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断罪
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エドムンド殿下のお話は続きます。
「ずっと執務に集中しろと言ったな。そしてアルマスもわかったと返事をしていた。それはジョンパルト伯爵も同じだと、陛下と王太子である兄上、宰相殿ですらそう話しておられた」
「「……」」
「だが、その数分後にはまた同じことを繰り返していたんだ。それをおかしいと言わずしてなんとする?」
「「……」」
「だからこそ、いろんな事柄を疑い、兄上がルーベン殿を派遣してくださったのだ。ルーベン殿、頼む」
「かしこまりました」
黙ったままの父と兄ですが、もっともな話です。おかしいと言われるのは当然でしょう。
そして伯父様ですが、今後の状況が見えていらっしゃるのか、オビエス様が展開し始めた魔法を、楽しそうな表情で見守っています。
母とその場にいる執事やメイドは、連続してミランダに落ちた雷やこれまでの話についていけないのか、あるいは理解できないかしたくないのか、無言です。ミランダに至っては、余計なことを話すとまた雷が落ちると思っているのでしょう。泣いたまま顔色を真っ白にして震えています。
オビエス様が新たに魔法陣を展開し、魔法が放たれます。その魔法はミランダの全身に絡みついて青白い光を放つと、消えました。
「え……? そんな……どうして……!」
静まり返った室内に、ミランダの呆然とした声が響きました。顔色はさらに悪くなっています。
その様子を、オビエス様とエドムンド殿下、伯父様までもつぶさに観察しているのです。
「……どうだ?」
「成功しました。やはり混合です。しかも性質の悪いことに、ご自分の意思で垂れ流していたようです」
「ほう? やはりそうであったか。殿下、オビエス殿。こちらも有効活用できますかな?」
オビエス様とエドムンド殿下のお話を聞いた伯父様は、懐から出した腕輪をエドムンド殿下に渡します。青い石がぐるりと囲むように散りばめられている、銀色の腕輪です。
その腕輪を見たオビエス様は一瞬目を瞠ったものの、どのようなものかすぐにご理解なさったのでしょう。伯父様に目礼をしました。
そして、エドムンド殿下に腕輪を手渡されたオビエス様は、呆然としているミランダに近づき、その腕輪を右手首に嵌めました。その瞬間、腕輪は小さくなり、手首にぴったりと嵌ったのです。
「これは……?」
「先ほどの魔法と同じ効果がある腕輪型の魔道具だと言えば、おわかりになりますか?」
「……っ」
オビエス様の言葉に、ミランダは怯えた様子を見せたあと、必死になって腕輪を取ろうとしました。ですがぴったりとくっついているようで、手首から一向に動きません。
「どうして! なんで取れないのよ!」
「取れませんよ、それは。言ったでしょう? 魔道具だと。それに、僕の魔法と相乗効果をもたらしていますからね。貴女が魅了と隷属の魔法を持っている限り、腕輪は死ぬまで外れません」
「え……?」
オビエス様のお話に、ミランダの手が止まります。
「わかっておいででしょう? 貴女は、ご自分の意思でふたつの魔法を使い、姉以外の家族を、そして使用人たちを自分の都合のいいように操っていたのですから」
「な、なん……っ」
「ああ、それと。僕がかけた魔法とその腕輪は、先ほど言った通り、相乗効果が出ています。もちろん、貴女の魔法を封じていますから、二度と使用できません。それから、その腕輪は嵌めた本人――今回は僕にしか外すことができませんし、貴女や他の方が壊すこともできません」
オビエス様のお話は、なおも続きます。
「先ほど言った通り、外れるのは死んだあとです。僕は外すつもりも、壊すつもりもありませんので、ご承知おきを」
そう言ったオビエス様に、ミランダは目を大きく見開いたあとソファーにくずおれ、声も出せない、目の焦点も合わないまま涙を流しています。それを冷めた目で見つめる伯父様とわたくしたち。
両親も兄も、そして使用人たちも愕然といいますか唖然といいますか。とにかく、ミランダが仕出かしていたことを信じられないようでした。
その後、オビエス様はこの屋敷全体に魅了と隷属を解く魔法をかけましたが、本当に解かれたかどうかわかるのは、早くても夜になるだろうとおっしゃいます。
なぜならば、かけられていた魔法の期間があまりにも長すぎたことで、もしかしたら心からミランダに傾倒してしまっていたり、精神崩壊を起こし、廃人になる可能性もあるからなのだそうです。
たとえ魔力が高くて魅了や隷属魔法に耐性があり、防御する魔道具をしていても、もし両陛下や殿下方がかかってしまえば、場合によっては国を滅ぼしかねない魔法です。だからこそ、魅了と隷属魔法は禁忌の魔法と言われているのです。
しかも同時に使っていたのです。危険視されるのも当然で、場合によっては極刑もあり得るのです。
今後のジョンパルト家にいる人たちの様子と上層部による話し合い次第ですが、その内容によってはジョンパルト家とミランダの処遇が決まるかもしれない、とのことです。特にミランダは魔法のことと普段の言動もあり、かなり厳しい処遇が言い渡される可能性が高いそうです。
驚いたことに、王宮で開催されたお茶会で、王女様やジョンパルト家よりも上にいる爵位の方に対し、無礼で高圧的な態度を取ったそうで……。
最早ジョンパルト家は、ミランダのせいで風前の灯火状態なのだそうです。
そこまで聞いた伯父様は、眉間に皺を寄せたまま嘆息なさいました。
「そうか……。まあ、いずれにしても、私が散々言ったにもかかわらず、それらを蔑ろにしてきた罰だ。オフィリアもこんな家にいたくはないだろう」
「ええ。今回はエドムンド殿下の御心で、制服一式を取りに行こうとおっしゃってくださって。それでこちらに連れて来てくださいましたの」
「そうか。休暇の時は我が家に来るのだろう?」
「はい。そうさせていただきとうございます」
「わかった。やはり、用意してきて正解だったな」
ふふふと笑った伯父様は、うしろに控えていた執事を振り返り、小声で指示をしております。それに頷いた執事はどこかから書類を出すと、伯父様に手渡しました。
彼も空間魔法を使えるのですね。さすが、カレスティア家の執事です。
書類を受け取った伯父様は、それをそのまま父に渡します。
「コンサロ、これをしかと読み、納得したのであれば署名を」
「兄上……これは?」
「読めばわかる」
伯父様はそう言ったきり、父に書類を読むように促します。そして全てを読んだ父は署名をしました。
「ヒセラ夫人、貴女も読んで納得したのならば、同じく署名を。そしてアルマスとミランダも」
「わかりましたわ」
「はい」
「……」
「ミランダは読める状態ではないか。あとでコンサロがミランダに言い聞かせなさい」
「……わかりました。ミランダ、これに署名を」
伯父様は父だけではなく、母と兄、ミランダにも同じことを要求しました。そして依然として呆然としているミランダに、伯父様は読ませるのは無理だと考えたのでしょう。
先にミランダに署名させたあと、母と兄に読ませ、署名させました。
それだけではなく、他にも三枚ほどありましたが、それらは父の署名だけで済んだようです。
「ずっと執務に集中しろと言ったな。そしてアルマスもわかったと返事をしていた。それはジョンパルト伯爵も同じだと、陛下と王太子である兄上、宰相殿ですらそう話しておられた」
「「……」」
「だが、その数分後にはまた同じことを繰り返していたんだ。それをおかしいと言わずしてなんとする?」
「「……」」
「だからこそ、いろんな事柄を疑い、兄上がルーベン殿を派遣してくださったのだ。ルーベン殿、頼む」
「かしこまりました」
黙ったままの父と兄ですが、もっともな話です。おかしいと言われるのは当然でしょう。
そして伯父様ですが、今後の状況が見えていらっしゃるのか、オビエス様が展開し始めた魔法を、楽しそうな表情で見守っています。
母とその場にいる執事やメイドは、連続してミランダに落ちた雷やこれまでの話についていけないのか、あるいは理解できないかしたくないのか、無言です。ミランダに至っては、余計なことを話すとまた雷が落ちると思っているのでしょう。泣いたまま顔色を真っ白にして震えています。
オビエス様が新たに魔法陣を展開し、魔法が放たれます。その魔法はミランダの全身に絡みついて青白い光を放つと、消えました。
「え……? そんな……どうして……!」
静まり返った室内に、ミランダの呆然とした声が響きました。顔色はさらに悪くなっています。
その様子を、オビエス様とエドムンド殿下、伯父様までもつぶさに観察しているのです。
「……どうだ?」
「成功しました。やはり混合です。しかも性質の悪いことに、ご自分の意思で垂れ流していたようです」
「ほう? やはりそうであったか。殿下、オビエス殿。こちらも有効活用できますかな?」
オビエス様とエドムンド殿下のお話を聞いた伯父様は、懐から出した腕輪をエドムンド殿下に渡します。青い石がぐるりと囲むように散りばめられている、銀色の腕輪です。
その腕輪を見たオビエス様は一瞬目を瞠ったものの、どのようなものかすぐにご理解なさったのでしょう。伯父様に目礼をしました。
そして、エドムンド殿下に腕輪を手渡されたオビエス様は、呆然としているミランダに近づき、その腕輪を右手首に嵌めました。その瞬間、腕輪は小さくなり、手首にぴったりと嵌ったのです。
「これは……?」
「先ほどの魔法と同じ効果がある腕輪型の魔道具だと言えば、おわかりになりますか?」
「……っ」
オビエス様の言葉に、ミランダは怯えた様子を見せたあと、必死になって腕輪を取ろうとしました。ですがぴったりとくっついているようで、手首から一向に動きません。
「どうして! なんで取れないのよ!」
「取れませんよ、それは。言ったでしょう? 魔道具だと。それに、僕の魔法と相乗効果をもたらしていますからね。貴女が魅了と隷属の魔法を持っている限り、腕輪は死ぬまで外れません」
「え……?」
オビエス様のお話に、ミランダの手が止まります。
「わかっておいででしょう? 貴女は、ご自分の意思でふたつの魔法を使い、姉以外の家族を、そして使用人たちを自分の都合のいいように操っていたのですから」
「な、なん……っ」
「ああ、それと。僕がかけた魔法とその腕輪は、先ほど言った通り、相乗効果が出ています。もちろん、貴女の魔法を封じていますから、二度と使用できません。それから、その腕輪は嵌めた本人――今回は僕にしか外すことができませんし、貴女や他の方が壊すこともできません」
オビエス様のお話は、なおも続きます。
「先ほど言った通り、外れるのは死んだあとです。僕は外すつもりも、壊すつもりもありませんので、ご承知おきを」
そう言ったオビエス様に、ミランダは目を大きく見開いたあとソファーにくずおれ、声も出せない、目の焦点も合わないまま涙を流しています。それを冷めた目で見つめる伯父様とわたくしたち。
両親も兄も、そして使用人たちも愕然といいますか唖然といいますか。とにかく、ミランダが仕出かしていたことを信じられないようでした。
その後、オビエス様はこの屋敷全体に魅了と隷属を解く魔法をかけましたが、本当に解かれたかどうかわかるのは、早くても夜になるだろうとおっしゃいます。
なぜならば、かけられていた魔法の期間があまりにも長すぎたことで、もしかしたら心からミランダに傾倒してしまっていたり、精神崩壊を起こし、廃人になる可能性もあるからなのだそうです。
たとえ魔力が高くて魅了や隷属魔法に耐性があり、防御する魔道具をしていても、もし両陛下や殿下方がかかってしまえば、場合によっては国を滅ぼしかねない魔法です。だからこそ、魅了と隷属魔法は禁忌の魔法と言われているのです。
しかも同時に使っていたのです。危険視されるのも当然で、場合によっては極刑もあり得るのです。
今後のジョンパルト家にいる人たちの様子と上層部による話し合い次第ですが、その内容によってはジョンパルト家とミランダの処遇が決まるかもしれない、とのことです。特にミランダは魔法のことと普段の言動もあり、かなり厳しい処遇が言い渡される可能性が高いそうです。
驚いたことに、王宮で開催されたお茶会で、王女様やジョンパルト家よりも上にいる爵位の方に対し、無礼で高圧的な態度を取ったそうで……。
最早ジョンパルト家は、ミランダのせいで風前の灯火状態なのだそうです。
そこまで聞いた伯父様は、眉間に皺を寄せたまま嘆息なさいました。
「そうか……。まあ、いずれにしても、私が散々言ったにもかかわらず、それらを蔑ろにしてきた罰だ。オフィリアもこんな家にいたくはないだろう」
「ええ。今回はエドムンド殿下の御心で、制服一式を取りに行こうとおっしゃってくださって。それでこちらに連れて来てくださいましたの」
「そうか。休暇の時は我が家に来るのだろう?」
「はい。そうさせていただきとうございます」
「わかった。やはり、用意してきて正解だったな」
ふふふと笑った伯父様は、うしろに控えていた執事を振り返り、小声で指示をしております。それに頷いた執事はどこかから書類を出すと、伯父様に手渡しました。
彼も空間魔法を使えるのですね。さすが、カレスティア家の執事です。
書類を受け取った伯父様は、それをそのまま父に渡します。
「コンサロ、これをしかと読み、納得したのであれば署名を」
「兄上……これは?」
「読めばわかる」
伯父様はそう言ったきり、父に書類を読むように促します。そして全てを読んだ父は署名をしました。
「ヒセラ夫人、貴女も読んで納得したのならば、同じく署名を。そしてアルマスとミランダも」
「わかりましたわ」
「はい」
「……」
「ミランダは読める状態ではないか。あとでコンサロがミランダに言い聞かせなさい」
「……わかりました。ミランダ、これに署名を」
伯父様は父だけではなく、母と兄、ミランダにも同じことを要求しました。そして依然として呆然としているミランダに、伯父様は読ませるのは無理だと考えたのでしょう。
先にミランダに署名させたあと、母と兄に読ませ、署名させました。
それだけではなく、他にも三枚ほどありましたが、それらは父の署名だけで済んだようです。
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