既婚者パーティーに行ってきた

椋のひかり~むくのひかり~

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5話 貴重な出会い

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(こんなもんか。)

帰ろうとするとスタッフに呼び止められた。

「あの、16時から2部があるんですけど、本日人数が埋まってませんので
よろしければ無料ですのでご参加いただけませんか?」
「いや、もう結構です。」

すると同じテーブルの同年代の女性が声をかけてきた。

「私行きますよ。一緒にいきましょうよ。」
「え?行くんですか?多分おんなじ感じでしょ。」
「私はもう予約してたんで行くしかないんです。
ねえ一緒に行きましょうよ。その後一緒にお茶しましょ。
それまでの時間つぶしと思って。」

彼女に興味があったので帰りのお茶の誘いに心動かされた。

「わかりました。じゃあ行きます。」

次の部までの45分間、
横に座っていた若い女性も一緒に3人でカフェに行った。

「初めてですか?」
「私、初めて。」
「私は来たことある。」
「え、そうなんだ。どうなの?前もこんなだった?」
「いや、このご時世の前だったから人数ももっと多かったし、
席替えも15分ごとだったし、今日のは全然ダメ。」
「だよね~これはないわ。男の人もこれで一万円とか可哀想だよね。」
「前はここでいい人見つかった?」
「うん。彼氏できたから。
その彼氏と別れたから今日また来ようって思ったの。」
「そうなんだ。そちらは?」
「私はこないだクラス替えしたのが何人かいるけどこれってのがいなくて、
いつもはアプリで探してたけど
アプリの男がいいよっていうから来てみたの。
でもこれならアプリのがマシだね。」
「え?クラス替え?今何人いるの?」
「4人かな。あ、5人か。」
「すごい!
ちょっとさっちゃん!
ちょっと師匠と呼ばせていただくわ!」
「いやいや、そんな大したことないよ」
「私は、この春に旦那公認で彼氏探すの始めたの。」
「旦那公認っていいね。アプリ何やってるの?」
「アプリやってない。」
「え?じゃあ何で探してるの?」
「既婚者専用のサイトがあるんだよ。」
「へえそれいいね。教えて。」
「ねえねえ、連絡先交換しよ。」
「いいよ。ラインしてないの?」
「してない。したことない。」
「なんで?なんか理由あるの?」
「いや、別に。」
「じゃあ絶対ラインした方がいいよ。婚外恋愛の必須アイテムよ。
でないとどうやって男と連絡するの?
カカオとかしてるの?」
「してない。いつもショートメッセージで。」
「それやばくない?今手伝ってあげるから登録しよ。」
「え!いいの?ありがとう!」

彼女のライン登録を完了し3人で連絡先を交換した。

今回男との連絡先交換もワクワクもなかったが
この日の女子同士の連絡先交換はとても大きな収穫となった。

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