ライトノベルの悪役魔獣使いだった俺、現代に転生し新テイム能力で今の世界を突き進む

ありぽん

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90話 したから上がってくるのは?(叔父さん視点)

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「本当に、上に登ってくる魔力を感じるんだな」

「はい!! ダイアウルフと同じくらいの魔力を感じます」

「だが、ダイアウルフが下から壁を登ってくるとは考えにくい。ダイアウルフと同じ程度の魔獣か……。それにしても下から登ってくるのはな。ここはできたばかりの割れ目だ。瞳、和希が落ちた時、他の魔獣も落ちたか?」

「いいえ、ここには私達意外、そして和希のアーチーとフェリックス意外いなかったわ」

「ならば落ちた線は消えるな。やはり地下に魔獣がいたか? 空間があるのか?」

「すみません!」

「何だ?」

「今、魔獣の魔力を感じている距離を測ってみたのですが。今まではあまりに深すぎて、確認は途中でやめていましたが。この距離ならば、問題なく確認して、すぐの戻って来られます。どんな魔獣かだけでも確認した方が良いかと」

「お前の家族は大丈夫なんだな?」

「はい! なぁ、ファル!!」

『クエェェェッ!!』

「大丈夫だそうです!!」

「分かった。どんな魔獣がいるか分かず危険だが頼む。他の者は一旦体勢を整えるぞ!!」

「叔父さん!!」

「瞳、分かってる。動きたいのはやまやまだが、まずは1つずつ問題を片付けないと。被害が拡大しれば、それだけ和希の捜索が遅くなるぞ」

「そうだよ瞳、慎重にいかないと」

「でも、もうかなり時間が過ぎてるのよ!!」

「とりあえず魔獣は確認しなければ。行ってくれ!!」

「はい!!」

「何、そんなに時間はかからないはずだ。ソニックファルコンが行っているからな。お前はその間に、荷物の確認でもしておけ。これから下へ降りるからな」

「もう何度もしたわよ!」

「瞳、落ち着いて」

「落ち着いてるわよ!!」

「今の状態は、落ち着いてるとはいえないよ」

「チッ!! シャドウギルド、和希にもしもの事があったら覚えてなさい」

「向こうの状況は? 何か分かりましたか?」

「それがまだ何も話していないようでな。和希を救出したら、俺が直々に聞き出す予定だ」

「戻りました!!」

「戻りましたって、もう戻ったのか!? それで下のは……」

「下には何がいたの!!」

「おい、指揮をとっているのは俺だぞ」

「大変です!! 登ってきているのは和希さんです!!」

「和希ですって!!」

「何だって!! 感じたのは魔獣の魔力だろう!!」

「それが……」

「何だ早く言わないか!!」

「魔獣もいました。いたにはいたんですが、その……」

「だから何だ! ハッキリしろ!!」

「壁を登る和希さんを支えるように、小さなドラゴンが一緒に登ってきていて、ファルの言うことだと、そのドラゴンは和希さんの契約魔獣だと」

『『『はあぁぁぁぁ!?』』』
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