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34話
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光の中から現れたのは神秘的な色合いに変化したスライムたちと、一回り体が大きくなりヘルメットとツルハシを装備した職人気質のコボルトたち。
(お? スライムの中に一匹、妙に輝きが強い奴がいるな……)
俺は[魔物管理メニュー]で確認する。
なんと、ただひたすら資源を運んでいただけなのにいつの間にかLv.10に達している個体がいるじゃないか。恐らく一番最初に召喚した「スライム1号」的な古株だろう。
(こいつを更に進化させて、「資源採集部隊長」に任命すれば、全体の効率がさらに跳ね上がるんじゃないか……?)
スライムの王的な? 夢が広がるが、はやる気持ちを抑える。
(いや、まずは新しく進化した魔物たちの能力を把握するのが先だ)
俺は脳裏に進化したばかりの二種のステータスを表示させた。
♢ ♢ ♢
名前: アルケミー・スライム
レアリティ: [UC] アンコモン (進化種)
種別: 資源変換・特殊用魔物
Lv: 1 HP: 30/30 | MP: 30/30
STR (筋力): 3
VIT (体力): 10
AGI (敏捷): 3
INT (知力): 12
特技
[資源変換 (Lv.1)]: [溶解]の上位スキル。取り込んだ不用品や低級素材を体内で分解・再構築し、DPや魔素の欠片(資源)に変換する。
[収納 (Lv.2)]: 体積の30%までのアイテムを体内に安全に保持できる。
[鑑定 (Lv.1)]: 取り込んだアイテムの名称や簡単な価値を判別する。
進化先
[N] ハイ・アルケミー・スライム
進化タイプ: 資源特化
概要: 変換効率が向上し、稀にレア素材を生成する。
[N] セージ・スライム
進化タイプ: 頭脳特化
概要: 知性が飛躍的に向上し、簡単な魔法や、部隊への指示出しが可能になる。
♢ ♢ ♢
名前: コボルト・マイナー
レアリティ: [N] ノーマルレア (進化種)
種別: 採掘・作業用魔物
Lv: 1 HP: 60/60 | MP: 20/20
STR (筋力): 12
VIT (体力): 15
AGI (敏捷): 8
INT (知力): 10
特技
[熟練採掘 (Lv.1)]: [採掘]の上位スキル。硬い岩盤も容易に砕き、高純度の鉱石や希少な宝石を発見する確率が上昇する。
[暗視 (Lv.2)]: 暗闇でも昼間のように視界が利く。
[危険察知 (Lv.1)]: 落盤やガスなどの危険を事前に察知する。
[土木作業 (Lv.1)]: 穴掘りだけでなく、簡単な壁の補修や整地も行える。
進化先
[R] コボルト・フォアマン
進化タイプ: 現場監督
概要: 採掘部隊全体の指揮を執り、作業速度を大幅に向上させる。
[R] コボルト・エンジニア
進化タイプ: 技術特化
概要: トラップや攻城兵器の設置・解除に特化している。
♢ ♢ ♢
(なるほど……)
[N]コボルト・マイナーはランクこそ上がったがステータスはそこまで爆発的には伸びていないな。あくまで「作業員」としての進化らしい。
だが、INT(知力)が10あるのは大きい。「どこを掘ればいいか」「何が危険か」を判断できる賢さがあるということだ。
そして[UC]アルケミー・スライム。
ただのゴミ処理係から資源を生み出す存在に進化したのは大きいが、注目すべきはその進化先だ。
([N]セージ・スライム……? 知力が高いスライムか)
俺は群れの中で一匹だけLv.10に達しているアルケミー・スライムを見つめる。
資源を集めるだけなら[ハイ・アルケミー]が良いだろう。だが今後部隊が増えていく中で、資源管理や生産ラインの指揮を執れる「頭脳」が必要になるかもしれない。
(よし……こいつだ)
俺はLv.10のアルケミー・スライムをターゲットにした。
こいつを資源採集部隊の長として進化させる!
【進化選択:[UC]アルケミー・スライム(Lv.10) → [N]セージ・スライム】
(消費DP:500)
(いけっ!)
俺が念じると、ひときわ強い光がスライムを包み込んだ。
♢ ♢ ♢
[現在の拠点状況]
拠点名: (未設定・円形の塔)
階層: 6階建て
DP: 1350 (装備ガチャ、大量進化、部隊長進化で消費)
訪問者: 1名(リナ)
召喚中:
探索部隊長: [N]ヒーロー・ゴブリン・コマンダー (Lv.18)
防衛部隊長: [N]スケルトン・ガーディアン (Lv.13)
狩猟部隊長: [R]ヒーロー・エンシェント・ダイアウルフ (Lv.15)
偵察部隊長: [N]ヴァンパイアバット (Lv.8)
(他、[N][UC][C]ランク多数)
侵入者: なし
その他: 資源部隊の強化完了。新たな知性派ユニットが誕生?
♢ ♢ ♢
(いけっ! 進化だ!)
俺が念じると群れの中で一際輝いていた[UC]アルケミー・スライム(Lv.10)が知性を感じさせる蒼白く澄んだ光に包まれた。
「プヨォォォン……!」
光が収束していく。
以前のような不定形のゼリー状であることは変わらないが、体色は深みのあるサファイアブルーに変化していた。
そして何より特徴的なのは、体内に浮かぶコアのような部分が、瞳のように鋭い光を宿していることだ。
(これが……[N]セージ・スライム!)
ただのゴミ処理係だったスライムが知識を蓄える賢者へと進化した姿だ。
俺は早速、この新たな部隊長のステータスを確認する。
♢ ♢ ♢
名前: セージ・スライム
レアリティ: [N] ノーマルレア (進化種)
種別: 資源管理・指揮用魔物
Lv: 1 HP: 50/50 | MP: 100/100
STR (筋力): 5
VIT (体力): 15
AGI (敏捷): 10
INT (知力): 25
特技
[念話 (Lv.1)]: 言葉を持たない魔物に対して意思を伝達する。
[指揮(スライム) (Lv.1)]: スライム系の魔物に対して効率的な指示を出し、作業効率を向上させる。
[鑑定 (Lv.1)]: 対象のアイテムや資源の価値を見抜く。
[魔法弾 (Lv.1)]: MPを消費し、純粋な魔力の弾を放つ自衛手段。
進化先
[R] エルダー・スライム
進化タイプ: 魔法・指揮
概要: 長い時を生きたスライムの長老。広範囲の魔法と、より高度な指揮能力を持つ。
[R] プロフェッサー・スライム
進化タイプ: 研究・開発
概要: 研究と解析に特化し、新たなアイテムのレシピや効率的な運用法を考案する。
♢ ♢ ♢
(おおっ、INT(知力)25!?)
俺は驚いた。 [N]ランクとはいえ戦闘力の低いスライムだと思っていたが、知力に関しては[N]ヒーロー・ゴブリン・コマンダー(INT 25)と並んでいる!……というかゴブリンコマンダーINT高いな?
STRやAGIは普通だが、現場監督としてはこれ以上ないステータスだ。
(これなら指揮を行えるな!よし、お前は今日から「資源採集部隊長」だ!)
俺はセージ・スライムに役職を与えた。
あくまで現場のリーダーであり、コマンダーのような全軍の指揮官や俺の副官というわけではないが、知能には大いに期待している。
「プヨッ……」
セージ・スライムは俺に向かって恭しく体を震わせると、すぐさま周囲でボケーっとしている部下のスライムたち、[UC]アルケミー・スライムや[C]スライムに向き直った。
「プヨ、プヨヨ!(総員、整列! 資源の種類ごとに班を分ける!)」
「プヨ?(え、なに?)」
「プヨッ!(お前たちは苔担当! お前たちは泥担当! アルケミー班は選別を行え!)」
セージ・スライムの体から波紋のような波動が放たれると、今まで無秩序に動いていたスライムたちがビシッ!と整列し始めた。
そして──
A班: 外へ出て苔を集める。
B班: 泥や石を集める。
C班: 持ち帰られた資源を[UC]アルケミー・スライムが受け取り、[資源変換]で効率よく処理してから納品石へ。
(……すげぇ)
見違えるようだ。
これまではそれぞれが勝手に拾ってきては勝手に納品していたため、納品石の前で渋滞が起きたり価値の低いゴミばかり集めたりしていた。
だが今は、流れ作業のようにスムーズに資源が処理されている。
(なんか効率的に動いているような気がする……いや、確実に倍以上になってるぞ!)
DPの増加スピードが目に見えて早くなった。 賢い現場監督がいるだけで、ここまで変わるとは。
(よしよし、これで資源部門は安泰だ!)
明日、どれくらいDPが増えているか楽しみだな……。
(お? スライムの中に一匹、妙に輝きが強い奴がいるな……)
俺は[魔物管理メニュー]で確認する。
なんと、ただひたすら資源を運んでいただけなのにいつの間にかLv.10に達している個体がいるじゃないか。恐らく一番最初に召喚した「スライム1号」的な古株だろう。
(こいつを更に進化させて、「資源採集部隊長」に任命すれば、全体の効率がさらに跳ね上がるんじゃないか……?)
スライムの王的な? 夢が広がるが、はやる気持ちを抑える。
(いや、まずは新しく進化した魔物たちの能力を把握するのが先だ)
俺は脳裏に進化したばかりの二種のステータスを表示させた。
♢ ♢ ♢
名前: アルケミー・スライム
レアリティ: [UC] アンコモン (進化種)
種別: 資源変換・特殊用魔物
Lv: 1 HP: 30/30 | MP: 30/30
STR (筋力): 3
VIT (体力): 10
AGI (敏捷): 3
INT (知力): 12
特技
[資源変換 (Lv.1)]: [溶解]の上位スキル。取り込んだ不用品や低級素材を体内で分解・再構築し、DPや魔素の欠片(資源)に変換する。
[収納 (Lv.2)]: 体積の30%までのアイテムを体内に安全に保持できる。
[鑑定 (Lv.1)]: 取り込んだアイテムの名称や簡単な価値を判別する。
進化先
[N] ハイ・アルケミー・スライム
進化タイプ: 資源特化
概要: 変換効率が向上し、稀にレア素材を生成する。
[N] セージ・スライム
進化タイプ: 頭脳特化
概要: 知性が飛躍的に向上し、簡単な魔法や、部隊への指示出しが可能になる。
♢ ♢ ♢
名前: コボルト・マイナー
レアリティ: [N] ノーマルレア (進化種)
種別: 採掘・作業用魔物
Lv: 1 HP: 60/60 | MP: 20/20
STR (筋力): 12
VIT (体力): 15
AGI (敏捷): 8
INT (知力): 10
特技
[熟練採掘 (Lv.1)]: [採掘]の上位スキル。硬い岩盤も容易に砕き、高純度の鉱石や希少な宝石を発見する確率が上昇する。
[暗視 (Lv.2)]: 暗闇でも昼間のように視界が利く。
[危険察知 (Lv.1)]: 落盤やガスなどの危険を事前に察知する。
[土木作業 (Lv.1)]: 穴掘りだけでなく、簡単な壁の補修や整地も行える。
進化先
[R] コボルト・フォアマン
進化タイプ: 現場監督
概要: 採掘部隊全体の指揮を執り、作業速度を大幅に向上させる。
[R] コボルト・エンジニア
進化タイプ: 技術特化
概要: トラップや攻城兵器の設置・解除に特化している。
♢ ♢ ♢
(なるほど……)
[N]コボルト・マイナーはランクこそ上がったがステータスはそこまで爆発的には伸びていないな。あくまで「作業員」としての進化らしい。
だが、INT(知力)が10あるのは大きい。「どこを掘ればいいか」「何が危険か」を判断できる賢さがあるということだ。
そして[UC]アルケミー・スライム。
ただのゴミ処理係から資源を生み出す存在に進化したのは大きいが、注目すべきはその進化先だ。
([N]セージ・スライム……? 知力が高いスライムか)
俺は群れの中で一匹だけLv.10に達しているアルケミー・スライムを見つめる。
資源を集めるだけなら[ハイ・アルケミー]が良いだろう。だが今後部隊が増えていく中で、資源管理や生産ラインの指揮を執れる「頭脳」が必要になるかもしれない。
(よし……こいつだ)
俺はLv.10のアルケミー・スライムをターゲットにした。
こいつを資源採集部隊の長として進化させる!
【進化選択:[UC]アルケミー・スライム(Lv.10) → [N]セージ・スライム】
(消費DP:500)
(いけっ!)
俺が念じると、ひときわ強い光がスライムを包み込んだ。
♢ ♢ ♢
[現在の拠点状況]
拠点名: (未設定・円形の塔)
階層: 6階建て
DP: 1350 (装備ガチャ、大量進化、部隊長進化で消費)
訪問者: 1名(リナ)
召喚中:
探索部隊長: [N]ヒーロー・ゴブリン・コマンダー (Lv.18)
防衛部隊長: [N]スケルトン・ガーディアン (Lv.13)
狩猟部隊長: [R]ヒーロー・エンシェント・ダイアウルフ (Lv.15)
偵察部隊長: [N]ヴァンパイアバット (Lv.8)
(他、[N][UC][C]ランク多数)
侵入者: なし
その他: 資源部隊の強化完了。新たな知性派ユニットが誕生?
♢ ♢ ♢
(いけっ! 進化だ!)
俺が念じると群れの中で一際輝いていた[UC]アルケミー・スライム(Lv.10)が知性を感じさせる蒼白く澄んだ光に包まれた。
「プヨォォォン……!」
光が収束していく。
以前のような不定形のゼリー状であることは変わらないが、体色は深みのあるサファイアブルーに変化していた。
そして何より特徴的なのは、体内に浮かぶコアのような部分が、瞳のように鋭い光を宿していることだ。
(これが……[N]セージ・スライム!)
ただのゴミ処理係だったスライムが知識を蓄える賢者へと進化した姿だ。
俺は早速、この新たな部隊長のステータスを確認する。
♢ ♢ ♢
名前: セージ・スライム
レアリティ: [N] ノーマルレア (進化種)
種別: 資源管理・指揮用魔物
Lv: 1 HP: 50/50 | MP: 100/100
STR (筋力): 5
VIT (体力): 15
AGI (敏捷): 10
INT (知力): 25
特技
[念話 (Lv.1)]: 言葉を持たない魔物に対して意思を伝達する。
[指揮(スライム) (Lv.1)]: スライム系の魔物に対して効率的な指示を出し、作業効率を向上させる。
[鑑定 (Lv.1)]: 対象のアイテムや資源の価値を見抜く。
[魔法弾 (Lv.1)]: MPを消費し、純粋な魔力の弾を放つ自衛手段。
進化先
[R] エルダー・スライム
進化タイプ: 魔法・指揮
概要: 長い時を生きたスライムの長老。広範囲の魔法と、より高度な指揮能力を持つ。
[R] プロフェッサー・スライム
進化タイプ: 研究・開発
概要: 研究と解析に特化し、新たなアイテムのレシピや効率的な運用法を考案する。
♢ ♢ ♢
(おおっ、INT(知力)25!?)
俺は驚いた。 [N]ランクとはいえ戦闘力の低いスライムだと思っていたが、知力に関しては[N]ヒーロー・ゴブリン・コマンダー(INT 25)と並んでいる!……というかゴブリンコマンダーINT高いな?
STRやAGIは普通だが、現場監督としてはこれ以上ないステータスだ。
(これなら指揮を行えるな!よし、お前は今日から「資源採集部隊長」だ!)
俺はセージ・スライムに役職を与えた。
あくまで現場のリーダーであり、コマンダーのような全軍の指揮官や俺の副官というわけではないが、知能には大いに期待している。
「プヨッ……」
セージ・スライムは俺に向かって恭しく体を震わせると、すぐさま周囲でボケーっとしている部下のスライムたち、[UC]アルケミー・スライムや[C]スライムに向き直った。
「プヨ、プヨヨ!(総員、整列! 資源の種類ごとに班を分ける!)」
「プヨ?(え、なに?)」
「プヨッ!(お前たちは苔担当! お前たちは泥担当! アルケミー班は選別を行え!)」
セージ・スライムの体から波紋のような波動が放たれると、今まで無秩序に動いていたスライムたちがビシッ!と整列し始めた。
そして──
A班: 外へ出て苔を集める。
B班: 泥や石を集める。
C班: 持ち帰られた資源を[UC]アルケミー・スライムが受け取り、[資源変換]で効率よく処理してから納品石へ。
(……すげぇ)
見違えるようだ。
これまではそれぞれが勝手に拾ってきては勝手に納品していたため、納品石の前で渋滞が起きたり価値の低いゴミばかり集めたりしていた。
だが今は、流れ作業のようにスムーズに資源が処理されている。
(なんか効率的に動いているような気がする……いや、確実に倍以上になってるぞ!)
DPの増加スピードが目に見えて早くなった。 賢い現場監督がいるだけで、ここまで変わるとは。
(よしよし、これで資源部門は安泰だ!)
明日、どれくらいDPが増えているか楽しみだな……。
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