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「……ふぁ~…ふ…ねむい……」
若干昨日の疲れを残したまま、起こしに来たリルにテキパキ準備されていく。
髪も服も顔もいつの間にか磨かれているものだから凄い。
「シオン様、こちらデューク様からの贈り物です。」
「うわぁ…なにこれ高そう…!!」
「恐らく…デューク様の魔力が入った魔宝石かと、こちら取り外しができるようになっているので、今日はループタイにしますね。」
魔宝石…凄い…異世界だなぁ…そういえば、原作でもギルバートが主人公マリアに渡してたっけ。
青色…デューク様の色だ、そして若干暖かい。
「それでは食堂へ行きましょうか」
「うん!今日もありがとねリル!」
「ふふ、こちらこそシオン様にお仕え出来て嬉しい限りです…!」
茶色の短い髪が揺れてリルが嬉しそうに笑った。
「デューク様、おはようございますぅ~…?」
「お!おはよォ~!お前がデュークの言ってたかわい子ちゃんか~!!っていでで!!」
「コラ!ウィル!待てですよ。」
「俺は犬じゃねぇって!!」
???…
ダレ…???それにジェラルド先生まで…朝食にいる…
「シオン」
デューク様に名前を呼ばれたので見てみると、手でちょいちょいと呼ばれる。
そのままちょこちょこ隣に並ぶとヒョイと抱き上げられた。
「ほえ…デューク様…?」
「……付けてくれのか、よく似合っている。」
「あ…これありがとうございます…デューク様の魔宝石なんですよね?なんか暖かくて安心します…!」
オノマトペで言えばピシャリ!だろう。
デューク様が分かりやすく固まった。
「…そうか…魔力の相性が良かったんだな…」
「魔力の相性…?」
よく分からないワードがまた出た…
「シオンは魔法について、どれ程知っている?」
「…すみません…俺全然詳しくなくて…魔法も…使ったこと無いです。」
孤児院でも、俺はなるべく外へ出ないように、怪我をしないようにと言われてきた、だから平民が使えるような魔法も習ってない。
「安心しろ、決して怒ってるわけではない、……そうか…魔法…ジェラルド!」
「はぁ~い?」
「オイ!助けろデューク!!」
「うるさいぞウィルフレッド、お前ならジェラルド位簡単に押さえつけられるだろ。」
「俺が取っ組み着いたらルド死ぬぞ!?」
「はぁ?その位で死にませんよ~?私頑丈なんです~」
騒が…ゲフンゲフン…賑やかな人だなぁ…ウィルフレッド…さん…ウィルフレッド?
もしかして…パーシヴァル家次期当主レオナルドのお兄さん、ウィルフレッド・パーシヴァル…?すっごい似てないなぁ…!!性格とか真逆だ~…
「あの…」
「あ…ごめんなさいシオン様~私達仲良しなんですよ~?」
…ほんとか~?力関係見えてるぞ~…?
あ…でも…ふたつの公爵家に挟まれてるジェラルド先生って結構肝座ってるんだなぁ…
「それでジェラルド、予定変更だ、今日は魔法学をやる、頼めるか?」
「魔法学ならデュークの方が上じゃないですか、デュークがお教えになられたらどうですか?」
「…人に教えたことが無いんだ。」
「ふふ、なら私達が傍に着いてますよ?」
デューク様は最強だからなぁ…デューク様直々かぁ…プレッシャー凄いけど頑張ろ。
「ちょおい!!俺の自己紹介が先だろオ!!」
「あらそうでしたね、コレはウィルフレッド、パーシヴァル家の脳筋と言えば大体この人です。以上!朝食にしましょうか。」
「後で覚えとけ…ルド…。」
「きゃー怖い」
……仲良いな…。
あ…結局なんで2人が朝食にいるのか聞きそびれちゃった。
若干昨日の疲れを残したまま、起こしに来たリルにテキパキ準備されていく。
髪も服も顔もいつの間にか磨かれているものだから凄い。
「シオン様、こちらデューク様からの贈り物です。」
「うわぁ…なにこれ高そう…!!」
「恐らく…デューク様の魔力が入った魔宝石かと、こちら取り外しができるようになっているので、今日はループタイにしますね。」
魔宝石…凄い…異世界だなぁ…そういえば、原作でもギルバートが主人公マリアに渡してたっけ。
青色…デューク様の色だ、そして若干暖かい。
「それでは食堂へ行きましょうか」
「うん!今日もありがとねリル!」
「ふふ、こちらこそシオン様にお仕え出来て嬉しい限りです…!」
茶色の短い髪が揺れてリルが嬉しそうに笑った。
「デューク様、おはようございますぅ~…?」
「お!おはよォ~!お前がデュークの言ってたかわい子ちゃんか~!!っていでで!!」
「コラ!ウィル!待てですよ。」
「俺は犬じゃねぇって!!」
???…
ダレ…???それにジェラルド先生まで…朝食にいる…
「シオン」
デューク様に名前を呼ばれたので見てみると、手でちょいちょいと呼ばれる。
そのままちょこちょこ隣に並ぶとヒョイと抱き上げられた。
「ほえ…デューク様…?」
「……付けてくれのか、よく似合っている。」
「あ…これありがとうございます…デューク様の魔宝石なんですよね?なんか暖かくて安心します…!」
オノマトペで言えばピシャリ!だろう。
デューク様が分かりやすく固まった。
「…そうか…魔力の相性が良かったんだな…」
「魔力の相性…?」
よく分からないワードがまた出た…
「シオンは魔法について、どれ程知っている?」
「…すみません…俺全然詳しくなくて…魔法も…使ったこと無いです。」
孤児院でも、俺はなるべく外へ出ないように、怪我をしないようにと言われてきた、だから平民が使えるような魔法も習ってない。
「安心しろ、決して怒ってるわけではない、……そうか…魔法…ジェラルド!」
「はぁ~い?」
「オイ!助けろデューク!!」
「うるさいぞウィルフレッド、お前ならジェラルド位簡単に押さえつけられるだろ。」
「俺が取っ組み着いたらルド死ぬぞ!?」
「はぁ?その位で死にませんよ~?私頑丈なんです~」
騒が…ゲフンゲフン…賑やかな人だなぁ…ウィルフレッド…さん…ウィルフレッド?
もしかして…パーシヴァル家次期当主レオナルドのお兄さん、ウィルフレッド・パーシヴァル…?すっごい似てないなぁ…!!性格とか真逆だ~…
「あの…」
「あ…ごめんなさいシオン様~私達仲良しなんですよ~?」
…ほんとか~?力関係見えてるぞ~…?
あ…でも…ふたつの公爵家に挟まれてるジェラルド先生って結構肝座ってるんだなぁ…
「それでジェラルド、予定変更だ、今日は魔法学をやる、頼めるか?」
「魔法学ならデュークの方が上じゃないですか、デュークがお教えになられたらどうですか?」
「…人に教えたことが無いんだ。」
「ふふ、なら私達が傍に着いてますよ?」
デューク様は最強だからなぁ…デューク様直々かぁ…プレッシャー凄いけど頑張ろ。
「ちょおい!!俺の自己紹介が先だろオ!!」
「あらそうでしたね、コレはウィルフレッド、パーシヴァル家の脳筋と言えば大体この人です。以上!朝食にしましょうか。」
「後で覚えとけ…ルド…。」
「きゃー怖い」
……仲良いな…。
あ…結局なんで2人が朝食にいるのか聞きそびれちゃった。
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