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戦火の拡大と新世代の戦争
太平洋戦線
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真珠湾への奇襲攻撃から数週間、
太平洋の勢力図は劇的に塗り替えられていた。
日本軍は、その電撃的な攻勢を緩めることなく、
旧来の戦争では想像もできなかった速度で、広大な太平洋の
主要拠点を次々と掌握していった。その進撃は、アメリカの度肝を抜くものだった。
真珠湾攻撃後、日本軍はフィリピン諸島に上陸し、
アメリカの守備隊を圧倒。マニラはわずかな抵抗の後、陥落した。
同時に、南方のシンガポールも、陸海空一体となった奇襲作戦により、
瞬く間にその門戸を開いた。これらの戦略的要衝の確保は
日本に豊富な資源と、広大な防衛圏をもたらした。
さらに、ハワイの真珠湾が機能不全に陥ったことで、
太平洋におけるアメリカ海軍のプレゼンスは著しく低下し、
日本軍はミッドウェー島へも無血上陸を果たした。
これらの占領地には、日本軍が誇る最新鋭の防衛網が、迅速に構築されていった。
特に目を引いたのは、レーダー連動型対空砲の配備と
誘導弾の電子誘導システムの設置だった。
例えば、フィリピンのクラーク基地跡地には、
ドイツから供与された技術を基にした新型レーダーが設置された。
このレーダーは、探知した敵機の位置と速度を、
自動的に近隣の対空砲に転送し、精密な照準を可能にする。
これにより、たとえ夜間や悪天候下であっても、飛来する敵機に対し、
従来では考えられないほどの命中精度で砲弾を浴びせることができた。
シンガポールやミッドウェーといった島嶼には、
日本の技術の粋を集めた地対空誘導弾が配備された。これらの誘導弾は、
発射後も地上から発信される無線信号によって軌道を修正することが可能で、
敵機が回避行動を取ろうとしても、まるで意思を持つかのように追尾し、
最終的には命中する。これらの兵器は、日本の占領地を
まさに鉄壁の要塞へと変貌させていった。
上空では、日本のジェット戦闘機部隊が、圧倒的な存在感を示していた真珠湾攻撃で猛威を振るった「橘花」の改良型や、「火龍」と呼ばれる
さらに高性能な新型ジェット戦闘機が、占領地の空を哨戒していた。
彼らは、その驚異的な速度で、アメリカの偵察機や爆撃機を瞬時に撃墜し
近づく敵の航空戦力を寄せ付けなかった。
また、ジェット機だけでなく、震電や烈風といった、
日本の誇る高性能レシプロ戦闘機隊も、引き続き重要な役割を担っていた。
これらのレシプロ機は、ジェット機のような絶対的な速度は持たないものの、
長距離飛行能力と、低速域での高い運動性能を生かし、
ジェット機がカバーできない広範囲の哨戒や、地上攻撃を担っていた。
彼らは、アメリカの航空母艦部隊が、日本の支配する空域に近づくことを許さず、
その動きを完全に封じ込めた。
一方、アメリカ海軍は、真珠湾での壊滅的な被害から立ち直るべく、
必死の再建に取り組んでいた。
真珠湾で沈んだ艦艇の多くは引き上げ不能だったが、
残存艦隊を再編成し、同時に、戦時体制で急ピッチで建造を進めていた
新型空母の戦力化を急いだ。
その中核をなすのは、当時世界最大の航空母艦として建造されていた
「ミッドウェイ」級空母と、その設計を基にさらに改良された
「タイコンデロガ」級空母だった。これらの巨大な空母は、
それぞれ100機以上の航空機を搭載可能であり、
真珠湾で失われた航空戦力を補う、アメリカ海軍の希望の星だった。
「ミッドウェイ級とタイコンデロガ級、計6隻の空母が、
太平洋艦隊に配備される。これにより、我々の航空戦力は再び世界最強となるだろう。」
ニミッツ提督は、重苦しい表情で、新たな艦隊編成の報告書を読み上げた。
彼の心の中には、真珠湾での屈辱と、日本軍の圧倒的な
技術力への警戒感が深く刻み込まれていた。
新しく編成された機動部隊は、これらの空母を中核とし、
巡洋艦や駆逐艦がその周囲を固める布陣を敷いていた。
彼らの任務は、日本軍の占領地奪還であり、
太平洋におけるアメリカの優位を取り戻すことだった。
両軍は、太平洋の広大な海域で、
これまでには考えられなかった遠距離での艦隊戦を繰り広げることになった。
その主役は、もはや戦艦ではなく、レーダーと航空機だった。
かつて、海軍の象徴であり、その戦闘力の中心だった戦艦は、
この新しい戦争では、その役割を大きく変えていた。
彼らは、航空母艦の強力な防空網の要となり、多数の対空砲を駆使して、
敵の航空機から空母を守る盾となった。また、上陸作戦においては、
その大口径砲を活かし、上陸支援のための艦砲射撃を行う役割に限定された。
真珠湾での戦艦群の壊滅は、
旧時代の巨艦巨砲主義が終焉を迎えたことを、明確に示していた。
日本軍の空母艦載機とアメリカ軍の空母艦載機は、
互いの母艦を探知するために、広大な空域を偵察した。
高性能レーダーを搭載した偵察機が、数百キロメートル離れた位置から
敵艦隊の存在を探知し、その情報が瞬時に母艦へと伝えられる。
そして、レーダーの情報に基づいて、攻撃隊が発艦し、敵艦隊へと向かっていく。
ある日、日本軍の「火龍」偵察機が、遥か彼方にアメリカの機動部隊を発見した。
「敵艦隊確認!空母複数!ミッドウェイ級と思われます!」
報告を受けた日本軍の空母司令官は、即座に攻撃隊の発艦を命じた。
日本の空母から、「橘花」の攻撃隊と、「流星」の雷撃隊が、轟音を立てて発艦していった。
アメリカ海軍の空母「ミッドウェイ」の艦橋では
レーダーに接近する日本機の反応が映し出されていた。
「敵機接近!高速です!日本軍のジェット機か!」
「全機発艦準備!F8F、F4Uを先に上げろ!迎撃準備!」
ニミッツ提督の命令が下る。ミッドウェイの飛行甲板からは、
F8FベアキャットとF4Uコルセアが次々と飛び立っていった。
ジェット機同士、あるいはジェット機と
高性能レシプロ機の激しい空中戦が繰り広げられた。
速度の優位を持つジェット機は、一撃離脱戦法でアメリカ機を翻弄する。
しかし、アメリカのパイロットたちも、その卓越した操縦技術と、
レシプロ機特有の機動性を活かし、粘り強く抵抗した。
互いの機体から放たれる機銃弾が、空中に閃光を放ち、
時には炎上する機体が、海へと落ちていく。
太平洋の戦線は、徐々に膠着状態へと陥っていった。
アメリカは、日本の占領地が持つ鉄壁の防衛網を前に、迂闊に近づくことができなかった。
日本もまた、アメリカの再建された航空母艦部隊の規模に警戒し、
大規模な進撃を控えていた。
この膠着状態を打破すべく、日本軍は、
さらなる特攻兵器を投入してきた。その一つが、巨大な「伊四百型潜水艦」だった。
史実では未完成に終わったこの「潜水空母」は、
この世界線では実戦投入されていた。伊四百型潜水艦は、
通常の潜水艦としての攻撃能力に加え、「晴嵐」と呼ばれる
特殊な攻撃機を3機搭載し発進させることができた。
深海から浮上した伊四百型潜水艦から発進した「晴嵐」は
アメリカの予期せぬ方向から攻撃を仕掛けた。
低空から接近する「晴嵐」は、その奇襲性から、
アメリカ艦隊に多大な損害を与えた。特に、補給艦や輸送艦が狙われ、
大西洋と太平洋の双方で、連合国の補給路は深刻な脅威に晒された。
さらに、日本軍は、無線誘導魚雷「回天」といった兵器も投入してきた。
これらは、史実において日本の絶望的な状況と
勝利への執念が生み出した、極めて非人道的な兵器だった。
回天は、魚雷の内部に操縦士が乗り込み、敵艦に直接突入するというもので、
その命中精度は非常に高かった。
しかしこの世界では無線での誘導技術が発達
観測機や潜水艦から誘導しほぼ確実に命中させる
ある日、アメリカの護衛空母が、回天の攻撃を受け、轟音と共に爆発炎上した。
この特攻兵器の投入は、アメリカ海軍に心理的な動揺を与え、
将兵の士気に大きな影響を与えた。
「回天だと?!こんな…こんなことをしてくるのか…」
アメリカ海兵隊の将校が、青ざめた顔で報告書を読み上げた。
彼らは、日本軍の戦い方が、これまでの戦争の常識を
はるかに超えたものになっていることを、痛感していた。
太平洋の戦線は、こうして消耗戦の様相を呈していった。
日本の電子の目と、ジェット機の優位、そして新型兵器の投入は、
アメリカの反撃を鈍らせ、戦線は膠着状態に陥った。
両軍は、互いに膨大な資源と人命を投入し、未来の技術を投入しながら、
広大な太平洋で泥沼の戦いを繰り広げていくことになったのである。
それは、旧時代の戦争が完全に終わりを告げ、新時代の、
より過酷で、より破壊的な戦争が本格的に始まったことを意味していた。
太平洋の勢力図は劇的に塗り替えられていた。
日本軍は、その電撃的な攻勢を緩めることなく、
旧来の戦争では想像もできなかった速度で、広大な太平洋の
主要拠点を次々と掌握していった。その進撃は、アメリカの度肝を抜くものだった。
真珠湾攻撃後、日本軍はフィリピン諸島に上陸し、
アメリカの守備隊を圧倒。マニラはわずかな抵抗の後、陥落した。
同時に、南方のシンガポールも、陸海空一体となった奇襲作戦により、
瞬く間にその門戸を開いた。これらの戦略的要衝の確保は
日本に豊富な資源と、広大な防衛圏をもたらした。
さらに、ハワイの真珠湾が機能不全に陥ったことで、
太平洋におけるアメリカ海軍のプレゼンスは著しく低下し、
日本軍はミッドウェー島へも無血上陸を果たした。
これらの占領地には、日本軍が誇る最新鋭の防衛網が、迅速に構築されていった。
特に目を引いたのは、レーダー連動型対空砲の配備と
誘導弾の電子誘導システムの設置だった。
例えば、フィリピンのクラーク基地跡地には、
ドイツから供与された技術を基にした新型レーダーが設置された。
このレーダーは、探知した敵機の位置と速度を、
自動的に近隣の対空砲に転送し、精密な照準を可能にする。
これにより、たとえ夜間や悪天候下であっても、飛来する敵機に対し、
従来では考えられないほどの命中精度で砲弾を浴びせることができた。
シンガポールやミッドウェーといった島嶼には、
日本の技術の粋を集めた地対空誘導弾が配備された。これらの誘導弾は、
発射後も地上から発信される無線信号によって軌道を修正することが可能で、
敵機が回避行動を取ろうとしても、まるで意思を持つかのように追尾し、
最終的には命中する。これらの兵器は、日本の占領地を
まさに鉄壁の要塞へと変貌させていった。
上空では、日本のジェット戦闘機部隊が、圧倒的な存在感を示していた真珠湾攻撃で猛威を振るった「橘花」の改良型や、「火龍」と呼ばれる
さらに高性能な新型ジェット戦闘機が、占領地の空を哨戒していた。
彼らは、その驚異的な速度で、アメリカの偵察機や爆撃機を瞬時に撃墜し
近づく敵の航空戦力を寄せ付けなかった。
また、ジェット機だけでなく、震電や烈風といった、
日本の誇る高性能レシプロ戦闘機隊も、引き続き重要な役割を担っていた。
これらのレシプロ機は、ジェット機のような絶対的な速度は持たないものの、
長距離飛行能力と、低速域での高い運動性能を生かし、
ジェット機がカバーできない広範囲の哨戒や、地上攻撃を担っていた。
彼らは、アメリカの航空母艦部隊が、日本の支配する空域に近づくことを許さず、
その動きを完全に封じ込めた。
一方、アメリカ海軍は、真珠湾での壊滅的な被害から立ち直るべく、
必死の再建に取り組んでいた。
真珠湾で沈んだ艦艇の多くは引き上げ不能だったが、
残存艦隊を再編成し、同時に、戦時体制で急ピッチで建造を進めていた
新型空母の戦力化を急いだ。
その中核をなすのは、当時世界最大の航空母艦として建造されていた
「ミッドウェイ」級空母と、その設計を基にさらに改良された
「タイコンデロガ」級空母だった。これらの巨大な空母は、
それぞれ100機以上の航空機を搭載可能であり、
真珠湾で失われた航空戦力を補う、アメリカ海軍の希望の星だった。
「ミッドウェイ級とタイコンデロガ級、計6隻の空母が、
太平洋艦隊に配備される。これにより、我々の航空戦力は再び世界最強となるだろう。」
ニミッツ提督は、重苦しい表情で、新たな艦隊編成の報告書を読み上げた。
彼の心の中には、真珠湾での屈辱と、日本軍の圧倒的な
技術力への警戒感が深く刻み込まれていた。
新しく編成された機動部隊は、これらの空母を中核とし、
巡洋艦や駆逐艦がその周囲を固める布陣を敷いていた。
彼らの任務は、日本軍の占領地奪還であり、
太平洋におけるアメリカの優位を取り戻すことだった。
両軍は、太平洋の広大な海域で、
これまでには考えられなかった遠距離での艦隊戦を繰り広げることになった。
その主役は、もはや戦艦ではなく、レーダーと航空機だった。
かつて、海軍の象徴であり、その戦闘力の中心だった戦艦は、
この新しい戦争では、その役割を大きく変えていた。
彼らは、航空母艦の強力な防空網の要となり、多数の対空砲を駆使して、
敵の航空機から空母を守る盾となった。また、上陸作戦においては、
その大口径砲を活かし、上陸支援のための艦砲射撃を行う役割に限定された。
真珠湾での戦艦群の壊滅は、
旧時代の巨艦巨砲主義が終焉を迎えたことを、明確に示していた。
日本軍の空母艦載機とアメリカ軍の空母艦載機は、
互いの母艦を探知するために、広大な空域を偵察した。
高性能レーダーを搭載した偵察機が、数百キロメートル離れた位置から
敵艦隊の存在を探知し、その情報が瞬時に母艦へと伝えられる。
そして、レーダーの情報に基づいて、攻撃隊が発艦し、敵艦隊へと向かっていく。
ある日、日本軍の「火龍」偵察機が、遥か彼方にアメリカの機動部隊を発見した。
「敵艦隊確認!空母複数!ミッドウェイ級と思われます!」
報告を受けた日本軍の空母司令官は、即座に攻撃隊の発艦を命じた。
日本の空母から、「橘花」の攻撃隊と、「流星」の雷撃隊が、轟音を立てて発艦していった。
アメリカ海軍の空母「ミッドウェイ」の艦橋では
レーダーに接近する日本機の反応が映し出されていた。
「敵機接近!高速です!日本軍のジェット機か!」
「全機発艦準備!F8F、F4Uを先に上げろ!迎撃準備!」
ニミッツ提督の命令が下る。ミッドウェイの飛行甲板からは、
F8FベアキャットとF4Uコルセアが次々と飛び立っていった。
ジェット機同士、あるいはジェット機と
高性能レシプロ機の激しい空中戦が繰り広げられた。
速度の優位を持つジェット機は、一撃離脱戦法でアメリカ機を翻弄する。
しかし、アメリカのパイロットたちも、その卓越した操縦技術と、
レシプロ機特有の機動性を活かし、粘り強く抵抗した。
互いの機体から放たれる機銃弾が、空中に閃光を放ち、
時には炎上する機体が、海へと落ちていく。
太平洋の戦線は、徐々に膠着状態へと陥っていった。
アメリカは、日本の占領地が持つ鉄壁の防衛網を前に、迂闊に近づくことができなかった。
日本もまた、アメリカの再建された航空母艦部隊の規模に警戒し、
大規模な進撃を控えていた。
この膠着状態を打破すべく、日本軍は、
さらなる特攻兵器を投入してきた。その一つが、巨大な「伊四百型潜水艦」だった。
史実では未完成に終わったこの「潜水空母」は、
この世界線では実戦投入されていた。伊四百型潜水艦は、
通常の潜水艦としての攻撃能力に加え、「晴嵐」と呼ばれる
特殊な攻撃機を3機搭載し発進させることができた。
深海から浮上した伊四百型潜水艦から発進した「晴嵐」は
アメリカの予期せぬ方向から攻撃を仕掛けた。
低空から接近する「晴嵐」は、その奇襲性から、
アメリカ艦隊に多大な損害を与えた。特に、補給艦や輸送艦が狙われ、
大西洋と太平洋の双方で、連合国の補給路は深刻な脅威に晒された。
さらに、日本軍は、無線誘導魚雷「回天」といった兵器も投入してきた。
これらは、史実において日本の絶望的な状況と
勝利への執念が生み出した、極めて非人道的な兵器だった。
回天は、魚雷の内部に操縦士が乗り込み、敵艦に直接突入するというもので、
その命中精度は非常に高かった。
しかしこの世界では無線での誘導技術が発達
観測機や潜水艦から誘導しほぼ確実に命中させる
ある日、アメリカの護衛空母が、回天の攻撃を受け、轟音と共に爆発炎上した。
この特攻兵器の投入は、アメリカ海軍に心理的な動揺を与え、
将兵の士気に大きな影響を与えた。
「回天だと?!こんな…こんなことをしてくるのか…」
アメリカ海兵隊の将校が、青ざめた顔で報告書を読み上げた。
彼らは、日本軍の戦い方が、これまでの戦争の常識を
はるかに超えたものになっていることを、痛感していた。
太平洋の戦線は、こうして消耗戦の様相を呈していった。
日本の電子の目と、ジェット機の優位、そして新型兵器の投入は、
アメリカの反撃を鈍らせ、戦線は膠着状態に陥った。
両軍は、互いに膨大な資源と人命を投入し、未来の技術を投入しながら、
広大な太平洋で泥沼の戦いを繰り広げていくことになったのである。
それは、旧時代の戦争が完全に終わりを告げ、新時代の、
より過酷で、より破壊的な戦争が本格的に始まったことを意味していた。
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