102 / 217
決戦 あ号作戦
タウイタウイ発
しおりを挟む
1944年9月27日、午後。フィリピン・タウイタウイ泊地は
南国の蒸し暑い空気と、巨大な鋼鉄の塊が放つ独特の匂いで満ちていた。
南洋の太陽が西の空に傾き始め、海面には
停泊する無数の軍艦の影が長く伸びていた。
この静寂は、しかし、まもなく破られる運命だった。
東京の大本営、そして高倉統合軍司令官の直感は、現実のものとなった。
真珠湾を出航した米艦隊は、日本が想定していた通り
マリアナ諸島を目指していたのだ。
電信が、海軍の最高司令部からタウイタウイ泊地に届けられた。
その一報は、静かに、だが確実に、全艦隊の将兵の心を揺さぶった。
「…米艦隊、真珠湾発…」
高倉は、その報せを受け、静かに頷いた。
彼は、この日のために、すべての準備を整えてきた。
兵器の増産、搭乗員の育成、そして、この「あ号作戦」の立案。
日本海軍に残された最後の希望を、すべてマリアナの海に賭ける時が来たのだ。
彼の命令は簡潔だった。
「あ号作戦を発令する。全艦隊、直ちに出撃せよ」。
命令は、光の速さでタウイタウイ泊地の全艦隊に伝わった。
各艦の艦橋では、艦長たちが無言で頷き、号令を下した。
汽笛が鳴り響き、錨が上げられる。
重厚なディーゼルエンジンの唸り声が、静かな泊地に響き渡った。
「遂に来たか…」
空母「翔鶴」の艦橋で、機動艦隊を指揮する小沢治三郎中将は、静かに呟いた。
彼の顔には、微塵の不安もなかった。
彼は、この日のために、何カ月もかけて部隊を練成してきた。
彼の艦隊は、空母を基幹とする攻撃部隊、本隊(甲部隊)として敵機動艦隊の壊滅を目指す。
一方、戦艦「愛宕」の艦橋では
前衛部隊を指揮する栗田健男中将が、闘志を漲らせていた。
「よし、我々の出番だ。奴らを
この武蔵、大和の巨砲で海の藻屑にしてくれる!」
栗田の部隊は、日本が誇る巨大戦艦「大和」「武蔵」を擁する前衛部隊だ。
彼らの役割は、米艦隊の主力艦と砲撃戦を挑み、これを撃滅すること。
そして、敵艦載機の注意を引きつけ
小沢の機動艦隊が自由に攻撃できるようにすることだった。
1944年9月27日、午後6時。タウイタウイ泊地は
巨大な鋼鉄の艦隊で溢れかえっていた。総勢59隻の艦艇が
一斉に錨を上げ、夕日に染まる南の海へと出航していく。
それは、日本海軍の、文字通り最後の希望だった。
艦隊の先頭を進むのは、小沢中将率いる機動部隊だ。
その中には、3月に竣工したばかりの最新鋭空母「大鳳」が
その巨大な飛行甲板を誇示するように航行していた。
「大鳳」に続くのは、百戦錬磨のベテラン空母、「翔鶴」
そして奇跡的に関東沖海戦から生還した「瑞鶴」だった。
さらに、「隼鷹」「飛鷹」「龍鳳」「瑞鳳」「千歳」「千代田」といった軽空母群が
その巨体で波を切り裂いていく。
これらの空母には、合計で300機以上の航空機が搭載されている。
第六〇一海軍航空隊の零式艦上戦闘機(56機)烈風艦上戦闘機(8機)
彗星艦上爆撃機(60機)天山艦上攻撃機(37機)二式艦上偵察機(23機)
そして第六五二海軍航空隊の零式艦上戦闘機(108機)
彗星艦上爆撃機(38機)九九式艦上爆撃機(28機)天山艦上攻撃機(43機)が
来るべき決戦を待っていた。
空母群の護衛には、第五戦隊の重巡洋艦「妙高」「羽黒」
そして、軽巡洋艦「矢矧」を基幹とする第十戦隊が控えている。
駆逐艦も、第十駆逐隊の「朝雲」「風雲」第十七駆逐隊の「磯風」「浦風」「谷風」
第六十一駆逐隊の「初月」「若月」「秋月」第四駆逐隊の「満潮」「野分」「山雲」
第二十七駆逐隊の「時雨」「五月雨」「白露」第二駆逐隊の「秋霜」「早霜」「浜風」が
機動部隊を守るように航行していた。
機動部隊の後方には、栗田健男中将率いる前衛部隊が続いている。
その中心には、世界最大の戦艦、「大和」と「武蔵」が
その巨大な船体を誇示するように静かに進んでいた。
その圧倒的な威容は、見る者を圧倒する。
彼らの隣には、第三戦隊の戦艦「榛名」「霧島」がそして
第四戦隊の重巡洋艦「愛宕」「高雄」「鳥海」「摩耶」
そして第八戦隊の「利根」、「筑摩」が控えている。
彼らの護衛には、軽巡洋艦「能代」を旗艦とする第二水雷戦隊
そして駆逐艦「島風」が控えている。
第三十一駆逐隊の「長波」「朝霜」「岸波」「沖波」
第三十二駆逐隊の「藤波」「浜波」「玉波」「早波」が
この巨大な艦隊を守るように、素早く航行していた。
艦隊の後方には、第一補給部隊と第二補給部隊が続いている。
給油艦「速吸」油槽船「日栄丸」「国洋丸」「清洋丸」「玄洋丸」「あずさ丸」が
艦隊の燃料と食料を補給するため、重い船体を揺らしながら進んでいた。
彼らの護衛には、軽巡洋艦「名取」
そして駆逐艦「夕凪」「初霜」「響」「栂」「雪風」「卯月」
海防艦「満珠」「干珠」「三宅」「第22号」がついていた。
彼らは、戦いの最前線に立つことはないが
この作戦の成否を握る重要な存在だった。
各艦の艦橋では、将兵たちが静かに遠い水平線を見つめていた。
故郷を離れ、遥か南の海で戦ってきた彼らは
この戦いが、これまでとは全く違う
本当に最後の戦いになることを直感していた。
彼らの心には、不安と同時に、祖国を守るという強い使命感が宿っていた。
彼らは、この戦いに勝たなければ、もう故郷に戻ることはできない。
彼らは、すべての命を、この艦隊に、そしてこの「あ号作戦」に賭けていた。
海の道、マリアナへ
夕日が水平線に沈み、空が漆黒に染まる頃
日本海軍の巨大な艦隊は、タウイタウイ泊地を後にし
マリアナの海へと向かっていく。それは、人類の戦争の歴史において
類を見ないほど大規模な艦隊だった。
「…全速力、マリアナへ」
小沢中将の静かな命令が、艦隊全体に響き渡る。
巨大な艦隊は、暗闇の海を切り裂き、その巨体から白い航跡を残しながら
黙々と進んでいく。彼らの進む先に、歴史的な大決戦が待っていた。
南国の蒸し暑い空気と、巨大な鋼鉄の塊が放つ独特の匂いで満ちていた。
南洋の太陽が西の空に傾き始め、海面には
停泊する無数の軍艦の影が長く伸びていた。
この静寂は、しかし、まもなく破られる運命だった。
東京の大本営、そして高倉統合軍司令官の直感は、現実のものとなった。
真珠湾を出航した米艦隊は、日本が想定していた通り
マリアナ諸島を目指していたのだ。
電信が、海軍の最高司令部からタウイタウイ泊地に届けられた。
その一報は、静かに、だが確実に、全艦隊の将兵の心を揺さぶった。
「…米艦隊、真珠湾発…」
高倉は、その報せを受け、静かに頷いた。
彼は、この日のために、すべての準備を整えてきた。
兵器の増産、搭乗員の育成、そして、この「あ号作戦」の立案。
日本海軍に残された最後の希望を、すべてマリアナの海に賭ける時が来たのだ。
彼の命令は簡潔だった。
「あ号作戦を発令する。全艦隊、直ちに出撃せよ」。
命令は、光の速さでタウイタウイ泊地の全艦隊に伝わった。
各艦の艦橋では、艦長たちが無言で頷き、号令を下した。
汽笛が鳴り響き、錨が上げられる。
重厚なディーゼルエンジンの唸り声が、静かな泊地に響き渡った。
「遂に来たか…」
空母「翔鶴」の艦橋で、機動艦隊を指揮する小沢治三郎中将は、静かに呟いた。
彼の顔には、微塵の不安もなかった。
彼は、この日のために、何カ月もかけて部隊を練成してきた。
彼の艦隊は、空母を基幹とする攻撃部隊、本隊(甲部隊)として敵機動艦隊の壊滅を目指す。
一方、戦艦「愛宕」の艦橋では
前衛部隊を指揮する栗田健男中将が、闘志を漲らせていた。
「よし、我々の出番だ。奴らを
この武蔵、大和の巨砲で海の藻屑にしてくれる!」
栗田の部隊は、日本が誇る巨大戦艦「大和」「武蔵」を擁する前衛部隊だ。
彼らの役割は、米艦隊の主力艦と砲撃戦を挑み、これを撃滅すること。
そして、敵艦載機の注意を引きつけ
小沢の機動艦隊が自由に攻撃できるようにすることだった。
1944年9月27日、午後6時。タウイタウイ泊地は
巨大な鋼鉄の艦隊で溢れかえっていた。総勢59隻の艦艇が
一斉に錨を上げ、夕日に染まる南の海へと出航していく。
それは、日本海軍の、文字通り最後の希望だった。
艦隊の先頭を進むのは、小沢中将率いる機動部隊だ。
その中には、3月に竣工したばかりの最新鋭空母「大鳳」が
その巨大な飛行甲板を誇示するように航行していた。
「大鳳」に続くのは、百戦錬磨のベテラン空母、「翔鶴」
そして奇跡的に関東沖海戦から生還した「瑞鶴」だった。
さらに、「隼鷹」「飛鷹」「龍鳳」「瑞鳳」「千歳」「千代田」といった軽空母群が
その巨体で波を切り裂いていく。
これらの空母には、合計で300機以上の航空機が搭載されている。
第六〇一海軍航空隊の零式艦上戦闘機(56機)烈風艦上戦闘機(8機)
彗星艦上爆撃機(60機)天山艦上攻撃機(37機)二式艦上偵察機(23機)
そして第六五二海軍航空隊の零式艦上戦闘機(108機)
彗星艦上爆撃機(38機)九九式艦上爆撃機(28機)天山艦上攻撃機(43機)が
来るべき決戦を待っていた。
空母群の護衛には、第五戦隊の重巡洋艦「妙高」「羽黒」
そして、軽巡洋艦「矢矧」を基幹とする第十戦隊が控えている。
駆逐艦も、第十駆逐隊の「朝雲」「風雲」第十七駆逐隊の「磯風」「浦風」「谷風」
第六十一駆逐隊の「初月」「若月」「秋月」第四駆逐隊の「満潮」「野分」「山雲」
第二十七駆逐隊の「時雨」「五月雨」「白露」第二駆逐隊の「秋霜」「早霜」「浜風」が
機動部隊を守るように航行していた。
機動部隊の後方には、栗田健男中将率いる前衛部隊が続いている。
その中心には、世界最大の戦艦、「大和」と「武蔵」が
その巨大な船体を誇示するように静かに進んでいた。
その圧倒的な威容は、見る者を圧倒する。
彼らの隣には、第三戦隊の戦艦「榛名」「霧島」がそして
第四戦隊の重巡洋艦「愛宕」「高雄」「鳥海」「摩耶」
そして第八戦隊の「利根」、「筑摩」が控えている。
彼らの護衛には、軽巡洋艦「能代」を旗艦とする第二水雷戦隊
そして駆逐艦「島風」が控えている。
第三十一駆逐隊の「長波」「朝霜」「岸波」「沖波」
第三十二駆逐隊の「藤波」「浜波」「玉波」「早波」が
この巨大な艦隊を守るように、素早く航行していた。
艦隊の後方には、第一補給部隊と第二補給部隊が続いている。
給油艦「速吸」油槽船「日栄丸」「国洋丸」「清洋丸」「玄洋丸」「あずさ丸」が
艦隊の燃料と食料を補給するため、重い船体を揺らしながら進んでいた。
彼らの護衛には、軽巡洋艦「名取」
そして駆逐艦「夕凪」「初霜」「響」「栂」「雪風」「卯月」
海防艦「満珠」「干珠」「三宅」「第22号」がついていた。
彼らは、戦いの最前線に立つことはないが
この作戦の成否を握る重要な存在だった。
各艦の艦橋では、将兵たちが静かに遠い水平線を見つめていた。
故郷を離れ、遥か南の海で戦ってきた彼らは
この戦いが、これまでとは全く違う
本当に最後の戦いになることを直感していた。
彼らの心には、不安と同時に、祖国を守るという強い使命感が宿っていた。
彼らは、この戦いに勝たなければ、もう故郷に戻ることはできない。
彼らは、すべての命を、この艦隊に、そしてこの「あ号作戦」に賭けていた。
海の道、マリアナへ
夕日が水平線に沈み、空が漆黒に染まる頃
日本海軍の巨大な艦隊は、タウイタウイ泊地を後にし
マリアナの海へと向かっていく。それは、人類の戦争の歴史において
類を見ないほど大規模な艦隊だった。
「…全速力、マリアナへ」
小沢中将の静かな命令が、艦隊全体に響き渡る。
巨大な艦隊は、暗闇の海を切り裂き、その巨体から白い航跡を残しながら
黙々と進んでいく。彼らの進む先に、歴史的な大決戦が待っていた。
10
あなたにおすすめの小説
大東亜戦争を有利に
ゆみすけ
歴史・時代
日本は大東亜戦争に負けた、完敗であった。 そこから架空戦記なるものが増殖する。 しかしおもしろくない、つまらない。 であるから自分なりに無双日本軍を架空戦記に参戦させました。 主観満載のラノベ戦記ですから、ご感弁を
もし石田三成が島津義弘の意見に耳を傾けていたら
俣彦
歴史・時代
慶長5年9月14日。
赤坂に到着した徳川家康を狙うべく夜襲を提案する宇喜多秀家と島津義弘。
史実では、これを退けた石田三成でありましたが……。
もしここで彼らの意見に耳を傾けていたら……。
劉禅が勝つ三国志
みらいつりびと
歴史・時代
中国の三国時代、炎興元年(263年)、蜀の第二代皇帝、劉禅は魏の大軍に首府成都を攻められ、降伏する。
蜀は滅亡し、劉禅は幽州の安楽県で安楽公に封じられる。
私は道を誤ったのだろうか、と後悔しながら、泰始七年(271年)、劉禅は六十五歳で生涯を終える。
ところが、劉禅は前世の記憶を持ったまま、再び劉禅として誕生する。
ときは建安十二年(207年)。
蜀による三国統一をめざし、劉禅のやり直し三国志が始まる。
第1部は劉禅が魏滅の戦略を立てるまでです。全8回。
第2部は劉禅が成都を落とすまでです。全12回。
第3部は劉禅が夏候淵軍に勝つまでです。全11回。
第4部は劉禅が曹操を倒し、新秩序を打ち立てるまで。全8回。第39話が全4部の最終回です。
世界はあるべき姿へ戻される 第二次世界大戦if戦記
颯野秋乃
歴史・時代
1929年に起きた、世界を巻き込んだ大恐慌。世界の大国たちはそれからの脱却を目指し、躍起になっていた。第一次世界大戦の敗戦国となったドイツ第三帝国は多額の賠償金に加えて襲いかかる恐慌に国の存続の危機に陥っていた。援助の約束をしたアメリカは恐慌を理由に賠償金の支援を破棄。フランスは、自らを救うために支払いの延期は認めない姿勢を貫く。
ドイツ第三帝国は自らの存続のために、世界に隠しながら軍備の拡張に奔走することになる。
また、極東の国大日本帝国。関係の悪化の一途を辿る日米関係によって受ける経済的打撃に苦しんでいた。
その解決法として提案された大東亜共栄圏。東南アジア諸国及び中国を含めた大経済圏、生存圏の構築に力を注ごうとしていた。
この小説は、ドイツ第三帝国と大日本帝国の2視点で進んでいく。現代では有り得なかった様々なイフが含まれる。それを楽しんで貰えたらと思う。
またこの小説はいかなる思想を賛美、賞賛するものでは無い。
この小説は現代とは似て非なるもの。登場人物は史実には沿わないので悪しからず…
大日本帝国視点は都合上休止中です。気分により再開するらもしれません。
【重要】
不定期更新。超絶不定期更新です。
幻の十一代将軍・徳川家基、死せず。長谷川平蔵、田沼意知、蝦夷へ往く。
克全
歴史・時代
西欧列強に不平等条約を強要され、内乱を誘発させられ、多くの富を収奪されたのが悔しい。
幕末の仮想戦記も考えましたが、徳川家基が健在で、田沼親子が権力を維持していれば、もっと余裕を持って、開国準備ができたと思う。
北海道・樺太・千島も日本の領地のままだっただろうし、多くの金銀が国外に流出することもなかったと思う。
清国と手を組むことも出来たかもしれないし、清国がロシアに強奪された、シベリアと沿海州を日本が手に入れる事が出来たかもしれない。
色々真剣に検討して、仮想の日本史を書いてみたい。
一橋治済の陰謀で毒を盛られた徳川家基であったが、奇跡的に一命をとりとめた。だが家基も父親の十代将軍:徳川家治も誰が毒を盛ったのかは分からなかった。家基は田沼意次を疑い、家治は疑心暗鬼に陥り田沼意次以外の家臣が信じられなくなった。そして歴史は大きく動くことになる。
印旛沼開拓は成功するのか?
蝦夷開拓は成功するのか?
オロシャとは戦争になるのか?
蝦夷・千島・樺太の領有は徳川家になるのか?
それともオロシャになるのか?
西洋帆船は導入されるのか?
幕府は開国に踏み切れるのか?
アイヌとの関係はどうなるのか?
幕府を裏切り異国と手を結ぶ藩は現れるのか?
対ソ戦、準備せよ!
湖灯
歴史・時代
1940年、遂に欧州で第二次世界大戦がはじまります。
前作『対米戦、準備せよ!』で、中国での戦いを避けることができ、米国とも良好な経済関係を築くことに成功した日本にもやがて暗い影が押し寄せてきます。
未来の日本から来たという柳生、結城の2人によって1944年のサイパン戦後から1934年の日本に戻った大本営の特例を受けた柏原少佐は再びこの日本の危機を回避させることができるのでしょうか!?
小説家になろうでは、前作『対米戦、準備せよ!』のタイトルのまま先行配信中です!
土方歳三ら、西南戦争に参戦す
山家
歴史・時代
榎本艦隊北上せず。
それによって、戊辰戦争の流れが変わり、五稜郭の戦いは起こらず、土方歳三は戊辰戦争の戦野を生き延びることになった。
生き延びた土方歳三は、北の大地に屯田兵として赴き、明治初期を生き抜く。
また、五稜郭の戦い等で散った他の多くの男達も、史実と違えた人生を送ることになった。
そして、台湾出兵に土方歳三は赴いた後、西南戦争が勃発する。
土方歳三は屯田兵として、そして幕府歩兵隊の末裔といえる海兵隊の一員として、西南戦争に赴く。
そして、北の大地で再生された誠の旗を掲げる土方歳三の周囲には、かつての新選組の仲間、永倉新八、斎藤一、島田魁らが集い、共に戦おうとしており、他にも男達が集っていた。
(「小説家になろう」に投稿している「新選組、西南戦争へ」の加筆修正版です)
日英同盟不滅なり
竹本田重朗
歴史・時代
世界は二度目の世界大戦に突入した。ヒトラー率いるナチス・ドイツがフランス侵攻を開始する。同時にスターリン率いるコミンテルン・ソビエトは満州に侵入した。ヨーロッパから極東まで世界を炎に包まれる。悪逆非道のファシストと共産主義者に正義の鉄槌を下せ。今こそ日英同盟が島国の底力を見せつける時だ。
※超注意書き※
1.政治的な主張をする目的は一切ありません
2.そのため政治的な要素は「濁す」又は「省略」することがあります
3.あくまでもフィクションのファンタジーの非現実です
4.そこら中に無茶苦茶が含まれています
5.現実的に存在する如何なる国家や地域、団体、人物と関係ありません
以上をご理解の上でお読みください
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる