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23話
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俺は偵察部隊の壊滅が拠点にとって致命的な脆弱性であると判断した。
DP 3900のうち、まずは偵察網の再建を最優先する。
([UC]下級魔物ガチャを20回!これで[UC]ジャイアントラットと[UC]ジャイアントバットを引き当てる!)
俺は脳裏の【召喚リスト】から[UC]下級魔物ガチャ(50 DP)を選択し、20回連続で実行した。
DP 3900 → 2900!(1000 DP消費)
1階の戦闘フロアが、[UC]ランクの強い光で20回連続で明滅する。
光が収まった時、そこには20匹の[UC]アンコモン魔物がひしめき合っていた。
その内訳は……
[UC]ジャイアントラット(偵察) …… 5匹
[UC]ジャイアントバット(偵察・飛行) …… 4匹
[UC]コボルト(採掘・罠設置) …… 6匹
[UC]大ムカデ(戦闘・防衛) …… 2匹
[UC]スケルトン(戦闘・衛兵) …… 2匹
[UC]ファングウルフ(戦闘・狩猟) …… 1匹
(よし! ラット5匹、バット4匹! これで偵察部隊は数の上では再建できた……)
([UC]コボルトが6匹も出たのは嬉しい誤算だ。これで[C]スライムに並ぶDP稼ぎの主力、採掘部隊も補充できた)
俺はまだ2900残っているDPを睨みつける。
偵察部隊は[UC]ランクで再建したが、侵入者と互角に渡り合えたのは[N]ランクの魔物たちだけだった。
[N]ランクの「数」も必要だ。
([N]中級魔物ガチャ(500 DP)を二回まわそう!)
俺はさらにDPを1000消費し[N]ガチャを2回実行した。
DP 2900 → 1900!
さっきまでの[UC]ガチャとは比較にならない、空間が歪むほどの召喚エフェクトが1階フロアを二度、満たした。
[UC]の新入り魔物たちが凄まじい魔力の奔流に怯え、隅へと逃げていく。
光が収まった時、そこには二体の新たな[N]ランク魔物が立っていた。
「ブモォォ……」
一体は[N]オークよりもさらに巨大な二足歩行の牛。 手には大ナタよりも巨大な岩塊をそのままハンマーにしたような[グレートハンマー]が握られていた。
(ミノタウロスか!)
もう一体は[N]スケルトン・ガーディアンに似ているが、鎧は漆黒で手には盾ではなく両手持ちの巨大な鎌を持っていた。
(……いや、アンデッドの上位種かな?)
俺は即座に命令を下した。
(コマンダー! 1階がカオスだ! すぐに降りて、[N]ランク統率の力で新入り共をまとめ上げろ!)
「グルァ!(承知!)」
[N]ヒーロー・ゴボリン・コマンダーが姿を現す。
新たに追加された[N]ランク二体と[UC]ランク二十体が騒然としていた1階フロアは、コマンダーの[大指揮 (Lv.1)]スキルが放つ威圧感の前に一瞬で静まり返った。
(まずは、新戦力の確認だ)
俺はコマンダーに従う新入り[N]ランク二体のステータスを脳裏に表示させた。
♢ ♢ ♢
名前: ミノタウロス
レアリティ: [N] ノーマルレア (召喚)
種別: 戦闘・防衛用魔物
Lv: 1 HP: 140/140 | MP: 10/10
STR (筋力): 20
VIT (体力): 15
AGI (敏捷): 7
INT (知力): 7
特技
[グレートハンマー (Lv.1)]: (初期装備)巨大なハンマーで敵を[粉砕]する。
[ラッシュ (Lv.1)]: MPを消費し、短時間[バーサーク]状態となり、攻撃力と速度を上昇させる。
進化先
[R] ミノタウロス・ロード
進化タイプ: 重戦士・指揮
概要: 知性(INT)が向上し、[迷宮知識]と[ミノタウロス系指揮]のスキルを得る。STRとVITもさらに強化され、防衛部隊のリーダーとなる。
[R] ミノタウロス・バーサーカー
進化タイプ: 火力特化
概要: [ラッシュ]スキルが[常時バーサーク]に変化し、圧倒的なSTR(筋力)を得る。防御力を犠牲にし、[グレートハンマー]による広範囲攻撃[アースシェイカー]を習得する。
♢ ♢ ♢
名前: デュラハン
レアリティ: [N] ノーマルレア (召喚)
種別: 戦闘・奇襲用魔物(アンデッド)
Lv: 1 HP: 90/90 | MP: 30/30
STR (筋力): 18
VIT (体力): 15
AGI (敏捷): 15
INT (知力): 10
特技
[デスサイズ (Lv.1)]: (初期装備)両手持ちの大鎌。[出血](継続ダメージ)の追加効果を持つ。
[首無し]: (常時発動)首がないため、頭部へのクリティカルヒットが存在しない。精神攻撃に完全耐性を持つ。
進化先
[R] デュラハン・ナイト
進化タイプ: 騎乗・突撃
概要: [ナイトメア](魔馬)を召喚し、騎乗戦闘が可能になる。大鎌による[チャージ](突撃)攻撃を得意とし、機動力が飛躍的に向上する。
[R] ソウルイーター
進化タイプ: 特殊・暗殺
概要: [デスサイズ]が[魂狩り]に進化し、敵を倒した際にMPやHPを吸収できるようになる。[隠密]スキルも習得し、暗殺者としての側面が強まる。
♢ ♢ ♢
[現在の拠点状況]
拠点名: (未設定・円形の塔)
階層: 2階建て
DP: 1900
訪問者: 1名(リナ)
召喚中: ([UC]20匹、[N]2匹を追加)
[N]ヒーロー・ゴブリン・コマンダー (Lv.15)
[N]ダイアウルフ (Lv.10)
[N]シャドウウルフ (Lv.10)
[N]オーク (Lv.8)
[N]アシッド・センチピード (Lv.10)
[N]スケルトン・ガーディアン (Lv.10)
[N]ミノタウロス (Lv.1)
[N]デュラハン (Lv.1)
他多数。
侵入者: なし
その他: 偵察部隊・採掘部隊が再建。総戦力が100匹を突破。
♢ ♢ ♢
俺は1階でコマンダーの指揮のもと、各部隊に再編されていく新入り魔物たちを眺めながら次の手を考えていた。
([N]ミノタウロスや[N]デュラハンが加わり防衛戦力は格段に上がった。だが……)
俺は侵入者との戦闘で、偵察部隊が拾痴れず殺されていたのを思い出す。
(偵察部隊の数は再編できたが、個々の強さが不安だな……。敵に遭遇したらまた報告すらできずにやられてしまう)
(偵察部隊にも指揮官となる個体が必要だ。やられずに報告しに戻ってくる強さが欲しい)
俺は新しく召喚した[UC]ジャイアントバット(Lv.1)の一匹に狙いを定める。
(まずはレベルアップだ)
俺は【魔物管理メニュー】を開き、DPを消費した。
(Lv.1からLv.5まで上げるのに必要なDPは……合計 150 DP)
DP 1900 → 1750!
対象のバットがレベルアップの光に包まれる。
(よし、Lv.5だ。進化先は……)
♢ ♢ ♢
【[UC]ジャイアントバット (Lv.5) の進化先】
1. [N]ヴァンパイアバット: [吸血]能力を獲得し、戦闘(奇襲)も可能になる。
2. [N]ソニックバット: [超音波索敵]が[音波攻撃]に派生し、敵を混乱させる。
♢ ♢ ♢
([ソニックバット]の妨害能力も捨てがたいが……やられずに報告しに戻ってくる「強さ」が欲しい。いざという時に自分で戦える[ヴァンパイアバット]か)
俺は決めた。
([N]ヴァンパイアバットに進化させる! コストは1000 DPだ!)
DP 1750 → 750!
1階の天井近くでレベルアップしたばかりの[UC]ジャイアントバットが、今度は血のように禍々しい真紅の光に包まれた。
「キィィィィィ!!」
甲高い鳴き声と共に、体躯が翼長2メートルはあろうかというサイズに膨れ上がる。
[C]コウモリ時代の貧弱さは消え、鋭い牙と鉤爪を備えた、危険な捕食者の姿へと変貌した。
「ギィィィ……!!」
(これが[N]ヴァンパイアイアバット!)
俺は偵察部隊の新リーダーのステータスを脳裏に表示させた。
♢ ♢ ♢
名前: ヴァンパイアバット
レアリティ: [N] ノーマルレア (進化種)
種別: 偵察・奇襲用魔物
Lv: 5 HP: 80/80 | MP: 40/40
STR (筋力): 12
VIT (体力): 10
AGI (敏捷): 22
INT (知力): 12
特技
[飛行 (Lv.2)]: (常時発動)飛行能力が向上し、より高速で静かな移動が可能になった。
[超音波索敵 (Lv.2)]: MPを消費し、より広範囲の地形や敵の位置を探る。
[吸血 (Lv.1)]: 敵に噛みつき、ダメージを与えつつ自身のHPをわずかに回復する。
[サイレントダイブ (Lv.1)]: [飛行]状態から音もなく奇襲をかけ、初撃の威力を高める。
進化先
[R] ヴァンパイア・バット・ロード
進化タイプ: 特殊・指揮
概要: 知性(INT)が飛躍的に向上し、[下級魔物(コウモリ・ネズミ系)]への[指揮]スキルを得る。自らも[吸血]能力が強化され、偵察部隊のリーダーとして高い生存能力と統率力を発揮する。
[R] ブラッド・ストーカー
進化タイプ: 奇襲・暗殺
概要: [AGI]と[STR]がさらに強化され、[サイレントダイブ]が[シャドウダイブ]に進化する。[吸血]によるHP回復量も増大し、単独での暗殺任務すら可能になる。
♢ ♢ ♢
([N]ヴァンパイアバットの誕生で、偵察部隊の生存能力と索敵能力は格段に上がったはず……)
俺は1階で[N]ヒーロー・ゴブリン・コマンダーの指揮のもと、再編された部隊を眺める。
[N]ミノタウロス、[N]デュラハン、[N]スケルトン・ガーディアン、[N]オーク……。
(よし、これである程度戦力は上がった……!)
だけど油断はできない。 レアリティとやらがどれくらい上まであるかは分からないがrwまだ[N]ランクだ。
あの冒険者たちがどれくらいの強さに位置しているのか分からないし、あれが一番強い冒険者ということはありえないだろう。
俺たちはもっと上を目指さなきゃならない。
(次の目標は……塔の増築だ!)
今の2階建てでは狭すぎる。リナの居住空間と魔物たちの待機場所を明確に分ける必要があるし、何より塔を高くすればするほど足止めできる!
(だけどDPがかなり不安だな……残り750じゃ、[フロア増設ガチャ(1000 DP)] にも手が届かない)
まずはDPを稼ぎ、防衛と経済を盤石にするのが先決かもしれない。
([N]ヒーロー・ゴブリン・コマンダー! 皆に指示を出すぞ!)
俺はコマンダーに全軍への大号令を命じた。
コマンダーは俺の意図を瞬時に理解し、全部隊へと[大指揮 (Lv.1)]スキルを通じて命令を下していく。
「グルァ!(全軍、任務開始!)」
([C]スライム軍団と[UC]コボルト採掘隊! お前たちは最優先で資源集めだ! DPを稼げ!)
(新しく編成した偵察部隊! [N]ヴァンパイアバットをリーダーとし、[UC]バット(4匹)、[UC]ラット(5匹)は拠点周囲の偵察を徹底! 敵の動きを絶対に察知しろ! 加えて、狩り部隊が狩った獲物の運搬も担当してくれ!)
([N]ダイアウルフ! [N]シャドウウルフ、[UC]ファングウルフ(2匹)を引き連れ、「ウルフ部隊」として食料の狩りを再開しろ!)
(1階の防衛戦力! [N]スケルトン・ガーディアンが防衛部隊リーダーだ! [N]ミノタウロス、[N]デュラハン、[N]アシッド・センチピードは、ガーディアンの指揮下に入って拠点の守りを固めろ! )
(そして……)
俺は、[N]ヒーロー・ゴブリン・コマンダー自身に最後の命令を下す。
(コマンダー! お前は最高指揮官として、そして「探索部隊リーダー」を兼任し、森の支配地域を広げるために出撃しろ! 部下は今まで戦いを生き延びた、[UC]ゴブリン・ファイター二匹と[UC]ゴブリン・スカウト一匹、そして[N]オークだ! ウルフ部隊とは別行動で未踏エリアの探索と掃討を開始しろ!)
「グルァァ!(承知した!)」
[N]ヒーロー・ゴブリン・コマンダーの完璧な指揮のもと、100匹を超える俺の軍勢がそれぞれの役割を果たすために一斉に動き出した。
DP 3900のうち、まずは偵察網の再建を最優先する。
([UC]下級魔物ガチャを20回!これで[UC]ジャイアントラットと[UC]ジャイアントバットを引き当てる!)
俺は脳裏の【召喚リスト】から[UC]下級魔物ガチャ(50 DP)を選択し、20回連続で実行した。
DP 3900 → 2900!(1000 DP消費)
1階の戦闘フロアが、[UC]ランクの強い光で20回連続で明滅する。
光が収まった時、そこには20匹の[UC]アンコモン魔物がひしめき合っていた。
その内訳は……
[UC]ジャイアントラット(偵察) …… 5匹
[UC]ジャイアントバット(偵察・飛行) …… 4匹
[UC]コボルト(採掘・罠設置) …… 6匹
[UC]大ムカデ(戦闘・防衛) …… 2匹
[UC]スケルトン(戦闘・衛兵) …… 2匹
[UC]ファングウルフ(戦闘・狩猟) …… 1匹
(よし! ラット5匹、バット4匹! これで偵察部隊は数の上では再建できた……)
([UC]コボルトが6匹も出たのは嬉しい誤算だ。これで[C]スライムに並ぶDP稼ぎの主力、採掘部隊も補充できた)
俺はまだ2900残っているDPを睨みつける。
偵察部隊は[UC]ランクで再建したが、侵入者と互角に渡り合えたのは[N]ランクの魔物たちだけだった。
[N]ランクの「数」も必要だ。
([N]中級魔物ガチャ(500 DP)を二回まわそう!)
俺はさらにDPを1000消費し[N]ガチャを2回実行した。
DP 2900 → 1900!
さっきまでの[UC]ガチャとは比較にならない、空間が歪むほどの召喚エフェクトが1階フロアを二度、満たした。
[UC]の新入り魔物たちが凄まじい魔力の奔流に怯え、隅へと逃げていく。
光が収まった時、そこには二体の新たな[N]ランク魔物が立っていた。
「ブモォォ……」
一体は[N]オークよりもさらに巨大な二足歩行の牛。 手には大ナタよりも巨大な岩塊をそのままハンマーにしたような[グレートハンマー]が握られていた。
(ミノタウロスか!)
もう一体は[N]スケルトン・ガーディアンに似ているが、鎧は漆黒で手には盾ではなく両手持ちの巨大な鎌を持っていた。
(……いや、アンデッドの上位種かな?)
俺は即座に命令を下した。
(コマンダー! 1階がカオスだ! すぐに降りて、[N]ランク統率の力で新入り共をまとめ上げろ!)
「グルァ!(承知!)」
[N]ヒーロー・ゴボリン・コマンダーが姿を現す。
新たに追加された[N]ランク二体と[UC]ランク二十体が騒然としていた1階フロアは、コマンダーの[大指揮 (Lv.1)]スキルが放つ威圧感の前に一瞬で静まり返った。
(まずは、新戦力の確認だ)
俺はコマンダーに従う新入り[N]ランク二体のステータスを脳裏に表示させた。
♢ ♢ ♢
名前: ミノタウロス
レアリティ: [N] ノーマルレア (召喚)
種別: 戦闘・防衛用魔物
Lv: 1 HP: 140/140 | MP: 10/10
STR (筋力): 20
VIT (体力): 15
AGI (敏捷): 7
INT (知力): 7
特技
[グレートハンマー (Lv.1)]: (初期装備)巨大なハンマーで敵を[粉砕]する。
[ラッシュ (Lv.1)]: MPを消費し、短時間[バーサーク]状態となり、攻撃力と速度を上昇させる。
進化先
[R] ミノタウロス・ロード
進化タイプ: 重戦士・指揮
概要: 知性(INT)が向上し、[迷宮知識]と[ミノタウロス系指揮]のスキルを得る。STRとVITもさらに強化され、防衛部隊のリーダーとなる。
[R] ミノタウロス・バーサーカー
進化タイプ: 火力特化
概要: [ラッシュ]スキルが[常時バーサーク]に変化し、圧倒的なSTR(筋力)を得る。防御力を犠牲にし、[グレートハンマー]による広範囲攻撃[アースシェイカー]を習得する。
♢ ♢ ♢
名前: デュラハン
レアリティ: [N] ノーマルレア (召喚)
種別: 戦闘・奇襲用魔物(アンデッド)
Lv: 1 HP: 90/90 | MP: 30/30
STR (筋力): 18
VIT (体力): 15
AGI (敏捷): 15
INT (知力): 10
特技
[デスサイズ (Lv.1)]: (初期装備)両手持ちの大鎌。[出血](継続ダメージ)の追加効果を持つ。
[首無し]: (常時発動)首がないため、頭部へのクリティカルヒットが存在しない。精神攻撃に完全耐性を持つ。
進化先
[R] デュラハン・ナイト
進化タイプ: 騎乗・突撃
概要: [ナイトメア](魔馬)を召喚し、騎乗戦闘が可能になる。大鎌による[チャージ](突撃)攻撃を得意とし、機動力が飛躍的に向上する。
[R] ソウルイーター
進化タイプ: 特殊・暗殺
概要: [デスサイズ]が[魂狩り]に進化し、敵を倒した際にMPやHPを吸収できるようになる。[隠密]スキルも習得し、暗殺者としての側面が強まる。
♢ ♢ ♢
[現在の拠点状況]
拠点名: (未設定・円形の塔)
階層: 2階建て
DP: 1900
訪問者: 1名(リナ)
召喚中: ([UC]20匹、[N]2匹を追加)
[N]ヒーロー・ゴブリン・コマンダー (Lv.15)
[N]ダイアウルフ (Lv.10)
[N]シャドウウルフ (Lv.10)
[N]オーク (Lv.8)
[N]アシッド・センチピード (Lv.10)
[N]スケルトン・ガーディアン (Lv.10)
[N]ミノタウロス (Lv.1)
[N]デュラハン (Lv.1)
他多数。
侵入者: なし
その他: 偵察部隊・採掘部隊が再建。総戦力が100匹を突破。
♢ ♢ ♢
俺は1階でコマンダーの指揮のもと、各部隊に再編されていく新入り魔物たちを眺めながら次の手を考えていた。
([N]ミノタウロスや[N]デュラハンが加わり防衛戦力は格段に上がった。だが……)
俺は侵入者との戦闘で、偵察部隊が拾痴れず殺されていたのを思い出す。
(偵察部隊の数は再編できたが、個々の強さが不安だな……。敵に遭遇したらまた報告すらできずにやられてしまう)
(偵察部隊にも指揮官となる個体が必要だ。やられずに報告しに戻ってくる強さが欲しい)
俺は新しく召喚した[UC]ジャイアントバット(Lv.1)の一匹に狙いを定める。
(まずはレベルアップだ)
俺は【魔物管理メニュー】を開き、DPを消費した。
(Lv.1からLv.5まで上げるのに必要なDPは……合計 150 DP)
DP 1900 → 1750!
対象のバットがレベルアップの光に包まれる。
(よし、Lv.5だ。進化先は……)
♢ ♢ ♢
【[UC]ジャイアントバット (Lv.5) の進化先】
1. [N]ヴァンパイアバット: [吸血]能力を獲得し、戦闘(奇襲)も可能になる。
2. [N]ソニックバット: [超音波索敵]が[音波攻撃]に派生し、敵を混乱させる。
♢ ♢ ♢
([ソニックバット]の妨害能力も捨てがたいが……やられずに報告しに戻ってくる「強さ」が欲しい。いざという時に自分で戦える[ヴァンパイアバット]か)
俺は決めた。
([N]ヴァンパイアバットに進化させる! コストは1000 DPだ!)
DP 1750 → 750!
1階の天井近くでレベルアップしたばかりの[UC]ジャイアントバットが、今度は血のように禍々しい真紅の光に包まれた。
「キィィィィィ!!」
甲高い鳴き声と共に、体躯が翼長2メートルはあろうかというサイズに膨れ上がる。
[C]コウモリ時代の貧弱さは消え、鋭い牙と鉤爪を備えた、危険な捕食者の姿へと変貌した。
「ギィィィ……!!」
(これが[N]ヴァンパイアイアバット!)
俺は偵察部隊の新リーダーのステータスを脳裏に表示させた。
♢ ♢ ♢
名前: ヴァンパイアバット
レアリティ: [N] ノーマルレア (進化種)
種別: 偵察・奇襲用魔物
Lv: 5 HP: 80/80 | MP: 40/40
STR (筋力): 12
VIT (体力): 10
AGI (敏捷): 22
INT (知力): 12
特技
[飛行 (Lv.2)]: (常時発動)飛行能力が向上し、より高速で静かな移動が可能になった。
[超音波索敵 (Lv.2)]: MPを消費し、より広範囲の地形や敵の位置を探る。
[吸血 (Lv.1)]: 敵に噛みつき、ダメージを与えつつ自身のHPをわずかに回復する。
[サイレントダイブ (Lv.1)]: [飛行]状態から音もなく奇襲をかけ、初撃の威力を高める。
進化先
[R] ヴァンパイア・バット・ロード
進化タイプ: 特殊・指揮
概要: 知性(INT)が飛躍的に向上し、[下級魔物(コウモリ・ネズミ系)]への[指揮]スキルを得る。自らも[吸血]能力が強化され、偵察部隊のリーダーとして高い生存能力と統率力を発揮する。
[R] ブラッド・ストーカー
進化タイプ: 奇襲・暗殺
概要: [AGI]と[STR]がさらに強化され、[サイレントダイブ]が[シャドウダイブ]に進化する。[吸血]によるHP回復量も増大し、単独での暗殺任務すら可能になる。
♢ ♢ ♢
([N]ヴァンパイアバットの誕生で、偵察部隊の生存能力と索敵能力は格段に上がったはず……)
俺は1階で[N]ヒーロー・ゴブリン・コマンダーの指揮のもと、再編された部隊を眺める。
[N]ミノタウロス、[N]デュラハン、[N]スケルトン・ガーディアン、[N]オーク……。
(よし、これである程度戦力は上がった……!)
だけど油断はできない。 レアリティとやらがどれくらい上まであるかは分からないがrwまだ[N]ランクだ。
あの冒険者たちがどれくらいの強さに位置しているのか分からないし、あれが一番強い冒険者ということはありえないだろう。
俺たちはもっと上を目指さなきゃならない。
(次の目標は……塔の増築だ!)
今の2階建てでは狭すぎる。リナの居住空間と魔物たちの待機場所を明確に分ける必要があるし、何より塔を高くすればするほど足止めできる!
(だけどDPがかなり不安だな……残り750じゃ、[フロア増設ガチャ(1000 DP)] にも手が届かない)
まずはDPを稼ぎ、防衛と経済を盤石にするのが先決かもしれない。
([N]ヒーロー・ゴブリン・コマンダー! 皆に指示を出すぞ!)
俺はコマンダーに全軍への大号令を命じた。
コマンダーは俺の意図を瞬時に理解し、全部隊へと[大指揮 (Lv.1)]スキルを通じて命令を下していく。
「グルァ!(全軍、任務開始!)」
([C]スライム軍団と[UC]コボルト採掘隊! お前たちは最優先で資源集めだ! DPを稼げ!)
(新しく編成した偵察部隊! [N]ヴァンパイアバットをリーダーとし、[UC]バット(4匹)、[UC]ラット(5匹)は拠点周囲の偵察を徹底! 敵の動きを絶対に察知しろ! 加えて、狩り部隊が狩った獲物の運搬も担当してくれ!)
([N]ダイアウルフ! [N]シャドウウルフ、[UC]ファングウルフ(2匹)を引き連れ、「ウルフ部隊」として食料の狩りを再開しろ!)
(1階の防衛戦力! [N]スケルトン・ガーディアンが防衛部隊リーダーだ! [N]ミノタウロス、[N]デュラハン、[N]アシッド・センチピードは、ガーディアンの指揮下に入って拠点の守りを固めろ! )
(そして……)
俺は、[N]ヒーロー・ゴブリン・コマンダー自身に最後の命令を下す。
(コマンダー! お前は最高指揮官として、そして「探索部隊リーダー」を兼任し、森の支配地域を広げるために出撃しろ! 部下は今まで戦いを生き延びた、[UC]ゴブリン・ファイター二匹と[UC]ゴブリン・スカウト一匹、そして[N]オークだ! ウルフ部隊とは別行動で未踏エリアの探索と掃討を開始しろ!)
「グルァァ!(承知した!)」
[N]ヒーロー・ゴブリン・コマンダーの完璧な指揮のもと、100匹を超える俺の軍勢がそれぞれの役割を果たすために一斉に動き出した。
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異世界に転生した若い男の子レイニーは、王族として生まれ変わり、強力なスキルや魔法を持つ。彼の最大の願望は、人間界で種族を問わずに平和に暮らすこと。前世では得られなかった魔法やスキル、さらに不思議な力が宿るアイテムに強い興味を抱き大喜びの日々を送っていた。
レイニーは異種族の友人たちと出会い、共に育つことで異種族との絆を深めていく。しかし……
【コミカライズ決定】勇者学園の西園寺オスカー~実力を隠して勇者学園を満喫する俺、美人生徒会長に目をつけられたので最強ムーブをかましたい~
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ゼルトル勇者学園に通う少年、西園寺オスカーはかなり変わっている。
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オスカーはどうやって最強の力を手にしたのか。授業や試験ではどんなムーブをかますのか。彼の実力を知る者は現れるのか。
世界を揺るがす、最強中二病主人公の爆誕を見逃すな!
※小説家になろう、カクヨム、pixivにも投稿中。
辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します
潮ノ海月@2025/11月新刊発売予定!
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旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる!
トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。
領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。
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完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。
果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!?
これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。
《作者からのお知らせ!》
※2025/11月中旬、 辺境領主の3巻が刊行となります。
今回は3巻はほぼ全編を書き下ろしとなっています。
【貧乏貴族の領地の話や魔導車オーディションなど、】連載にはないストーリーが盛りだくさん!
※また加筆によって新しい展開になったことに伴い、今まで投稿サイトに連載していた続話は、全て取り下げさせていただきます。何卒よろしくお願いいたします。
【完結】魔王を倒してスキルを失ったら「用済み」と国を追放された勇者、数年後に里帰りしてみると既に祖国が滅んでいた
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🌟某小説投稿サイトにて月間3位(異ファン)獲得しました!
「勇者カナタよ、お前はもう用済みだ。この国から追放する」
魔王討伐後一年振りに目を覚ますと、突然王にそう告げられた。
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かつてのパーティメンバー達に「スキルが無くても幸せになった姿」を見せるため、里帰りした俺は……祖国の惨状を目にすることになる。
※ハピエン・善人しか書いたことのない作者が、「追放」をテーマにして実験的に書いてみた作品です。普段の作風とは異なります。
※小説家になろう、カクヨムさんで同一名義にて掲載予定です
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