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第41話 真実
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テロ騒ぎで野次馬が山のように集まっていたホテルから遠ざかり、舞弥とユタラはアジトがあったニュー・デリーの路地裏に入った。
「舞弥、ここまで肩を貸してくれてありがとう。もう大丈夫だから」
ユタラはアジトの扉を前にして強がった微笑を浮かべた。
「嘘言わないで。まだ膝が笑っているじゃないの」
ユタラは二の句を繋げなかった。
舞弥の指摘したとおり、完全変態を解いたユタラの肉体は悲鳴を上げていた。
鉛のような疲労感が両腿を震わせ、一瞬でも気を抜くと意識をなくしてしまうほどの眠気が怒涛の如く押し寄せてくる。
「いいから今は大人しく姉さんに甘えなさい。ただでさえ、ホテルから脱出するときに残っていた気力と体力を使ったのよ。空手で鍛えた身体でもさすがに持たないでしょう?」
(あれは脱出と言えたのかな)
取っ手に手をかけた舞弥の横顔を見つめながらユタラは身震いする。
多目的ホールで舞弥が提案した脱出策とは、別室で人質に取られていた人間たちと一緒に何食わぬ顔で外に出るという信じられない作戦だった。
しかもユタラは上半身裸、舞弥はテロリストたちと同じ服装だったので、ユタラが持っていた高額紙幣で人質から服を買ったのだ。
言わずもがな、人質に混じって高級ホテルから脱出するためである。
上手くいくはずがない、とユタラは舞弥の提案に最初は反対したものの、結果的には舞弥が機転を利かせてくれたことと、二人とも未成年だったことが幸いした。
人質に紛れて玄関ロビーに辿り着いたときも警察や軍は二人のことなど意に介せず、完全武装した姿で突入していった。
その姿からは人質の生死や身分確認よりも、一国の次期首相候補を人質に取ったテロリストの逮捕及び射殺が大事だとという感じが伝わってきたほどだ。
PMCの私兵も同様である。
〈ヴィナーヤカ〉から派遣されてきた私兵たちも、警察や軍の特殊部隊と一緒にホテルへ突入した姿を二人は目撃していた。
他に見たのは多くの報道陣や野次馬たちだろうか。
報道陣はともかく、野次馬など迷惑以外の何物でもなかったが、その野次馬たちのお陰でユタラと舞弥はホテルから遠のき、こうして無事にアジトへと到着することができたのだから野次馬も馬鹿にできない。
「オカ……じゃなくてプラムさん! 急いで解析して欲しい物があるんだけど!」
舞弥が大声とともに扉を開け放つと、カウンターには頬杖をついていたプラムがいた。
心なしか数時間前よりも衰弱しているように見える。
「よく踏み止まったわね。オカマなんて言ったら問答無用で本部に報告したところよ」
ユタラと舞弥の顔を交互に確認したプラムは、「まあ、別にいいわ」とやおら立ち上がって大きく伸びをした。
「それよりも二人に会いたいっていうお客さんが来ているんだけど」
プラムはカウンターの端に置いていた椅子に顎をしゃくる。
椅子には一人の女性が礼儀正しく両足を揃えて座っていた。
それでも礼儀正しかったのは座り方だけで、両目が閉じられていた女性の頭は気持ちよさそうに船を漕いでいる。
「どうして東恩納さんがアジトに?」
夢幻の世界を彷徨っていたのは、紛れもないフリーライターの美由紀だった。
「ユタラの知り合い?」
「いやいや、舞弥も会っているでしょう。ほら、〈ヴィナーヤカ〉のロビーで僕たちに密着取材を申し込んできた人だよ」
ユタラの説明でようやく思い出したらしい。
舞弥は「ああ、あの変なオバサンね」と何度も首を縦に振った。
そんな二人のやり取りを聞いていたプラムはどっと肩をすくめる。
「まったく、よくもこう次から次へと面倒事を起こしてくれるわね。一人は行き先も告げずに失踪。もう一人は見ず知らずの民間人にアジトの場所を教えるなんて……あ~、頭痛い」
「待ってください。僕は東恩納さんにアジトの場所なんて教えていませんよ」
そうである。
数時間前にチャンドニー・チョウク通りで別れたとき、ユタラは万が一のことも考えて何度も道を変えながらアジトへ向かったのだ。
素人である美由紀に尾行されるヘマなど絶対に犯していない。
「ユタラちゃん、あなた彼女に〈青い薔薇〉専用のスマホを渡したでしょう。そして今の今まで返してもらってない。どう? 当たってる?」
ユタラは偏頭痛を我慢しながら数時間前の記憶を思い出した。
するとチャンドニー・チョウク通りで起こった出来事が雪崩のように蘇ってくる。
プラムの言ったことは事実だった。
美由紀からスマホを返してもらった記憶がない。
「じゃあ、もしかして東恩納さんは……」
「ようやく事の重大さに気づいたようね。彼女はユタラちゃんに渡されたスマホのGPS機能を使ってここの場所を割り出した。ユタラちゃんはテロ現場に向かうとき、自分のスマホを置いて飛び出したからアジトの場所を見つけるなんて簡単だったでしょうよ」
うかつだった。
穴があったら入りたい、とユタラは自分の犯したケアレスミスに辟易した。
「もう~、そんなことはどうでもいいのよ!」
突然、こめかみに血管を浮き立たせた舞弥が金切り声を上げた。
ユタラの身体を支えていた右腕を離し、カウンターにいたプラムに金属製のケースを手渡す。
「何これ?」
プラムは金属製のケースを開け、透明な袋に包まれていたマイクロチップを取り出した。
SDカードやフラッシュメモリーとは異なり、基盤回路が剥き出しの状態である。
「旧式のマイクロチップか……で? これがどうしたの?」
「中にどんなデータが入っているか調べられる?」
「そんなもの解析してみないとわからないじゃない」
「だったらすぐに解析して。多分、このチップの中にはあたしたちが知らないといけない重要な情報が詰まっているはずよ」
「何かよくわからないけど、それは〈青い薔薇〉の任務と関係あるのかしら?」
「大ありよ!」
怒気を露にした舞弥を止めたユタラは、ふらつく身体をカウンターに預けたまま今夜自分たちが見聞きした出来事をプラムに簡単に説明した。
ついでに消毒薬や針と糸、ガーゼに鎮痛剤など怪我を治療できる道具を店内から掻き集め、自分一人で手当てを始める。
「要するにテロの首謀者は〈発現者〉で、その〈発現者〉だった少女は誰かに支援されて今回のテロを起こした。だけど肝心の少女が死んでしまった以上、彼女を支援していた黒幕を探し出すことは不可能。しかし、あなたたちは少女の肉体にマイクロチップが埋め込まれていることを発見した……確かに〈青い薔薇〉の任務と無関係じゃなさそうね」
プラムは透明な袋からマイクロチップを取り出すと、カウンターの隅に置かれていたラップトップの電源をつけた。
足元に置いてあった小型の機械をカウンターの上に乗せ、慣れた手つきでケーブルを本体のラップトップに接続していく。
「五分ほど時間をちょうだい。頑丈そうなプロテクトがかけられているとは思うけど、チップ自体は旧式だからアルゴリズムの特長さえ掴めればすぐに情報を引き出せると思う」
そう言うなりプラムはチップの解析を開始した。
残像を起こすほどのスピードでキーボードのキーを打ち込んでいく。
そんなプラムを見下ろしながらユタラはやんわりと声をかけた。
「プラムさんは本当に優秀ですよね。何カ国もの言語を操れるし、クラッキング技術やプロテクトの解除技術にも長けている。本当に見習いたいものです」
「いきなりどうしたの。お世辞を言ったって何もあげないわよ」
プラムは作業を行いつつ照れ笑いを見せる。
「別に何もいりませんよ。単純に凄いと思ったから褒めたんです。特に凄いと思ったのは日本語が上手く話せることですかね。僕は日本語を覚えるのに時間がかかったんですが、プラムさんも日本語を覚えるときは苦労したんじゃないですか?」
「そう? 私の場合は英語を覚えるときのほうが苦労したわね。ヒンドゥー語と日本語って異なる語族だけど、勉強すればするほど共通点の多さに気づくのよ。だってヒンドゥー語と日本語って文法がそっくりなんだもん。日本語を教えてくれた先生も言っていたわ。日本語を一番早く覚えるのはインド人で、ヒンドゥー語を一番早く覚えるのは日本人だって」
「それでも他国の言葉を覚えるのはつらいですよね」
「程度によりけりじゃない。私の場合は何百人って数の日本人の言葉を聞いている内に日本語を理解したようなものだから。やっぱり習うより慣れろってことよ」
どうやら間違いなさそうだ。
ユタラは慣れた手つきでプロテクトの解除作業を行っているプラムに言い放った。
「プラムさん、あなたは〈青い薔薇〉の現地工作員なんかじゃありませんね」
「舞弥、ここまで肩を貸してくれてありがとう。もう大丈夫だから」
ユタラはアジトの扉を前にして強がった微笑を浮かべた。
「嘘言わないで。まだ膝が笑っているじゃないの」
ユタラは二の句を繋げなかった。
舞弥の指摘したとおり、完全変態を解いたユタラの肉体は悲鳴を上げていた。
鉛のような疲労感が両腿を震わせ、一瞬でも気を抜くと意識をなくしてしまうほどの眠気が怒涛の如く押し寄せてくる。
「いいから今は大人しく姉さんに甘えなさい。ただでさえ、ホテルから脱出するときに残っていた気力と体力を使ったのよ。空手で鍛えた身体でもさすがに持たないでしょう?」
(あれは脱出と言えたのかな)
取っ手に手をかけた舞弥の横顔を見つめながらユタラは身震いする。
多目的ホールで舞弥が提案した脱出策とは、別室で人質に取られていた人間たちと一緒に何食わぬ顔で外に出るという信じられない作戦だった。
しかもユタラは上半身裸、舞弥はテロリストたちと同じ服装だったので、ユタラが持っていた高額紙幣で人質から服を買ったのだ。
言わずもがな、人質に混じって高級ホテルから脱出するためである。
上手くいくはずがない、とユタラは舞弥の提案に最初は反対したものの、結果的には舞弥が機転を利かせてくれたことと、二人とも未成年だったことが幸いした。
人質に紛れて玄関ロビーに辿り着いたときも警察や軍は二人のことなど意に介せず、完全武装した姿で突入していった。
その姿からは人質の生死や身分確認よりも、一国の次期首相候補を人質に取ったテロリストの逮捕及び射殺が大事だとという感じが伝わってきたほどだ。
PMCの私兵も同様である。
〈ヴィナーヤカ〉から派遣されてきた私兵たちも、警察や軍の特殊部隊と一緒にホテルへ突入した姿を二人は目撃していた。
他に見たのは多くの報道陣や野次馬たちだろうか。
報道陣はともかく、野次馬など迷惑以外の何物でもなかったが、その野次馬たちのお陰でユタラと舞弥はホテルから遠のき、こうして無事にアジトへと到着することができたのだから野次馬も馬鹿にできない。
「オカ……じゃなくてプラムさん! 急いで解析して欲しい物があるんだけど!」
舞弥が大声とともに扉を開け放つと、カウンターには頬杖をついていたプラムがいた。
心なしか数時間前よりも衰弱しているように見える。
「よく踏み止まったわね。オカマなんて言ったら問答無用で本部に報告したところよ」
ユタラと舞弥の顔を交互に確認したプラムは、「まあ、別にいいわ」とやおら立ち上がって大きく伸びをした。
「それよりも二人に会いたいっていうお客さんが来ているんだけど」
プラムはカウンターの端に置いていた椅子に顎をしゃくる。
椅子には一人の女性が礼儀正しく両足を揃えて座っていた。
それでも礼儀正しかったのは座り方だけで、両目が閉じられていた女性の頭は気持ちよさそうに船を漕いでいる。
「どうして東恩納さんがアジトに?」
夢幻の世界を彷徨っていたのは、紛れもないフリーライターの美由紀だった。
「ユタラの知り合い?」
「いやいや、舞弥も会っているでしょう。ほら、〈ヴィナーヤカ〉のロビーで僕たちに密着取材を申し込んできた人だよ」
ユタラの説明でようやく思い出したらしい。
舞弥は「ああ、あの変なオバサンね」と何度も首を縦に振った。
そんな二人のやり取りを聞いていたプラムはどっと肩をすくめる。
「まったく、よくもこう次から次へと面倒事を起こしてくれるわね。一人は行き先も告げずに失踪。もう一人は見ず知らずの民間人にアジトの場所を教えるなんて……あ~、頭痛い」
「待ってください。僕は東恩納さんにアジトの場所なんて教えていませんよ」
そうである。
数時間前にチャンドニー・チョウク通りで別れたとき、ユタラは万が一のことも考えて何度も道を変えながらアジトへ向かったのだ。
素人である美由紀に尾行されるヘマなど絶対に犯していない。
「ユタラちゃん、あなた彼女に〈青い薔薇〉専用のスマホを渡したでしょう。そして今の今まで返してもらってない。どう? 当たってる?」
ユタラは偏頭痛を我慢しながら数時間前の記憶を思い出した。
するとチャンドニー・チョウク通りで起こった出来事が雪崩のように蘇ってくる。
プラムの言ったことは事実だった。
美由紀からスマホを返してもらった記憶がない。
「じゃあ、もしかして東恩納さんは……」
「ようやく事の重大さに気づいたようね。彼女はユタラちゃんに渡されたスマホのGPS機能を使ってここの場所を割り出した。ユタラちゃんはテロ現場に向かうとき、自分のスマホを置いて飛び出したからアジトの場所を見つけるなんて簡単だったでしょうよ」
うかつだった。
穴があったら入りたい、とユタラは自分の犯したケアレスミスに辟易した。
「もう~、そんなことはどうでもいいのよ!」
突然、こめかみに血管を浮き立たせた舞弥が金切り声を上げた。
ユタラの身体を支えていた右腕を離し、カウンターにいたプラムに金属製のケースを手渡す。
「何これ?」
プラムは金属製のケースを開け、透明な袋に包まれていたマイクロチップを取り出した。
SDカードやフラッシュメモリーとは異なり、基盤回路が剥き出しの状態である。
「旧式のマイクロチップか……で? これがどうしたの?」
「中にどんなデータが入っているか調べられる?」
「そんなもの解析してみないとわからないじゃない」
「だったらすぐに解析して。多分、このチップの中にはあたしたちが知らないといけない重要な情報が詰まっているはずよ」
「何かよくわからないけど、それは〈青い薔薇〉の任務と関係あるのかしら?」
「大ありよ!」
怒気を露にした舞弥を止めたユタラは、ふらつく身体をカウンターに預けたまま今夜自分たちが見聞きした出来事をプラムに簡単に説明した。
ついでに消毒薬や針と糸、ガーゼに鎮痛剤など怪我を治療できる道具を店内から掻き集め、自分一人で手当てを始める。
「要するにテロの首謀者は〈発現者〉で、その〈発現者〉だった少女は誰かに支援されて今回のテロを起こした。だけど肝心の少女が死んでしまった以上、彼女を支援していた黒幕を探し出すことは不可能。しかし、あなたたちは少女の肉体にマイクロチップが埋め込まれていることを発見した……確かに〈青い薔薇〉の任務と無関係じゃなさそうね」
プラムは透明な袋からマイクロチップを取り出すと、カウンターの隅に置かれていたラップトップの電源をつけた。
足元に置いてあった小型の機械をカウンターの上に乗せ、慣れた手つきでケーブルを本体のラップトップに接続していく。
「五分ほど時間をちょうだい。頑丈そうなプロテクトがかけられているとは思うけど、チップ自体は旧式だからアルゴリズムの特長さえ掴めればすぐに情報を引き出せると思う」
そう言うなりプラムはチップの解析を開始した。
残像を起こすほどのスピードでキーボードのキーを打ち込んでいく。
そんなプラムを見下ろしながらユタラはやんわりと声をかけた。
「プラムさんは本当に優秀ですよね。何カ国もの言語を操れるし、クラッキング技術やプロテクトの解除技術にも長けている。本当に見習いたいものです」
「いきなりどうしたの。お世辞を言ったって何もあげないわよ」
プラムは作業を行いつつ照れ笑いを見せる。
「別に何もいりませんよ。単純に凄いと思ったから褒めたんです。特に凄いと思ったのは日本語が上手く話せることですかね。僕は日本語を覚えるのに時間がかかったんですが、プラムさんも日本語を覚えるときは苦労したんじゃないですか?」
「そう? 私の場合は英語を覚えるときのほうが苦労したわね。ヒンドゥー語と日本語って異なる語族だけど、勉強すればするほど共通点の多さに気づくのよ。だってヒンドゥー語と日本語って文法がそっくりなんだもん。日本語を教えてくれた先生も言っていたわ。日本語を一番早く覚えるのはインド人で、ヒンドゥー語を一番早く覚えるのは日本人だって」
「それでも他国の言葉を覚えるのはつらいですよね」
「程度によりけりじゃない。私の場合は何百人って数の日本人の言葉を聞いている内に日本語を理解したようなものだから。やっぱり習うより慣れろってことよ」
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