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第10章 冒険編
第274話 四聖龍の証
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ある日シーラに呼び出されてノタルム国へやって来たエルヴィーノ。
向かった先はジャンドール王の応接室だ。
そこではシーラとジャンドール王が親子の”話し”をしていた。
「だから古のドラゴンを倒すだなんて事を言ったら誰も集まらないわよ」
「しかしこれはお告げなのだぞ」
「解ってるわ。だけど何とかならないか聞いているの!」
多少のやり取りで理解したエルヴィーノ。
確かに古のドラゴンなんて自分でも関わり合いたくない存在だ。
シーラの魅力が効いているはずだが、自分で決めた事では無く夢に見た”お告げ”だから替える事が出来ないと思っているジャンドール王。
話し合いは平行線のままエルヴィーノに助けを求める親子だった。
「婿殿、シーラに言って聞かせてくれ」
「あなた、私が困っているのよ。協力してくれるでしょ」
お告げを変える事は出来ないのは一方通行だからだ。
インスティントから強制的に思念が送られて来たのだろう。
ジャンドール王にどうにも出来ない事は理解出来る。
シーラも種族の仕来たりの中、古のドラゴン討伐と言う名目を替える事が出来ないかと考えている様だ。
何故なら自らが神龍的な存在を召喚して敵を滅ぼし、国に龍の信仰が出来上がったのにドラゴンを倒す為に仲間を集めるのが説明しづらいと言う訳だ。
さらに仲間にしたい女性が2人共王妃だからドラゴンの討伐など許可が出るはずが無いと考えている。
2人の言い分も理解出来るので重い腰を動かす事にしたエルヴィーノだ。
「まぁちょっと考えて見ますよ」
適当に対応してシーラを連れ出した。
転移したのはペンタガラマだ。
何故ならインスティントにだけ部屋を与えない訳にもいかないと考えたので用意してから、事前に”彼女”に来てもらいペンタガラマにおける龍人達の住まいや地下の龍人の間も説明してあげた。
当然大喜びするインスティントだ。
”何でも協力する”と破格の申し出を頂いてあった。
念話で要件を説明しシーラと訪問する事を伝えて向かったのはインスティントの部屋だ。
シーラが初めて訪れた龍人の部屋は要望を聞いて室内の調度品をそろえた物だ。
インスティントは木目の調度品が好みなので落ち着いた雰囲気の部屋になっている。
「インスティント様!」
姿を見ると駆け寄って挨拶するシーラ。
自分に力を与えてくれた至高の存在に尊敬の眼差しを向けている。
シーラは自国で龍の信仰が始まったのに討伐するのは良く無いのではないかとインスティントに討伐で無い名目のお願いをした。
”仲間を率いて自らが先頭に立ち古の龍を倒す”と言う試練は龍と敵対して討伐する事が、インスティントに対する不義の感覚がシーラの思う一番嫌な事らしい。
そこまで考えてくれているシーラの思いを受けて、しばし考え込むインスティントだ。
かなり長考した後、口を開くインスティント。
「良いでしょう。戦って倒すのでは無く、力を見せる事にしよう」
ホッとして安堵するシーラ。
「ただし、新たに条件を付ける事にします」
真剣な眼差しになるシーラ。
「仲間を率いて自らが先頭に立ち、四聖龍の証を集めて古の龍に力を見せよ」
「四聖龍の証ぃっ!」
シーラが叫ぶが何と無く想像してしまうエルヴィーノだ。
「その通り、四聖龍の証とは白龍、赤龍、青龍、黄龍から授かる物よ」
インスティントの説明に当てが外れたエルヴイーノだ。
(てっきり黒龍だと思っていたが黄龍と言う事はバレンティアか?なぜフィドキアじゃないのかなぁ)
無表情に黙って2人を観察する事にした婚約者だ。
“授かる物”と言う事は四聖龍に会わなければならないと言う事だ。
つい最近まで龍人の存在も知らなかったシーラにとって四体の龍に会うなどとは、変更前の試練と同様に難しい難題に思えた。
困った顔のシーラが無言で婚約者の顔を見ておねだりするように見た。
言いたい事は分かるが、あえて突き放す婚約者だ。
「これはシーラの試練だ。勿論俺も出来る限り協力する」
ぱぁっと顔が明るくなるシーラ。
「しかし、最初から全て手を貸すと試練じゃ無いよな? だから、まずは自分で調べてみな。どうしても解らない事が有れば手伝うよ。どうせ今回の試練にインスティントは助言しないのだろ?」
頷いて同意する赤い髪の龍人だ。
「四聖龍の事、証しの事、仲間を集める事も全部1人で行なうのが試練なのよシーラ」
「ハイ、解かりました」
「まぁ、いざとなれば誰かさんが助けてくれるはずよ」
「ハイ」
元気良く返事をし、満面の笑みでエルヴィーノの顔を見るシーラ。
「あっ、お告げの変更も頼むよ」
一応手順を踏まえて進めるようにお願いした。
お告げの発信元に直接交渉した事は内緒にして、ジャンドール王から知らせなければならないからだ。
こうして多少試練を変更してもらいシーラと共にノタルム国へ戻った。
シーラの執務室では召使いが集められ、極秘に国の図書室で四聖龍について調べる事を指示した。
少なくとも翌日になれば父王からお告げの変更が説明されるはずだと考えていたシーラだ。
結論からすると、ノタルム国において四聖龍に関する事は一切解らなかった。
父王からのお告げで試練の内容が変更になった事は、初めて知ったように”演技”で対処したが四聖龍の事で頭が一杯のシーラだ。
早速取っておきの手を使う事にした。
「あなたぁん」
その甘えた口調で直ぐに理解した婚約者だ。
自国では四聖龍の事が解らないので相談するシーラに助言した。
「だったら他国の王妃に聞けば良いんじゃないか?」
遠回しにそう言うとすぐさまエマスコする様子がうかがえた。
龍人の腕輪を持つ2人へと手紙を綴って送ったようだ。
届いた返信を2人で見るとロリからは”調べてみる”と返信が有り、パウリナからは”おいでよ”と誘われて「どうしようか?」と聞かれたが、一番の”仲良し”なのだから一緒に探す事を勧めた。
ペンタガラマにやって来たシーラは朝から晩まで一日中パウリナと一緒だった。
時間の限り書物を調べ、夜は三人で汗を流す。
本来獣人族は魔法が得意では無いので、魔法関係の書物は極端に少ないし、重要な書物は別枠で管理されている。
当然”王妃”なので観覧する事は可能だったが欲しい情報は無かった。
数日たったある日、一向に調べている単語、四聖龍が探しだせないパウリナが愚痴をこぼしていたと言う。
その言葉を聞きつけたアンドレアが教えてくれた。
「ここの図書室は比較的新しい書物ばかりよ。古い物は限られた物ばかりだからアレグリアの図書室に古い書物が沢山あるわよ」
王族や歴史に係わる文献の類だけ移動してあったのだ。
ペンタガラマに遷都するまでは獣王国バリエンテの王都アレグリアだったが、現在は古都アレグリアとして獣王国の歴史を垣間見る古城として改築され、全国から種族を問わず観光目的に訪れる獣人が後を絶たない。
久しぶりに訪れたアレグリア。
「懐かしいぃ」
「ああ、そうだな」
パウリナとエルヴィーノにとっては思い出の街だ。
べったりと腕にしがみ付きながら歩くパウリナに気づいたシーラも同様に真似をする。
アレグリアは比較的年配の獣人が多い。
遷都の時に獣人達に選択をさせたのだがエルヴイーノが思っていたほど年配の姿は余りいなかった。
若者が”新しい街”に移動した分、残った年寄りが現役で頑張っているのだが、異様に活気に溢れていた。
念の為”エルフ”に変化したエルヴィーノとパウリナだ。
結婚式で”顔バレ”しているので余計な騒ぎを起こしたくないのが理由である。
そんな2人を余所にパウリナに念話で(今度その姿でしよぉ)と、妄想していたシーラだ。
所定の手続きを取り城内の貴賓室に入り管理官の前で魔法を解く。
「改めまして黒龍王様、聖戦士様。ようこそ古都アレグリアにいらっしゃいました。何なりとご用命くださいませ」
古城の管理官は各種族の持ち回りで担当が回ってくる。
邪まな暴走を防ぐ為、副監理官は別の種族が当る事になっている。
古都として観光が主な役割だが、いざとなれば戦場の城と変わり、戦略的にも重要な城で城主と言っても過言では無い責任が付いて回るのだ。
獣王に縁の無い種族も、元王城で妄想する事が出来るのだ。
当然厳しい試験を潜って来た者がその栄誉の役職を与えられる。
ペロ族の管理官が図書室の担当者を紹介し、緊張してガチガチのアベス族が案内してくれた。
☆
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向かった先はジャンドール王の応接室だ。
そこではシーラとジャンドール王が親子の”話し”をしていた。
「だから古のドラゴンを倒すだなんて事を言ったら誰も集まらないわよ」
「しかしこれはお告げなのだぞ」
「解ってるわ。だけど何とかならないか聞いているの!」
多少のやり取りで理解したエルヴィーノ。
確かに古のドラゴンなんて自分でも関わり合いたくない存在だ。
シーラの魅力が効いているはずだが、自分で決めた事では無く夢に見た”お告げ”だから替える事が出来ないと思っているジャンドール王。
話し合いは平行線のままエルヴィーノに助けを求める親子だった。
「婿殿、シーラに言って聞かせてくれ」
「あなた、私が困っているのよ。協力してくれるでしょ」
お告げを変える事は出来ないのは一方通行だからだ。
インスティントから強制的に思念が送られて来たのだろう。
ジャンドール王にどうにも出来ない事は理解出来る。
シーラも種族の仕来たりの中、古のドラゴン討伐と言う名目を替える事が出来ないかと考えている様だ。
何故なら自らが神龍的な存在を召喚して敵を滅ぼし、国に龍の信仰が出来上がったのにドラゴンを倒す為に仲間を集めるのが説明しづらいと言う訳だ。
さらに仲間にしたい女性が2人共王妃だからドラゴンの討伐など許可が出るはずが無いと考えている。
2人の言い分も理解出来るので重い腰を動かす事にしたエルヴィーノだ。
「まぁちょっと考えて見ますよ」
適当に対応してシーラを連れ出した。
転移したのはペンタガラマだ。
何故ならインスティントにだけ部屋を与えない訳にもいかないと考えたので用意してから、事前に”彼女”に来てもらいペンタガラマにおける龍人達の住まいや地下の龍人の間も説明してあげた。
当然大喜びするインスティントだ。
”何でも協力する”と破格の申し出を頂いてあった。
念話で要件を説明しシーラと訪問する事を伝えて向かったのはインスティントの部屋だ。
シーラが初めて訪れた龍人の部屋は要望を聞いて室内の調度品をそろえた物だ。
インスティントは木目の調度品が好みなので落ち着いた雰囲気の部屋になっている。
「インスティント様!」
姿を見ると駆け寄って挨拶するシーラ。
自分に力を与えてくれた至高の存在に尊敬の眼差しを向けている。
シーラは自国で龍の信仰が始まったのに討伐するのは良く無いのではないかとインスティントに討伐で無い名目のお願いをした。
”仲間を率いて自らが先頭に立ち古の龍を倒す”と言う試練は龍と敵対して討伐する事が、インスティントに対する不義の感覚がシーラの思う一番嫌な事らしい。
そこまで考えてくれているシーラの思いを受けて、しばし考え込むインスティントだ。
かなり長考した後、口を開くインスティント。
「良いでしょう。戦って倒すのでは無く、力を見せる事にしよう」
ホッとして安堵するシーラ。
「ただし、新たに条件を付ける事にします」
真剣な眼差しになるシーラ。
「仲間を率いて自らが先頭に立ち、四聖龍の証を集めて古の龍に力を見せよ」
「四聖龍の証ぃっ!」
シーラが叫ぶが何と無く想像してしまうエルヴィーノだ。
「その通り、四聖龍の証とは白龍、赤龍、青龍、黄龍から授かる物よ」
インスティントの説明に当てが外れたエルヴイーノだ。
(てっきり黒龍だと思っていたが黄龍と言う事はバレンティアか?なぜフィドキアじゃないのかなぁ)
無表情に黙って2人を観察する事にした婚約者だ。
“授かる物”と言う事は四聖龍に会わなければならないと言う事だ。
つい最近まで龍人の存在も知らなかったシーラにとって四体の龍に会うなどとは、変更前の試練と同様に難しい難題に思えた。
困った顔のシーラが無言で婚約者の顔を見ておねだりするように見た。
言いたい事は分かるが、あえて突き放す婚約者だ。
「これはシーラの試練だ。勿論俺も出来る限り協力する」
ぱぁっと顔が明るくなるシーラ。
「しかし、最初から全て手を貸すと試練じゃ無いよな? だから、まずは自分で調べてみな。どうしても解らない事が有れば手伝うよ。どうせ今回の試練にインスティントは助言しないのだろ?」
頷いて同意する赤い髪の龍人だ。
「四聖龍の事、証しの事、仲間を集める事も全部1人で行なうのが試練なのよシーラ」
「ハイ、解かりました」
「まぁ、いざとなれば誰かさんが助けてくれるはずよ」
「ハイ」
元気良く返事をし、満面の笑みでエルヴィーノの顔を見るシーラ。
「あっ、お告げの変更も頼むよ」
一応手順を踏まえて進めるようにお願いした。
お告げの発信元に直接交渉した事は内緒にして、ジャンドール王から知らせなければならないからだ。
こうして多少試練を変更してもらいシーラと共にノタルム国へ戻った。
シーラの執務室では召使いが集められ、極秘に国の図書室で四聖龍について調べる事を指示した。
少なくとも翌日になれば父王からお告げの変更が説明されるはずだと考えていたシーラだ。
結論からすると、ノタルム国において四聖龍に関する事は一切解らなかった。
父王からのお告げで試練の内容が変更になった事は、初めて知ったように”演技”で対処したが四聖龍の事で頭が一杯のシーラだ。
早速取っておきの手を使う事にした。
「あなたぁん」
その甘えた口調で直ぐに理解した婚約者だ。
自国では四聖龍の事が解らないので相談するシーラに助言した。
「だったら他国の王妃に聞けば良いんじゃないか?」
遠回しにそう言うとすぐさまエマスコする様子がうかがえた。
龍人の腕輪を持つ2人へと手紙を綴って送ったようだ。
届いた返信を2人で見るとロリからは”調べてみる”と返信が有り、パウリナからは”おいでよ”と誘われて「どうしようか?」と聞かれたが、一番の”仲良し”なのだから一緒に探す事を勧めた。
ペンタガラマにやって来たシーラは朝から晩まで一日中パウリナと一緒だった。
時間の限り書物を調べ、夜は三人で汗を流す。
本来獣人族は魔法が得意では無いので、魔法関係の書物は極端に少ないし、重要な書物は別枠で管理されている。
当然”王妃”なので観覧する事は可能だったが欲しい情報は無かった。
数日たったある日、一向に調べている単語、四聖龍が探しだせないパウリナが愚痴をこぼしていたと言う。
その言葉を聞きつけたアンドレアが教えてくれた。
「ここの図書室は比較的新しい書物ばかりよ。古い物は限られた物ばかりだからアレグリアの図書室に古い書物が沢山あるわよ」
王族や歴史に係わる文献の類だけ移動してあったのだ。
ペンタガラマに遷都するまでは獣王国バリエンテの王都アレグリアだったが、現在は古都アレグリアとして獣王国の歴史を垣間見る古城として改築され、全国から種族を問わず観光目的に訪れる獣人が後を絶たない。
久しぶりに訪れたアレグリア。
「懐かしいぃ」
「ああ、そうだな」
パウリナとエルヴィーノにとっては思い出の街だ。
べったりと腕にしがみ付きながら歩くパウリナに気づいたシーラも同様に真似をする。
アレグリアは比較的年配の獣人が多い。
遷都の時に獣人達に選択をさせたのだがエルヴイーノが思っていたほど年配の姿は余りいなかった。
若者が”新しい街”に移動した分、残った年寄りが現役で頑張っているのだが、異様に活気に溢れていた。
念の為”エルフ”に変化したエルヴィーノとパウリナだ。
結婚式で”顔バレ”しているので余計な騒ぎを起こしたくないのが理由である。
そんな2人を余所にパウリナに念話で(今度その姿でしよぉ)と、妄想していたシーラだ。
所定の手続きを取り城内の貴賓室に入り管理官の前で魔法を解く。
「改めまして黒龍王様、聖戦士様。ようこそ古都アレグリアにいらっしゃいました。何なりとご用命くださいませ」
古城の管理官は各種族の持ち回りで担当が回ってくる。
邪まな暴走を防ぐ為、副監理官は別の種族が当る事になっている。
古都として観光が主な役割だが、いざとなれば戦場の城と変わり、戦略的にも重要な城で城主と言っても過言では無い責任が付いて回るのだ。
獣王に縁の無い種族も、元王城で妄想する事が出来るのだ。
当然厳しい試験を潜って来た者がその栄誉の役職を与えられる。
ペロ族の管理官が図書室の担当者を紹介し、緊張してガチガチのアベス族が案内してくれた。
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