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28話
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数日間の安定した運営によりDPは順調に増え続けている。
リナの忠誠ボーナスと[C]スライム軍団、[UC]コボルト採掘隊の休まぬ労働のおかげで、俺のDPはまた5000を突破した。
(DP: 5100)
各部隊の魔物たちも[N]ヒーロー・ゴブリン・コマンダーの[大指揮]のもと沢山の戦果をあげてくれている。
侵入者撃退ボーナスで上がったレベルからさらに経験を積み、部隊長たちのレベルも3から4引き上がっていた。
(コマンダーはLv.18、ガーディアンはLv.13、ヴァンパイアバットはLv.8か。順調だな……)
そんな中、特に目覚ましい活躍を見せているのが狩猟部隊だ。
「ウォォーーン!!」
[N]ダイアウルフ率いるウルフ部隊は森ウサギや[N]ボアといった野生動物だけではなく、森で遭遇した[N]ランクの魔物を多数狩ってくるようになった。
彼らが持ち帰る[N]ランクの素材とDP は拠点の収入を飛躍的に向上させた。
そして、その結果……
([N]ダイアウルフのレベルが15に達したぞ……!)
ウルフ部隊のリーダーであり、コマンダーに次ぐエースアタッカー、[N]ダイアウルフ……!
(これは……進化させてもいいかもな?)
俺は脳裏の【魔物管理メニュー】を開き、[N]ダイアウルフの進化先リストを睨みつけた。
♢ ♢ ♢
【[N]ダイアウルフ (Lv.15) の進化先】
[R] エンシェント・ダイアウルフ
進化タイプ: 群狼の王
概要: [N]ダイアウルフがさらに長寿・大型化した上位種。[ハウリング]が[統率の咆哮]に進化し、周囲の狼系・犬系の魔物を強制的に従わせ、強化する。
[R] フレイム・ウルフ (or フロスト・ウルフ)
進化タイプ: 属性獲得
概要: 魔力の影響で属性を宿したダイアウルフ。[強襲]や[噛みつき]に属性の追加ダメージが付与され、[属性ブレス](弱)を習得する。
♢ ♢ ♢
(DPは5100。進化条件はLv.15。よし、[N]ダイアウルフの進化は確定だ)
俺は二つの進化先を比較する。
([R]フレイム・ウルフの属性攻撃も魅力的だが ……いや、狩猟部隊にも強力な「王」が必要だ。[R]エンシェント・ダイアウルフの[統率の咆哮]は、今後ウルフ系の魔物を増やした時に真価を発揮するはずだ)
([R]ランクへの進化だ、コストは……2000 DP!いける!進化しろ、ダイアウルフ!!)
2000 DP消費!
DP 5100 → 3100!
1階の[N] 闘技場。
俺が命令を下すと狩猟部隊長の[N]ダイアウルフの体が、[N]ランクへの進化とは比較にならない凄まじいオーラに包まれた。
「グオオオオオオオオォァァァッ!!」
[N]ヒーロー・ゴブリン・コマンダーの進化とは違う荒々しい自然そのもののような翠と土の色の光が渦を巻く。
体躯は一回りも二回りも巨大化し、銀色だった毛並みは深みを増し、まさに百獣の王と呼ぶにふさわしい風格を纏っていく。
(こ、これは……!?)
俺は新たに誕生したエースのステータスを脳裏に表示させた。
(初の[R]レアの魔物──!)
♢ ♢ ♢
名前: エンシェント・ダイアウルフ
レアリティ: [R] レア (進化種)
種別: 戦闘・狩猟・指揮用魔物
Lv: 15 HP: 300/300 | MP: 50/50
STR (筋力): 35
VIT (体力): 30
AGI (敏捷): 24
INT (知力): 16
特技
[統率の咆哮 (Lv.1)]: [ハウリング]の上位スキル。MPを消費し、広範囲の[N]ランク以下の狼系・犬系魔物を強制的に[服従]させ、ステータスを大幅に強化する。
[エンシェントファング (Lv.1)]: [強襲]の上位スキル。古代の力を込めた牙で噛みつき、[装甲貫通]の追加効果を与える。
[連携 (Lv.3)]: 味方との連携精度が極めて高い。
進化先
[SR] フェンリル
進化タイプ: 神話級・個武
概要: 伝説の魔狼。個としての戦闘能力が[SR]ランクとして極限まで高まる。[統率の咆哮]は失うが、[神速]と[ワールドイーター]を習得する。
[SR] ウルフ・キング
進化タイプ: 群狼の皇帝
概要: [統率の咆哮]が[皇帝の勅令]に進化し、[R]ランクの狼系すら従わせる。自らの戦闘能力も向上し、召喚した[SR]ダイアウルフの影を使役する。
♢ ♢ ♢
(HP 300、STR 35……! [N]ヒーロー・ゴブリン・コマンダー(STR 30) よりも純粋な戦闘力は上か!)
(……あ、でもしまった!)
俺は[N]コマンダーのスキルを思い出す。
──[リーダーシップ (Lv.3)]。
(あのスキルは[N]ランク以下にしか強制力がなかったはずだ! [R]の魔物が[N]のヒーロー・ゴブリン・コマンダーに従ってくれるのか……?)
俺は6階のコアの部屋で待機していた[N]コマンダーに1階へ降りるよう指示を出す。
1階の[N] 闘技場。進化したばかりの[R]エンシェント・ダイアウルフと階段を降りてきた[N]コマンダーがフロアの中央で対峙した。
「グルゥ……」
「……」
(……おぉ!? なんか喧嘩してない!)
以前、[N]ダイアウルフに進化した時のようなあからさまな敵意や威嚇がない。
[R]エンシェント・ダイアウルフは[N]コマンダーを一瞥すると、「フン」と鼻を鳴らしただけだ。
[N]コマンダーも[R]ランクの威圧を前に一歩も引かず、[大指揮]スキルで「持ち場に戻れ」とでも言うように顎をしゃくった。
(前にゴブリン部隊がウルフ部隊を助けたことで少しは信頼関係……というか、ライバル的な立ち位置になったのかな?)
俺は[N]ヒーロー・ゴブリン・コマンダーと、[R]エンシェント・ダイアウルフの二大エースを見比べる。
その時、俺の脳裏にコマンダーを進化させたあの機能が思い浮かんだ。
【ヒーローモンスター設定(四体限定)】
コスト: 1000 DP
効果: 対象モンスター一体を「ヒーロー」として指定する。
1. 全体的な能力の底上げ。
2. 特殊能力(ヒーロースキル)の追加。
3. コアとの「視点共有」が可能になる。
(……ウルフをヒーローにすべきか?)
彼は……(もしかしたら彼女かもしれんが)初期から拠点の為に食料を稼ぐために頑張ってくれている 。
何より[N]ランク魔物を狩り続けついに[R]ランクまで到達した。成長速度も著しく、そして強い。
俺は悩んだ。DPは3100。1000 DPの消費は大きい。
(だけど……[R]ランクのヒーローが誕生すれば、ダブルヒーロー態勢で守りは盤石になる)
(よし、決めた! ウルフをヒーローにする!)
……決して[R]ランクの狼(AGI 24)の疾走を、[視点共有]で味わいたいからではない。本当だ。うん……。
(よし、ヒーローになれ! ウルフ!)
俺はDPを1000消費し[R]エンシェント・ダイアウルフに「ヒーローモンスター設定」を実行した!
DP 3100 → 2100!
1階のフロアにいた[R]エンシェント・ダイアウルフの巨体が荘厳な黄金の光に包まれた!
「グオオオオオオオオオオオッ!!」
[R]ランクへの進化とはまた違う、魂そのものが格上げされるような咆哮が塔全体に響き渡る。
毛並みはさらに輝きを増し、[N]コマンダーと並び立っても遜色のない絶対的なエースの風格を纏った。
(これが二人目のヒーロー……!)
俺は俺の拠点の矛となった魔物のステータスを脳裏に表示させた。
♢ ♢ ♢
名前: ヒーロー・エンシェント・ダイアウルフ
レアリティ: [R] レア (ヒーロー指定・進化種)
種別: 戦闘・狩猟・指揮用魔物(ヒーロー)
Lv: 15 HP: 400/400 | MP: 100/100
STR (筋力): 42
VIT (体力): 35
AGI (敏捷): 30
INT (知力): 20
特技
[統率の咆哮 (Lv.1)]: MPを消費し、広範囲の[N]ランク以下の狼系・犬系魔物を強制的に[服従]させ、ステータスを大幅に強化する。
[エンシェントファング (Lv.1)]: 古代の力を込めた牙で噛みつき、[装甲貫通]の追加効果を与える。
[連携 (Lv.3)]: (常時発動) 味方との連携精度が極めて高い。
特殊能力
[視点共有]: (ヒーロー専用)コアとの視界・聴覚の共有が可能。
[王の疾走 (Lv.1)]: (ヒーロー専用)MPを消費し、短時間、自身のAGI(敏捷)を爆発的に上昇させ、戦場を駆け抜ける。
進化先
1. [SR] ヒーロー・フェンリル
進化タイプ: 神話級・個武
概要: 伝説の魔狼。個としての戦闘能力が[SR]ランクとして極限まで高まる。[統率の咆哮]は失うが、[神速]と[ワールドイーター]を習得する。
2. [SR] ヒーロー・ウルフ・キング
進化タイプ: 群狼の皇帝
概要: [統率の咆哮]が[皇帝の勅令]に進化し、[R]ランクの狼系すら従わせる。自らの戦闘能力も向上し、召喚した[SR]ダイアウルフの影を使役する。
♢ ♢ ♢
(つ、強い……!? HP 400、STR 42、AGI 30だと!? [R]のヒーロー種はこんなにも強いのか……!)
俺は[R]ヒーロー・エンシェント・ダイアウルフのステータスに戦慄した。
([N]ヒーロー・ゴブリン・コマンダー が[R]ジェネラルや[R]ウォーロードに進化したらこれくらい……いや、もっと強くなると思うと楽しみだ)
あの時偵察した[R]アント・ジェネラルを個の力では完全に上回ってる。
(だが、アントは数の暴力が脅威だ。[連携 Lv.3]の[N]ソルジャーが数百匹……それを[R]ジェネラルが[軍団指揮]で率いていた。ジェネラルは他にも沢山いるだろう……こっちも、もっと沢山の[R]ランクを産み出そう)
まぁ、取り敢えず……今は二人目のヒーローの誕生を祝おう。
俺は1階で[N]ヒーロー・ゴブリン・コマンダーと静かに並び立つ[R]ヒーロー・エンシェント・ダイアウルフに意識を集中させた。
(ウルフ!俺に視点共有を!お前の走りを見せてくれ──!)
俺が命じた瞬間、6階のコアとしての感覚が消え俺の意識は[R]ヒーロー・エンシェント・ダイアウルフの強靭な肉体と接続された。
♢ ♢ ♢
[現在の拠点状況]
拠点名: (未設定・円形の塔)
階層: 6階建て
DP: 2100
訪問者: 1名(リナ)
召喚中:
探索部隊長: [N]ヒーロー・ゴブリン・コマンダー (Lv.18)
防衛部隊長: [N]スケルトン・ガーディアン (Lv.13)
狩猟部隊長: [R]ヒーロー・エンシェント・ダイアウルフ (Lv.15)
偵察部隊長: [N]ヴァンパイアバット (Lv.8)
(他、[N][UC][C]ランク多数)
侵入者: なし
その他: 狩猟部隊長が[R]ヒーローに進化した。
♢ ♢ ♢
リナの忠誠ボーナスと[C]スライム軍団、[UC]コボルト採掘隊の休まぬ労働のおかげで、俺のDPはまた5000を突破した。
(DP: 5100)
各部隊の魔物たちも[N]ヒーロー・ゴブリン・コマンダーの[大指揮]のもと沢山の戦果をあげてくれている。
侵入者撃退ボーナスで上がったレベルからさらに経験を積み、部隊長たちのレベルも3から4引き上がっていた。
(コマンダーはLv.18、ガーディアンはLv.13、ヴァンパイアバットはLv.8か。順調だな……)
そんな中、特に目覚ましい活躍を見せているのが狩猟部隊だ。
「ウォォーーン!!」
[N]ダイアウルフ率いるウルフ部隊は森ウサギや[N]ボアといった野生動物だけではなく、森で遭遇した[N]ランクの魔物を多数狩ってくるようになった。
彼らが持ち帰る[N]ランクの素材とDP は拠点の収入を飛躍的に向上させた。
そして、その結果……
([N]ダイアウルフのレベルが15に達したぞ……!)
ウルフ部隊のリーダーであり、コマンダーに次ぐエースアタッカー、[N]ダイアウルフ……!
(これは……進化させてもいいかもな?)
俺は脳裏の【魔物管理メニュー】を開き、[N]ダイアウルフの進化先リストを睨みつけた。
♢ ♢ ♢
【[N]ダイアウルフ (Lv.15) の進化先】
[R] エンシェント・ダイアウルフ
進化タイプ: 群狼の王
概要: [N]ダイアウルフがさらに長寿・大型化した上位種。[ハウリング]が[統率の咆哮]に進化し、周囲の狼系・犬系の魔物を強制的に従わせ、強化する。
[R] フレイム・ウルフ (or フロスト・ウルフ)
進化タイプ: 属性獲得
概要: 魔力の影響で属性を宿したダイアウルフ。[強襲]や[噛みつき]に属性の追加ダメージが付与され、[属性ブレス](弱)を習得する。
♢ ♢ ♢
(DPは5100。進化条件はLv.15。よし、[N]ダイアウルフの進化は確定だ)
俺は二つの進化先を比較する。
([R]フレイム・ウルフの属性攻撃も魅力的だが ……いや、狩猟部隊にも強力な「王」が必要だ。[R]エンシェント・ダイアウルフの[統率の咆哮]は、今後ウルフ系の魔物を増やした時に真価を発揮するはずだ)
([R]ランクへの進化だ、コストは……2000 DP!いける!進化しろ、ダイアウルフ!!)
2000 DP消費!
DP 5100 → 3100!
1階の[N] 闘技場。
俺が命令を下すと狩猟部隊長の[N]ダイアウルフの体が、[N]ランクへの進化とは比較にならない凄まじいオーラに包まれた。
「グオオオオオオオオォァァァッ!!」
[N]ヒーロー・ゴブリン・コマンダーの進化とは違う荒々しい自然そのもののような翠と土の色の光が渦を巻く。
体躯は一回りも二回りも巨大化し、銀色だった毛並みは深みを増し、まさに百獣の王と呼ぶにふさわしい風格を纏っていく。
(こ、これは……!?)
俺は新たに誕生したエースのステータスを脳裏に表示させた。
(初の[R]レアの魔物──!)
♢ ♢ ♢
名前: エンシェント・ダイアウルフ
レアリティ: [R] レア (進化種)
種別: 戦闘・狩猟・指揮用魔物
Lv: 15 HP: 300/300 | MP: 50/50
STR (筋力): 35
VIT (体力): 30
AGI (敏捷): 24
INT (知力): 16
特技
[統率の咆哮 (Lv.1)]: [ハウリング]の上位スキル。MPを消費し、広範囲の[N]ランク以下の狼系・犬系魔物を強制的に[服従]させ、ステータスを大幅に強化する。
[エンシェントファング (Lv.1)]: [強襲]の上位スキル。古代の力を込めた牙で噛みつき、[装甲貫通]の追加効果を与える。
[連携 (Lv.3)]: 味方との連携精度が極めて高い。
進化先
[SR] フェンリル
進化タイプ: 神話級・個武
概要: 伝説の魔狼。個としての戦闘能力が[SR]ランクとして極限まで高まる。[統率の咆哮]は失うが、[神速]と[ワールドイーター]を習得する。
[SR] ウルフ・キング
進化タイプ: 群狼の皇帝
概要: [統率の咆哮]が[皇帝の勅令]に進化し、[R]ランクの狼系すら従わせる。自らの戦闘能力も向上し、召喚した[SR]ダイアウルフの影を使役する。
♢ ♢ ♢
(HP 300、STR 35……! [N]ヒーロー・ゴブリン・コマンダー(STR 30) よりも純粋な戦闘力は上か!)
(……あ、でもしまった!)
俺は[N]コマンダーのスキルを思い出す。
──[リーダーシップ (Lv.3)]。
(あのスキルは[N]ランク以下にしか強制力がなかったはずだ! [R]の魔物が[N]のヒーロー・ゴブリン・コマンダーに従ってくれるのか……?)
俺は6階のコアの部屋で待機していた[N]コマンダーに1階へ降りるよう指示を出す。
1階の[N] 闘技場。進化したばかりの[R]エンシェント・ダイアウルフと階段を降りてきた[N]コマンダーがフロアの中央で対峙した。
「グルゥ……」
「……」
(……おぉ!? なんか喧嘩してない!)
以前、[N]ダイアウルフに進化した時のようなあからさまな敵意や威嚇がない。
[R]エンシェント・ダイアウルフは[N]コマンダーを一瞥すると、「フン」と鼻を鳴らしただけだ。
[N]コマンダーも[R]ランクの威圧を前に一歩も引かず、[大指揮]スキルで「持ち場に戻れ」とでも言うように顎をしゃくった。
(前にゴブリン部隊がウルフ部隊を助けたことで少しは信頼関係……というか、ライバル的な立ち位置になったのかな?)
俺は[N]ヒーロー・ゴブリン・コマンダーと、[R]エンシェント・ダイアウルフの二大エースを見比べる。
その時、俺の脳裏にコマンダーを進化させたあの機能が思い浮かんだ。
【ヒーローモンスター設定(四体限定)】
コスト: 1000 DP
効果: 対象モンスター一体を「ヒーロー」として指定する。
1. 全体的な能力の底上げ。
2. 特殊能力(ヒーロースキル)の追加。
3. コアとの「視点共有」が可能になる。
(……ウルフをヒーローにすべきか?)
彼は……(もしかしたら彼女かもしれんが)初期から拠点の為に食料を稼ぐために頑張ってくれている 。
何より[N]ランク魔物を狩り続けついに[R]ランクまで到達した。成長速度も著しく、そして強い。
俺は悩んだ。DPは3100。1000 DPの消費は大きい。
(だけど……[R]ランクのヒーローが誕生すれば、ダブルヒーロー態勢で守りは盤石になる)
(よし、決めた! ウルフをヒーローにする!)
……決して[R]ランクの狼(AGI 24)の疾走を、[視点共有]で味わいたいからではない。本当だ。うん……。
(よし、ヒーローになれ! ウルフ!)
俺はDPを1000消費し[R]エンシェント・ダイアウルフに「ヒーローモンスター設定」を実行した!
DP 3100 → 2100!
1階のフロアにいた[R]エンシェント・ダイアウルフの巨体が荘厳な黄金の光に包まれた!
「グオオオオオオオオオオオッ!!」
[R]ランクへの進化とはまた違う、魂そのものが格上げされるような咆哮が塔全体に響き渡る。
毛並みはさらに輝きを増し、[N]コマンダーと並び立っても遜色のない絶対的なエースの風格を纏った。
(これが二人目のヒーロー……!)
俺は俺の拠点の矛となった魔物のステータスを脳裏に表示させた。
♢ ♢ ♢
名前: ヒーロー・エンシェント・ダイアウルフ
レアリティ: [R] レア (ヒーロー指定・進化種)
種別: 戦闘・狩猟・指揮用魔物(ヒーロー)
Lv: 15 HP: 400/400 | MP: 100/100
STR (筋力): 42
VIT (体力): 35
AGI (敏捷): 30
INT (知力): 20
特技
[統率の咆哮 (Lv.1)]: MPを消費し、広範囲の[N]ランク以下の狼系・犬系魔物を強制的に[服従]させ、ステータスを大幅に強化する。
[エンシェントファング (Lv.1)]: 古代の力を込めた牙で噛みつき、[装甲貫通]の追加効果を与える。
[連携 (Lv.3)]: (常時発動) 味方との連携精度が極めて高い。
特殊能力
[視点共有]: (ヒーロー専用)コアとの視界・聴覚の共有が可能。
[王の疾走 (Lv.1)]: (ヒーロー専用)MPを消費し、短時間、自身のAGI(敏捷)を爆発的に上昇させ、戦場を駆け抜ける。
進化先
1. [SR] ヒーロー・フェンリル
進化タイプ: 神話級・個武
概要: 伝説の魔狼。個としての戦闘能力が[SR]ランクとして極限まで高まる。[統率の咆哮]は失うが、[神速]と[ワールドイーター]を習得する。
2. [SR] ヒーロー・ウルフ・キング
進化タイプ: 群狼の皇帝
概要: [統率の咆哮]が[皇帝の勅令]に進化し、[R]ランクの狼系すら従わせる。自らの戦闘能力も向上し、召喚した[SR]ダイアウルフの影を使役する。
♢ ♢ ♢
(つ、強い……!? HP 400、STR 42、AGI 30だと!? [R]のヒーロー種はこんなにも強いのか……!)
俺は[R]ヒーロー・エンシェント・ダイアウルフのステータスに戦慄した。
([N]ヒーロー・ゴブリン・コマンダー が[R]ジェネラルや[R]ウォーロードに進化したらこれくらい……いや、もっと強くなると思うと楽しみだ)
あの時偵察した[R]アント・ジェネラルを個の力では完全に上回ってる。
(だが、アントは数の暴力が脅威だ。[連携 Lv.3]の[N]ソルジャーが数百匹……それを[R]ジェネラルが[軍団指揮]で率いていた。ジェネラルは他にも沢山いるだろう……こっちも、もっと沢山の[R]ランクを産み出そう)
まぁ、取り敢えず……今は二人目のヒーローの誕生を祝おう。
俺は1階で[N]ヒーロー・ゴブリン・コマンダーと静かに並び立つ[R]ヒーロー・エンシェント・ダイアウルフに意識を集中させた。
(ウルフ!俺に視点共有を!お前の走りを見せてくれ──!)
俺が命じた瞬間、6階のコアとしての感覚が消え俺の意識は[R]ヒーロー・エンシェント・ダイアウルフの強靭な肉体と接続された。
♢ ♢ ♢
[現在の拠点状況]
拠点名: (未設定・円形の塔)
階層: 6階建て
DP: 2100
訪問者: 1名(リナ)
召喚中:
探索部隊長: [N]ヒーロー・ゴブリン・コマンダー (Lv.18)
防衛部隊長: [N]スケルトン・ガーディアン (Lv.13)
狩猟部隊長: [R]ヒーロー・エンシェント・ダイアウルフ (Lv.15)
偵察部隊長: [N]ヴァンパイアバット (Lv.8)
(他、[N][UC][C]ランク多数)
侵入者: なし
その他: 狩猟部隊長が[R]ヒーローに進化した。
♢ ♢ ♢
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アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。
だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう
完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。
果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!?
これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。
《作者からのお知らせ!》
※2025/11月中旬、 辺境領主の3巻が刊行となります。
今回は3巻はほぼ全編を書き下ろしとなっています。
【貧乏貴族の領地の話や魔導車オーディションなど、】連載にはないストーリーが盛りだくさん!
※また加筆によって新しい展開になったことに伴い、今まで投稿サイトに連載していた続話は、全て取り下げさせていただきます。何卒よろしくお願いいたします。
【完結】魔王を倒してスキルを失ったら「用済み」と国を追放された勇者、数年後に里帰りしてみると既に祖国が滅んでいた
きなこもちこ
ファンタジー
🌟某小説投稿サイトにて月間3位(異ファン)獲得しました!
「勇者カナタよ、お前はもう用済みだ。この国から追放する」
魔王討伐後一年振りに目を覚ますと、突然王にそう告げられた。
魔王を倒したことで、俺は「勇者」のスキルを失っていた。
信頼していたパーティメンバーには蔑まれ、二度と国の土を踏まないように察知魔法までかけられた。
悔しさをバネに隣国で再起すること十数年……俺は結婚して妻子を持ち、大臣にまで昇り詰めた。
かつてのパーティメンバー達に「スキルが無くても幸せになった姿」を見せるため、里帰りした俺は……祖国の惨状を目にすることになる。
※ハピエン・善人しか書いたことのない作者が、「追放」をテーマにして実験的に書いてみた作品です。普段の作風とは異なります。
※小説家になろう、カクヨムさんで同一名義にて掲載予定です
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