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激突 あ号作戦
マリアナ防衛の策
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1944年6月上旬。マリアナ諸島への米軍の侵攻が迫る緊迫した状況の中
ジョージ・O・パターソン提督と黒田宗治郎少将は、呉から東京へ呼ばれ
日吉台の地下壕内の厳重な秘密会議室で、今後の作戦の最終調整を行っていた。
下された基本戦略は、「あ号作戦」、すなわちマリアナ諸島沖での一大決戦だった。
連合艦隊の基本方針は、航空優勢を最大限に発揮しようとする米軍に対し
艦隊を二つに分ける「漸減作戦」だった。
小沢治三郎中将率いる機動艦隊(甲部隊)が主力を務め
前衛部隊(乙部隊)が米艦載機部隊の攻撃を受け止めるというものだ。
しかし、パターソンと黒田は、この作戦の高い損耗率を予測していた。
「黒田少将」パターソンは海図上の日本艦隊の配置を指し示しながら言った。
「貴国の計画は、艦隊の犠牲を前提としている。
甲部隊への空襲を減らすために、乙部隊が囮となる。
だが、米軍の物量、特に航空機の再生産能力は、この犠牲を補って余りある」
黒田少将は、深刻な表情で頷いた。
「その通りです。我々の目的は、不必要な犠牲を避けること。
貴方の独立遊撃艦隊の力が、必要とされています」
パターソンは、自身の艦隊、独立遊撃艦隊の戦略を提示した。
「ハルゼー提督の私的な憎悪を利用する。彼は、誰よりも私の艦隊
元STG-4艦隊の存在を憎んでいる。我々は、甲部隊の遥か東方
マリアナ諸島の最も攻撃されやすい位置に展開する」
「狙いは?」
「陽動と殲滅だ」パターソンは冷徹に答えた。
「我々は、ハルゼーの注意を完全に引きつけ、米軍の艦載機部隊の攻撃の矛先を
乙部隊ではなく、我々自身に向けさせる。
そして、その矛先を、我々の技術と搭乗員の力で、完全に折る」
黒田少将は、パターソンの覚悟を理解し、その冷徹な計算に背筋が凍る思いがした。
それは、自らの艦隊を最も価値ある囮とし
最も危険な相手であるはずのハルゼーの憎悪を利用するという、極めて個人的な戦略だった。
作戦の核心は、空母龍鶴(ヘラクレス)の運用にあった。
龍鶴は、単なる米国の最新空母というだけでなく
パターソンの裏切りの象徴であり、ハルゼーにとって最大の標的だった。
龍鶴の広大な飛行甲板には、異様な光景が広がっていた。
パターソンは、搭載する航空機を、米軍機と日本軍機を混成させるという、大胆な決定を下していた。
元米軍機: F6F(ヘルキャット)28機、F4U(コルセア)18機。
これらは、元々はヘラクレスに搭載されていたものの一部であり
日本海軍の塗料で再塗装され、「独立遊撃航空隊」として運用される。
搭乗員は、パターソン提督に忠誠を誓う元米軍のパイロットたちだ。
日本軍機: 零戦五二型丙 28機。搭乗員は、黒田少将が選び抜いた、
技術重視で合理的な判断力を持つ日本側のエースパイロットたち。
パターソンは、この混成航空隊の指揮を
元ヘラクレスの航空隊副長だったライアン中佐に委ねた。
「ライアン」パターソンは命じた。
「F6FとF4Uは、米軍の優位性を最もよく知る搭乗員が運用する。
零戦の機動力と、我々の戦闘機の防御力と
速度を組み合わせ、米軍の攻撃隊を効率的に消耗させるのだ」
ライアン中佐は、格納庫で機体の点検を行う搭乗員たちを見つめた。
彼らは、自国の空母と戦うという過酷な運命に直面していたが
パターソンの「無駄な犠牲を避ける」という大義の下、極度の集中力を保っていた。
黒田少将は、零戦パイロットたちに訓示を行った。
「諸君は、龍鶴の防御の鍵を握る。このF6FやF4Uの性能は、零戦を上回る。
しかし、貴君たちの機動性と練度が、この艦隊の防御を完成させる。
貴君たちの任務は、英雄的な撃墜ではなく、合理的で効率的な迎撃だ」
日米の搭乗員たちは、言葉の壁を乗り越え
「共通の敵」であるハルゼーの猛攻を打ち砕くという共通の目的のために、連携を強化していた。
作戦のもう一つの重要な要素は、艦隊の指揮系統の刷新だった。
パターソンは、この機に、独立遊撃艦隊の米軍式指揮系統を
日本海軍の艦隊に移植することを試みた。
試験的な取り組みとして、黒田少将の推薦に基づき
第七戦隊(重巡洋艦鈴谷、熊野、最上)が独立遊撃艦隊に編入されることが決定した。
指揮官は、重巡運用に長けた白石萬隆少将だ。
アラバマの会議室で、パターソンは白石少将に面会した。
「白石少将。貴戦隊には、我々の艦隊指揮方式に、試験的に従っていただく。
特に、砲雷撃の集中、情報の共有、
そして艦隊陣形の柔軟な変化における迅速な判断を要求する」
白石少将は、静かな威厳をもって答えた。
「パターソン提督。我が第七戦隊は、貴艦隊の高性能レーダーと
射撃管制の威力に、大きな期待を寄せています。
そして、我が艦隊の魚雷攻撃の威力も、貴艦隊の戦闘を補完できるでしょう。
貴方の合理的な指揮方式を学ぶ機会を得られたことに感謝します」
白石少将の第七戦隊は、ボルチモア、オールバニら元米軍重巡洋艦と行動を共にし
艦隊指揮の日米融合の試金石となる。特に、近接対空防御においては
元STG-4の戦艦アラバマ、サウスダコタ
そして重巡ボルチモア、オールバニのVT信管対空砲火を中核とし
第七戦隊の対空火器がこれを援護するという多層防御が構築された。
パターソンの艦隊は、単なる逃亡者の集団ではなく
日米の最も優れた要素を融合させた、新しい戦闘集団へと変貌を遂げつつあった。
作戦発動の直前、パターソン提督は
アラバマの艦橋で、黒田少将と最終的な配置を確認した。
連合艦隊の主力が西側からマリアナ諸島へ接近する中
パターソンの独立遊撃艦隊は、最も危険な東側の海域へ、大胆に進出した。
「米軍偵察隊が、この龍鶴とアラバマの艦影を
捉えた瞬間ハルゼーの憎悪は理性を凌駕するだろう」
パターソンは冷徹に予測した。
「彼は、私への個人的な復讐と、裏切りの象徴である
艦隊の殲滅を最優先する。甲部隊への攻撃は二の次になる」
黒田少将は、海図上のマーカーを動かし、日本艦隊本隊との連携を確認した。
「貴方の艦隊が、米軍機の攻撃の主軸を完全に引き受ける。
それにより、甲部隊は、損害を減らし、
マリアナ沖海戦の後半の航空戦に、より多くの戦力を温存できる」
「その通りだ。我々の目的は、甲部隊の生存、そして米軍機の非合理的な消耗だ」
パターソンは断言した。
「龍鶴には、米軍の総攻撃に耐えるだけの防御力と
VT信管が織りなす対空弾幕がある。我々は、米軍のパイロットたちに
『見えない壁』の恐怖を植え付ける」
彼の声には、自らの艦隊を最大の囮とすることへの
一切の躊躇がなかった。それは、大義を貫徹するための、冷徹な犠牲の計算だった。
独立遊撃艦隊は、龍鶴を中央に、戦艦アラバマ、サウスダコタ
そして新たな盟友である第七戦隊の重巡群、そしてオブライエン以下の駆逐艦隊を従え
マリアナ諸島東方の、米軍の攻撃軸の真正面へと、その針路を定めた。
彼らの航跡は、単なる反逆者の逃走ではなく
太平洋戦争の趨勢を左右する、壮大な戦略的陽動の始まりを告げるものだった。
彼らは、ハルゼーの憎悪と、自らの技術という二つの武器を手に、宿命の対決の場へと突き進んでいった。
ジョージ・O・パターソン提督と黒田宗治郎少将は、呉から東京へ呼ばれ
日吉台の地下壕内の厳重な秘密会議室で、今後の作戦の最終調整を行っていた。
下された基本戦略は、「あ号作戦」、すなわちマリアナ諸島沖での一大決戦だった。
連合艦隊の基本方針は、航空優勢を最大限に発揮しようとする米軍に対し
艦隊を二つに分ける「漸減作戦」だった。
小沢治三郎中将率いる機動艦隊(甲部隊)が主力を務め
前衛部隊(乙部隊)が米艦載機部隊の攻撃を受け止めるというものだ。
しかし、パターソンと黒田は、この作戦の高い損耗率を予測していた。
「黒田少将」パターソンは海図上の日本艦隊の配置を指し示しながら言った。
「貴国の計画は、艦隊の犠牲を前提としている。
甲部隊への空襲を減らすために、乙部隊が囮となる。
だが、米軍の物量、特に航空機の再生産能力は、この犠牲を補って余りある」
黒田少将は、深刻な表情で頷いた。
「その通りです。我々の目的は、不必要な犠牲を避けること。
貴方の独立遊撃艦隊の力が、必要とされています」
パターソンは、自身の艦隊、独立遊撃艦隊の戦略を提示した。
「ハルゼー提督の私的な憎悪を利用する。彼は、誰よりも私の艦隊
元STG-4艦隊の存在を憎んでいる。我々は、甲部隊の遥か東方
マリアナ諸島の最も攻撃されやすい位置に展開する」
「狙いは?」
「陽動と殲滅だ」パターソンは冷徹に答えた。
「我々は、ハルゼーの注意を完全に引きつけ、米軍の艦載機部隊の攻撃の矛先を
乙部隊ではなく、我々自身に向けさせる。
そして、その矛先を、我々の技術と搭乗員の力で、完全に折る」
黒田少将は、パターソンの覚悟を理解し、その冷徹な計算に背筋が凍る思いがした。
それは、自らの艦隊を最も価値ある囮とし
最も危険な相手であるはずのハルゼーの憎悪を利用するという、極めて個人的な戦略だった。
作戦の核心は、空母龍鶴(ヘラクレス)の運用にあった。
龍鶴は、単なる米国の最新空母というだけでなく
パターソンの裏切りの象徴であり、ハルゼーにとって最大の標的だった。
龍鶴の広大な飛行甲板には、異様な光景が広がっていた。
パターソンは、搭載する航空機を、米軍機と日本軍機を混成させるという、大胆な決定を下していた。
元米軍機: F6F(ヘルキャット)28機、F4U(コルセア)18機。
これらは、元々はヘラクレスに搭載されていたものの一部であり
日本海軍の塗料で再塗装され、「独立遊撃航空隊」として運用される。
搭乗員は、パターソン提督に忠誠を誓う元米軍のパイロットたちだ。
日本軍機: 零戦五二型丙 28機。搭乗員は、黒田少将が選び抜いた、
技術重視で合理的な判断力を持つ日本側のエースパイロットたち。
パターソンは、この混成航空隊の指揮を
元ヘラクレスの航空隊副長だったライアン中佐に委ねた。
「ライアン」パターソンは命じた。
「F6FとF4Uは、米軍の優位性を最もよく知る搭乗員が運用する。
零戦の機動力と、我々の戦闘機の防御力と
速度を組み合わせ、米軍の攻撃隊を効率的に消耗させるのだ」
ライアン中佐は、格納庫で機体の点検を行う搭乗員たちを見つめた。
彼らは、自国の空母と戦うという過酷な運命に直面していたが
パターソンの「無駄な犠牲を避ける」という大義の下、極度の集中力を保っていた。
黒田少将は、零戦パイロットたちに訓示を行った。
「諸君は、龍鶴の防御の鍵を握る。このF6FやF4Uの性能は、零戦を上回る。
しかし、貴君たちの機動性と練度が、この艦隊の防御を完成させる。
貴君たちの任務は、英雄的な撃墜ではなく、合理的で効率的な迎撃だ」
日米の搭乗員たちは、言葉の壁を乗り越え
「共通の敵」であるハルゼーの猛攻を打ち砕くという共通の目的のために、連携を強化していた。
作戦のもう一つの重要な要素は、艦隊の指揮系統の刷新だった。
パターソンは、この機に、独立遊撃艦隊の米軍式指揮系統を
日本海軍の艦隊に移植することを試みた。
試験的な取り組みとして、黒田少将の推薦に基づき
第七戦隊(重巡洋艦鈴谷、熊野、最上)が独立遊撃艦隊に編入されることが決定した。
指揮官は、重巡運用に長けた白石萬隆少将だ。
アラバマの会議室で、パターソンは白石少将に面会した。
「白石少将。貴戦隊には、我々の艦隊指揮方式に、試験的に従っていただく。
特に、砲雷撃の集中、情報の共有、
そして艦隊陣形の柔軟な変化における迅速な判断を要求する」
白石少将は、静かな威厳をもって答えた。
「パターソン提督。我が第七戦隊は、貴艦隊の高性能レーダーと
射撃管制の威力に、大きな期待を寄せています。
そして、我が艦隊の魚雷攻撃の威力も、貴艦隊の戦闘を補完できるでしょう。
貴方の合理的な指揮方式を学ぶ機会を得られたことに感謝します」
白石少将の第七戦隊は、ボルチモア、オールバニら元米軍重巡洋艦と行動を共にし
艦隊指揮の日米融合の試金石となる。特に、近接対空防御においては
元STG-4の戦艦アラバマ、サウスダコタ
そして重巡ボルチモア、オールバニのVT信管対空砲火を中核とし
第七戦隊の対空火器がこれを援護するという多層防御が構築された。
パターソンの艦隊は、単なる逃亡者の集団ではなく
日米の最も優れた要素を融合させた、新しい戦闘集団へと変貌を遂げつつあった。
作戦発動の直前、パターソン提督は
アラバマの艦橋で、黒田少将と最終的な配置を確認した。
連合艦隊の主力が西側からマリアナ諸島へ接近する中
パターソンの独立遊撃艦隊は、最も危険な東側の海域へ、大胆に進出した。
「米軍偵察隊が、この龍鶴とアラバマの艦影を
捉えた瞬間ハルゼーの憎悪は理性を凌駕するだろう」
パターソンは冷徹に予測した。
「彼は、私への個人的な復讐と、裏切りの象徴である
艦隊の殲滅を最優先する。甲部隊への攻撃は二の次になる」
黒田少将は、海図上のマーカーを動かし、日本艦隊本隊との連携を確認した。
「貴方の艦隊が、米軍機の攻撃の主軸を完全に引き受ける。
それにより、甲部隊は、損害を減らし、
マリアナ沖海戦の後半の航空戦に、より多くの戦力を温存できる」
「その通りだ。我々の目的は、甲部隊の生存、そして米軍機の非合理的な消耗だ」
パターソンは断言した。
「龍鶴には、米軍の総攻撃に耐えるだけの防御力と
VT信管が織りなす対空弾幕がある。我々は、米軍のパイロットたちに
『見えない壁』の恐怖を植え付ける」
彼の声には、自らの艦隊を最大の囮とすることへの
一切の躊躇がなかった。それは、大義を貫徹するための、冷徹な犠牲の計算だった。
独立遊撃艦隊は、龍鶴を中央に、戦艦アラバマ、サウスダコタ
そして新たな盟友である第七戦隊の重巡群、そしてオブライエン以下の駆逐艦隊を従え
マリアナ諸島東方の、米軍の攻撃軸の真正面へと、その針路を定めた。
彼らの航跡は、単なる反逆者の逃走ではなく
太平洋戦争の趨勢を左右する、壮大な戦略的陽動の始まりを告げるものだった。
彼らは、ハルゼーの憎悪と、自らの技術という二つの武器を手に、宿命の対決の場へと突き進んでいった。
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