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第三章 ~Sランクの緊急任務に参加するということ~
道場訓 十八 追放空手家の実力
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俺はエミリアの怯えた姿を見ながら、怖がるのは無理もないなと思った。
Cランクの冒険者であるエミリアにとって、Sランクの緊急任務に参加することは自殺するのとほぼ変わらない。
これが一つ上のBランク程度の緊急任務ならば、他の冒険者もそうだがランク昇格を狙って参加することも十分にありえた。
いや、実際にはそうだったに違いない。
おそらく、エミリアは最初にBランクの緊急任務だと聞いたので参加を表明したのだろう。
しかし蓋を開けてみれば実際はAランクの緊急任務だったどころか、一匹で一つの街を滅ぼしかねない街災級の魔物が現れてSランクへと変わってしまった。
目も当てられないとは、まさにこういうことを言うんだろうな。
まあ、それはさておき。
こうなると話は大きく変わってくる。
俺とエミリアに何の関係もなかったのならば、混乱の極みに達しているギルドの喧騒に乗じて黙って立ち去ればよかった。
だが、エミリアに関係があるのならそういうわけにはいかない。
などと考えていると、エミリアはカチカチと歯を鳴らしながら尋ねてくる。
「ケンシン師匠……私は死ぬんでしょうか?」
その質問に俺は嘘偽りなく正直に答えた。
「ああ、今回のSランクの緊急任務に参加したら君は確実に死ぬ。そして参加を正式に表明して逃げ出した場合も、君は敵前逃亡の罪で捕まってどのみち死ぬな」
ただし、エミリアはリザイアル王国の第二王女だ。
これが身分を隠して城下で冒険者ごっこをしているお姫様ならば、今回のSランクの緊急任務から逃げ出したとしても咎めは受けなくて済んだだろう。
「エミリア、一つ聞きたい。君が素性を隠して城下で冒険者をしていることを、王宮の人間は誰か知っているのか?」
「……いいえ、誰も知りません。私は隠し通路を使って外へ出ているのですが、王宮の人間には誰にも話さず冒険者をしながらお金を貯めているんです。いずれ自分の力だけで生きて行けるように、そしてこの国から出て行くために」
ふむ、大方そんなことだろうとは思っていた。
身分を問わず金を稼ぐには、それこそ冒険者になるのが一番手っ取り早い。
Cランクぐらいだとまだ纏まった金を稼ぐことは難しいが、Aランクにまでなってくると一回の依頼任務を受けて成功すれば実入りはかなり良くなる。
もちろん、それは自分の実力をはき違えなかった場合だ。
そして、それは冒険者ギルドがランク付けを行っていることにも繋がっている。
なぜ冒険者ギルドが冒険者自身や任務内容に細かなランク付けをしているのかというと、自分の実力を勘違いせず順当に難易度の高い依頼をこなして欲しいという思いに他ならない。
そうでなければ冒険者ギルドには毎日のように屍の山が出来るからだ。
だが、当然ながら中には例外も出てくる。
今回のように依頼者に半ば騙されてしまうような場合と、任務前や任務中にいきなり依頼内容のランクが変更されてしまう場合だ。
これは正直なところ、天気が変わるのと同じで防げないことが多い。
それが分かったからこそ、エミリアは自分の現状に恐怖を感じたのだろう。
他にも王宮に隠れて冒険者をしていることがバレたら、もしかするとエミリアは隔離だけでは済まず本当に王家から抹殺される可能性もあった。
要するにエミリアは進んでも地獄、退いても地獄の二者択一を迫られている。
普通ならば自分の置かれた状況に絶望し、それこそ安易に自殺を選択してもおかしくはなかった。
けれども今のエミリアが絶望することはまったくない。
なぜなら、エミリアがSランクの緊急任務に参加しても死ぬ確率は0なのだから。
理由は簡単だった。
ここに闘神流空手・十段の俺がいるからだ。
「ケンシン師匠……私を弟子に取ってくださった矢先に、こんなことになってしまって本当に申し訳ありません。」
不意にエミリアが思いつめた表情で謝罪してくる。
「このようなことになったのも、すべては私が依頼内容を見極められなかった未熟さゆえのこと。どうか先ほどの私を弟子に取るという話は忘れて下さい」
何だと? 弟子にする話を忘れてくれ?
これにはさすがにカチンときたので、俺は「この馬鹿野郎が!」とエミリアを一喝した。
「ケ、ケンシン……師匠?」
俺の怒りにエミリアは目を丸くさせる。
「まだ正拳突きの一つも稽古していないくせに、弟子のほうから師匠に入門を取り消してくれという馬鹿がどこにいる! 君は――いや、お前はもうこのケンシン・オオガミの弟子なんだ! だったらウダウダ言わず俺について来い! 俺がそばにいる限り、お前を絶対に死なせはしない!」
エミリアはハッと我に返ったような表情を浮かべた。
「で、ですが私の実力ではSランクの緊急任務を生き残るなんて無理です」
「お前一人だったならな」
俺はきっぱりと断言する。
「今回のSランクの緊急任務には俺も参加しよう。俺が参加して街災級の魔物もろとも魔の巣穴も根こそぎ駆除してやる。そうすればお前は死なずに済む。それで一件落着だ」
この高らかに宣言するように言ったのが反感を買ったのだろう。
怒声を上げたことで注目の的になっていた俺に、再び冒険者たちの非難が集まって騒ぎになっていく。
「黙って聞いてれば大げさなホラ吹きやがって! 勇者パーティーを追放された無能のサポーターが街災級の魔物を倒すだと!」
「しかも魔の巣穴も根こそぎ駆除するですって? 王国騎士団にも出来なかったのにそれがどういうことか分かって言ってんの!」
「あーもー、何か色々あってムシャクシャしてきた! おい、まずはこの無能のサポーターを血祭りにしようぜ! そうでないと気が治まらねえよ!」
そんな罵倒の嵐が吹き荒れる中、俺は下丹田に力をこめて気力を充実させた。
続いて腰を落として右拳を脇に引き、正拳突きの構えを取る。
そして気力を右拳に集中させた瞬間、俺は渾身の正拳突きを足元の床に向かって打ち放った。
ドゴオオオオオオオオオオン――――ッ!
直後、強震と間違うばかりの激しい揺れがギルドを襲う。
ギルド内にいた冒険者たちの大半は、悲鳴を上げながら次々と床に倒れていく。
エミリアも同じだった。
突如、襲いかかってきた揺れに耐えきれず床に崩れ落ちる。
五秒ほど経ったあと、俺は床に食い込んでいた右拳を静かに抜いた。
俺の気力で強化された正拳突きの威力によって、ギルドの床には打ち込んだ部分から蜘蛛の巣状に亀裂が走っている。
やがて驚愕していた冒険者たちに俺は言い放つ。
「アンタらがどう思おうが、俺は今回のSランクの緊急任務に参加する。それをどうしても気に食わないと言うのなら――」
俺は鬼の顔を浮かべて言葉を続けた。
「そこから一歩前に出ろ。緊急任務に参加する以上の地獄を見せてやる」
Cランクの冒険者であるエミリアにとって、Sランクの緊急任務に参加することは自殺するのとほぼ変わらない。
これが一つ上のBランク程度の緊急任務ならば、他の冒険者もそうだがランク昇格を狙って参加することも十分にありえた。
いや、実際にはそうだったに違いない。
おそらく、エミリアは最初にBランクの緊急任務だと聞いたので参加を表明したのだろう。
しかし蓋を開けてみれば実際はAランクの緊急任務だったどころか、一匹で一つの街を滅ぼしかねない街災級の魔物が現れてSランクへと変わってしまった。
目も当てられないとは、まさにこういうことを言うんだろうな。
まあ、それはさておき。
こうなると話は大きく変わってくる。
俺とエミリアに何の関係もなかったのならば、混乱の極みに達しているギルドの喧騒に乗じて黙って立ち去ればよかった。
だが、エミリアに関係があるのならそういうわけにはいかない。
などと考えていると、エミリアはカチカチと歯を鳴らしながら尋ねてくる。
「ケンシン師匠……私は死ぬんでしょうか?」
その質問に俺は嘘偽りなく正直に答えた。
「ああ、今回のSランクの緊急任務に参加したら君は確実に死ぬ。そして参加を正式に表明して逃げ出した場合も、君は敵前逃亡の罪で捕まってどのみち死ぬな」
ただし、エミリアはリザイアル王国の第二王女だ。
これが身分を隠して城下で冒険者ごっこをしているお姫様ならば、今回のSランクの緊急任務から逃げ出したとしても咎めは受けなくて済んだだろう。
「エミリア、一つ聞きたい。君が素性を隠して城下で冒険者をしていることを、王宮の人間は誰か知っているのか?」
「……いいえ、誰も知りません。私は隠し通路を使って外へ出ているのですが、王宮の人間には誰にも話さず冒険者をしながらお金を貯めているんです。いずれ自分の力だけで生きて行けるように、そしてこの国から出て行くために」
ふむ、大方そんなことだろうとは思っていた。
身分を問わず金を稼ぐには、それこそ冒険者になるのが一番手っ取り早い。
Cランクぐらいだとまだ纏まった金を稼ぐことは難しいが、Aランクにまでなってくると一回の依頼任務を受けて成功すれば実入りはかなり良くなる。
もちろん、それは自分の実力をはき違えなかった場合だ。
そして、それは冒険者ギルドがランク付けを行っていることにも繋がっている。
なぜ冒険者ギルドが冒険者自身や任務内容に細かなランク付けをしているのかというと、自分の実力を勘違いせず順当に難易度の高い依頼をこなして欲しいという思いに他ならない。
そうでなければ冒険者ギルドには毎日のように屍の山が出来るからだ。
だが、当然ながら中には例外も出てくる。
今回のように依頼者に半ば騙されてしまうような場合と、任務前や任務中にいきなり依頼内容のランクが変更されてしまう場合だ。
これは正直なところ、天気が変わるのと同じで防げないことが多い。
それが分かったからこそ、エミリアは自分の現状に恐怖を感じたのだろう。
他にも王宮に隠れて冒険者をしていることがバレたら、もしかするとエミリアは隔離だけでは済まず本当に王家から抹殺される可能性もあった。
要するにエミリアは進んでも地獄、退いても地獄の二者択一を迫られている。
普通ならば自分の置かれた状況に絶望し、それこそ安易に自殺を選択してもおかしくはなかった。
けれども今のエミリアが絶望することはまったくない。
なぜなら、エミリアがSランクの緊急任務に参加しても死ぬ確率は0なのだから。
理由は簡単だった。
ここに闘神流空手・十段の俺がいるからだ。
「ケンシン師匠……私を弟子に取ってくださった矢先に、こんなことになってしまって本当に申し訳ありません。」
不意にエミリアが思いつめた表情で謝罪してくる。
「このようなことになったのも、すべては私が依頼内容を見極められなかった未熟さゆえのこと。どうか先ほどの私を弟子に取るという話は忘れて下さい」
何だと? 弟子にする話を忘れてくれ?
これにはさすがにカチンときたので、俺は「この馬鹿野郎が!」とエミリアを一喝した。
「ケ、ケンシン……師匠?」
俺の怒りにエミリアは目を丸くさせる。
「まだ正拳突きの一つも稽古していないくせに、弟子のほうから師匠に入門を取り消してくれという馬鹿がどこにいる! 君は――いや、お前はもうこのケンシン・オオガミの弟子なんだ! だったらウダウダ言わず俺について来い! 俺がそばにいる限り、お前を絶対に死なせはしない!」
エミリアはハッと我に返ったような表情を浮かべた。
「で、ですが私の実力ではSランクの緊急任務を生き残るなんて無理です」
「お前一人だったならな」
俺はきっぱりと断言する。
「今回のSランクの緊急任務には俺も参加しよう。俺が参加して街災級の魔物もろとも魔の巣穴も根こそぎ駆除してやる。そうすればお前は死なずに済む。それで一件落着だ」
この高らかに宣言するように言ったのが反感を買ったのだろう。
怒声を上げたことで注目の的になっていた俺に、再び冒険者たちの非難が集まって騒ぎになっていく。
「黙って聞いてれば大げさなホラ吹きやがって! 勇者パーティーを追放された無能のサポーターが街災級の魔物を倒すだと!」
「しかも魔の巣穴も根こそぎ駆除するですって? 王国騎士団にも出来なかったのにそれがどういうことか分かって言ってんの!」
「あーもー、何か色々あってムシャクシャしてきた! おい、まずはこの無能のサポーターを血祭りにしようぜ! そうでないと気が治まらねえよ!」
そんな罵倒の嵐が吹き荒れる中、俺は下丹田に力をこめて気力を充実させた。
続いて腰を落として右拳を脇に引き、正拳突きの構えを取る。
そして気力を右拳に集中させた瞬間、俺は渾身の正拳突きを足元の床に向かって打ち放った。
ドゴオオオオオオオオオオン――――ッ!
直後、強震と間違うばかりの激しい揺れがギルドを襲う。
ギルド内にいた冒険者たちの大半は、悲鳴を上げながら次々と床に倒れていく。
エミリアも同じだった。
突如、襲いかかってきた揺れに耐えきれず床に崩れ落ちる。
五秒ほど経ったあと、俺は床に食い込んでいた右拳を静かに抜いた。
俺の気力で強化された正拳突きの威力によって、ギルドの床には打ち込んだ部分から蜘蛛の巣状に亀裂が走っている。
やがて驚愕していた冒険者たちに俺は言い放つ。
「アンタらがどう思おうが、俺は今回のSランクの緊急任務に参加する。それをどうしても気に食わないと言うのなら――」
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