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第四十四話 血の終わり。
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「人間風情が!!」
俺の目の前、吸血鬼が忌々しそうに、ミラナに向かって呟く。
ダメか! いくらか俺がこいつの体力を削ったとはいえ、未だこいつは攻撃をやめる気配はない。
凍ったことにより離散した電撃が、再び右手に宿り始める。
「まずい……!」
雷の魔法が来る、ミラナの魔眼がそう何回も効くかどうか……!
「母上!! 危なぁぁぁい!!」
その時だった、吸血鬼の右腕が吹き飛んだ。
誰かが吸血鬼の腕を吹き飛ばしたのだ。
鋭い光の弧が吸血鬼を腕を切り取ったのだ。
そしてその鋭い光の弧を誰が放ったのか、見ずともわかった。
「キリエモン!」
「母うッ、エルマー大丈夫か!?」
何かを言いかけていたが、キリエモンは刀を構え直して、ついた血を払った。
相変わらず素晴らしい刀捌きだ、全く斬撃が見えなかった。
「サムライ!! 貴様!!」
吸血鬼は忌々しそうに呟き、標的を俺からキリエモンに向ける。
「人間風情がぁぁ!!」
──ドン!
だが次の瞬間吸血鬼のこめかみが弾けた。
何かが吸血鬼に撃ち込まれたのだ。
「がぁぁ!!」
吸血鬼が呻く、撃ち込まれたこめかみがどろりと溶けている。
これは、銀の弾丸……つーことは!
「キリエモン!? 母上ってなんのことだ!?」
「黙れカロロス!! 早くと次弾を撃ち込め!」
「いや、なんだよ母上って! なんでガキを母上って言い間違えんだ!?」
「……うるさい!!」
カロロスだ、カロロスがクレーターの縁にから拳銃によって性格無比に吸血鬼のこめかみを撃ち抜いたのだ。
「お二人とも! 何を言い争っていますの!!」
そんなもっともな意見と共に金色の髪がキリエモンの隣を通り過ぎる。
「星壊流……二の段!」
そしてその金の髪の令嬢は叫んだ。
「光明壊月拳!!」
繰り出された日本の槍のような拳が吸血鬼の腹を、内臓を破壊する。
「ごっはぁ!!」
そして同時に発生した、破壊的な衝撃により離れ吹き飛んでいく吸血鬼。
「アンヌ!」
「お待たせしました! エルマー!」
アンヌは金髪をたなびかせて、俺に振り向いて笑った。
相変わらずの剛力だ。
全く頼もしいもんだ。
目的も、性格も何もかもが違う奴らだが、不思議なことに、今この瞬間だけは一致していた。
「くそ……がぁぁ!!」
吸血鬼を打倒する。
そして当の吸血鬼は血に伏せ血を吐きながら、立ち上がる。
「貴様らぁぁ!! 下等な……猿風情がぁぁ!!」
治癒能力もどうやら、限界が近いようだ。
いくら不死鳥の力で太陽を克服したと言っても、体力までは無限とはならないようだ。
いや、しかもそれだけじゃない。
「がッ!! なんだ、なぜ……!」
吸血鬼の様子がおかしい、何かがやつの体に起きている。
「テメェら! 今だ! 撃ち込め!」
その様子にカロロスも気づいたのだろう
一斉に部下に命令し、いつの間にカロロスの背後に控えていた部下たちのライフルが火を吹く。
次々に銀の弾丸が吸血鬼に迫っていく。
「舐めるな……そんな弾丸如き……!」
回避行動を取ろうとする吸血鬼、だが──。
「させると思う?」
一瞬で、吸血鬼の体が凍りつく。
下半身から、右上半身にかけて一瞬で氷像と化し動きを封じた。
ナイスだミラナ!
「な……!」
そして、地面に氷で縫い付けられた、吸血鬼に一斉に弾丸が突き刺さる。
「がっああ!!」
どろりと吸血鬼の肌が溶けていく。
チャンスだ。
「アンヌ殿!」
「わかりましたわ! キリエモン様!」
キリエモンと同時にアンヌが吸血鬼が襲いかかる。
「はぁぁぁ!!」
超高速の斬撃が吸血鬼の両腕を刈り取り、
「失礼致します!!」
再びアンヌが吸血鬼の腹に再び掌底を叩き込んだ。
「ぐっがっぁぁ!!」
吸血鬼は吹っ飛び、氷を撒き散らせながら背に土をつけ天を仰いでいる。
ケリをつける時間だ。
俺は言霊の剣に力を込める。
俺の生きる源たる力が聖剣に言霊の剣に流れ込んでいくのがわかる。
全力だ、もう一度アイツを、滅する力を!
俺の全ての力を言霊の剣に注ぎ込む。
『聖』
『霊』
『銀』
『明』
『剣』
言霊の剣が再び咆哮する。
敵を滅せと暴れ狂う。
「皆んな!! 離れろぉ!!」
俺の一言で、アンヌとキリエモンが言霊の剣の効果範囲から離れる。
タイミング良しだ……!!
「ぐぅ、あ! 動け、私の……体ぁぁぁ!」
吸血鬼の叫びをあげる。
だがもう逃さない。
「じゃあな、影を行く者……!!」
俺は剣を上段から、振り下ろした。
銀の光が剣から放たれ──。
「バカな……! 私が!!」
吸血鬼を切り裂いていった。
俺の目の前、吸血鬼が忌々しそうに、ミラナに向かって呟く。
ダメか! いくらか俺がこいつの体力を削ったとはいえ、未だこいつは攻撃をやめる気配はない。
凍ったことにより離散した電撃が、再び右手に宿り始める。
「まずい……!」
雷の魔法が来る、ミラナの魔眼がそう何回も効くかどうか……!
「母上!! 危なぁぁぁい!!」
その時だった、吸血鬼の右腕が吹き飛んだ。
誰かが吸血鬼の腕を吹き飛ばしたのだ。
鋭い光の弧が吸血鬼を腕を切り取ったのだ。
そしてその鋭い光の弧を誰が放ったのか、見ずともわかった。
「キリエモン!」
「母うッ、エルマー大丈夫か!?」
何かを言いかけていたが、キリエモンは刀を構え直して、ついた血を払った。
相変わらず素晴らしい刀捌きだ、全く斬撃が見えなかった。
「サムライ!! 貴様!!」
吸血鬼は忌々しそうに呟き、標的を俺からキリエモンに向ける。
「人間風情がぁぁ!!」
──ドン!
だが次の瞬間吸血鬼のこめかみが弾けた。
何かが吸血鬼に撃ち込まれたのだ。
「がぁぁ!!」
吸血鬼が呻く、撃ち込まれたこめかみがどろりと溶けている。
これは、銀の弾丸……つーことは!
「キリエモン!? 母上ってなんのことだ!?」
「黙れカロロス!! 早くと次弾を撃ち込め!」
「いや、なんだよ母上って! なんでガキを母上って言い間違えんだ!?」
「……うるさい!!」
カロロスだ、カロロスがクレーターの縁にから拳銃によって性格無比に吸血鬼のこめかみを撃ち抜いたのだ。
「お二人とも! 何を言い争っていますの!!」
そんなもっともな意見と共に金色の髪がキリエモンの隣を通り過ぎる。
「星壊流……二の段!」
そしてその金の髪の令嬢は叫んだ。
「光明壊月拳!!」
繰り出された日本の槍のような拳が吸血鬼の腹を、内臓を破壊する。
「ごっはぁ!!」
そして同時に発生した、破壊的な衝撃により離れ吹き飛んでいく吸血鬼。
「アンヌ!」
「お待たせしました! エルマー!」
アンヌは金髪をたなびかせて、俺に振り向いて笑った。
相変わらずの剛力だ。
全く頼もしいもんだ。
目的も、性格も何もかもが違う奴らだが、不思議なことに、今この瞬間だけは一致していた。
「くそ……がぁぁ!!」
吸血鬼を打倒する。
そして当の吸血鬼は血に伏せ血を吐きながら、立ち上がる。
「貴様らぁぁ!! 下等な……猿風情がぁぁ!!」
治癒能力もどうやら、限界が近いようだ。
いくら不死鳥の力で太陽を克服したと言っても、体力までは無限とはならないようだ。
いや、しかもそれだけじゃない。
「がッ!! なんだ、なぜ……!」
吸血鬼の様子がおかしい、何かがやつの体に起きている。
「テメェら! 今だ! 撃ち込め!」
その様子にカロロスも気づいたのだろう
一斉に部下に命令し、いつの間にカロロスの背後に控えていた部下たちのライフルが火を吹く。
次々に銀の弾丸が吸血鬼に迫っていく。
「舐めるな……そんな弾丸如き……!」
回避行動を取ろうとする吸血鬼、だが──。
「させると思う?」
一瞬で、吸血鬼の体が凍りつく。
下半身から、右上半身にかけて一瞬で氷像と化し動きを封じた。
ナイスだミラナ!
「な……!」
そして、地面に氷で縫い付けられた、吸血鬼に一斉に弾丸が突き刺さる。
「がっああ!!」
どろりと吸血鬼の肌が溶けていく。
チャンスだ。
「アンヌ殿!」
「わかりましたわ! キリエモン様!」
キリエモンと同時にアンヌが吸血鬼が襲いかかる。
「はぁぁぁ!!」
超高速の斬撃が吸血鬼の両腕を刈り取り、
「失礼致します!!」
再びアンヌが吸血鬼の腹に再び掌底を叩き込んだ。
「ぐっがっぁぁ!!」
吸血鬼は吹っ飛び、氷を撒き散らせながら背に土をつけ天を仰いでいる。
ケリをつける時間だ。
俺は言霊の剣に力を込める。
俺の生きる源たる力が聖剣に言霊の剣に流れ込んでいくのがわかる。
全力だ、もう一度アイツを、滅する力を!
俺の全ての力を言霊の剣に注ぎ込む。
『聖』
『霊』
『銀』
『明』
『剣』
言霊の剣が再び咆哮する。
敵を滅せと暴れ狂う。
「皆んな!! 離れろぉ!!」
俺の一言で、アンヌとキリエモンが言霊の剣の効果範囲から離れる。
タイミング良しだ……!!
「ぐぅ、あ! 動け、私の……体ぁぁぁ!」
吸血鬼の叫びをあげる。
だがもう逃さない。
「じゃあな、影を行く者……!!」
俺は剣を上段から、振り下ろした。
銀の光が剣から放たれ──。
「バカな……! 私が!!」
吸血鬼を切り裂いていった。
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