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4話 前世と現代
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姉さんの恥ずかしい掛け声に送られ、俺は自分の部屋に入ると、すぐにベッドに倒れ込んだ。はぁ、これでようやくゆっくり考えることができる。前世での出来事、そして今のこの状況について。
前世で起きたことは、間違いなく現実だった。そう、突如現れた聖女によって、マクファーデンとしての人生を終えることになるまでは。だが、その死の直前、聖女が俺に見せてきた真実は……。
聖女が告げた真実なんて、信じたくなかった、全て嘘だと思いたかった。だけどその真実を見た瞬間、俺はその真実が本当なのだと、本能的に理解しそして絶望したんだ。
自分が守ろうとしていたもの、理想、大切にしてきた家族への想い、それらすべてが、本の中で作られた物に過ぎなかったなんて。
ただ、あの時は確かに全てが作られたものだと理解したものの、細かいことまでは分からないまま、絶望し俺は死ぬことになったけど。今なら、高橋和希としての人生を歩んだ今なら、その細かい部分も理解することができる。
ライトノベル、転生、悪役、ハーレム。あの時の俺が倒れている間に、聖女がぶつぶつと呟いていた言葉。その内容が、今ならよく分かる。そしてあいつが、本を書いた人間が作り出した聖女ではなかったということも。
いや、確かに聖女は聖女だったのだろう。だが、作者が考えたような、本の世界の民たちが崇めていたような、神聖で崇高な存在ではなかった。
むしろあの女は、世界の全てを自分のものにし、陰で民たちを虐げ、男たちを侍らせ喜ぶような、最低最悪の聖女だった。
なぜ、あんな女が、わざわざ本の中の世界に転生してきたのか。作者が考えた聖女が転生してくるならいざ知らず。
まあ、それも、俺が今の時代で読んだラノベの内容と同じようなもんか。ヒロインを陥れようとする存在や、性格の悪い奴が転生してきて、世界を救うどころか大混乱に陥れる。そんな話はたくさんあるからな。
俺たちの世界で起きたことも、結局それと同じようなことだったのだろう。
そして、そのラノベの世界で俺は悪役として生み出された。そういえばあの聖女が、第1部とか言ってたな。「こんなに早く第1部が終わるなんて」なんてと。俺はどうやら第1部のラスボスだったらしい。中途半端な悪役モブって言われたけどな。
中途半端なモブって。なんだよ、それ。ラスボスってもっと堂々とした存在なんじゃないのか? はぁ、でも、それも所詮は作られた俺だったんだよな。
……俺の家族は無事だろうか。たとえ作り物の存在だったとしても、確かに俺にとっては大切な家族だった。あの時、強力な結界を張り、安全な場所へ転移させたから、大丈夫だと思うけど。
もっと皆と生きたかった。皆に家族のことを理解してもらい、皆が幸せに暮らせる世界を作り。その世界で年老いて、最後は眠るように去く。そんな世界を夢見ていたが。その思いも作り物だったんだよな……。
気がつけば俺は今、聖女が見せた現実世界で生きている。ただし、あの聖女が見せてきた現実とは少し違う世界だ。まるでライトノベルに出てくるような世界で、約100年前に世界は大きく変化した。
突然、世界各地にダンジョンと呼ばれるものが現れ、その中から次々と魔獣という生き物が出てきて、人々を襲い始めた。人々は必死に対抗したものの、状況は混乱を極め、世界は絶望に包まれ。
しかしそんな中、突然人々はある力を得る事になる。スキルと呼ばれる、特別な力を授かったんだ。
ただ、このスキルがどうして突然授かれたのか、どうすれば授かれるのか、どんなに研究しても分からず。ダンジョンがどうして突如現れたのかが分からないのと同様に、今も理由も分からないままだ。
それでも、人々はスキルによって魔獣と戦う力を手に入れ、時々外に出てきてしまうものの、それでも魔獣たちをダンジョン内に封じ込めることに成功した。
そして次に、人々が行ったのは、自らダンジョンの内部へと、足を踏み入れることだった。
するとダンジョンの中は、この世界とはまったく異なる環境、場所であることが判明。またそこは魔獣が溢れ、危険な場所である一方、地球には存在しない宝物や謎めいた物が数多く存在していて。
そしてその希少価値が認められると、人々は危険を承知でダンジョンの攻略に挑み、手に入れた品々をこちらの世界へ持ち帰るようになった。
こうしてダンジョン産の物品がもたらす恩恵によって、世界は劇的な発展を遂げ。今では、すべての人ではないが、多くの人がダンジョンと関わりながら生活するようになり、それが社会の一部となった。
また、かつて恐れられていた魔獣達も。詳しく調べていくうちに、人間と敵対する存在ばかりではなく、人間と良い関係を築ける魔獣もいると分かり。あるスキルの登場によって、今ではダンジョンの外で幸せに暮らす魔獣達もたくさんいる。
俺が前世でいた世界とはまるで違う。たとえ作られた世界だったとしても、どうしてもっと現実世界のように、魔獣と人間が手を取り合い、共に幸せに暮らす世界にしてくれなかったのか。
俺の前世の世界にも魔獣と呼ばれる存在がいた。現実世界の魔獣とは少し違うかもしれないが、本質的には似たようなものだろう。そうして俺の家族は、この魔獣達だった。
俺は特別な能力を持っていたんだけど、その力で魔獣と家族になって、それから魔獣について調べるように。そして分かった事、それは危険な魔獣ばかりではない、という事で。
ただ、俺の世界では魔獣達は恐怖の対象であり、ほとんどが討伐対象で、俺の家族だった魔獣達も例外ではなく、排除されるべき存在と見なされていた。実際俺の世界では、毎日のように魔獣が討伐されていたしな。
しかし、俺がどれだけ魔獣たちのことを世界に訴えかけても、一部の者を除いて誰も耳を傾けず、逆に俺を敵視する者ばかりで。気づけば俺は、人々と争うばかりに。そして最後には、聖女によって、悪役として殺されてしまった。
本当に、どうして作者は今の現実世界のように、皆が幸せに暮らせる世界を作ってくれなかったのか。
前世の記憶が戻ったところで、もう過去の家族たちと一緒に生きていくことはできない。大切な家族と暮らした日々を思い出し、そして別れてからの皆のことを思うことしか。
そして、どうして俺は本の中の世界から、この現実世界へ転生することができたのか。どうせなら家族全員で転生させてくれればよかったのに……。
だが、それもやっぱり運命なのかもしれない。もしかしたらこの世界も作られた世界の可能性も。
はぁ、考え始めるとキリがないな。結局、俺がまた作られた存在だとしても、現実の人間だとしても。どちらにせよ、ここで生きていくしかないんだよな。
前世の家族を思い出してしまったせいか、今の俺にも大切な家族がいるのに、心にぽっかりと穴が空いたような感じがする。
もしかしたら、俺が今持っているスキルで、少しはその感覚を変えられるかもしれないけど。肝心のスキルがまともに使えないんじゃ、どうしようもない。
と、そんなことを考えている時だった。
「和希、具合はどう!? ホットココア持ってきたわよ!」
「和希君、大丈夫かい? あっ、瞳、そんなに勢いよくドアを開けたら――」
姉さんが病人の部屋に。いや実際には病院じゃないけど、病人がいる部屋にふさわしくない勢いでドタバタと入ってきて、そうして俺の姿を見て怒り出す。
「だから布団はちゃんとかけなさいって言ったでしょ!! 何してるのよ!」
「い、いや、これからかけようと……」
「早くしなさい!! 大体、和希、あんたはいつも……」
この後、優也さんのいる前で、ベッドに寝ているものの、姉さんに長い説教をされる事に。恥ずかしいやら、記憶の整理ができないやらで、その日は結局考えることをやめてしまった。
前世で起きたことは、間違いなく現実だった。そう、突如現れた聖女によって、マクファーデンとしての人生を終えることになるまでは。だが、その死の直前、聖女が俺に見せてきた真実は……。
聖女が告げた真実なんて、信じたくなかった、全て嘘だと思いたかった。だけどその真実を見た瞬間、俺はその真実が本当なのだと、本能的に理解しそして絶望したんだ。
自分が守ろうとしていたもの、理想、大切にしてきた家族への想い、それらすべてが、本の中で作られた物に過ぎなかったなんて。
ただ、あの時は確かに全てが作られたものだと理解したものの、細かいことまでは分からないまま、絶望し俺は死ぬことになったけど。今なら、高橋和希としての人生を歩んだ今なら、その細かい部分も理解することができる。
ライトノベル、転生、悪役、ハーレム。あの時の俺が倒れている間に、聖女がぶつぶつと呟いていた言葉。その内容が、今ならよく分かる。そしてあいつが、本を書いた人間が作り出した聖女ではなかったということも。
いや、確かに聖女は聖女だったのだろう。だが、作者が考えたような、本の世界の民たちが崇めていたような、神聖で崇高な存在ではなかった。
むしろあの女は、世界の全てを自分のものにし、陰で民たちを虐げ、男たちを侍らせ喜ぶような、最低最悪の聖女だった。
なぜ、あんな女が、わざわざ本の中の世界に転生してきたのか。作者が考えた聖女が転生してくるならいざ知らず。
まあ、それも、俺が今の時代で読んだラノベの内容と同じようなもんか。ヒロインを陥れようとする存在や、性格の悪い奴が転生してきて、世界を救うどころか大混乱に陥れる。そんな話はたくさんあるからな。
俺たちの世界で起きたことも、結局それと同じようなことだったのだろう。
そして、そのラノベの世界で俺は悪役として生み出された。そういえばあの聖女が、第1部とか言ってたな。「こんなに早く第1部が終わるなんて」なんてと。俺はどうやら第1部のラスボスだったらしい。中途半端な悪役モブって言われたけどな。
中途半端なモブって。なんだよ、それ。ラスボスってもっと堂々とした存在なんじゃないのか? はぁ、でも、それも所詮は作られた俺だったんだよな。
……俺の家族は無事だろうか。たとえ作り物の存在だったとしても、確かに俺にとっては大切な家族だった。あの時、強力な結界を張り、安全な場所へ転移させたから、大丈夫だと思うけど。
もっと皆と生きたかった。皆に家族のことを理解してもらい、皆が幸せに暮らせる世界を作り。その世界で年老いて、最後は眠るように去く。そんな世界を夢見ていたが。その思いも作り物だったんだよな……。
気がつけば俺は今、聖女が見せた現実世界で生きている。ただし、あの聖女が見せてきた現実とは少し違う世界だ。まるでライトノベルに出てくるような世界で、約100年前に世界は大きく変化した。
突然、世界各地にダンジョンと呼ばれるものが現れ、その中から次々と魔獣という生き物が出てきて、人々を襲い始めた。人々は必死に対抗したものの、状況は混乱を極め、世界は絶望に包まれ。
しかしそんな中、突然人々はある力を得る事になる。スキルと呼ばれる、特別な力を授かったんだ。
ただ、このスキルがどうして突然授かれたのか、どうすれば授かれるのか、どんなに研究しても分からず。ダンジョンがどうして突如現れたのかが分からないのと同様に、今も理由も分からないままだ。
それでも、人々はスキルによって魔獣と戦う力を手に入れ、時々外に出てきてしまうものの、それでも魔獣たちをダンジョン内に封じ込めることに成功した。
そして次に、人々が行ったのは、自らダンジョンの内部へと、足を踏み入れることだった。
するとダンジョンの中は、この世界とはまったく異なる環境、場所であることが判明。またそこは魔獣が溢れ、危険な場所である一方、地球には存在しない宝物や謎めいた物が数多く存在していて。
そしてその希少価値が認められると、人々は危険を承知でダンジョンの攻略に挑み、手に入れた品々をこちらの世界へ持ち帰るようになった。
こうしてダンジョン産の物品がもたらす恩恵によって、世界は劇的な発展を遂げ。今では、すべての人ではないが、多くの人がダンジョンと関わりながら生活するようになり、それが社会の一部となった。
また、かつて恐れられていた魔獣達も。詳しく調べていくうちに、人間と敵対する存在ばかりではなく、人間と良い関係を築ける魔獣もいると分かり。あるスキルの登場によって、今ではダンジョンの外で幸せに暮らす魔獣達もたくさんいる。
俺が前世でいた世界とはまるで違う。たとえ作られた世界だったとしても、どうしてもっと現実世界のように、魔獣と人間が手を取り合い、共に幸せに暮らす世界にしてくれなかったのか。
俺の前世の世界にも魔獣と呼ばれる存在がいた。現実世界の魔獣とは少し違うかもしれないが、本質的には似たようなものだろう。そうして俺の家族は、この魔獣達だった。
俺は特別な能力を持っていたんだけど、その力で魔獣と家族になって、それから魔獣について調べるように。そして分かった事、それは危険な魔獣ばかりではない、という事で。
ただ、俺の世界では魔獣達は恐怖の対象であり、ほとんどが討伐対象で、俺の家族だった魔獣達も例外ではなく、排除されるべき存在と見なされていた。実際俺の世界では、毎日のように魔獣が討伐されていたしな。
しかし、俺がどれだけ魔獣たちのことを世界に訴えかけても、一部の者を除いて誰も耳を傾けず、逆に俺を敵視する者ばかりで。気づけば俺は、人々と争うばかりに。そして最後には、聖女によって、悪役として殺されてしまった。
本当に、どうして作者は今の現実世界のように、皆が幸せに暮らせる世界を作ってくれなかったのか。
前世の記憶が戻ったところで、もう過去の家族たちと一緒に生きていくことはできない。大切な家族と暮らした日々を思い出し、そして別れてからの皆のことを思うことしか。
そして、どうして俺は本の中の世界から、この現実世界へ転生することができたのか。どうせなら家族全員で転生させてくれればよかったのに……。
だが、それもやっぱり運命なのかもしれない。もしかしたらこの世界も作られた世界の可能性も。
はぁ、考え始めるとキリがないな。結局、俺がまた作られた存在だとしても、現実の人間だとしても。どちらにせよ、ここで生きていくしかないんだよな。
前世の家族を思い出してしまったせいか、今の俺にも大切な家族がいるのに、心にぽっかりと穴が空いたような感じがする。
もしかしたら、俺が今持っているスキルで、少しはその感覚を変えられるかもしれないけど。肝心のスキルがまともに使えないんじゃ、どうしようもない。
と、そんなことを考えている時だった。
「和希、具合はどう!? ホットココア持ってきたわよ!」
「和希君、大丈夫かい? あっ、瞳、そんなに勢いよくドアを開けたら――」
姉さんが病人の部屋に。いや実際には病院じゃないけど、病人がいる部屋にふさわしくない勢いでドタバタと入ってきて、そうして俺の姿を見て怒り出す。
「だから布団はちゃんとかけなさいって言ったでしょ!! 何してるのよ!」
「い、いや、これからかけようと……」
「早くしなさい!! 大体、和希、あんたはいつも……」
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