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第1章1節 学園生活/始まりの一学期
第29話 転入生
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「ただいま戻りましたー」
職員室の扉を開け、ヘルマンは自分の机に着く。
「今日の授業はこれで終わりっと……」
教科書類を置いた後、自分に手の平を向けて、行使してある魔法を解いた。
「うんうん……今日もアドルフ先生に近付けたかなっと……ん?」
真っ白い肌に大きく開いた眼光、艶のない湿った長髪。
陰鬱さを感じられる見た目になったヘルマンが参考書の片付けをしていると、
聞き慣れた声が二つ聞こえてきた。
(ルドミリア先生とリーン先生……かな?)
「……やっと本性現したって感じですね」
「辛辣だな……」
「だってウィーエルにいた時からですよ。毎日のように父に掛け合ってきて、学園でも口を出してきて……私がグレイスウィルに来たの、彼らから離れるためっていうのもありますから」
「心中お察しするよ。その上で……彼の処遇は君に任せようと思っている」
「大丈夫ですよ。一年生担当で貴族の子供達に物申せるの、私ぐらいなものですし。それでいつ頃やってくるんですか」
「来週の月曜日からだ」
「あー……まあまだ六月だしいい方なのかなー……わかりました、週末で覚悟決めておきます」
「おやヘルマン先生。手が止まっておりますよぉ」
いつの間にか同僚のミーガンが、ティーカップを二つ持って隣に立っていた。
「あ、ミーガン先生すみません」
「何やらぼーっとした様子でしたがぁ」
「いやあ……ちょっと気になる話が聞こえてきましてねえ……」
「……ほう」
「あの会話から考えると……来るみたいですよ、転入生」
「転入生ぇ?」
ミーガンは眉を吊り上げながらヘルマンの机にティーカップを置く。
「そこそこ権力があるところから来るらしいですよ。六月に転入してきて、しかもそんなんじゃ……お察しですね。どうやらリーン先生のクラスに入るみたいです」
「あの人も苦労人ですなぁ」
「伊達に百年近く生きてないですねえ。あ、お茶ありがとうございます」
ヘルマンは紅茶を口に入れる。だがすぐにむせて吐き出した。
「ヘルマン先生ー! 何か言いませんでしたかー!?」
「ぐふん! いえっ、なあにもー! 申し上げておりませんー! げふっげふっ!」
「私耳長いんでー! 地獄耳なんでー! 覚えておいてくださいー!」
「はぁーい! ぐふっ!」
五月も終わり暦は六月に変わる。青々と育った緑は雨に濡れ、天からの恵みを享受する。しかし心持つ生命にとっては、それは憂鬱を象徴する現象でしかない。
そんな六月の最初の月曜日、一年三組の朝。
「なあなあヴィクトール、後出しじゃんけんしようぜ」
「……」
「じゃんけんほいほいで後のほいに出した方で勝負だ! わかったな!」
「……」
「聞いているのか!? 返事をしろー!」
「……シャドウ。相手をしてやれ」
ヴィクトールの声に応じてシャドウは姿を変える。その姿はクラリアと瓜二つだ。
「むぎー、まだシャドウかよ。アタシはヴィクトールとじゃんけんしたいぞー!」
「貴様の目玉は抉られているのか? 俺が何をしているかぐらい目に入っているはずだが?」
「お前の方こそいっつも勉強ばっかりでつまんないぞー! アタシに構いやがれー!」
「ああ……」
教科書を見ながらペンを走らせるヴィクトールの周りを、クラリアがせわしなく動き回っている。
クラリスはクラリアの机に座っており、クラリアを横目に見ながら手を頭に当てて溜息をつく。
「クラリア……少しは落ち着くことを覚えたらどうだ。彼は迷惑がっているだろう」
「アタシはもっと仲良くなりたいんだ! そのためには会話だ会話! コミュニケーションってやつだ!」
「沈黙は金とも美徳とも言うな。つまり黙っていることもコミュニケーションの一つだ」
「何だと!? ぐぎぎ……じゃあ黙るぜ!」
「本当に単純だな貴様……」
「皆ー、席に着いて着いてー。ホームルームやるよー」
クラリアが騒いでいると、教室にリーンが入ってきた。
こうするとクラリアとヴィクトール含め、一年三組の生徒達は静かになるが、今日だけは様子が違う。
リーンの後ろにいた見慣れない生徒を見て、静寂を通り越した戸惑いが広がっていったのだ。
「何だあいつ?」
「転入生か」
「転入生?」
「いいから席に着け。彼についてはリーン先生から話があるだろう」
「んー、ならそうするかー」
クラリアはヴィクトールの隣の席に着く。そして身を前に乗り出し、リーンが連れて来た生徒を観察し始める。
「皆おはよう。今日は大事なお知らせがあります。なんとこのクラスに新しく入る子がいます。早速自己紹介よろしくね」
リーンが話すように促した生徒は、薄いベージュ色の髪。糸のような細目であるため、瞳の色は伺えない。ゆったり盛られた前髪に横髪は僅かに耳が見える程度。その下からでも耳が長いことがわかる。生徒の横には雲を纏った精霊が浮いていた。
「はい。ぼくはハンス・エルフィン・メティアっていいます。見ての通りエルフです。皆と仲良くしていけたらいいなって思っています。よろしくお願いします」
「えっと、ナイトメアの紹介をしてもらっても?」
「ナイトメア? ……そうだ忘れてた。この雲みたいなのがシルフィ、ぼくのナイトメアです。ナイトメア共々よろしくお願いします」
ハンスはお辞儀をする。すると教室内からはやや大きめの拍手が響いた。
「はい、ありがとう。これからこのクラスは三十一人になるわけだけど、皆今まで通り頑張っていきましょう。それでハンス君の席は……ヴィクトール君の後ろでいいかな? 一番廊下寄りの列の前から二番目」
「はい、大丈夫です」
「ありがとう。ヴィクトール君、彼はつい先日アルブリアにやってきたばかりだから、学級委員及び生徒会の代表として色々教えてあげてね」
「了解しました」
「よし、今朝の連絡はこのぐらいかな。それじゃあ今日も頑張っていきましょう」
ハンスはヴィクトールの後ろに座り、リーンは教室の扉を開け出ていく。
「うっ、ううっ……」
しかしその扉が閉められた瞬間、ハンスが悶え出した。
「おーっす、アタシはクラリアでこっちがクラリス……ってどうした!? 凄く苦しそうだぞ!?」
「す、すみません、クラリアさん……朝食を食べすぎちゃったかな? 何だかお腹が痛くなってきて……」
「そいつは大変だ! アタシとそれからヴィクトールが保健室に連れていってやるぞ! いいよな!?」
クラリアは同意を求めてヴィクトールに目を遣る。
だが彼は自分とは対照的な、冷ややかな目でハンスを見つめていた。
「何だよお前! 人が苦しんでいるんだぞ! 馬鹿にしたような目で見やがって!」
「……ああ、悪かった。とにかく診てもらわないとな」
「そうだそうだ! さっさと連れていくぞ!」
「あ、ありがとう……」
クラリアは立ち上がりハンスの腕を支えて歩き出す。純然たる善意がそこにはあった。
「……こいつには気をつけろ」
一方のヴィクトールは、立ち上がると同時にクラリスに耳打ちをした。彼は薄汚れた悪意を感じたらしい。
「知ってるか? 何でも転入生がやってきたらしいぜ」
「本当? どこのクラスなんだろう」
「一年三組。ボク達の隣の隣のクラスだってよ」
「それならあまり関係ない……かな」
「まあすれ違うぐらいはあるかもなー」
「……」
所変わって一年一組。エリス、アーサー、カタリナ、イザークの四人は現在演習場に移動している途中だ。
「……」
不意にアーサーは立ち止まり後ろを振り向く。他の三人も続いて立ち止まり、後ろを見つめる。
「おっ? 急に立ち止まってどうした?」
「……誰かに見られている気がした」
「マジで? オマエ結構イケメンだから女子が見てたんじゃ痛でぇ!」
「あんたを狙っているかもしれない」
アーサーはエリスを見ながらきっぱりと言う。
「警戒していく」
「そ、そんな気にする程のことじゃないと思うけどなあ……」
結論を出した四人は再び歩き出すのだった。
「――今日だけで面白そうな奴に二人も会っちゃったよ。こりゃあ楽しめそうだ」
職員室の扉を開け、ヘルマンは自分の机に着く。
「今日の授業はこれで終わりっと……」
教科書類を置いた後、自分に手の平を向けて、行使してある魔法を解いた。
「うんうん……今日もアドルフ先生に近付けたかなっと……ん?」
真っ白い肌に大きく開いた眼光、艶のない湿った長髪。
陰鬱さを感じられる見た目になったヘルマンが参考書の片付けをしていると、
聞き慣れた声が二つ聞こえてきた。
(ルドミリア先生とリーン先生……かな?)
「……やっと本性現したって感じですね」
「辛辣だな……」
「だってウィーエルにいた時からですよ。毎日のように父に掛け合ってきて、学園でも口を出してきて……私がグレイスウィルに来たの、彼らから離れるためっていうのもありますから」
「心中お察しするよ。その上で……彼の処遇は君に任せようと思っている」
「大丈夫ですよ。一年生担当で貴族の子供達に物申せるの、私ぐらいなものですし。それでいつ頃やってくるんですか」
「来週の月曜日からだ」
「あー……まあまだ六月だしいい方なのかなー……わかりました、週末で覚悟決めておきます」
「おやヘルマン先生。手が止まっておりますよぉ」
いつの間にか同僚のミーガンが、ティーカップを二つ持って隣に立っていた。
「あ、ミーガン先生すみません」
「何やらぼーっとした様子でしたがぁ」
「いやあ……ちょっと気になる話が聞こえてきましてねえ……」
「……ほう」
「あの会話から考えると……来るみたいですよ、転入生」
「転入生ぇ?」
ミーガンは眉を吊り上げながらヘルマンの机にティーカップを置く。
「そこそこ権力があるところから来るらしいですよ。六月に転入してきて、しかもそんなんじゃ……お察しですね。どうやらリーン先生のクラスに入るみたいです」
「あの人も苦労人ですなぁ」
「伊達に百年近く生きてないですねえ。あ、お茶ありがとうございます」
ヘルマンは紅茶を口に入れる。だがすぐにむせて吐き出した。
「ヘルマン先生ー! 何か言いませんでしたかー!?」
「ぐふん! いえっ、なあにもー! 申し上げておりませんー! げふっげふっ!」
「私耳長いんでー! 地獄耳なんでー! 覚えておいてくださいー!」
「はぁーい! ぐふっ!」
五月も終わり暦は六月に変わる。青々と育った緑は雨に濡れ、天からの恵みを享受する。しかし心持つ生命にとっては、それは憂鬱を象徴する現象でしかない。
そんな六月の最初の月曜日、一年三組の朝。
「なあなあヴィクトール、後出しじゃんけんしようぜ」
「……」
「じゃんけんほいほいで後のほいに出した方で勝負だ! わかったな!」
「……」
「聞いているのか!? 返事をしろー!」
「……シャドウ。相手をしてやれ」
ヴィクトールの声に応じてシャドウは姿を変える。その姿はクラリアと瓜二つだ。
「むぎー、まだシャドウかよ。アタシはヴィクトールとじゃんけんしたいぞー!」
「貴様の目玉は抉られているのか? 俺が何をしているかぐらい目に入っているはずだが?」
「お前の方こそいっつも勉強ばっかりでつまんないぞー! アタシに構いやがれー!」
「ああ……」
教科書を見ながらペンを走らせるヴィクトールの周りを、クラリアがせわしなく動き回っている。
クラリスはクラリアの机に座っており、クラリアを横目に見ながら手を頭に当てて溜息をつく。
「クラリア……少しは落ち着くことを覚えたらどうだ。彼は迷惑がっているだろう」
「アタシはもっと仲良くなりたいんだ! そのためには会話だ会話! コミュニケーションってやつだ!」
「沈黙は金とも美徳とも言うな。つまり黙っていることもコミュニケーションの一つだ」
「何だと!? ぐぎぎ……じゃあ黙るぜ!」
「本当に単純だな貴様……」
「皆ー、席に着いて着いてー。ホームルームやるよー」
クラリアが騒いでいると、教室にリーンが入ってきた。
こうするとクラリアとヴィクトール含め、一年三組の生徒達は静かになるが、今日だけは様子が違う。
リーンの後ろにいた見慣れない生徒を見て、静寂を通り越した戸惑いが広がっていったのだ。
「何だあいつ?」
「転入生か」
「転入生?」
「いいから席に着け。彼についてはリーン先生から話があるだろう」
「んー、ならそうするかー」
クラリアはヴィクトールの隣の席に着く。そして身を前に乗り出し、リーンが連れて来た生徒を観察し始める。
「皆おはよう。今日は大事なお知らせがあります。なんとこのクラスに新しく入る子がいます。早速自己紹介よろしくね」
リーンが話すように促した生徒は、薄いベージュ色の髪。糸のような細目であるため、瞳の色は伺えない。ゆったり盛られた前髪に横髪は僅かに耳が見える程度。その下からでも耳が長いことがわかる。生徒の横には雲を纏った精霊が浮いていた。
「はい。ぼくはハンス・エルフィン・メティアっていいます。見ての通りエルフです。皆と仲良くしていけたらいいなって思っています。よろしくお願いします」
「えっと、ナイトメアの紹介をしてもらっても?」
「ナイトメア? ……そうだ忘れてた。この雲みたいなのがシルフィ、ぼくのナイトメアです。ナイトメア共々よろしくお願いします」
ハンスはお辞儀をする。すると教室内からはやや大きめの拍手が響いた。
「はい、ありがとう。これからこのクラスは三十一人になるわけだけど、皆今まで通り頑張っていきましょう。それでハンス君の席は……ヴィクトール君の後ろでいいかな? 一番廊下寄りの列の前から二番目」
「はい、大丈夫です」
「ありがとう。ヴィクトール君、彼はつい先日アルブリアにやってきたばかりだから、学級委員及び生徒会の代表として色々教えてあげてね」
「了解しました」
「よし、今朝の連絡はこのぐらいかな。それじゃあ今日も頑張っていきましょう」
ハンスはヴィクトールの後ろに座り、リーンは教室の扉を開け出ていく。
「うっ、ううっ……」
しかしその扉が閉められた瞬間、ハンスが悶え出した。
「おーっす、アタシはクラリアでこっちがクラリス……ってどうした!? 凄く苦しそうだぞ!?」
「す、すみません、クラリアさん……朝食を食べすぎちゃったかな? 何だかお腹が痛くなってきて……」
「そいつは大変だ! アタシとそれからヴィクトールが保健室に連れていってやるぞ! いいよな!?」
クラリアは同意を求めてヴィクトールに目を遣る。
だが彼は自分とは対照的な、冷ややかな目でハンスを見つめていた。
「何だよお前! 人が苦しんでいるんだぞ! 馬鹿にしたような目で見やがって!」
「……ああ、悪かった。とにかく診てもらわないとな」
「そうだそうだ! さっさと連れていくぞ!」
「あ、ありがとう……」
クラリアは立ち上がりハンスの腕を支えて歩き出す。純然たる善意がそこにはあった。
「……こいつには気をつけろ」
一方のヴィクトールは、立ち上がると同時にクラリスに耳打ちをした。彼は薄汚れた悪意を感じたらしい。
「知ってるか? 何でも転入生がやってきたらしいぜ」
「本当? どこのクラスなんだろう」
「一年三組。ボク達の隣の隣のクラスだってよ」
「それならあまり関係ない……かな」
「まあすれ違うぐらいはあるかもなー」
「……」
所変わって一年一組。エリス、アーサー、カタリナ、イザークの四人は現在演習場に移動している途中だ。
「……」
不意にアーサーは立ち止まり後ろを振り向く。他の三人も続いて立ち止まり、後ろを見つめる。
「おっ? 急に立ち止まってどうした?」
「……誰かに見られている気がした」
「マジで? オマエ結構イケメンだから女子が見てたんじゃ痛でぇ!」
「あんたを狙っているかもしれない」
アーサーはエリスを見ながらきっぱりと言う。
「警戒していく」
「そ、そんな気にする程のことじゃないと思うけどなあ……」
結論を出した四人は再び歩き出すのだった。
「――今日だけで面白そうな奴に二人も会っちゃったよ。こりゃあ楽しめそうだ」
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