89 / 247
第1章2節 学園生活/慣れてきた二学期
第86話 学園祭・その1
しおりを挟む
グレイスウィル魔法学園の一大行事、学園祭。普段は教師の教えから学んでいる受動的な学生達が、この日だけは主体的に活動することを許される。
料理に遊技場に展示に発表、死亡事故や大怪我がなければ何でもよしの大騒ぎ。この祭りを終えて初めて、一年生は学園生活に完全に馴染んだと言えるだろう。
ちなみに帝国建国祭とは違い、ナイトメアは常に発現しておいても良いことになっている。そっちの方がごちゃごちゃしていて面白いというのは、初代学園祭実行委員長の弁であった。
「さあさあいらっしゃいお姉様方! 手芸部出店、今年は例年通りのポシェットに加えてシュシュを販売してますよー!」
「シュシュといいますのはね、最近流行りの髪留めですわ! 黒や茶色一色のヘアゴムで纏めた所に被せれば、たちどころにオシャレ力向上!」
「そんな最注目アイテムが銅貨一枚で買えるんですから、これは買わない手はありませんよね! さあさあ、どんどん見ていってくださいよー!」
裁縫室の手芸部販売。結局イザークは当日販売まで手芸部の手伝いをしており、現在はやってきた客相手に手を鳴らして舌を回していた。
「お兄さんこれください!」
「あっありがとうございま~す! 花柄のシュシュ一つと水色のポシェット二つ! えっとですね、しめて五百ヴォンド、銅貨五枚でございます!」
「あら……銅貨が三枚しかないわ。残りは鉄貨二十枚でもいいかしら?」
「全然構いませんよ~!」
教室内と会計を行ったり来たりしながら笑顔を振り撒く。
エリスとアーサーは、同じく販売に入っていたカタリナと一緒にその姿を見つめていた。
「……もういっぱしの商人だよね、あれ」
「本当に凄いよね……準備から今日まで、ずっとお世話になりっぱなしだよ」
「得意分野なのかもしれないな」
「ワンワン」
アーサーは腕を組んでうんうんと頷いている。カヴァスも同調するように首を動かしていた。
「え、珍しい。アーサーが褒めるなんて」
「……いや、ただの推測だ。褒めてはいない」
「いやー、今のは褒めている口ぶりだったよ」
三人が隅にまとまって立ち話をしていると、手芸部の部員がやってきてカタリナに声をかける。
「カタリナさん、もう十時半だから上がっていいよー」
「はい……ありがとうございます」
カタリナは軽く一礼をし、脇に寄せた机の後ろにある鞄に手をかけた。
「あ、シフト終わりなんだ」
「うん、朝だけ頑張って後は自由。そっちは?」
「わたしとアーサーは午後から。だからまだまだ時間あるよ」
「だ、だったら、その……」
「一緒に学園祭回ろうぜー!!」
「ごふっ!」
イザークが突進してきて、勢いのままアーサーの肩に手を置く。衝撃を抑え込めず、アーサーは前に若干のめった。
「ようアーサー、そしてエリスも! 接客に夢中で話しかける暇がなかったぜ!」
「そうだったの? 露骨に無視しているんだと思ってた」
「ボクがそんなことするわけないだろぉー!!」
「……はぁ」
イザークはアーサーの背中をバシバシ叩く。商品にはたきをかけていたサイリも、しれっと彼の隣に来ていた。
「イザークもシフト上がるの?」
「カタリナと一緒に上がるぜ! んで、どっか行きたい所ある?」
「えっとね、この後武術部に行こうかなって思ってた」
「ルシュドんとこか! 決定だな、行こうぜ!」
「あ、でもその前にこれお会計してよ」
エリスはイザークに、ラメが入った赤い布のシュシュを差し出す。
「かしこまり~! お会計はこちらになりま~す!」
「よろしくお願いしま~す」
「……あたしも準備してくるね」
「ああ」
実践演習でお馴染み演習場。奥の倉庫に近いエリアでは魔術研究部、その前の園舎に近いエリアでは武術部の出店がそれぞれ行われている。
「おりゃおりゃおりゃー!」
「せいっ! はっ!」
「イズヤも負けていられないと盛っているぜー!」
アルベルト、カイル、イズヤの三人は、武術部の的当てゲームで凌ぎを削っていた所だ。
普段使いのシャツやズボンから汗が滲み出て、少しばかり観客を増やしている。その辺は流石王国騎士と言った所だろうか。
「ふん! ぬん! どおっ! 中々! しんどいぜ!」
「やるなお前ら! 特にそこの狼耳、灰色の女子! ちっとも当たんねえよ!」
「クラリア良かったな、褒められたぞ」
「やった! ぜ! 感謝する! ぜ!」
「はい、そこまで! 終了でーす!」
「あっ今先輩が投げたのが当たりましたね」
「それはタイムアップの後に当たったのでカウントしませーん!」
「クソが!! ちゃっかりしてやがる!!」
武術部の部員達が的を片付けながら、命中した数を数える。
一分した後、部員達の中から代表してルシュドがやってきた。
「えーと。アルベルトさん、二十四。カイルさん、三十五。イズヤさん、十六。皆、十五以上。だから、これです」
ルシュドは三人にステッカーを渡す。アルベルトには銀の槍、イズヤには木の盾、そしてカイルには光沢がついた剣の物が渡された。
「武術部、手作り。武器の……なんだっけ」
「ステッカーですね。鞄にでも貼っておきましょう」
「……別にいいし! こんなのどうでもいいし!! 結果についても気にしてねーし!!!」
「三回目ということもあって観念しましたね。開き直りとも言いますが」
「葉巻の吸いすぎか且つ学生達にかまけすぎたせいだとイズヤは分析するぜ」
「うるせーそんなこと……あ!!! あそこにルシュドの友達がいるぞ!!!」
「本当、ですか?」
「ただの話題逸らしかと思いましたがどうやら本当のようですね」
四人が首を伸ばすと、その先からはエリス達が向かってきている所だった。
「あ、おっちゃん達お久~。何? 今日暇なの?」
「非番と言え非番と。お前ら今年は何しているか気になって探りにきてやったんだぞ」
「自分達は先輩の付き合いです。本音を言うと早く仕事に戻りたいです」
「アルベルトの遊びっぷりにイズヤは辟易しているぜ」
「なんてこと言ってんだてめえら!?」
そこにタオルを首からかけたクラリアが駆け寄ってくる。休憩に入ったようだ。
「おっクラリアじゃん。随分と汗だくだけど、どしたの」
「おっすイザーク! さっき的を担当していたんだ! それで狐のおっちゃんに褒められたから、お礼しに来た! ありがとう!」
「お、そうか。わざわざどうもな」
「照れてやがるぜコイツとイズヤは思うぜ」
「うるせえやい」
アルベルトはそっぽを向いてから葉巻を取り出して火を点ける。その隣ではエリス達三人とルシュドが会話をしていた。
「ルシュドは今何やってたの?」
「カウント。的、球、当てる。それ、数える。難しい」
「え、数えるだけならそうでもなくない?」
「的、球、いっぱい。早い。じっと見る、難しい」
「なるほど、そういうことね」
「生徒ならともかく、騎士になると力量が段違いだ。そちらは厳しそうだな」
「そうそう。アーサー、やってみる?」
「断る。オレは武術部ではない」
「……しょんぼり」
するとエリス達の足に、突き上げてくるような振動が伝わってきた。
「え、何の音……?」
カタリナが戸惑っていると、今度は物体がぶつかり合う音が聞こえてくる。
それは的当てゲームの設営の裏側から放たれていた。唯一ルシュドだけが、涼しげな顔で音の鳴った方向を見ている。
「エリス。今、時間は?」
「えっと……午前十一時ぴったりだね」
「じゃあ、始まり。部長対スケバン聖女」
「す、すけばん?」
慌てた様子のイザークと笑顔が眩しいクラリアも駆け寄ってくる。アルベルト達はその場に留まって轟音の方を見遣っていた。
「部長とスケバン聖女のエキ何たかマッチだぜ! お前らも一緒に観に行こうぜ!」
「大丈夫なの? 結構な轟音響いてなかった?」
「予行練習の時もこんなだったから平気だぜー!」
「部長はともかくとして、スケバン聖女……一体どんな人物なんだ」
「アルベルトさん、何か知ってますか?」
「あーまあ……うん、実際に見てみた方が早いぞ。ほら行こう」
料理に遊技場に展示に発表、死亡事故や大怪我がなければ何でもよしの大騒ぎ。この祭りを終えて初めて、一年生は学園生活に完全に馴染んだと言えるだろう。
ちなみに帝国建国祭とは違い、ナイトメアは常に発現しておいても良いことになっている。そっちの方がごちゃごちゃしていて面白いというのは、初代学園祭実行委員長の弁であった。
「さあさあいらっしゃいお姉様方! 手芸部出店、今年は例年通りのポシェットに加えてシュシュを販売してますよー!」
「シュシュといいますのはね、最近流行りの髪留めですわ! 黒や茶色一色のヘアゴムで纏めた所に被せれば、たちどころにオシャレ力向上!」
「そんな最注目アイテムが銅貨一枚で買えるんですから、これは買わない手はありませんよね! さあさあ、どんどん見ていってくださいよー!」
裁縫室の手芸部販売。結局イザークは当日販売まで手芸部の手伝いをしており、現在はやってきた客相手に手を鳴らして舌を回していた。
「お兄さんこれください!」
「あっありがとうございま~す! 花柄のシュシュ一つと水色のポシェット二つ! えっとですね、しめて五百ヴォンド、銅貨五枚でございます!」
「あら……銅貨が三枚しかないわ。残りは鉄貨二十枚でもいいかしら?」
「全然構いませんよ~!」
教室内と会計を行ったり来たりしながら笑顔を振り撒く。
エリスとアーサーは、同じく販売に入っていたカタリナと一緒にその姿を見つめていた。
「……もういっぱしの商人だよね、あれ」
「本当に凄いよね……準備から今日まで、ずっとお世話になりっぱなしだよ」
「得意分野なのかもしれないな」
「ワンワン」
アーサーは腕を組んでうんうんと頷いている。カヴァスも同調するように首を動かしていた。
「え、珍しい。アーサーが褒めるなんて」
「……いや、ただの推測だ。褒めてはいない」
「いやー、今のは褒めている口ぶりだったよ」
三人が隅にまとまって立ち話をしていると、手芸部の部員がやってきてカタリナに声をかける。
「カタリナさん、もう十時半だから上がっていいよー」
「はい……ありがとうございます」
カタリナは軽く一礼をし、脇に寄せた机の後ろにある鞄に手をかけた。
「あ、シフト終わりなんだ」
「うん、朝だけ頑張って後は自由。そっちは?」
「わたしとアーサーは午後から。だからまだまだ時間あるよ」
「だ、だったら、その……」
「一緒に学園祭回ろうぜー!!」
「ごふっ!」
イザークが突進してきて、勢いのままアーサーの肩に手を置く。衝撃を抑え込めず、アーサーは前に若干のめった。
「ようアーサー、そしてエリスも! 接客に夢中で話しかける暇がなかったぜ!」
「そうだったの? 露骨に無視しているんだと思ってた」
「ボクがそんなことするわけないだろぉー!!」
「……はぁ」
イザークはアーサーの背中をバシバシ叩く。商品にはたきをかけていたサイリも、しれっと彼の隣に来ていた。
「イザークもシフト上がるの?」
「カタリナと一緒に上がるぜ! んで、どっか行きたい所ある?」
「えっとね、この後武術部に行こうかなって思ってた」
「ルシュドんとこか! 決定だな、行こうぜ!」
「あ、でもその前にこれお会計してよ」
エリスはイザークに、ラメが入った赤い布のシュシュを差し出す。
「かしこまり~! お会計はこちらになりま~す!」
「よろしくお願いしま~す」
「……あたしも準備してくるね」
「ああ」
実践演習でお馴染み演習場。奥の倉庫に近いエリアでは魔術研究部、その前の園舎に近いエリアでは武術部の出店がそれぞれ行われている。
「おりゃおりゃおりゃー!」
「せいっ! はっ!」
「イズヤも負けていられないと盛っているぜー!」
アルベルト、カイル、イズヤの三人は、武術部の的当てゲームで凌ぎを削っていた所だ。
普段使いのシャツやズボンから汗が滲み出て、少しばかり観客を増やしている。その辺は流石王国騎士と言った所だろうか。
「ふん! ぬん! どおっ! 中々! しんどいぜ!」
「やるなお前ら! 特にそこの狼耳、灰色の女子! ちっとも当たんねえよ!」
「クラリア良かったな、褒められたぞ」
「やった! ぜ! 感謝する! ぜ!」
「はい、そこまで! 終了でーす!」
「あっ今先輩が投げたのが当たりましたね」
「それはタイムアップの後に当たったのでカウントしませーん!」
「クソが!! ちゃっかりしてやがる!!」
武術部の部員達が的を片付けながら、命中した数を数える。
一分した後、部員達の中から代表してルシュドがやってきた。
「えーと。アルベルトさん、二十四。カイルさん、三十五。イズヤさん、十六。皆、十五以上。だから、これです」
ルシュドは三人にステッカーを渡す。アルベルトには銀の槍、イズヤには木の盾、そしてカイルには光沢がついた剣の物が渡された。
「武術部、手作り。武器の……なんだっけ」
「ステッカーですね。鞄にでも貼っておきましょう」
「……別にいいし! こんなのどうでもいいし!! 結果についても気にしてねーし!!!」
「三回目ということもあって観念しましたね。開き直りとも言いますが」
「葉巻の吸いすぎか且つ学生達にかまけすぎたせいだとイズヤは分析するぜ」
「うるせーそんなこと……あ!!! あそこにルシュドの友達がいるぞ!!!」
「本当、ですか?」
「ただの話題逸らしかと思いましたがどうやら本当のようですね」
四人が首を伸ばすと、その先からはエリス達が向かってきている所だった。
「あ、おっちゃん達お久~。何? 今日暇なの?」
「非番と言え非番と。お前ら今年は何しているか気になって探りにきてやったんだぞ」
「自分達は先輩の付き合いです。本音を言うと早く仕事に戻りたいです」
「アルベルトの遊びっぷりにイズヤは辟易しているぜ」
「なんてこと言ってんだてめえら!?」
そこにタオルを首からかけたクラリアが駆け寄ってくる。休憩に入ったようだ。
「おっクラリアじゃん。随分と汗だくだけど、どしたの」
「おっすイザーク! さっき的を担当していたんだ! それで狐のおっちゃんに褒められたから、お礼しに来た! ありがとう!」
「お、そうか。わざわざどうもな」
「照れてやがるぜコイツとイズヤは思うぜ」
「うるせえやい」
アルベルトはそっぽを向いてから葉巻を取り出して火を点ける。その隣ではエリス達三人とルシュドが会話をしていた。
「ルシュドは今何やってたの?」
「カウント。的、球、当てる。それ、数える。難しい」
「え、数えるだけならそうでもなくない?」
「的、球、いっぱい。早い。じっと見る、難しい」
「なるほど、そういうことね」
「生徒ならともかく、騎士になると力量が段違いだ。そちらは厳しそうだな」
「そうそう。アーサー、やってみる?」
「断る。オレは武術部ではない」
「……しょんぼり」
するとエリス達の足に、突き上げてくるような振動が伝わってきた。
「え、何の音……?」
カタリナが戸惑っていると、今度は物体がぶつかり合う音が聞こえてくる。
それは的当てゲームの設営の裏側から放たれていた。唯一ルシュドだけが、涼しげな顔で音の鳴った方向を見ている。
「エリス。今、時間は?」
「えっと……午前十一時ぴったりだね」
「じゃあ、始まり。部長対スケバン聖女」
「す、すけばん?」
慌てた様子のイザークと笑顔が眩しいクラリアも駆け寄ってくる。アルベルト達はその場に留まって轟音の方を見遣っていた。
「部長とスケバン聖女のエキ何たかマッチだぜ! お前らも一緒に観に行こうぜ!」
「大丈夫なの? 結構な轟音響いてなかった?」
「予行練習の時もこんなだったから平気だぜー!」
「部長はともかくとして、スケバン聖女……一体どんな人物なんだ」
「アルベルトさん、何か知ってますか?」
「あーまあ……うん、実際に見てみた方が早いぞ。ほら行こう」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
Radiantmagic-煌炎の勇者-
橘/たちばな
ファンタジー
全てを創世せし神によって造られた、様々な種族が生息する世界──その名はレディアダント。
世界は神の子孫代々によって守られ、幾多の脅威に挑みし者達は人々の間では英雄として語り継がれ、勇者とも呼ばれていた。
そして勇者の一人であり、大魔導師となる者によって建国されたレイニーラ王国。民は魔法を英雄の力として崇め、王国に住む少年グライン・エアフレイドは大魔導師に憧れていた。魔法学校を卒業したグラインは王国を守る魔法戦士兵団の入団を志願し、入団テストを受ける事になる。
一つの試練から始まる物語は、やがて大きな戦いへと発展するようになる──。
※RPG感のある王道路線型の光と闇のファンタジーです。ストーリー内容、戦闘描写において流血表現、残酷表現が含まれる場合もあり。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
女男の世界
キョウキョウ
ライト文芸
仕事の帰りに通るいつもの道、いつもと同じ時間に歩いてると背後から何かの気配。気づいた時には脇腹を刺されて生涯を閉じてしまった佐藤優。
再び目を開いたとき、彼の身体は何故か若返っていた。学生時代に戻っていた。しかも、記憶にある世界とは違う、極端に男性が少なく女性が多い歪な世界。
男女比が異なる世界で違った常識、全く別の知識に四苦八苦する優。
彼は、この価値観の違うこの世界でどう生きていくだろうか。
※過去に小説家になろう等で公開していたものと同じ内容です。
※カクヨムにも掲載中の作品です。
貞操逆転世界に転生したのに…男女比一対一って…
美鈴
ファンタジー
俺は隼 豊和(はやぶさ とよかず)。年齢は15歳。今年から高校生になるんだけど、何を隠そう俺には前世の記憶があるんだ。前世の記憶があるということは亡くなって生まれ変わったという事なんだろうけど、生まれ変わった世界はなんと貞操逆転世界だった。これはモテると喜んだのも束の間…その世界の男女比の差は全く無く、男性が優遇される世界ではなかった…寧ろ…。とにかく他にも色々とおかしい、そんな世界で俺にどうしろと!?また誰とも付き合えないのかっ!?そんなお話です…。
※カクヨム様にも投稿しております。内容は異なります。
※イラストはAI生成です
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる