65 / 120
第3章 ダンジョン攻略中編
第65話 集団戦闘の終わり
しおりを挟む
レッサーデーモンを撤退させた僕は、ハルクたちのいる部屋へと【テレポート】で移動した。
すでに悪魔族どころか、人族の姿すらない。
キョロキョロしている僕にハルクが近寄ってきた。
「おめぇどご行ってだ?もう全部終わったぞ。」
僕はハルクに一部始終を話し、ハルクもこの部屋で起こったことを話した。
ハルクの話では僕が行った後、関西弁ミミックは一瞬で悪魔族達を全滅させたそうだ。
関西弁ミミックが使ったスキルで、その場にいた悪魔族全員の頭が瞬時に破裂した。
人族もかなりの人数が犠牲になったらしい。
ハルクは危険を感じ水路に飛び込んで事なきを得たようだが、あの場にいるとハルクも影響を受けたそうだ。
そのスキルの恐ろしさと、使用した直後の関西弁ミミックの禍々しさを見て黄金鎧の戦士は部下たちに撤退を命じたようだ。
僕の持っているレアアイテム【獣神の宝玉】のスキルとよく似ている。
まさか彼も宝玉関連のレアアイテムを持っているのか!?
僕が去った後にそのスキルを使ったのは、僕にスキルを見られたく無かったのだろう。
ハルクがいてもスキルを使ったところを見ると、彼も相当追い詰められていたのかもしれない。
その後も悪魔族は現れており、ハルクも関西弁ミミックの加勢をしていたようだ。
しかし、ある時を境に全員撤退したらしい。
おそらくレッサーデーモンたちが撤退したのと同時期だろう。
ハルクの話から流れはよく分かった。
そう言えば関西弁ミミックはどこに行った?
いた。
彼は宝箱の保管場所にいた。
器用に鍵を開けながら宝箱の中身をチェックしていた。
彼の所に行こうとした僕に、
「ってかおめぇ臭せぇなぁ。」
ハルクは鼻をつまみながら怪訝そうに言った。
そういやガーゴイル達の体液まみれになっていたことを忘れていた。
確かに意識すると、あの臭いがいつの間にか気にならなくなっていた。
慣れって怖い。
僕は関西弁ミミックに声をかける前に、部屋の出入口の水路に向かった。
僕は水路に飛び込み、箱にこびりついた体液や臭いを洗い落とす。
完全には落ちなかったが、幾分かはましになったようだ。
水路から出た僕は、ハルクと共に宝箱を真剣にチェック中の関西弁ミミックの方へと向かった。
僕の姿に気が付くと、関西弁ミミックの方から話しかけてきた。
「兄さんお疲れ様。悪魔族おっぱらってくれたの兄さんやろ?助かったわ。」
彼は僕に声をかけるも視線は常に宝箱。
社交辞令のようなものを感じてしまう。
「兄さん、戦利品を山分けしよ。今回兄さんが一番の功労者やから。兄さんから選んでええで。これなんかお勧めやけど。」
僕から選んでいいとは言ってくれているものの、彼が薦めてくるのは武器ばかり。
どうやら彼は宝飾系のアイテムが欲しいようだ。
強く出られると引いてしまう僕の性格は、この世界でも変わらないようだ。
今回僕たちが選んだアイテムはこれだ。
メタルブーメラン、散弾銃:僕
ミスリルクラブ、腰蓑:ハルク
マジックリング、パールのブレスレット:関西弁ミミック
関西弁ミミックの方が価値のありそうなアイテムだが、そこは言うまい。
武器はいらねと言い張るハルクに、僕はこん棒系アイテムを無理やり渡した。
今後おそらく素手だけでは通用しない敵も現れるだろう。
用心のためにもハルクも持っておいた方が良いだろう。
落ち着いたところで僕は、戦闘中に読んでなかったログやアップしたレベルを確認。
「【体当たりLv9】がLv10となり、【タックルLv1】に進化しました」
「魔眼スキルがLv4となり、新たに【暴風】【蒸発】【酸化】を覚えました。」
「ガーゴイルの捕食により、スキル【魔法妨害】を覚えました。」
「ワニ族の捕食により、スキル【噛み砕く】を覚えました。」
「あなたのレベルが上がりました」
「HP/MP/SPが全回復します」
【ステータス】
名前:光
種族:ミミック
クラス:中級ミミック
称号:モンスターイーター、ラッキーマン、マンイーター、闇落ち、ネクロマンサー
Lv:25→30
HP(体力):28,000→42,000(+10,000)
MP(魔力):35,000→55,000(+20,000)
SP(スキルポイント):45,000→70,000(+10,000)
筋力:8500→18,000(+110,000)
耐久:22,000→40,000(+50,000)
知力:33,000→55,000(+10,000)
器用:10,000→25,000(+10,000)
俊敏:9,800→20,000(+10,000)
運:5,000,000→8,000,000
【スキル】
攻撃系
舌Lv10、溶解Lv6、タックルLv1、毒針Lv9、狙い打つLv5、飛びかかるLv7、暴食Lv3 、不意打ちLv7、振り回すLv5、格闘Lv5、落とし穴Lv8、投石Lv6、鞭Lv9、斬撃Lv5、呪いLv7、奪うLv9、ポイズンブレスLv3、大飯食らいLv2、噛み砕くLv1、
耐性
毒耐性Lv7、溶解耐性Lv3、暗闇耐性Lv5 状態異常耐性Lv5
補助
物理無視Lv3、鑑定Lv9、擬態Lv9 逃げるLv6、異空間収納Lv3、身体強化Lv5、応急処置Lv5、甘い匂いLv6 、マッピングLv5、鉄壁Lv5、攻撃回避Lv3、羽ばたくLv2、隠密Lv6 吸盤Lv3、サイコキネシスLv3、結界Lv5 テレポートLv5、美食Lv4、魔法妨害Lv1、自動回復Lv7、飢餓lv1
魔法
暗黒魔法Lv5:【フィアー】【スタン】【ダークフォグ】【ブラックランス】、癒しの光Lv3
ネクロマンシ―Lv3:【死者召喚】【死者使役】【死者対話】
恒常スキル
視覚Lv8、聴覚Lv8、味覚Lv7、這うLv8 、相互理解Lv2、嗅覚Lv5 不死Lv1
限定スキル
ワイヤーLv4、バンジースティックLv5、パチンコLv4、殲滅Lv3(獣神の宝玉)光の矢Lv1(スカルワンド)、2連撃Lv1(エルフの剣)、ブーメランLv1(メタルブーメラン)、ぶっぱなすLv1(散弾銃)
ミミック固有スキル
魔眼Lv4【魅了】【千里眼】【石化】【吸収】【威圧】【傀儡】【変化】【爆破】【毒】【汚染】【凍結】【即死】【炎上】【雷撃】【暴風】【蒸発】【酸化】
重力操作Lv5 おびき寄せるLv2
収納アイテム
ワイヤー、バンジースティック、獣神の宝玉、鉄の盾、スカルワンド、エルフの剣、メタルブーメラン、散弾銃
200匹以上のガーゴイルやインプたちを食べたので、僕のレベルと能力は大幅に上がった。
確実に強くなっている。
これなら7階層もなんとかなるかもしれない。
今回の戦いで僕はある実験をしていた。
倒した敵の血抜きを行い、ネクロマンシースキルの1つ【死者使役】を試そうと思っていた。
そのため敢えてその敵を食べず、血抜きをしておいたのだ。
その敵は大ワニ。
僕の味方にするだけでなく、誰の宝箱を守っていたのか情報も探ろうとしていた。
そろそろ血が抜けた頃だろう。
僕は串刺しとなった大ワニの方へ向かって行った。
すでに悪魔族どころか、人族の姿すらない。
キョロキョロしている僕にハルクが近寄ってきた。
「おめぇどご行ってだ?もう全部終わったぞ。」
僕はハルクに一部始終を話し、ハルクもこの部屋で起こったことを話した。
ハルクの話では僕が行った後、関西弁ミミックは一瞬で悪魔族達を全滅させたそうだ。
関西弁ミミックが使ったスキルで、その場にいた悪魔族全員の頭が瞬時に破裂した。
人族もかなりの人数が犠牲になったらしい。
ハルクは危険を感じ水路に飛び込んで事なきを得たようだが、あの場にいるとハルクも影響を受けたそうだ。
そのスキルの恐ろしさと、使用した直後の関西弁ミミックの禍々しさを見て黄金鎧の戦士は部下たちに撤退を命じたようだ。
僕の持っているレアアイテム【獣神の宝玉】のスキルとよく似ている。
まさか彼も宝玉関連のレアアイテムを持っているのか!?
僕が去った後にそのスキルを使ったのは、僕にスキルを見られたく無かったのだろう。
ハルクがいてもスキルを使ったところを見ると、彼も相当追い詰められていたのかもしれない。
その後も悪魔族は現れており、ハルクも関西弁ミミックの加勢をしていたようだ。
しかし、ある時を境に全員撤退したらしい。
おそらくレッサーデーモンたちが撤退したのと同時期だろう。
ハルクの話から流れはよく分かった。
そう言えば関西弁ミミックはどこに行った?
いた。
彼は宝箱の保管場所にいた。
器用に鍵を開けながら宝箱の中身をチェックしていた。
彼の所に行こうとした僕に、
「ってかおめぇ臭せぇなぁ。」
ハルクは鼻をつまみながら怪訝そうに言った。
そういやガーゴイル達の体液まみれになっていたことを忘れていた。
確かに意識すると、あの臭いがいつの間にか気にならなくなっていた。
慣れって怖い。
僕は関西弁ミミックに声をかける前に、部屋の出入口の水路に向かった。
僕は水路に飛び込み、箱にこびりついた体液や臭いを洗い落とす。
完全には落ちなかったが、幾分かはましになったようだ。
水路から出た僕は、ハルクと共に宝箱を真剣にチェック中の関西弁ミミックの方へと向かった。
僕の姿に気が付くと、関西弁ミミックの方から話しかけてきた。
「兄さんお疲れ様。悪魔族おっぱらってくれたの兄さんやろ?助かったわ。」
彼は僕に声をかけるも視線は常に宝箱。
社交辞令のようなものを感じてしまう。
「兄さん、戦利品を山分けしよ。今回兄さんが一番の功労者やから。兄さんから選んでええで。これなんかお勧めやけど。」
僕から選んでいいとは言ってくれているものの、彼が薦めてくるのは武器ばかり。
どうやら彼は宝飾系のアイテムが欲しいようだ。
強く出られると引いてしまう僕の性格は、この世界でも変わらないようだ。
今回僕たちが選んだアイテムはこれだ。
メタルブーメラン、散弾銃:僕
ミスリルクラブ、腰蓑:ハルク
マジックリング、パールのブレスレット:関西弁ミミック
関西弁ミミックの方が価値のありそうなアイテムだが、そこは言うまい。
武器はいらねと言い張るハルクに、僕はこん棒系アイテムを無理やり渡した。
今後おそらく素手だけでは通用しない敵も現れるだろう。
用心のためにもハルクも持っておいた方が良いだろう。
落ち着いたところで僕は、戦闘中に読んでなかったログやアップしたレベルを確認。
「【体当たりLv9】がLv10となり、【タックルLv1】に進化しました」
「魔眼スキルがLv4となり、新たに【暴風】【蒸発】【酸化】を覚えました。」
「ガーゴイルの捕食により、スキル【魔法妨害】を覚えました。」
「ワニ族の捕食により、スキル【噛み砕く】を覚えました。」
「あなたのレベルが上がりました」
「HP/MP/SPが全回復します」
【ステータス】
名前:光
種族:ミミック
クラス:中級ミミック
称号:モンスターイーター、ラッキーマン、マンイーター、闇落ち、ネクロマンサー
Lv:25→30
HP(体力):28,000→42,000(+10,000)
MP(魔力):35,000→55,000(+20,000)
SP(スキルポイント):45,000→70,000(+10,000)
筋力:8500→18,000(+110,000)
耐久:22,000→40,000(+50,000)
知力:33,000→55,000(+10,000)
器用:10,000→25,000(+10,000)
俊敏:9,800→20,000(+10,000)
運:5,000,000→8,000,000
【スキル】
攻撃系
舌Lv10、溶解Lv6、タックルLv1、毒針Lv9、狙い打つLv5、飛びかかるLv7、暴食Lv3 、不意打ちLv7、振り回すLv5、格闘Lv5、落とし穴Lv8、投石Lv6、鞭Lv9、斬撃Lv5、呪いLv7、奪うLv9、ポイズンブレスLv3、大飯食らいLv2、噛み砕くLv1、
耐性
毒耐性Lv7、溶解耐性Lv3、暗闇耐性Lv5 状態異常耐性Lv5
補助
物理無視Lv3、鑑定Lv9、擬態Lv9 逃げるLv6、異空間収納Lv3、身体強化Lv5、応急処置Lv5、甘い匂いLv6 、マッピングLv5、鉄壁Lv5、攻撃回避Lv3、羽ばたくLv2、隠密Lv6 吸盤Lv3、サイコキネシスLv3、結界Lv5 テレポートLv5、美食Lv4、魔法妨害Lv1、自動回復Lv7、飢餓lv1
魔法
暗黒魔法Lv5:【フィアー】【スタン】【ダークフォグ】【ブラックランス】、癒しの光Lv3
ネクロマンシ―Lv3:【死者召喚】【死者使役】【死者対話】
恒常スキル
視覚Lv8、聴覚Lv8、味覚Lv7、這うLv8 、相互理解Lv2、嗅覚Lv5 不死Lv1
限定スキル
ワイヤーLv4、バンジースティックLv5、パチンコLv4、殲滅Lv3(獣神の宝玉)光の矢Lv1(スカルワンド)、2連撃Lv1(エルフの剣)、ブーメランLv1(メタルブーメラン)、ぶっぱなすLv1(散弾銃)
ミミック固有スキル
魔眼Lv4【魅了】【千里眼】【石化】【吸収】【威圧】【傀儡】【変化】【爆破】【毒】【汚染】【凍結】【即死】【炎上】【雷撃】【暴風】【蒸発】【酸化】
重力操作Lv5 おびき寄せるLv2
収納アイテム
ワイヤー、バンジースティック、獣神の宝玉、鉄の盾、スカルワンド、エルフの剣、メタルブーメラン、散弾銃
200匹以上のガーゴイルやインプたちを食べたので、僕のレベルと能力は大幅に上がった。
確実に強くなっている。
これなら7階層もなんとかなるかもしれない。
今回の戦いで僕はある実験をしていた。
倒した敵の血抜きを行い、ネクロマンシースキルの1つ【死者使役】を試そうと思っていた。
そのため敢えてその敵を食べず、血抜きをしておいたのだ。
その敵は大ワニ。
僕の味方にするだけでなく、誰の宝箱を守っていたのか情報も探ろうとしていた。
そろそろ血が抜けた頃だろう。
僕は串刺しとなった大ワニの方へ向かって行った。
0
あなたにおすすめの小説
最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。
ダンジョンで有名モデルを助けたら公式配信に映っていたようでバズってしまいました。
夜兎ましろ
ファンタジー
高校を卒業したばかりの少年――夜見ユウは今まで鍛えてきた自分がダンジョンでも通用するのかを知るために、はじめてのダンジョンへと向かう。もし、上手くいけば冒険者にもなれるかもしれないと考えたからだ。
ダンジョンに足を踏み入れたユウはとある女性が魔物に襲われそうになっているところに遭遇し、魔法などを使って女性を助けたのだが、偶然にもその瞬間がダンジョンの公式配信に映ってしまっており、ユウはバズってしまうことになる。
バズってしまったならしょうがないと思い、ユウは配信活動をはじめることにするのだが、何故か助けた女性と共に配信を始めることになるのだった。
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
【もうダメだ!】貧乏大学生、絶望から一気に成り上がる〜もし、無属性でFランクの俺が異文明の魔道兵器を担いでダンジョンに潜ったら〜
KEINO
ファンタジー
貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。
~あらすじ~
世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。
そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。
しかし、その恩恵は平等ではなかった。
富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。
そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。
彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。
あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。
妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。
希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。
英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。
これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。
彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。
テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。
SF味が増してくるのは結構先の予定です。
スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。
良かったら読んでください!
帰って来た勇者、現代の世界を引っ掻きまわす
黄昏人
ファンタジー
ハヤトは15歳、中学3年生の時に異世界に召喚され、7年の苦労の後、22歳にて魔族と魔王を滅ぼして日本に帰還した。帰還の際には、莫大な財宝を持たされ、さらに身につけた魔法を始めとする能力も保持できたが、マナの濃度の低い地球における能力は限定的なものであった。しかし、それでも圧倒的な体力と戦闘能力、限定的とは言え魔法能力は現代日本を、いや世界を大きく動かすのであった。
4年前に書いたものをリライトして載せてみます。
【完結】神スキル拡大解釈で底辺パーティから成り上がります!
まにゅまにゅ
ファンタジー
平均レベルの低い底辺パーティ『龍炎光牙《りゅうえんこうが》』はオーク一匹倒すのにも命懸けで注目もされていないどこにでもでもいる冒険者たちのチームだった。
そんなある日ようやく資金も貯まり、神殿でお金を払って恩恵《ギフト》を授かるとその恩恵《ギフト》スキルは『拡大解釈』というもの。
その効果は魔法やスキルの内容を拡大解釈し、別の効果を引き起こせる、という神スキルだった。その拡大解釈により色んなものを回復《ヒール》で治したり強化《ブースト》で獲得経験値を増やしたりととんでもない効果を発揮する!
底辺パーティ『龍炎光牙』の大躍進が始まる!
第16回ファンタジー大賞奨励賞受賞作です。
俺は善人にはなれない
気衒い
ファンタジー
とある過去を持つ青年が異世界へ。しかし、神様が転生させてくれた訳でも誰かが王城に召喚した訳でもない。気が付いたら、森の中にいたという状況だった。その後、青年は優秀なステータスと珍しい固有スキルを武器に異世界を渡り歩いていく。そして、道中で沢山の者と出会い、様々な経験をした青年の周りにはいつしか多くの仲間達が集っていた。これはそんな青年が異世界で誰も成し得なかった偉業を達成する物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる