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4話『異世界転生の極意とは』
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異世界転生の極意とは何か。
三十年間の蓄積された知識から導き出される答えとは、それは如何に――忠実な仲間の存在である。
どこぞの傍若無人な魔王だって、自分の右腕なり、配下なりの手下がいるわけだ。
魔王だけだったらなんとかなりそうな戦いもそこそこ強い四天王に邪魔される、なんてシーンを数多と見てきた。
その仲間たちの方が魔王より戦闘多くね?なんてのもよくあるパターンではなかろうか。
「――僕の、仲間になってくれないか?」
もちろん俺はできれば魔王側でいたい。
誰かの配下になって、魔王の手助けをしたいわけではないのだ。
それに俺には忠実な部下がいる。人間じゃないけど。
「丁重にお断りさせてもらいます」
洞窟の出口まであと少しのところだった。見えている、光がすぐそこに。
そんな手前。ネアからの思いもよらない提案に少し混乱したが、俺はあっさりとそう言い切った。
なのに……
「できれば俺からもお願いしたいな。お前がいれば百人力だ!」
ディオという未だ寝たきりの少女を抱える体の大きい男、エラファスまでそんなことを言ってきた。
今断ったはずなんだけど、この人には聞こえてなかったかな?
「あの、今断っ――」
「私からもどうかお願いします!」
このパーティーの人たちは会話ができないんだろうか。頭を下げる三人を見て、俺は小さくため息を吐いた。
まぁ、せっかくのチャンスだ。洞窟から出るまでにこの世界の情報をいくつか引き出すとしよう。
外の世界が思ってるより過酷ならここで人間の仲間を得るのも得策かもしれない。
……仮にこれからこの洞窟から出たとして、果たして俺はどこに向かえばいいのだろう。
「すみません、俺はどうやら記憶喪失みたいなんです。この洞窟に入ってきた記憶も綺麗さっぱり消えていて……誰かの仲間に入るためにはまず自分を知る必要があるでしょ?」
「あぁ、記憶喪失だったのか……! すまない。確かに自分を知るのは大事だ。まったく僕としたことが。とんだ早とちりしてしまったよ」
記憶喪失という設定をネアはすんなりと受け入れてくれた。
転生しました、というよりは受け入れやすい設定だろうし、転生という単語すら知らない可能性や、最悪の場合は転生者を迫害する世界の可能性をも考慮しないといけない。
これが漫画やラノベを読み尽くした俺の知識ってわけだ。
妥協も躊躇も許されない世界、それこそが異世界だ!
「――名前はアルト・エンリア。歳は十五です。覚えているのはこれだけかな? できればこの世界のことから教えてほしいんですけど……?」
「ふむ、そこは覚えているんだね」
「ア、アハハ」
あまり正直に口を滑らすんじゃなかった。
記憶喪失という設定なのに自分の名前も年齢も知っているなんておかしいか。
あれ、俺の長年の知識よ。いや、待てよ。これはただ、俺の知能が低いだけか。
記憶喪失といえば、定番の『ボクハダレ? ココハドコ? キミハダレ?』だろう。
「それはそうと、エンリアってあのエンリア家かい?」
「え、知ってるのか?」
「もちろんだよ。……うん、確かにエンリア家の魔力量ならあれほどの《魔力付与》も可能だろうね……」
エンリア、という名前に聞き覚えがあったのか。驚きの表情と同時に、疑問の声を漏らした。
「そのエンリア家ってすごいの?」
「すごいも何も、有名魔法士を排出している家系さ。魔力量は数多とある魔法家系でも随一。エンリア家の血では九十八%が魔法士になると言い伝えのあるくらいには有名さ……」
加えるようにネアは言う。
「特に僕みたいな魔法士でエンリア家を知らない人間はこの世界にいないだろうね」
そうか。それならこの少年が死ぬ前にネアたちがあれほど苦戦していたレッドウルフを五匹も倒していたのには納得ができる。
「じゃあ俺は強い魔法士ってことだな」
「あの戦いを見てしまった僕たちはそう言わざるを得ないけど……」
「ん? 違うのか?」
「このことまで忘れているかは分からないけど、この世界には《天職》っていうものが存在するんだ」
天職――産まれた時から決まっている職業なるものがこの世界にはあるらしい。
決して変えることのできないこの世界のルール。
魔法士が剣を、剣士が魔法を使えないように、《付与術士》は――魔法も、剣も使えない。
そして《付与術師》というのは人へ魔力を渡すだけ。魔法士しか産まれない家系から産まれた非戦闘職――どうやら、俺はこの世界でも落ちこぼれになる運命らしい。
「けど君の戦いを見てると、とあるおとぎ話が浮かんできたよ」
「おとぎ話?」
「そう、この世界のほとんどの人類が知っている話さ――二百年前の戦争を終わらせた、剣聖の話だよ。知らない?」
頷く俺を見て、ネアはまるで大好きな神話を語る少年のような声色で話を続けた。
「剣士の頂点に立つものに与えられる称号――剣聖。二百年前にいた剣聖は、剣士という《天職》が使えるはずのない魔法を使えたと言われてるんだ」
「へぇ」
「そんな暗い顔しないでくれよ。少年がみな憧れるおとぎ話だよ? まぁ、でも君からはそれに近い匂いがするんだ――《付与術師》にはできないことをやってのけたからね。それに君のおかげで実際に僕たちは助かったわけだしね、改めて感謝するよ」
つい先程まで落ちこぼれかと思っていた俺の第二の人生も、あながちそういうわけではなさそうだ。
これが転生の特典、みたいなものだろうか。
そういえば、あの転職ロボットが言っていた気がする。
――《条件の達成を確認しました》と。
このアルトという少年の体を操ることが条件だと言うなら、確かにそこから死体を操る《死霊術師》に転職できたことも合点が行く。
もしかすると、俺は条件次第で色んな天職(ギフテッド・ワークス)を得られるということなのだろうか。
「そうだな……確かにそれは少年の憧れるおとぎ話だ」
「はは、気に入ってもらえたみたいで話した甲斐があったかな?」
「うん、気に入った」
ネアの話はすごく興味深かった。
それは今の時代まで語り継がれた人間で俺と同じ境遇がいたという暗示でもある。
それが知れただけでも収穫といっていいだろう。
「……仲間には?」
「保留で」
でも、仲間にはまだなりたくない。
三十年間の蓄積された知識から導き出される答えとは、それは如何に――忠実な仲間の存在である。
どこぞの傍若無人な魔王だって、自分の右腕なり、配下なりの手下がいるわけだ。
魔王だけだったらなんとかなりそうな戦いもそこそこ強い四天王に邪魔される、なんてシーンを数多と見てきた。
その仲間たちの方が魔王より戦闘多くね?なんてのもよくあるパターンではなかろうか。
「――僕の、仲間になってくれないか?」
もちろん俺はできれば魔王側でいたい。
誰かの配下になって、魔王の手助けをしたいわけではないのだ。
それに俺には忠実な部下がいる。人間じゃないけど。
「丁重にお断りさせてもらいます」
洞窟の出口まであと少しのところだった。見えている、光がすぐそこに。
そんな手前。ネアからの思いもよらない提案に少し混乱したが、俺はあっさりとそう言い切った。
なのに……
「できれば俺からもお願いしたいな。お前がいれば百人力だ!」
ディオという未だ寝たきりの少女を抱える体の大きい男、エラファスまでそんなことを言ってきた。
今断ったはずなんだけど、この人には聞こえてなかったかな?
「あの、今断っ――」
「私からもどうかお願いします!」
このパーティーの人たちは会話ができないんだろうか。頭を下げる三人を見て、俺は小さくため息を吐いた。
まぁ、せっかくのチャンスだ。洞窟から出るまでにこの世界の情報をいくつか引き出すとしよう。
外の世界が思ってるより過酷ならここで人間の仲間を得るのも得策かもしれない。
……仮にこれからこの洞窟から出たとして、果たして俺はどこに向かえばいいのだろう。
「すみません、俺はどうやら記憶喪失みたいなんです。この洞窟に入ってきた記憶も綺麗さっぱり消えていて……誰かの仲間に入るためにはまず自分を知る必要があるでしょ?」
「あぁ、記憶喪失だったのか……! すまない。確かに自分を知るのは大事だ。まったく僕としたことが。とんだ早とちりしてしまったよ」
記憶喪失という設定をネアはすんなりと受け入れてくれた。
転生しました、というよりは受け入れやすい設定だろうし、転生という単語すら知らない可能性や、最悪の場合は転生者を迫害する世界の可能性をも考慮しないといけない。
これが漫画やラノベを読み尽くした俺の知識ってわけだ。
妥協も躊躇も許されない世界、それこそが異世界だ!
「――名前はアルト・エンリア。歳は十五です。覚えているのはこれだけかな? できればこの世界のことから教えてほしいんですけど……?」
「ふむ、そこは覚えているんだね」
「ア、アハハ」
あまり正直に口を滑らすんじゃなかった。
記憶喪失という設定なのに自分の名前も年齢も知っているなんておかしいか。
あれ、俺の長年の知識よ。いや、待てよ。これはただ、俺の知能が低いだけか。
記憶喪失といえば、定番の『ボクハダレ? ココハドコ? キミハダレ?』だろう。
「それはそうと、エンリアってあのエンリア家かい?」
「え、知ってるのか?」
「もちろんだよ。……うん、確かにエンリア家の魔力量ならあれほどの《魔力付与》も可能だろうね……」
エンリア、という名前に聞き覚えがあったのか。驚きの表情と同時に、疑問の声を漏らした。
「そのエンリア家ってすごいの?」
「すごいも何も、有名魔法士を排出している家系さ。魔力量は数多とある魔法家系でも随一。エンリア家の血では九十八%が魔法士になると言い伝えのあるくらいには有名さ……」
加えるようにネアは言う。
「特に僕みたいな魔法士でエンリア家を知らない人間はこの世界にいないだろうね」
そうか。それならこの少年が死ぬ前にネアたちがあれほど苦戦していたレッドウルフを五匹も倒していたのには納得ができる。
「じゃあ俺は強い魔法士ってことだな」
「あの戦いを見てしまった僕たちはそう言わざるを得ないけど……」
「ん? 違うのか?」
「このことまで忘れているかは分からないけど、この世界には《天職》っていうものが存在するんだ」
天職――産まれた時から決まっている職業なるものがこの世界にはあるらしい。
決して変えることのできないこの世界のルール。
魔法士が剣を、剣士が魔法を使えないように、《付与術士》は――魔法も、剣も使えない。
そして《付与術師》というのは人へ魔力を渡すだけ。魔法士しか産まれない家系から産まれた非戦闘職――どうやら、俺はこの世界でも落ちこぼれになる運命らしい。
「けど君の戦いを見てると、とあるおとぎ話が浮かんできたよ」
「おとぎ話?」
「そう、この世界のほとんどの人類が知っている話さ――二百年前の戦争を終わらせた、剣聖の話だよ。知らない?」
頷く俺を見て、ネアはまるで大好きな神話を語る少年のような声色で話を続けた。
「剣士の頂点に立つものに与えられる称号――剣聖。二百年前にいた剣聖は、剣士という《天職》が使えるはずのない魔法を使えたと言われてるんだ」
「へぇ」
「そんな暗い顔しないでくれよ。少年がみな憧れるおとぎ話だよ? まぁ、でも君からはそれに近い匂いがするんだ――《付与術師》にはできないことをやってのけたからね。それに君のおかげで実際に僕たちは助かったわけだしね、改めて感謝するよ」
つい先程まで落ちこぼれかと思っていた俺の第二の人生も、あながちそういうわけではなさそうだ。
これが転生の特典、みたいなものだろうか。
そういえば、あの転職ロボットが言っていた気がする。
――《条件の達成を確認しました》と。
このアルトという少年の体を操ることが条件だと言うなら、確かにそこから死体を操る《死霊術師》に転職できたことも合点が行く。
もしかすると、俺は条件次第で色んな天職(ギフテッド・ワークス)を得られるということなのだろうか。
「そうだな……確かにそれは少年の憧れるおとぎ話だ」
「はは、気に入ってもらえたみたいで話した甲斐があったかな?」
「うん、気に入った」
ネアの話はすごく興味深かった。
それは今の時代まで語り継がれた人間で俺と同じ境遇がいたという暗示でもある。
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でも、仲間にはまだなりたくない。
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