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大義のために
第22任務部隊
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真珠湾、午後十一時四十五分。司令部庁舎の地下にある
分厚いコンクリートに守られた作戦室は、深夜にもかかわらず
高揚した興奮と、焦げ付くようなシガーの煙で満たされていた。
ジョージ・O・パターソン中将(STG-4司令官、通称「スティングレイ」)は
部屋の片隅に立ち、誰も触れないように熱くなったコーヒーマグを握りしめていた。
彼の目は、壁一面に広がる、マーシャル諸島方面の戦況図
──鮮血のように赤い前線を示す線──に固定されていた。
その中央、巨大なガラスのテーブルを囲むのは、太平洋艦隊の権力者たちだった。
その筆頭、ウィリアム・F・ハルゼー提督が
葉巻をくわえ、勝利の陶酔に浸った笑みを浮かべていた。
「アッという間だったな、フレッチャー級五隻、巡洋艦二隻。
上出来だ、諸君。特に第22任務群の突撃は、まさしく英雄的だった!」
パターソンの背筋に、氷のような冷たい戦慄が走った。彼は知っていた。
「英雄的」という形容が、この世界でいかに忌まわしい意味を持つかを。
第22任務群は、パターソンの親友であり、この艦隊における彼の唯一の理解者であった、
ジェームズ・"ジム"・マッカーシー大佐が率いていた。
ジムは、パターソンと同じく「艦より人命を重んじる」合理的な戦術家だった。
しかし、ハルゼーは、日本軍の残存艦隊を殲滅するため
無線でジムの戦隊に「全滅覚悟の突撃(All-in Charge)」を命じたのだ。
パターソンは、作戦室の隅で、その無線交信を傍受していた。
ジムの声は、冷静沈着を装いながらも、微かに震えていた。
「提督、突撃は作戦目標達成に必須ではありません。我々の艦艇の燃料と弾薬は限界です。
ここで退き、明朝、航空支援を受けて再攻撃する方が、人命の損失を最小限に抑えられます。」
それに対するハルゼーの返答は、あまりにも短く、あまりにも傲慢だった。
「聞け、マッカーシー。敵は瀕死だ。最後の一滴まで血を絞り出せ!
それが太平洋艦隊の誇りだ!君の臆病な戦術論は、歴史には残らないぞ!」
そして、交信は途絶えた。数時間後、戦況図に記された第22任務群のアイコンが
一つ、また一つと消えていった。最終的な報告は、駆逐艦五隻すべてが撃沈
死者・行方不明者合わせて約1200名だった。
「中将」
隣に立っていたライアン中佐が、小声でパターソンを呼んだ。
中佐は、パターソンの忠実な副官であり、彼が何を考えているかを察していた。
ライアン中佐の顔は、血の気を失い、まるで死者のような蒼白さだった。
パターソンは、マグの熱さで痺れた手のひらを見つめた。
あの男は、ジム・マッカーシーは、彼の戦術の師であり
妻の葬儀で彼の隣に立ってくれた、唯一の親友だった。
彼は、回避可能な、無意味な「英雄的」犠牲として、この夜、太平洋の底に沈んだのだ。
「中将、落ち着いてください。提督閣下は、勝利のために必要な犠牲だと…」
ライアンが言葉を選びながら囁いた。
パターソンは、ライアンの言葉を遮らず、静かに作戦室の中心へと歩みを進めた。
彼の足音は、カーペットの上ではほとんど聞こえなかったが
誰もが彼の存在に気づき、会話が止んだ。
ハルゼー提督が、パターソンの前に立つ巨躯を見上げ、不機嫌そうに葉巻を灰皿に押し付けた。
「どうした、パターソン中将?お前の駆逐艦隊の喪失に
まだ気分が優れないか?まあ、勝利のためだ。仕方ない」
パターソンの声は、低く、冷たい鉄を擦るような音だった。
「提督。第22任務群の突撃は、戦略的な必要性から行われたものではありません。
それは、単なる貴方の功名心と
英雄主義への病的な信仰を満たすための、無意味な賭けでした」
作戦室の空気が凍りついた。パターソンの言葉は、この神聖な勝利の空間において、禁句だった。
「パターソン!」ハルゼーが立ち上がり、血走った目で彼を睨みつけた。
「貴様、何を言っている!彼らは国のため、英雄として散ったのだ!
貴様の冷たい合理主義では、この戦争は勝てん!」
パターソンは、ハルゼーの威圧的な態度に一歩も引かなかった。
彼の視線は、ハルゼーの背後にいる、勝利の酒に酔いしれた提督たちをゆっくりと見渡した。
「彼らは、貴方方の政治的な功名心と、非合理的な栄光への渇望の餌食になりました。
この戦場は、もはや戦術や戦略の場ではない」
パターソンは、再びハルゼーに視線を戻し
彼の心の底からの憎悪を込めて、その言葉を吐き出した。
「貴方方は、人命をチップと見なす、腐敗した賭博師です。
そして私は、もはや貴方方のテーブルには着きません」
ライアン中佐が「提督!」と叫んだが、遅かった。
パターソンは、その言葉だけを残し、踵を返して作戦室を後にした。
ハルゼーの怒鳴り声が、コンクリートの壁を揺らした。
「パターソン中将を謹慎処分にしろ!艦隊指揮権を剥奪だ!奴は狂っている!」
しかし、パターソンは、その怒号がもはや自分には届かないことを知っていた。
パターソンは、真珠湾の埠頭に係留されている彼の旗艦
航空母艦USS HERCULESの艦橋へと向かう途中の夜道を歩いていた。
ハワイの夜空は星々が輝いていたが、彼の心は深い闇に覆われていた。
彼の合理主義的な信念──技術の優位性と、人命の最小限の損失を目指す戦術こそが
真の勝利をもたらす──は、この軍の上層部においては、「臆病」と蔑まれる異端だった。
彼は常に、最新のレーダー技術、VT信管の優位性
そして何よりも、「回避可能な死」は絶対に避けるべきであるという哲学を説いてきた。
しかし、彼らはそれを聞こうとしない。
彼らにとっては、死は「英雄の物語」の最高の燃料であり
合理性や科学は、その物語を妨げる雑音に過ぎなかった。
埠頭に到着すると、ライアン中佐が走って追いついてきた。
「提督、ハルゼー提督は本当に貴方を謹慎させます。あの発言はあまりにも…」
「事実を述べただけだ、ジャック」パターソンは
HERCULESの巨大な船体を夜闇に見上げながら答えた。
「私は、このシステムが私達の艦隊の命を、私の親友の命を
無駄な英雄物語のために貪り食うのを見てきた。このシステムは、もう修理不可能だ」
ライアン中佐は、パターソンの背中を見つめた。
彼は、パターソンの哲学に共感する一人だが
彼が何を考えているのか、恐ろしくて聞けなかった。
パターソンは、静かに海を見つめた。彼の脳裏には
ジム・マッカーシーの最後の交信の音声が、何度も何度も繰り返されていた。
「燃料と弾薬は限界です。人命の損失を最小限に抑える方が…」
「ジャック」パターソンが言った。声はほとんど囁きだった。
「ジムは、死ぬ必要がなかった。あの五隻の駆逐艦に乗っていた
千二百名の兵士たちも、死ぬ必要がなかったのだ」
彼は深呼吸をし、凍った決意の光をライアンに向けた。
「私は、このシステムを内側から破壊する」
ライアンは息を呑んだ。「それは…反逆を意味します、提督」
「反逆ではない、ジャック。これは大義だ」
パターソンは強く言い切った。
「彼らが人命をチップと見なすなら、私はその賭博のテーブルそのものをひっくり返す。
そうしなければ、この戦争は、日米双方の合理性を失った指導者の手によって
ただただ無意味な消耗戦となり、何十万という命が無駄に散るだけだ」
彼は、HERCULESの艦橋へと続くタラップに足をかけた。
「腐敗したシステムを内側から破壊する唯一の方法は
彼らが最も価値を置くもの、彼らが最も恐れるものを奪うことだ」
ライアン中佐は、彼の言葉を理解できなかった。何を奪うというのか?戦艦か?航空機か?
パターソンは、タラップの最上段で立ち止まり
夜の闇に沈む真珠湾を、そしてその向こうに広がる太平洋の深淵を見つめた。
「私は、彼らの最新の技術、彼らの最も価値あるカードを、彼らが最も恐れる敵の手に渡す」
ライアンは、その場で立ち尽くした。背筋に電流が走るような衝撃。
それは、単なる反逆ではない。それは、国家に対する、最も徹底した、哲学的な挑戦だった。
パターソンは、静かに言った。
「準備しろ、ジャック。私は、合理的な同盟者を探す。
日米双方の非合理な指導者を討ち
この戦争を、無駄な消耗を止める、もう一つの戦争を始めるために」
ライアンは、彼の目の中に、個人的な悲しみを超越した、冷徹な「大義」の炎を見た。
彼は、軍人として、パターソンに従うべきではないことを知っていた。
しかし、ジム・マッカーシーの死を見てきた彼は、
パターソンの「大義」が、彼自身の胸の奥深くに響いていることも知っていた。
ライアンは敬礼し、重い沈黙の中で答えた。
「了解しました、提督。大義のために」
パターソンは頷き、夜の艦橋へと消えていった。
彼の背後で、ライアンは、この夜、パターソンの個人的な喪失が
世界を揺るがす壮大な裏切りの波涛の始まりとなったことを理解した。
分厚いコンクリートに守られた作戦室は、深夜にもかかわらず
高揚した興奮と、焦げ付くようなシガーの煙で満たされていた。
ジョージ・O・パターソン中将(STG-4司令官、通称「スティングレイ」)は
部屋の片隅に立ち、誰も触れないように熱くなったコーヒーマグを握りしめていた。
彼の目は、壁一面に広がる、マーシャル諸島方面の戦況図
──鮮血のように赤い前線を示す線──に固定されていた。
その中央、巨大なガラスのテーブルを囲むのは、太平洋艦隊の権力者たちだった。
その筆頭、ウィリアム・F・ハルゼー提督が
葉巻をくわえ、勝利の陶酔に浸った笑みを浮かべていた。
「アッという間だったな、フレッチャー級五隻、巡洋艦二隻。
上出来だ、諸君。特に第22任務群の突撃は、まさしく英雄的だった!」
パターソンの背筋に、氷のような冷たい戦慄が走った。彼は知っていた。
「英雄的」という形容が、この世界でいかに忌まわしい意味を持つかを。
第22任務群は、パターソンの親友であり、この艦隊における彼の唯一の理解者であった、
ジェームズ・"ジム"・マッカーシー大佐が率いていた。
ジムは、パターソンと同じく「艦より人命を重んじる」合理的な戦術家だった。
しかし、ハルゼーは、日本軍の残存艦隊を殲滅するため
無線でジムの戦隊に「全滅覚悟の突撃(All-in Charge)」を命じたのだ。
パターソンは、作戦室の隅で、その無線交信を傍受していた。
ジムの声は、冷静沈着を装いながらも、微かに震えていた。
「提督、突撃は作戦目標達成に必須ではありません。我々の艦艇の燃料と弾薬は限界です。
ここで退き、明朝、航空支援を受けて再攻撃する方が、人命の損失を最小限に抑えられます。」
それに対するハルゼーの返答は、あまりにも短く、あまりにも傲慢だった。
「聞け、マッカーシー。敵は瀕死だ。最後の一滴まで血を絞り出せ!
それが太平洋艦隊の誇りだ!君の臆病な戦術論は、歴史には残らないぞ!」
そして、交信は途絶えた。数時間後、戦況図に記された第22任務群のアイコンが
一つ、また一つと消えていった。最終的な報告は、駆逐艦五隻すべてが撃沈
死者・行方不明者合わせて約1200名だった。
「中将」
隣に立っていたライアン中佐が、小声でパターソンを呼んだ。
中佐は、パターソンの忠実な副官であり、彼が何を考えているかを察していた。
ライアン中佐の顔は、血の気を失い、まるで死者のような蒼白さだった。
パターソンは、マグの熱さで痺れた手のひらを見つめた。
あの男は、ジム・マッカーシーは、彼の戦術の師であり
妻の葬儀で彼の隣に立ってくれた、唯一の親友だった。
彼は、回避可能な、無意味な「英雄的」犠牲として、この夜、太平洋の底に沈んだのだ。
「中将、落ち着いてください。提督閣下は、勝利のために必要な犠牲だと…」
ライアンが言葉を選びながら囁いた。
パターソンは、ライアンの言葉を遮らず、静かに作戦室の中心へと歩みを進めた。
彼の足音は、カーペットの上ではほとんど聞こえなかったが
誰もが彼の存在に気づき、会話が止んだ。
ハルゼー提督が、パターソンの前に立つ巨躯を見上げ、不機嫌そうに葉巻を灰皿に押し付けた。
「どうした、パターソン中将?お前の駆逐艦隊の喪失に
まだ気分が優れないか?まあ、勝利のためだ。仕方ない」
パターソンの声は、低く、冷たい鉄を擦るような音だった。
「提督。第22任務群の突撃は、戦略的な必要性から行われたものではありません。
それは、単なる貴方の功名心と
英雄主義への病的な信仰を満たすための、無意味な賭けでした」
作戦室の空気が凍りついた。パターソンの言葉は、この神聖な勝利の空間において、禁句だった。
「パターソン!」ハルゼーが立ち上がり、血走った目で彼を睨みつけた。
「貴様、何を言っている!彼らは国のため、英雄として散ったのだ!
貴様の冷たい合理主義では、この戦争は勝てん!」
パターソンは、ハルゼーの威圧的な態度に一歩も引かなかった。
彼の視線は、ハルゼーの背後にいる、勝利の酒に酔いしれた提督たちをゆっくりと見渡した。
「彼らは、貴方方の政治的な功名心と、非合理的な栄光への渇望の餌食になりました。
この戦場は、もはや戦術や戦略の場ではない」
パターソンは、再びハルゼーに視線を戻し
彼の心の底からの憎悪を込めて、その言葉を吐き出した。
「貴方方は、人命をチップと見なす、腐敗した賭博師です。
そして私は、もはや貴方方のテーブルには着きません」
ライアン中佐が「提督!」と叫んだが、遅かった。
パターソンは、その言葉だけを残し、踵を返して作戦室を後にした。
ハルゼーの怒鳴り声が、コンクリートの壁を揺らした。
「パターソン中将を謹慎処分にしろ!艦隊指揮権を剥奪だ!奴は狂っている!」
しかし、パターソンは、その怒号がもはや自分には届かないことを知っていた。
パターソンは、真珠湾の埠頭に係留されている彼の旗艦
航空母艦USS HERCULESの艦橋へと向かう途中の夜道を歩いていた。
ハワイの夜空は星々が輝いていたが、彼の心は深い闇に覆われていた。
彼の合理主義的な信念──技術の優位性と、人命の最小限の損失を目指す戦術こそが
真の勝利をもたらす──は、この軍の上層部においては、「臆病」と蔑まれる異端だった。
彼は常に、最新のレーダー技術、VT信管の優位性
そして何よりも、「回避可能な死」は絶対に避けるべきであるという哲学を説いてきた。
しかし、彼らはそれを聞こうとしない。
彼らにとっては、死は「英雄の物語」の最高の燃料であり
合理性や科学は、その物語を妨げる雑音に過ぎなかった。
埠頭に到着すると、ライアン中佐が走って追いついてきた。
「提督、ハルゼー提督は本当に貴方を謹慎させます。あの発言はあまりにも…」
「事実を述べただけだ、ジャック」パターソンは
HERCULESの巨大な船体を夜闇に見上げながら答えた。
「私は、このシステムが私達の艦隊の命を、私の親友の命を
無駄な英雄物語のために貪り食うのを見てきた。このシステムは、もう修理不可能だ」
ライアン中佐は、パターソンの背中を見つめた。
彼は、パターソンの哲学に共感する一人だが
彼が何を考えているのか、恐ろしくて聞けなかった。
パターソンは、静かに海を見つめた。彼の脳裏には
ジム・マッカーシーの最後の交信の音声が、何度も何度も繰り返されていた。
「燃料と弾薬は限界です。人命の損失を最小限に抑える方が…」
「ジャック」パターソンが言った。声はほとんど囁きだった。
「ジムは、死ぬ必要がなかった。あの五隻の駆逐艦に乗っていた
千二百名の兵士たちも、死ぬ必要がなかったのだ」
彼は深呼吸をし、凍った決意の光をライアンに向けた。
「私は、このシステムを内側から破壊する」
ライアンは息を呑んだ。「それは…反逆を意味します、提督」
「反逆ではない、ジャック。これは大義だ」
パターソンは強く言い切った。
「彼らが人命をチップと見なすなら、私はその賭博のテーブルそのものをひっくり返す。
そうしなければ、この戦争は、日米双方の合理性を失った指導者の手によって
ただただ無意味な消耗戦となり、何十万という命が無駄に散るだけだ」
彼は、HERCULESの艦橋へと続くタラップに足をかけた。
「腐敗したシステムを内側から破壊する唯一の方法は
彼らが最も価値を置くもの、彼らが最も恐れるものを奪うことだ」
ライアン中佐は、彼の言葉を理解できなかった。何を奪うというのか?戦艦か?航空機か?
パターソンは、タラップの最上段で立ち止まり
夜の闇に沈む真珠湾を、そしてその向こうに広がる太平洋の深淵を見つめた。
「私は、彼らの最新の技術、彼らの最も価値あるカードを、彼らが最も恐れる敵の手に渡す」
ライアンは、その場で立ち尽くした。背筋に電流が走るような衝撃。
それは、単なる反逆ではない。それは、国家に対する、最も徹底した、哲学的な挑戦だった。
パターソンは、静かに言った。
「準備しろ、ジャック。私は、合理的な同盟者を探す。
日米双方の非合理な指導者を討ち
この戦争を、無駄な消耗を止める、もう一つの戦争を始めるために」
ライアンは、彼の目の中に、個人的な悲しみを超越した、冷徹な「大義」の炎を見た。
彼は、軍人として、パターソンに従うべきではないことを知っていた。
しかし、ジム・マッカーシーの死を見てきた彼は、
パターソンの「大義」が、彼自身の胸の奥深くに響いていることも知っていた。
ライアンは敬礼し、重い沈黙の中で答えた。
「了解しました、提督。大義のために」
パターソンは頷き、夜の艦橋へと消えていった。
彼の背後で、ライアンは、この夜、パターソンの個人的な喪失が
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