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9話 『小手調べ』
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――付与術師が《天職》の中で落ちこぼれ職業だと言われる所以は俺も知っている
答えはとても簡単。
どう頑張っても一人で戦うことができないからだ。
魔法士が魔法しか使えないように。
剣士が剣しか使えないように。
付与術師も付与しか使えない。自分のない部分を補おうと努力しても、この世界では剣も魔法も使えない。それが《天職》と呼ばれる生まれ持った運命だ。
何故一人でしか戦えないのか。
それは付与術の対象は自分以外に限り適用されるからだ。
対象の魔力の有無は関係なく、自分の魔力を分け与える能力。魔力を付与されたヒーラーや魔法士は一時的に強化(バフ)状態に入ると言ってもいい。
だから落ちこぼれの天職と言えど、決して世界に不要な職業とは言えない。
――でも問題はそこではない。
それでは、ヒーラーや魔法士などの対象がいない時どうするのか。――いなければ、付与術師は何の能力もないただの人間になる。
「んじゃあやるかァ」
「お願いします!」
俺は兄、メノと対面していた。
今からメノと勝負をすることになったのだ。
ルールはメノの専属家庭教師であるシーナが説明してくれた。
「負けの条件は私が書いたこの円から出ること、あるいは『降参』と先に言った方が負けになります」
シーナの言う通り、俺とメノを中心にそこそこの広さの円が魔法で描かれている。
これはなんの魔法なのか、あとでレナードに聞いてみるとして。
「では始め!」
試合は突然に始まった。
あくまでこれは模擬戦だ。
お互いの力量を試すためだけの試合。勝ち負けは二の次なのはメノも同じだと思う。
「じゃあお手並み拝見だなァ、アルト。挑戦者はおめェだ、おめェから仕掛けてこい」
ニヤリ、と笑みを浮かべるメノ。
でも知っている。これは挑発では無い。こちらの攻撃方法を探るためだろう。
俺がここまで兄に刃向かったんだ。多分アルトだったらこんなことなかったんだと思う。
付与術師の俺が魔法士に喧嘩を売って、普通なら誰に聞いても俺の負けを予想するだろう。
少なくとも何かしらの勝てる手段があるから、こうやって俺が勝負を持ちかけたことをメノも知っている。
じゃあこんなところで出し惜しみする意味もないよな――、
「――来い、こむぎ」
「はァ! なんだァそりゃァ! 黒いレッドウルフだァ?」
レナードはこむぎの正体を見極められなかったが、メノはレッドウルフを知っているらしい。
それならさすがのメノも驚くのも無理はない。
なんせいきなり俺の隣にモンスターが現れたのだから。
「てめェ、どういったァつもりだ? そりゃ付与術の域を越えてんだろ、アァっ!? ちッ、モンスターを操るなんて《天職》、俺様でも知らねェぞ」
「まぁ、応用かな。僕にできることを色々試したんだ」
「はッ! 所詮はレッドウルフだろォ? 木っ端微塵にぶッ潰してやるよ」
こむぎがメノへ駆け出した瞬間。
本当にそれは瞬きする刹那の時間だった。
俺のこむぎはメノの言葉通り、見えない何かに地面に叩きつけられるように潰され、煙となって風に消えた。
「さすがに耐久力は本物より劣るなァ?」
「な! こむぎが!」
「はァ、心底つまらねェ。これがテメェの言う気付きってやつかァ? こんなんで俺様に戦いを挑んでくるなんてなァ、ちと疑ってたが俺様の力を勘違いしてるてめェを見てると確信に変わったぜェ。アルト、テメェ本当に記憶喪失らしいなァ?」
一瞬すぎて何が起こったのか理解できなかった。
あれは本当に魔法の類なんだろうか。
それこそ魔法の域を超えてるんじゃないのか?
さすがのエンリア家というだけあってか、無詠唱の魔法であの威力。
しかもあの潰されるまでの時間からして、発動速度もかなり早い。
「これがメノ兄さんの力......」
「記憶喪失だってェことは俺の能力を知らねェってことでもあるよなァ? その様子、戦う前にレナードにも教えてもらってねェ感じかァ?」
「......魔法士は人によって個性が出るんですよね。メノ兄さんの魔法は圧縮的な何かですか?」
「あァ? 初見殺しの俺の魔法をなんでてめェに答え合わせしなきゃいけねェんだ? お前が降参といったら教えてやるよ、落ちこぼれ」
会話で時間を稼いでいるうちにメノの魔法を考えるが、全く答えが分からない。
仮説である圧縮が能力だというなら、対象が必要になるはずだ。
つまり次に試すとしたら――
「あさがお、行くぞ――『魔力付与』」
五匹の名付けたレッドウルフのうち、一番俊敏なあさがお。
それに加えて俺の魔力を付与して戦う。この合わせ技は洞窟の中でもやったが、何も無い状態よりおおよそ二倍ほど早くなっていた。
仮にもメノの魔法が対象を捉えないと発動できない能力であれば、視認できるかすら分からないあさがおを潰すことはできるのだろうか。
「二体目だァ? ストックがあんのかよそれ」
「ストックって言い方が正しいかは分からないけど、まぁまだまだ控えはいますよ」
「ちッ、俺様を試してんじゃねェよ」
「――行け」
俺の横にいるあさがおが、合図と共に駆ける。
こむぎとは初速から違う。この速さは確かに《魔力付与》の力があってこそ。
だが、《無からの覚醒》も魔力をかなり消耗する。それと同時に自分の魔力を与える《魔力付与》の発動はかなり体に負担がかかる。
実際、今もかなり頭が痛い。
魔力の使いすぎは良くないとこの三日間でレナードに口うるさく言われた。
特に《魔力付与》はあくまで自分の魔力を与えるだけ。だからこそ気付いたら魔力がなくなる上に、限りある魔力を酷使すれば最悪倒れることもある、と。
とはいえ。
この戦いは自分の限界を知るいいチャンスでもある。
「行け」と小さな合図で走り出したあさがおは、一直線にメノへと走る。
コンマ何秒の世界。
仮にメノの魔法が少しでも送れていたら、その爪はメノに直撃しただろう。
だが、そんな予想は不敵な笑みを一瞬浮かべたメノに軽く踏み潰された。
「なっ!」
――メノの魔法を目の当たりにするのはこれで二度目。だが、明らかに一度目と威力も範囲も桁違い。
庭に響き渡る轟音と共に、メノの周辺の土が一瞬にして抉れた。
土埃が舞う視界の奥に、黒い煙が見えた。
今の周囲攻撃にあさがおも巻き込まれたらしい。
いや、正確にはメノが巻き込んだのだろう。
「はは、メノ兄さん......庭をこんなにしたら父上に怒られますよ」
「ちッ、虚勢張ってんじゃねェよ雑魚が」
でもこれでハッキリした。
メノの能力は対象が不要。そして『圧縮』ではなく、おそらく『重力』を操る類の魔法。
それを証拠に一瞬あさがおが地面に叩きつけられたのが見えた。
土埃が風に流されると、目に入ってきたのは無惨に抉れた庭だった。
抉れた部分の緑色の芝は綺麗に消え、メノの周りは土のみの状態へと変化していた。
「――ここまでの力を俺様に使わせたご褒美をやるよ。なんとなく気付いてんだろォが、俺様の魔法は『重力制御』だ」
「そうですね、僕も今気付きました」
「つまんねェ小手調べも小細工も終わりだ――今から俺様を試すような戦い方をしたと俺様が判断をしたら、次に潰れてんのはおめェだぞ、アルト」
まだ《無からの覚醒》自体はこむぎとあさがおの計二回しか発動していない。だが、同時に《魔力付与》もしていたせいでかなり体に負担が来ている。
それに比べてあちらはただ軽く二回魔法を発動しただけ。
お互い傷はないが、明らかに俺はダメージを負っている。
「ちなみに初見殺しとはァ言ったが、知ったところでおめェが勝てるわけじゃァねェぞ?」
「アルト様! 降参しましょう。魔力の使いすぎです! 今のまま戦ったら倒れてしまいます!」
「大丈夫だよ、僕は最初からそのつもりだから」
これは自分を試す戦いだ。
倒れた時点で、それが俺の限界ということでもある。
それに俺も相手の力量を探るほど強くは無いことを理解した。
こむぎやあさがおに使われた魔法が俺に使われていたら......。
これが殺し合いなら俺はもうとっくに死んでいる。
「メノ兄さん、本気で行かせてもらいます」
「はッ、落ちこぼれが舐めやがって。容赦しねェぞ」
種も仕掛けも、油断も手加減もない。
――本気の延長戦、始まりである。
答えはとても簡単。
どう頑張っても一人で戦うことができないからだ。
魔法士が魔法しか使えないように。
剣士が剣しか使えないように。
付与術師も付与しか使えない。自分のない部分を補おうと努力しても、この世界では剣も魔法も使えない。それが《天職》と呼ばれる生まれ持った運命だ。
何故一人でしか戦えないのか。
それは付与術の対象は自分以外に限り適用されるからだ。
対象の魔力の有無は関係なく、自分の魔力を分け与える能力。魔力を付与されたヒーラーや魔法士は一時的に強化(バフ)状態に入ると言ってもいい。
だから落ちこぼれの天職と言えど、決して世界に不要な職業とは言えない。
――でも問題はそこではない。
それでは、ヒーラーや魔法士などの対象がいない時どうするのか。――いなければ、付与術師は何の能力もないただの人間になる。
「んじゃあやるかァ」
「お願いします!」
俺は兄、メノと対面していた。
今からメノと勝負をすることになったのだ。
ルールはメノの専属家庭教師であるシーナが説明してくれた。
「負けの条件は私が書いたこの円から出ること、あるいは『降参』と先に言った方が負けになります」
シーナの言う通り、俺とメノを中心にそこそこの広さの円が魔法で描かれている。
これはなんの魔法なのか、あとでレナードに聞いてみるとして。
「では始め!」
試合は突然に始まった。
あくまでこれは模擬戦だ。
お互いの力量を試すためだけの試合。勝ち負けは二の次なのはメノも同じだと思う。
「じゃあお手並み拝見だなァ、アルト。挑戦者はおめェだ、おめェから仕掛けてこい」
ニヤリ、と笑みを浮かべるメノ。
でも知っている。これは挑発では無い。こちらの攻撃方法を探るためだろう。
俺がここまで兄に刃向かったんだ。多分アルトだったらこんなことなかったんだと思う。
付与術師の俺が魔法士に喧嘩を売って、普通なら誰に聞いても俺の負けを予想するだろう。
少なくとも何かしらの勝てる手段があるから、こうやって俺が勝負を持ちかけたことをメノも知っている。
じゃあこんなところで出し惜しみする意味もないよな――、
「――来い、こむぎ」
「はァ! なんだァそりゃァ! 黒いレッドウルフだァ?」
レナードはこむぎの正体を見極められなかったが、メノはレッドウルフを知っているらしい。
それならさすがのメノも驚くのも無理はない。
なんせいきなり俺の隣にモンスターが現れたのだから。
「てめェ、どういったァつもりだ? そりゃ付与術の域を越えてんだろ、アァっ!? ちッ、モンスターを操るなんて《天職》、俺様でも知らねェぞ」
「まぁ、応用かな。僕にできることを色々試したんだ」
「はッ! 所詮はレッドウルフだろォ? 木っ端微塵にぶッ潰してやるよ」
こむぎがメノへ駆け出した瞬間。
本当にそれは瞬きする刹那の時間だった。
俺のこむぎはメノの言葉通り、見えない何かに地面に叩きつけられるように潰され、煙となって風に消えた。
「さすがに耐久力は本物より劣るなァ?」
「な! こむぎが!」
「はァ、心底つまらねェ。これがテメェの言う気付きってやつかァ? こんなんで俺様に戦いを挑んでくるなんてなァ、ちと疑ってたが俺様の力を勘違いしてるてめェを見てると確信に変わったぜェ。アルト、テメェ本当に記憶喪失らしいなァ?」
一瞬すぎて何が起こったのか理解できなかった。
あれは本当に魔法の類なんだろうか。
それこそ魔法の域を超えてるんじゃないのか?
さすがのエンリア家というだけあってか、無詠唱の魔法であの威力。
しかもあの潰されるまでの時間からして、発動速度もかなり早い。
「これがメノ兄さんの力......」
「記憶喪失だってェことは俺の能力を知らねェってことでもあるよなァ? その様子、戦う前にレナードにも教えてもらってねェ感じかァ?」
「......魔法士は人によって個性が出るんですよね。メノ兄さんの魔法は圧縮的な何かですか?」
「あァ? 初見殺しの俺の魔法をなんでてめェに答え合わせしなきゃいけねェんだ? お前が降参といったら教えてやるよ、落ちこぼれ」
会話で時間を稼いでいるうちにメノの魔法を考えるが、全く答えが分からない。
仮説である圧縮が能力だというなら、対象が必要になるはずだ。
つまり次に試すとしたら――
「あさがお、行くぞ――『魔力付与』」
五匹の名付けたレッドウルフのうち、一番俊敏なあさがお。
それに加えて俺の魔力を付与して戦う。この合わせ技は洞窟の中でもやったが、何も無い状態よりおおよそ二倍ほど早くなっていた。
仮にもメノの魔法が対象を捉えないと発動できない能力であれば、視認できるかすら分からないあさがおを潰すことはできるのだろうか。
「二体目だァ? ストックがあんのかよそれ」
「ストックって言い方が正しいかは分からないけど、まぁまだまだ控えはいますよ」
「ちッ、俺様を試してんじゃねェよ」
「――行け」
俺の横にいるあさがおが、合図と共に駆ける。
こむぎとは初速から違う。この速さは確かに《魔力付与》の力があってこそ。
だが、《無からの覚醒》も魔力をかなり消耗する。それと同時に自分の魔力を与える《魔力付与》の発動はかなり体に負担がかかる。
実際、今もかなり頭が痛い。
魔力の使いすぎは良くないとこの三日間でレナードに口うるさく言われた。
特に《魔力付与》はあくまで自分の魔力を与えるだけ。だからこそ気付いたら魔力がなくなる上に、限りある魔力を酷使すれば最悪倒れることもある、と。
とはいえ。
この戦いは自分の限界を知るいいチャンスでもある。
「行け」と小さな合図で走り出したあさがおは、一直線にメノへと走る。
コンマ何秒の世界。
仮にメノの魔法が少しでも送れていたら、その爪はメノに直撃しただろう。
だが、そんな予想は不敵な笑みを一瞬浮かべたメノに軽く踏み潰された。
「なっ!」
――メノの魔法を目の当たりにするのはこれで二度目。だが、明らかに一度目と威力も範囲も桁違い。
庭に響き渡る轟音と共に、メノの周辺の土が一瞬にして抉れた。
土埃が舞う視界の奥に、黒い煙が見えた。
今の周囲攻撃にあさがおも巻き込まれたらしい。
いや、正確にはメノが巻き込んだのだろう。
「はは、メノ兄さん......庭をこんなにしたら父上に怒られますよ」
「ちッ、虚勢張ってんじゃねェよ雑魚が」
でもこれでハッキリした。
メノの能力は対象が不要。そして『圧縮』ではなく、おそらく『重力』を操る類の魔法。
それを証拠に一瞬あさがおが地面に叩きつけられたのが見えた。
土埃が風に流されると、目に入ってきたのは無惨に抉れた庭だった。
抉れた部分の緑色の芝は綺麗に消え、メノの周りは土のみの状態へと変化していた。
「――ここまでの力を俺様に使わせたご褒美をやるよ。なんとなく気付いてんだろォが、俺様の魔法は『重力制御』だ」
「そうですね、僕も今気付きました」
「つまんねェ小手調べも小細工も終わりだ――今から俺様を試すような戦い方をしたと俺様が判断をしたら、次に潰れてんのはおめェだぞ、アルト」
まだ《無からの覚醒》自体はこむぎとあさがおの計二回しか発動していない。だが、同時に《魔力付与》もしていたせいでかなり体に負担が来ている。
それに比べてあちらはただ軽く二回魔法を発動しただけ。
お互い傷はないが、明らかに俺はダメージを負っている。
「ちなみに初見殺しとはァ言ったが、知ったところでおめェが勝てるわけじゃァねェぞ?」
「アルト様! 降参しましょう。魔力の使いすぎです! 今のまま戦ったら倒れてしまいます!」
「大丈夫だよ、僕は最初からそのつもりだから」
これは自分を試す戦いだ。
倒れた時点で、それが俺の限界ということでもある。
それに俺も相手の力量を探るほど強くは無いことを理解した。
こむぎやあさがおに使われた魔法が俺に使われていたら......。
これが殺し合いなら俺はもうとっくに死んでいる。
「メノ兄さん、本気で行かせてもらいます」
「はッ、落ちこぼれが舐めやがって。容赦しねェぞ」
種も仕掛けも、油断も手加減もない。
――本気の延長戦、始まりである。
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