傷を舐め合うJK日常百合物語

八澤

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癒し、レイのおっぱいの柔らかさ 01

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 ──レイの部屋にたどり着くや否や、私はベッドに顔から倒れ込んだ。
 ぼふんっ、と間抜けな音が響き渡る。

「サクラ!?」
「……たい」「たい?」「痛い……。レイのベッド……硬いわ」

 柔らかいスプリング溢れる感触に包まれると思っていただけに、全身を叩く軽い衝撃に戸惑っていると、レイがやれやれと溜息をつく。

「で、でた~無意識金持ち自慢! あのね、サクラのベッドがふわふわふかふか過ぎるの。庶民のベッドはそれが普通です。布団じゃないだけマシだよ。ってか人のベッドに勝手に倒れ込んでおいて文句垂れるな、傲慢過ぎる!」
「疲れた……の……よ」

 はぁぁぁぁ……と呻き声のような溜息が自分の口から漏れていた。レイが「あははは! くたびれたおっさんみたい!」と笑っている。うるさい、黙れ……とその口塞ぎたいけど……駄目、もう喋るのすら億劫。
 
 ──本日は体育の授業で持久走という名の苦行を行い、私は体力を使い果たしてしまった。帰り道はレイの肩を借り、……本当は我が家に戻るはずだったのに、引きずられるようにしてレイの家に来てしまった。

「あの程度の距離でこんなになっちゃうなんて。サクラ運動不足ですよ」
「いくら何でも長過ぎる……。三分の一でも十分でしょ……ってか……何で……あんたはピンピンしてるのよ。同じ帰宅部なのに」
「私、体力には自信あるから」

 レイはどや顔で私を見下す。確かにレイは運動神経バツグンで体力はもちろん、スポーツにおいては運動部の子に匹敵する活躍を魅せる。

「ってか……一緒に走ろうって言ったのに」
「……そうだっけ?」
「置いていって……うぅ……」
「だってサクラ遅すぎるんだもん。私途中で走ってるのか歩いてのかわからなくて逆に疲れちゃう気がしてさ」

 ぐだる私に「一緒にゴール目指そう!」と励ましてくれたのに、レイは途中で「ごめんサクラ、先に向かってるから」と言い残して私を置き去りにしたのだ。私が返事をする間も与えず、ひゅん! と風切音だけを残して──。まるで養豚所に向かう豚を見るような冷めた表情で私を一瞥して消えてしまった。何かの作品で見たことあるような一緒に持久走走ろう! からの裏切りテンプレを体験するとは夢にも思わず、レイを信じた浅はかな私に怒りを覚えた。

「裏切り者……」
「途中まで一緒に行ったじゃん」
「半分も到達してないのに私を振り切って……」
「最後皆で応援してあげたじゃん」
「あれも……レイたち先に終わった子は感動的だったかもしれないけど、私たちのような鈍亀はただただ……惨めで……なんか虚しくて……応援されているはずなのに感動の蚊帳の外で……」
「わかったわかったごめんなさい私は裏切り者のド外道です~。ほらほら足のマッサージしてあげるから」

 レイはベッドに腰をかけ、投げ出された私の太ももを掴むと揉み始めた。モミモミモミ、とやや力を込めながら揉む。素肌で触られるとぴりっと痺れる。擽ったさと心地よさが絡まるような感覚を覚えた。まぁ……少しは気持ち良いかも、と思った次の瞬間にはペンペン! と太ももをはたき始めた。

 ペンペンペン!
 という乾いた音が部屋の中に響く。

「……あの、何、してるの?」
「よく考えたら同じ運動量こなしてるのに何故私だけ? という事実に気づき、その発散」ペンペンパンパンとはたき続けている。
「その気持ちはわかる。でもあと五分は揉め……」
「長い」「途中で交代してあげるから」ふふふ、絶対にしないけど……。
「あ、サクラのことだからこのままウダウダ言って私をこき使うつもりだ」

 レイは叩くのにも飽きたらしく……「ちょっと待って、おい何してるのよ!」私のスカートに手をかける。
「……動物プリントパンツじゃない、だと……」見せパンに決まってるじゃない。ってか動物パンツなんてもう卒業した。
「捲るな、ねぇ聴いてる?」
「くるくる~」

 レイは私が動けないことを良いことに、スカートをくるくると捲りやがった。

「レ……イ!」
「そうだ……待ってね~えっと、これをこうし……て、っと。はい完成!」

 どんっ、とお尻に何かが伸し掛かる感触を覚えた。
 なかなかの重み──。
 一体これは? と思った時、パシャリ──とシャッター音が響く。音の方向を見やるとレイがスマホを構えて私に向けていた。続けてパシャリ、パシャリと撮っていく。レイはウキウキした表情で近づき、「見てやばい可愛い!」とスマホの画面を私に見せつけてきた。
 そこには、パンツ丸出しの私のお尻にでんっ! と座るクマたんの姿が写っていた。クマたんの腑抜けた表情と私のパンツ丸出しの滑稽な姿が不可思議な世界観を生み出している。
 
「へ、変なこと……ふふっ…する……な…くく……ふふふふ」
「サクラ?」
「ってかど……どかしなさい……あは……あははは……ひぃぃ」
「サクラが爆笑してる……。そんなに面白かった?」「違う……ふふ……アホらしくて笑けるだけ……。これ私があげたクマたんじゃない」「やーサクラのお尻がちょうど良い感じで台座になるんですよ」
「あぁ、もう!」

 私はゴロンと仰向けに転がった。その反動でクマたんがベッドに転がり、床に落ちる。大量につけられた天使の羽がやけに派手だ。

「クマたん! 嗚呼、サクラ酷い……。クマたんもサクラのお尻気持ちいい……恍惚とした表情してたのに」
「キモい。はぁ……余計疲れたわ。レイ、マッサージ続きしなさいよ」
「ヤダ……」
「裏切ったんだから。罪を償いなさい」
「えぇ~あ、そうだ!」

 レイはぽん! と掌に拳を当て(リアクション古っ!)、のしのしとベッドに上がると、仰向けの私のお腹に腰をおろしてきた。

「え、なになに!?」
「なんかこの前本で読んだんだけど~」

 レイは両手を私の頭の少し上に置き、私の上に覆いかぶさるような格好になった。膝立ちしているのでお腹に体重は乗らないけど、部屋のライトがレイに遮られ、レイが影で覆われる。けど、その中で2つの大きな瞳だけが爛々と輝き、私を見つめていた。……結構近い。

「レイ?」
「あのね、癒し、ヒーリング効果があるらしいよ」
「何に?」え、近い、待って……何で胸を私に近づけて……きゃ、それって、レイ!?

 ブラに支えられながらも重力に引かれたレイの2つの胸が、ゆっくり私の顔に迫ってくる。
 突然の出来事で一瞬頭の中が真っ白になる。
 逃げようにも体を動かせず、私は……そのまま落下してくる胸に襲われた。

 むにゅぅううう
 


























            あ

  



      あ


               あ
                 あ 


       ああ
       ああ



 あ
 あ
 っ




はぅぅ……くぅ……はぁ……う……う……うぅぅぅううううううううううううう!?!?

「はい、どうだった?」
「……は、はぁ?」
「私のおっぱいで。癒やされた?」

 癒やされたというか、意識が若干飛んだ気がする。
 あまりの柔らかさと心地よさで理性が保てなくなり、呼吸も忘れたほど……。すごかった……。すごかったけど──。

「あ、あのね、急に……押し付けてきて、驚くんだけど」
「あれ、まだ効いてないのかなぁ~?」
「え……え、うん、結構効きました……」
「もう一回やってみようか」
「え、ま、レイ!? むがっ!」

 むにゅ……
 むにゅむにゅ……
 ぎゅうぅううううううううううううううう!!!!

 うわ……
 あ……
 あ……
 あぅ。
 凄い、
 レイの
 おっぱい
 ふにゃふにゃじゃない……
 顔全体がレイの胸で覆われてる。
 柔らかい……。
 蕩けそうな感触にゾクゾクと鳥肌が立つ。
 レイの温度……。
 匂いに包まれて……あっ……あっ待って、ぎゅってしないでそれは辞めなさいってあっあぅぁうあああぁぁあああああああああああああああぁっぁああああああああああああああああああ!

「はぁ……はぁ……はぁ……」
「おぉ、ぎゅって顔を挟むとビビクン! って震えてるけど大丈夫?」

 私はブルブルと首を横に降った。
 衝撃で声が上手く出せない。

「そっか、まだ大丈夫っぽいね。……ふふ、このまま押し付けたらサクラどうなっちゃうんだろう──」

 レイは妖しく微笑んだ。
 瞳が虹色にどろりと濁り、その中に怯えつつも期待する私の表情が写っている──。

「少しだけ時間を……インターバル」
「ん、無理。ふふっ、喰らえ!」

 まだ心の準備が──。

 ぐにゃぐにゃ
 ぐにゅ……
 レイの、おっぱい──。

 制服、下着もあるはずなのに、レイの胸の柔らかさを直に感じる。
 自由自在に変化する乳房に圧迫され、トロトロと頭の中が蕩けていく……。マズい、これは非常にマズい気がする……と何か警告音のようなモノが響くけど、それもレイの胸の感触に掻き消されてしまう。

 シーツを掻き毟るようにうごめいていた私の指がレイの指に捕まった。
 指の間に指が入ってきて、ぎゅっと握られる。
 もう……動かせない。
 その状態で「オラオラオラ!」と楽しそうにレイは胸を押し付けてくる。

「ぷはっ……はぁ……息……できない……」
「していいよ」
「え?」

「いつもみたいに私の匂いクンクンしていいよ──」

 レイはニヤっと笑みを浮かべながら囁いた。

☆★☆★


//続く
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