

「台詞も同じなんじゃがの。まぁ楽しめておればよいのじゃ」 コクッ

≪ふぅ。私からは以上よッ!言う事も言ってスッキリね!あとは安全にだけ気を付けてくれればいいわ。君達の好きにしなさいッ!じゃあ本格的に愚痴るわよッ!付き合いなさいっ!≫ ゴクゴクゴク……ドンッ

 …………。

≪おかわりッ!次は炭酸が飲みたいわッ≫

 ねぇ、大丈夫……?
 そのペース酔わないかな……。
 まぁ神様だし大丈夫か……

『ってか炭酸とか持ってないって……。無いよウチの世界に……多分……』

≪そうだったわね?いいわよ?私が出すわ?≫

 パチンッ……フワッ。トン。

 おお、炭酸水がテーブルに……
 久々だッ!僕も飲みたいッ!
 ジントニックつくれるかなぁ~。

 それにしてもなんかすごい飲み会だなぁ。
 不思議現象飛び交ってるじゃん。
 で、こっからが本当の愚痴ターンってわけね。

 ・
 ・
 ・

≪って感じなのよおおお!むかつくううう~!クロム君にここまでさせるつもりなかったのよおおおお、ふええええええ≫

 ソフィア様酔ったぞ……。
 この人泣き上戸なのか……。

 神ってなんだ?
 わざと酔ってるんだよね?

『ゴホンッ。なるほど……。要するに僕にはアンの転生にかかるエネルギーだけを負担してもらうつもりだったんだね』

≪そうなのッ!それなら今クロム君が稼いでるエネルギーで充分足りるわッ!≫

 よくわかんない言葉がたくさん出てきたんだ。
 まぁ神様の会議だからね。

 どうやらソフィア様……。
 僕が寄生に要した1か月の間、調べ物や会議で一睡もしてなかったらしい……。
 というより、睡眠要らないとこうなっちゃうんだな……。

 簡潔にまとめると、

 疑似生命体から生命体への昇華なんてシステムは神界にも存在していない。
 地球風に言えば同じ素材、まぁ体を構築している魔素だね。
 魔素使ったリサイクルのような感じで出来なくはないそうだ。

 今までそれをしていなかったのはメリットがないから。
 そのメリットを提示して公式に認めてもらうという動きをしていたと。

 実際それは出来たらしい。
 だからその1生命体にかかる費用を僕が負担さえすれば、そのシステム構築はソフィア様がしてくれるつもりだったらしいんだ。

≪途中まではうまくいっていたの……。でもあのくそじじぃが……≫

『くそじじぃ……?』

≪あー。まぁ君で言うところのこちらの文明人。まぁ別の文明を作っている神、とでも理解してくれればいいかしら。そいつがそれじゃ足りないって言いだしたの……≫

『足りない……?エネルギーが……?』

 僕が首突っ込んでも話わけわかんなくなる。
 神様の文明の事は分かんないからね。
 それからしばらく話を聞いていると……。

 そのくそじじぃ、という神が……
 要するにソフィア様の労力を使うほどのメリットがない。
 それを要望しているのが下界の民ならその民が全てのエネルギーを背負うべきだ。

 1生命体の転生に必要なエネルギーだけではなくシステムの構築から全てのエネルギーを負担しろ。
 そこまでやるなら文句は言わない、となったそう。

『まぁ、その意見は一利なくもないと思うけどね……』

≪ないわッ!結果的にそのシステムは私達の役にも立つんだもの!≫

『あ、そうなの……?そこはよくわからんけど……』

≪元々疑似生命体は危険な星で作業を行う為に作られたの。その他は実験等を行う時かしら?それを利用して私が星のエネルギー効率を上げるダンジョンの循環システム構築をしたのよ≫

『へぇ~。ソフィア様すごいんだね~』

≪別に誰でもできるわよ。利用しようとしなかっただけじゃない。私だって失敗からの偶然だし。でもその生命体への昇華システムを作るのなら、今度は新たな生命を生み出すときの実験にも利用できるじゃない?すぐに滅びてしまうような生命が産まれないように……≫

 まぁ、そうなのか?
 そうなんだろうね。
 ちょっとよくわからんけど……。

≪まぁわからないでしょうけど、そういうメリットの元会議に持ち込んだの。他の文明の神には好評だったわ。そのくそじじぃ以外には……≫

『……足りない、だっけ?』

≪えぇ。データとエネルギーが足りない。それをするのならばその案を提示した民がシステム全てのエネルギーを賄えるくらいの成果を出してから議論に持ち込むべきだ、と言われたのよ≫

『よくわからんけど……。エネルギーはそういう理由でもっと必要になった。で、データの為にこの体をレベルマックスにしろって話?あと、神界に体を構成してる魔素を運ぶときにロスるんだっけ?』

≪話が早くて助かるわ。そういう事……。いえ、魔素の運搬ロスに関してもそんなの方便だわ。そんなこと私達が負担したり支援してもいい話よ!新しい試みへの投資は必要だわッ!≫

 方便……?

『う~ん。話しの概要は何となく理解できるけどね。実際僕には現実味がないからなんとも言えんところではあるんだけど……』

≪まぁそれはそうよね~。……こいつダンジョンの循環システムの時にもイチャモン付けてきたのよ。何度も作り直したって話したでしょ?それも主にそいつのせいなのよ……。そもそも私としては生命体をダンジョンに入れなくして完全に星のエネルギー構築へエネルギーを回すつもりだったの。システム上それで問題なかった。それなのに、急に、そんなことするのはもったいない。それなら星の民も利用できるようにすべきだ、と言われたのよ。で、私がとても苦労する羽目になった。要するに逆張りしたいだけなのよ……≫

 ……あぁ、たまにいるよな逆張りマン。
 とりあえず否定したいやつな。

≪しかもそいつの要望が全て叶ってからもそのダンジョン循環システムは結局そいつの文明では取り入れられてないの。そんなものは邪道だってね……。もはや理由なんてないわ。他の文明の神も利用しているのに……≫

 もうあからさまに結果出てんのに自分の非を認められないパターンね。
 絶対に謝罪しないやつ。
 わぁ……すげぇヤダ……。

≪で、この話に繋がるの。なんでこんなに反対されているかわかる?≫

『……いや、わかんないよ。なんで?』

≪そいつの構築した文明に疑似生命体の循環システムは利用されてないのよ?この話にそいつだけメリットないじゃない≫

 そういうことか……。
 すげぇ性格わるいじゃん……。
 いや、国単位、星単位とかになるとそんなもんかもしれないけど……。

≪ただ、確かにクロム君が全ての結果を打ち出してくれる方が話しは確実でしょ?こちらの世界のエネルギーのロスもないわ……。で、結果的にしばらく様子見ってことに落ち着いてしまったの……。この話が出るまでほぼすべて賛成票だったのよ……≫

『ちなみに、しばらくって?2、3年?それなら待てるけど……』

≪この世界の規模のしばらくよ?君の単位で言えば10万年前後よ……≫

『はっ!?さすがに僕も多分肉体が死ぬッ!じゃあワンチャン僕の星の人類滅ぶじゃんッ!』

 ……いや。
 僕は寄生しまくればなんとかなるのかもだけど……。
 僕、みんなが居なくなった世界でそんなに生きていきたいって思わないぞ……。

 僕は子供より絶対先に死にたいッ!
 多分ソフィア様に回収してって頼むと思う……。

 その後10万年後、もし人類滅ばなくて……
 アンが生まれ変わってもきっと僕等は誰もそこにいない……。

≪わかってて言ってるのよ。この話を流す為にね。だからこの話を即座に動かしたいならクロム君がエネルギーを全て集めてくるしか方法がなくなってしまったのよ……≫

「……難しい。……でもいやなやつ」

「……うむ。それは要するにソフィア神への嫌がらせかのぉ?」

≪えぇ。私が結果を出す、功績を産むことが気に入らないだけだわ……。この話、ほとんど成功が確約されているんだもの……。だから様子見。クロム君達が居なくなってその話が流れるのを待つ為だけの様子見よ……そんなことわかるわよ……≫グググ……

 そうなんだ。
 成功は確約されているのに反対されている……。
 要するに気に入らないだけ。

 で、様子見……。
 ……それも僕が死ぬまで、ってことね。
 神の嫌がらせタチ悪すぎるだろ……。

≪その代わり、クロム君が必要なエネルギーを稼いでデータも取ってくれば文句は言わないと。だから即プロジェクトの始動が出来るわ……。私にはここまでで限界だったの……≫

 確かにその方が確実性は増すんだろう。
 神様の文明的にはそれが助かるから他の神様も完全に否定は出来ない、と……。

 出来るもんならやってみろって話だな。
 きっとそのくそじじぃ的には。

≪だから……。この話が進まないのは……きっと私のせいなの……。本当にごめんなさい……。私は……本当にアン君を……グス≫

『知ってる!ソフィア様のせいじゃない!おかげなのッ!ソフィア様はそれ以上やんなくていいっ!もう充分だっ!!』

 エネルギーなんか僕がその10倍稼いでくるわッ!
 絶対何も文句言わせないからな……くっそ……
 うちの優しい上司泣かせんなよッ!

 異世界になっても、文明が進んでも、神の世界でも……
 どこ行ってもやってること同じだッ!

 要するにただの妬みだろ……?
 腹立つなぁ……
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