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では、死んでください
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煌びやかなシャンデリアから、大ホールに柔らかな光が落ちる夜。
ハーヴィル子爵家の屋敷に集まった貴族たちが舞踏会の賑やかさを楽しんでいた。
今日の舞踏会は私、エリス・ヴェルナ子爵令嬢と婚約者アルフレッド・ハーヴィル子爵子息の婚約お披露目パーティーだった。
高価なドレスをまとい、笑顔を浮かべながらも、私はアルフレッドの姿を見失わないよう目で追っていた。
彼は、いつものように私を気遣うそぶりも見せず、向こうにいるセリーヌ・ラトルス伯爵令嬢と密かに囁き合っている。
セリーヌは陰で多くの美貌の女性に嫉妬を抱き、陥れようとする卑劣な行為を続けていた。
貴族の間では彼女の悪行は知れ渡っており、権力欲の塊として恐れられていた。
アルフレッドもまた、表向きは紳士を装っていたが、実際にはその裏で何人もの女性と関係を持ち、財産を奪い取っていた。
彼はセリーヌと手を組み、婚約者を次々に裏切っては自らの富と地位を高めようと画策していたのだ。
私がその事実を知ったのは最近のことだった。
婚約者としての信頼が深まると思っていた矢先、私は彼の裏切りを知った。
このとき、私は何もかもが崩れるような感覚を覚えたのは言うまでもない。
ふと、ホールのざわめきが一層大きくなった。
貴族たちの視線が私の方に集まり、アルフレッドが私に歩み寄ってきたのだ。
私の心は既に決まっていたが、彼が何を言うのか冷静に待つことにした。
「エリス・ヴェルナ」
アルフレッドは冷たい笑みを浮かべながら、私の名を呼んだ。
その横にはセリーヌが、勝ち誇ったような微笑みを浮かべている。
「今日を以て、お前と婚約破棄する」
ホール中が静まり返る。
本来は耳を疑うような言葉だったが、私はその場で動じなかった。
「……理由を聞かせていただけますか?」
私は、冷静を装って問いかけた。
だが、アルフレッドの表情には侮蔑が浮かび、嘲笑がその口元を歪めた。
「理由だ? お前は退屈で、平凡で、何の価値もない女だ。俺はもっと高い地位を望んでいる。セリーヌと結ばれることで、伯爵家の支援を受けられるし、彼女は美しく、俺にふさわしい。お前なんかに執着していたのが馬鹿だったよ」
セリーヌが横で軽く笑い声を漏らす。
彼女の美しい顔に、冷酷さが浮かんでいる。
「そうよ、エリス。あなたなんて子爵家の令嬢の器ではないわ。アルフレッドは私と共に、もっと高いところに行くべき人なの。あなたみたいな無能な女に、アルフレッドを任せておけないわ」
二人の言葉に、ホールの貴族たちは耳を傾けつつも、誰も私を助けることはなかった。
彼らは皆、この状況を楽しんでいるかのようだった。
貴族社会の冷酷さは、ここにある。
だが、私は怯まなかった。
彼らが自らの破滅に向かっていることを、私は知っていたからだ。
「そうですか。アルフレッドさま、セリーヌさん。あなたたちがそのように考えているとは、私も驚きです」
私は一歩前に進み、二人を見据えた。
冷ややかな視線を交わしながら、言葉を続ける。
「アルフレッドさま、あなたの行いは許されるべきではありません。あなたが今まで私の家の名誉を利用し、裏でどれだけの悪行を重ねてきたか、私は知っています。そして、セリーヌ、あなたもです。あなたが多くの女性を陥れ、嘘と詐欺で生き延びてきたことも」
二人の表情が一瞬硬直した。
思わぬ反撃に驚いたのだろう。
「私は、あなたたちを許すことはありません。これが、私の答えです」
その瞬間、ホールの扉が大きく開かれ、騎士たちが一斉に入ってきた。
先頭には、この国の王太子であるレオン・アスターさまがいる。
さすがレオンさまだ。
登場するタイミングが完璧だった。
「誰もその場から動くな!」
レオンさまの声がホール中に響き渡り、全員がその場でひれ伏した。
アルフレッドとセリーヌも青ざめ、必死に頭を下げる。
「レ、レオン殿下……これは一体、何事でございましょうか?」
アルフレッドは焦って言い訳を始めるが、レオンさまは冷たい視線で彼を見下ろした。
「アルフレッド・ハーヴィル、お前の罪はすべて把握している。エリスに対する侮辱だけでなく、多くの女性を裏切り、その財産を奪い、家族を破滅に追い込んできたらしいな。それはエリスから聞いていた。そして、その全ての証拠がようやく揃った。それはお前が公衆の面前でエリスと婚約破棄したことだ」
セリーヌも慌てて言い訳をしようとしたが、レオンさまは彼女にも冷酷な視線を向けた。
「セリーヌ・ラトルス、お前も共犯だ。貴族としての義務を果たさず、権力欲に溺れて他人を陥れた。その罪は軽くない」
二人は口を開けて何かを言おうとしたが、言葉は出なかったようだ。
馬鹿みたいに口をパクパクさせている。
「アルフレッド・ハーヴィル、セリーヌ・ラトルス、お前たちはこの国に不要な存在だ。正当な裁きを受けよ」
レオンさまの言葉に、騎士たちがアルフレッドとセリーヌを取り押さえた。
二人は必死に抵抗しようとしたが、無駄だった。
「エリス、君が望む裁きは何だ?」
レオンさまは私に優しい眼差しを向け、問いかけた。
同時にアルフレッドが子供のようにな泣きじゃくる。
「頼む、エリス! 俺を助けてくれ! 俺たちは婚約した者同士ではないか!」
この言葉に私はキレた。
私は彼を見下ろし、冷静に答えた。
「死んでください」
その言葉が響き渡ると、貴族たちは一斉にざわめき、アルフレッドとセリーヌは恐怖に顔を歪めた。
「ま、待ってくれ! エリス、頼む! 俺を許してくれ! ただの気の迷いだったんだ!」
アルフレッドが必死に叫び、涙ながらに私に許しを請う。
だが、私はただ冷たい目で彼を見つめ返した。
「遅すぎますよ、アルフレッドさま。あなたのような人間が許されることはないのです」
セリーヌも叫び声を上げた。
「私は何もしてない! 私はただ、アルフレッドに騙されていただけなの!」
「あなたも同じです、セリーヌさん。自らの欲望に従い、他人を陥れ続けた結果がこれです」
騎士たちは二人を引きずり出し、その場を去っていった。
処刑の命が下されるのは、もはや避けられなかった。
数日後、アルフレッドとセリーヌは公開処刑された。
貴族たちの前で晒され、その罪を裁かれる彼らの姿に、誰も同情を示す者はいなかった。
彼らの人生は、彼ら自身の裏切りと欲望によって終わりを迎えたのだ。
私はその場に立ち、彼らの最期を冷静に見届けた。
心の中に残るものは何もなかった。
ただ、私は二人の無残な死体を見つめながらつぶやいた。
「くくく……ざまぁ」
〈Fin〉
================
【あとがき】
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。
エリスの人生はまだまだ続きますが、物語自体はここで幕引きとさせていただきます。
本当にありがとうございました。
そして現在、作者は第17回ファンタジー大賞に長編作品を応募しています。
【完結】特別な力で国を守っていた〈防国姫〉の私、愚王と愚妹に王宮追放されたのでスパダリ従者と旅に出ます。一方で愚王と愚妹は破滅する模様
興味がありましたら、そちらもご一読していただけると幸いです。
もしも面白ければ、大賞ポイントに投票していただけると嬉しいです m(__)m
ハーヴィル子爵家の屋敷に集まった貴族たちが舞踏会の賑やかさを楽しんでいた。
今日の舞踏会は私、エリス・ヴェルナ子爵令嬢と婚約者アルフレッド・ハーヴィル子爵子息の婚約お披露目パーティーだった。
高価なドレスをまとい、笑顔を浮かべながらも、私はアルフレッドの姿を見失わないよう目で追っていた。
彼は、いつものように私を気遣うそぶりも見せず、向こうにいるセリーヌ・ラトルス伯爵令嬢と密かに囁き合っている。
セリーヌは陰で多くの美貌の女性に嫉妬を抱き、陥れようとする卑劣な行為を続けていた。
貴族の間では彼女の悪行は知れ渡っており、権力欲の塊として恐れられていた。
アルフレッドもまた、表向きは紳士を装っていたが、実際にはその裏で何人もの女性と関係を持ち、財産を奪い取っていた。
彼はセリーヌと手を組み、婚約者を次々に裏切っては自らの富と地位を高めようと画策していたのだ。
私がその事実を知ったのは最近のことだった。
婚約者としての信頼が深まると思っていた矢先、私は彼の裏切りを知った。
このとき、私は何もかもが崩れるような感覚を覚えたのは言うまでもない。
ふと、ホールのざわめきが一層大きくなった。
貴族たちの視線が私の方に集まり、アルフレッドが私に歩み寄ってきたのだ。
私の心は既に決まっていたが、彼が何を言うのか冷静に待つことにした。
「エリス・ヴェルナ」
アルフレッドは冷たい笑みを浮かべながら、私の名を呼んだ。
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「今日を以て、お前と婚約破棄する」
ホール中が静まり返る。
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「……理由を聞かせていただけますか?」
私は、冷静を装って問いかけた。
だが、アルフレッドの表情には侮蔑が浮かび、嘲笑がその口元を歪めた。
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二人の言葉に、ホールの貴族たちは耳を傾けつつも、誰も私を助けることはなかった。
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貴族社会の冷酷さは、ここにある。
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彼らが自らの破滅に向かっていることを、私は知っていたからだ。
「そうですか。アルフレッドさま、セリーヌさん。あなたたちがそのように考えているとは、私も驚きです」
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冷ややかな視線を交わしながら、言葉を続ける。
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二人の表情が一瞬硬直した。
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アルフレッドとセリーヌも青ざめ、必死に頭を下げる。
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セリーヌも叫び声を上げた。
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騎士たちは二人を引きずり出し、その場を去っていった。
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彼らの人生は、彼ら自身の裏切りと欲望によって終わりを迎えたのだ。
私はその場に立ち、彼らの最期を冷静に見届けた。
心の中に残るものは何もなかった。
ただ、私は二人の無残な死体を見つめながらつぶやいた。
「くくく……ざまぁ」
〈Fin〉
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【あとがき】
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。
エリスの人生はまだまだ続きますが、物語自体はここで幕引きとさせていただきます。
本当にありがとうございました。
そして現在、作者は第17回ファンタジー大賞に長編作品を応募しています。
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