50 / 92
北の国・スティーリア篇
あしどめでしゅ
しおりを挟む
起きたとたんに、雪の中でゴロゴロした件について、「戦えないんだから危ないでしょ!」と、大人たち全員に叱られました!
当然のことながら、バトラーさんが近くにいたから魔物たちが寄ってこなかっただけで、もし私だけだったら確実にフォレストウルフに襲われていたとのこと。
まあ、前もって許可を得ていたから誰かがいたのであって、黙って外に出るなと言われました。
ですよねー!
もちろん、一人で勝手な行動をしないと誓わされました。まあ、するつもりはないが。
だってこあいもん、大人たちが。特にセレスさんが。
まだ生きていたいです。
そんなわけで、短時間の説教は終わり、これからの予定を聞いたのだが。
「ここにとまる、でしゅか?」
「ええ。当分雪が止みそうにないことと、門が閉まっていることが原因ね」
「しょれは……」
門が閉まっているなら中に入れないもんね。
テトさんによると、私が寝ている間に、町に偵察に行ったんだって。その時はまだ門が開いていたんだけど、門番と話をしている途中で、冒険者が駆け込んできたらしい。
どうしたのかと門番が聞く前に、雪の中を移動している隊商が到着。その人たちの話を総合すると、盗賊と魔物に次々と襲われたそうだ。
盗賊は退治したものの、血の臭いに釣られたのか、フォレストウルフの群れとブラウンベアに襲われてしまった。どっちもお腹を空かせていたらしく餌認定されてしまったという。
そのままだと商品も人も危ないからと、護衛をしていた冒険者たちが斬り捨てた盗賊たちを放って逃げ、盗賊たちを餌にすることで町まで逃げることができたらしい。
……やっぱり、命が軽いというか、命を大事にしない世界なのかなと考えたり。
「この時期にブラウンベア? おかしくないか?」
「そうだよね。セバスは何か知っているかい?」
「この国は、今年は春からの気候が安定していませんでしたからね。もしかしたらそのせいで、作物が育たなかったのかもしれません」
「気候が変動すると、山も森も作物が育たないもの。しかも、人間たちは自分たちが作ったものが不作となると、山や森から奪ってきている可能性もあるわね」
「ああ、そういうことか」
なんとも胸が痛むというか、物騒というか。
日本にいた時もそうだったけど、気温や気候の変化で作物が育たないとか、育っても実入りがよくないなんて話はニュースでも聞いた。そこに台風や豪雨、地震などの被害があったりすると、きちんと育っていたとしても、被害は出る。
それと同じで、この国も何かしらの被害を被って不作となり、その分は山や森から採取してきたんだろう……森に棲む動物や魔物たちのことを考慮せず、無遠慮に持ってきたんじゃなかろうか。
今まで移動してきた中で大人たちが話してくれた常識を聞く限り、地球のように大量生産ができるわけでもなければ、簡単にあちこち移動できる手段も限られている。地球では季節を問わず旬ではない野菜や果物、魚が食べられたけど、この世界はそうではないのだ。
冷凍保存や長期保存できるような冷蔵庫などはないけれど、時間が経過しないマジックバッグがあるのはとても便利。だけど、ビニールハウスや温室のように温度管理をして作るという発想がないため、その季節が終わったら次の季節まで旬のものが食べられない、ということなのだ。
もちろん、保存食として乾燥させた野菜や果物もあるし、塩漬け肉もある。それでも、作る量や技術的な問題で、長期保存ができるようなものは極わずかだそうだ。
だから、保存食を作るのは食料がほとんどなくなる冬のために作るから、収穫の多い秋に作るのが鉄板なんだけれど、不作となると保存食どころか税を払うのすら難しくなるらしい。
備蓄があればいいが、そういうのは国や領主がやることであって、町や村、個人ではやらない。やってもこの国のように冬場は家に籠るようなところばかりだそうだ。
そういった事情もあり、国や領主が備蓄を放出しないと食料がなくなり、山や森に出かける。しかも森や山も被害を受けているから、どうあがいても食料が足りない。
そうすると隊商を組んだり個人で移動している商人たちを襲って食料を奪う、盗賊に成り果てるしかなくなるし、人間たちが採り尽くしたせいで動物や魔物たちも食料を探し求め、平地や畑に出てくる。
ウルフ種はともかく、ベア種は冬眠するために、秋は食料を食べて体内に栄養を蓄えないといけないのにないから冬でも彷徨い、動物や魔物の他に人間たちを襲って食べる。そして一度でも味を覚えてしまうとより一層狂暴になり、人間だけを襲うようになってしまう。
それが、隊商を襲ったベアだろうと、大人たちが溜息交じりに教えてくれた。
こわっ!
そんな事情もあり、ベアが討伐されるかどこかに移動するまで、門を閉めることにしたらしい。当然のことながら、盗賊の残党が襲って来ないとも限らないので、その警戒のためでもあるそうだ。
「とうばちゅたいはでないんでしゅか?」
「出すと言っていたよ。町の中で調味料を買って町から出る時、兵士と冒険者が門に集まっているのを見たから、もう出ている可能性もあるね」
「兵士も冒険者も、盗賊や魔物に慣れているからな。ベアのレベルと討伐隊の人数にもよるが、恐らく人間たちが負けることはないだろう」
「しょうでしゅか」
魔物だけじゃなく、人間たちも弱肉強食。どちらも負ければそこで終わりの世界だもんね。そりゃあ驚異に対して真剣にもなるし、対処もするだろう。
長々と話をしたが、そんなわけで門が開くまではこの場所で待機。薪は隣の森もどきから倒木を拾ってくるんだとさ。
溜め込んでいるとはいえ、一冬ともなると確実に足りないのかもしれないし、町で買うわけにもいかないんだろう。
まあ、盗賊が押し寄せるような場所に行きたくないっていうのもあるんだろうね~。
犯罪者ホイホイな美幼女はいるし。
同じく犯罪者ホイホイになりそうなイケメンと美女はいるし。
しかも、数ヶ月は雪に閉じ込められるんだぜ? 逃げたくとも逃げられんがな。
それだったら、神獣である大人たちからすれば超~楽な移動距離で、人間たちにとってはちとキツイ場所にあるここが適切だと考えたとしか思えない。だって、彼らは雪の上を歩けるけれど、町にいる人間は雪をかき分けながら歩くしかないんだから。
「いちゅまれここにいるでしゅか?」
「そうですね……、とりあえず今日と明日はここにいることになります。あとは門の開閉と、町の様子次第ですが……。テト、町の様子はどうでした?」
「ボクの感覚だと、町の中に定住はやめたほうがいいね。盗賊と魔物の件もあるけど、食料自体が少ないのが気になった」
「やはり、不作の影響は出ていますか」
「ああ。町の人の話や噂話を聞く限り、国と領主が動いたみたいだけど、一部じゃなくて全国的な規模での不作だから、どうにもならないみたい。それによって商人たちが不当に値段を上げたみたいでね」
「「「「「ああ……」」」」」
大人たちに交じって、私も溜息をついたよ。
いるよね、食材を買いあさって溜め込み、儲けようとわざと値段を上げる商人が。商人なら独自ルートがあれば他国から商品を買うことができるけれど、その地にいる住民たちはそうじゃない。
商人から買うしかないから、本当に必要なものは高くても商人から買うしかないわけで……。領主や国にバレたら、のちのち困ることになるのは商人だと思うんだけどなあ。
「交代で様子を見て、ダメそうならここで一冬を超すか、東か西に行くかしたほうがいいね」
「そうですね。そこはわたくしたち全員で見極めてから、結論を出しましょう」
「危ないから、ステラは連れて行かないぞ」
「しょこはわかってるでしゅ。みなしゃんとはにゃれたくないでしゅ」
一人っきりで生きていけるとも思えないしね!
そんなことを言えば、五人の大人たちは微笑みながら、私の頭を撫でてくれた。くふ。
外はまだ大粒の雪が降っているが、第二弾の偵察として、これからバトラーさんとセレスさんが様子を見に行ってくるんだそうだ。その内容と、明日も午前中から大人たちが次々に変装したりしながら、町に様子を見に行くんだって。
この世界のスパイスや、この時期に採れる食材を教えてほしいというと、お土産に買ってきてくれるというので頷いた。
当然のことながら、バトラーさんが近くにいたから魔物たちが寄ってこなかっただけで、もし私だけだったら確実にフォレストウルフに襲われていたとのこと。
まあ、前もって許可を得ていたから誰かがいたのであって、黙って外に出るなと言われました。
ですよねー!
もちろん、一人で勝手な行動をしないと誓わされました。まあ、するつもりはないが。
だってこあいもん、大人たちが。特にセレスさんが。
まだ生きていたいです。
そんなわけで、短時間の説教は終わり、これからの予定を聞いたのだが。
「ここにとまる、でしゅか?」
「ええ。当分雪が止みそうにないことと、門が閉まっていることが原因ね」
「しょれは……」
門が閉まっているなら中に入れないもんね。
テトさんによると、私が寝ている間に、町に偵察に行ったんだって。その時はまだ門が開いていたんだけど、門番と話をしている途中で、冒険者が駆け込んできたらしい。
どうしたのかと門番が聞く前に、雪の中を移動している隊商が到着。その人たちの話を総合すると、盗賊と魔物に次々と襲われたそうだ。
盗賊は退治したものの、血の臭いに釣られたのか、フォレストウルフの群れとブラウンベアに襲われてしまった。どっちもお腹を空かせていたらしく餌認定されてしまったという。
そのままだと商品も人も危ないからと、護衛をしていた冒険者たちが斬り捨てた盗賊たちを放って逃げ、盗賊たちを餌にすることで町まで逃げることができたらしい。
……やっぱり、命が軽いというか、命を大事にしない世界なのかなと考えたり。
「この時期にブラウンベア? おかしくないか?」
「そうだよね。セバスは何か知っているかい?」
「この国は、今年は春からの気候が安定していませんでしたからね。もしかしたらそのせいで、作物が育たなかったのかもしれません」
「気候が変動すると、山も森も作物が育たないもの。しかも、人間たちは自分たちが作ったものが不作となると、山や森から奪ってきている可能性もあるわね」
「ああ、そういうことか」
なんとも胸が痛むというか、物騒というか。
日本にいた時もそうだったけど、気温や気候の変化で作物が育たないとか、育っても実入りがよくないなんて話はニュースでも聞いた。そこに台風や豪雨、地震などの被害があったりすると、きちんと育っていたとしても、被害は出る。
それと同じで、この国も何かしらの被害を被って不作となり、その分は山や森から採取してきたんだろう……森に棲む動物や魔物たちのことを考慮せず、無遠慮に持ってきたんじゃなかろうか。
今まで移動してきた中で大人たちが話してくれた常識を聞く限り、地球のように大量生産ができるわけでもなければ、簡単にあちこち移動できる手段も限られている。地球では季節を問わず旬ではない野菜や果物、魚が食べられたけど、この世界はそうではないのだ。
冷凍保存や長期保存できるような冷蔵庫などはないけれど、時間が経過しないマジックバッグがあるのはとても便利。だけど、ビニールハウスや温室のように温度管理をして作るという発想がないため、その季節が終わったら次の季節まで旬のものが食べられない、ということなのだ。
もちろん、保存食として乾燥させた野菜や果物もあるし、塩漬け肉もある。それでも、作る量や技術的な問題で、長期保存ができるようなものは極わずかだそうだ。
だから、保存食を作るのは食料がほとんどなくなる冬のために作るから、収穫の多い秋に作るのが鉄板なんだけれど、不作となると保存食どころか税を払うのすら難しくなるらしい。
備蓄があればいいが、そういうのは国や領主がやることであって、町や村、個人ではやらない。やってもこの国のように冬場は家に籠るようなところばかりだそうだ。
そういった事情もあり、国や領主が備蓄を放出しないと食料がなくなり、山や森に出かける。しかも森や山も被害を受けているから、どうあがいても食料が足りない。
そうすると隊商を組んだり個人で移動している商人たちを襲って食料を奪う、盗賊に成り果てるしかなくなるし、人間たちが採り尽くしたせいで動物や魔物たちも食料を探し求め、平地や畑に出てくる。
ウルフ種はともかく、ベア種は冬眠するために、秋は食料を食べて体内に栄養を蓄えないといけないのにないから冬でも彷徨い、動物や魔物の他に人間たちを襲って食べる。そして一度でも味を覚えてしまうとより一層狂暴になり、人間だけを襲うようになってしまう。
それが、隊商を襲ったベアだろうと、大人たちが溜息交じりに教えてくれた。
こわっ!
そんな事情もあり、ベアが討伐されるかどこかに移動するまで、門を閉めることにしたらしい。当然のことながら、盗賊の残党が襲って来ないとも限らないので、その警戒のためでもあるそうだ。
「とうばちゅたいはでないんでしゅか?」
「出すと言っていたよ。町の中で調味料を買って町から出る時、兵士と冒険者が門に集まっているのを見たから、もう出ている可能性もあるね」
「兵士も冒険者も、盗賊や魔物に慣れているからな。ベアのレベルと討伐隊の人数にもよるが、恐らく人間たちが負けることはないだろう」
「しょうでしゅか」
魔物だけじゃなく、人間たちも弱肉強食。どちらも負ければそこで終わりの世界だもんね。そりゃあ驚異に対して真剣にもなるし、対処もするだろう。
長々と話をしたが、そんなわけで門が開くまではこの場所で待機。薪は隣の森もどきから倒木を拾ってくるんだとさ。
溜め込んでいるとはいえ、一冬ともなると確実に足りないのかもしれないし、町で買うわけにもいかないんだろう。
まあ、盗賊が押し寄せるような場所に行きたくないっていうのもあるんだろうね~。
犯罪者ホイホイな美幼女はいるし。
同じく犯罪者ホイホイになりそうなイケメンと美女はいるし。
しかも、数ヶ月は雪に閉じ込められるんだぜ? 逃げたくとも逃げられんがな。
それだったら、神獣である大人たちからすれば超~楽な移動距離で、人間たちにとってはちとキツイ場所にあるここが適切だと考えたとしか思えない。だって、彼らは雪の上を歩けるけれど、町にいる人間は雪をかき分けながら歩くしかないんだから。
「いちゅまれここにいるでしゅか?」
「そうですね……、とりあえず今日と明日はここにいることになります。あとは門の開閉と、町の様子次第ですが……。テト、町の様子はどうでした?」
「ボクの感覚だと、町の中に定住はやめたほうがいいね。盗賊と魔物の件もあるけど、食料自体が少ないのが気になった」
「やはり、不作の影響は出ていますか」
「ああ。町の人の話や噂話を聞く限り、国と領主が動いたみたいだけど、一部じゃなくて全国的な規模での不作だから、どうにもならないみたい。それによって商人たちが不当に値段を上げたみたいでね」
「「「「「ああ……」」」」」
大人たちに交じって、私も溜息をついたよ。
いるよね、食材を買いあさって溜め込み、儲けようとわざと値段を上げる商人が。商人なら独自ルートがあれば他国から商品を買うことができるけれど、その地にいる住民たちはそうじゃない。
商人から買うしかないから、本当に必要なものは高くても商人から買うしかないわけで……。領主や国にバレたら、のちのち困ることになるのは商人だと思うんだけどなあ。
「交代で様子を見て、ダメそうならここで一冬を超すか、東か西に行くかしたほうがいいね」
「そうですね。そこはわたくしたち全員で見極めてから、結論を出しましょう」
「危ないから、ステラは連れて行かないぞ」
「しょこはわかってるでしゅ。みなしゃんとはにゃれたくないでしゅ」
一人っきりで生きていけるとも思えないしね!
そんなことを言えば、五人の大人たちは微笑みながら、私の頭を撫でてくれた。くふ。
外はまだ大粒の雪が降っているが、第二弾の偵察として、これからバトラーさんとセレスさんが様子を見に行ってくるんだそうだ。その内容と、明日も午前中から大人たちが次々に変装したりしながら、町に様子を見に行くんだって。
この世界のスパイスや、この時期に採れる食材を教えてほしいというと、お土産に買ってきてくれるというので頷いた。
868
あなたにおすすめの小説
神様のミスで死んだので、神獣もふもふと異世界インターネットで快適スローライフ始めます ~最強生活チートと1000万ポイントでポチりまくり!~
幸せのオムライス
ファンタジー
★HOTランキング1位感謝!(2026.1.23) カクヨムコン部門別 週間ランキング4位! なろう四半期ランクイン中!(異世界転生/ファンタジー/連載中) ★
山根ことり、28歳OL。私の平凡な毎日は、上から降ってきた神様の植木鉢が頭に直撃したことで、あっけなく幕を閉じた。
神様の100%過失による事故死ということで、お詫びにもらったのは3つのチート能力。
①通販サイトや検索が使える【異世界インターネット接続】
②もふもふ動物と話せる【もふもふテイマー&翻訳】
③戦闘はできないけど生活は最強な【生活魔法 Lv.99】
私の願いはただ一つ。働かずに、可愛いペットともふもふしながら快適なスローライフを送ること!
のはずが、転生先は森のど真ん中。おまけに保護された先の孤児院は、ご飯はまずいしお風呂もない劣悪環境!?
「私の安眠のため、改革します!」
チート能力を駆使して、ボロ屋敷がピカピカに大変身!
現代知識と通販調味料で絶品ごはんを振る舞えば、心を閉ざした子供たちも次々と懐いてきて……?
気づけばギルドに登録し、薬草採取で荒稼ぎ。謎の天才少女として街の注目株に!?
あれ、私のスローライフはどこへ?
これは、うっかりチートで快適な生活基盤を整えすぎた元OLが、最強神獣もふもふや仲間たちとのんびり暮らすために、ついでに周りも幸せにしちゃう、そんな物語。
【今後のストーリー構想(全11章完結予定)】
第1章 森の生活と孤児院改革(完結済)
第2章 ヤマネコ商会、爆誕!(連載中)
第3章 ようこそ、ヤマネコ冒険部へ!
第4章 王都は誘惑の香り
第5章 救国のセラピー
第6章 戦場のロジスティクス・イノベーション
第7章 領主様はスローライフをご所望です
第8章 プロジェクト・コトリランド
第9章 ヤマネコ式教育改革
第10章 魔王対策は役員会にて
第11章 魔王城、買収しました(完結予定)
転生幼女のチートな悠々自適生活〜伝統魔法を使い続けていたら気づけば賢者になっていた〜
犬社護
ファンタジー
ユミル(4歳)は気がついたら、崖下にある森の中に呆然と佇んでいた。
馬車が崖下に落下した影響で、前世の記憶を思い出したのだ。前世、日本伝統が子供の頃から大好きで、小中高大共に伝統に関わるクラブや学部に入り、卒業後はお世話になった大学教授の秘書となり、伝統のために毎日走り回っていたが、旅先の講演の合間、教授と2人で歩道を歩いていると、暴走車が突っ込んできたので、彼女は教授を助けるも、そのまま跳ね飛ばされてしまい、死を迎えてしまう。
享年は25歳。
周囲には散乱した荷物だけでなく、さっきまで会話していた家族が横たわっている。
25歳の精神だからこそ、これが何を意味しているのかに気づき、ショックを受ける。
大雨の中を泣き叫んでいる時、1体の小さな精霊カーバンクルが現れる。前世もふもふ好きだったユミルは、もふもふ精霊と会話することで悲しみも和らぎ、互いに打ち解けることに成功する。
精霊カーバンクルと仲良くなったことで、彼女は日本古来の伝統に関わる魔法を習得するのだが、チート魔法のせいで色々やらかしていく。まわりの精霊や街に住む平民や貴族達もそれに振り回されるものの、愛くるしく天真爛漫な彼女を見ることで、皆がほっこり心を癒されていく。
人々や精霊に愛されていくユミルは、伝統魔法で仲間たちと悠々自適な生活を目指します。
処刑前夜に逃亡した悪役令嬢、五年後に氷の公爵様に捕まる〜冷徹旦那様が溺愛パパに豹変しましたが私の抱いている赤ちゃん実は人生2周目です〜
放浪人
恋愛
「処刑されるなんて真っ平ごめんです!」 無実の罪で投獄された悪役令嬢レティシア(中身は元社畜のアラサー日本人)は、処刑前夜、お腹の子供と共に脱獄し、辺境の田舎村へ逃亡した。 それから五年。薬師として穏やかに暮らしていた彼女のもとに、かつて自分を冷遇し、処刑を命じた夫――「氷の公爵」アレクセイが現れる。 殺される!と震えるレティシアだったが、再会した彼は地面に頭を擦り付け、まさかの溺愛キャラに豹変していて!?
「愛しているレティシア! 二度と離さない!」 「(顔が怖いです公爵様……!)」
不器用すぎて顔が怖い旦那様の暴走する溺愛。 そして、二人の息子であるシオン(1歳)は、実は前世で魔王を倒した「英雄」の生まれ変わりだった! 「パパとママは僕が守る(物理)」 最強の赤ちゃんが裏で暗躍し、聖女(自称)の陰謀も、帝国の侵略も、古代兵器も、ガラガラ一振りで粉砕していく。
ネグレクトされていた四歳の末娘は、前世の経理知識で実家の横領を見抜き追放されました。これからはもふもふ聖獣と美食巡りの旅に出ます。
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
アークライト子爵家の四歳の末娘リリアは、家族から存在しないものとして扱われていた。食事は厨房の残飯、衣服は兄姉のお下がりを更に継ぎ接ぎしたもの。冷たい床で眠る日々の中、彼女は高熱を出したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。
前世の彼女は、ブラック企業で過労死した経理担当のOLだった。
ある日、父の書斎に忍び込んだリリアは、ずさんな管理の家計簿を発見する。前世の知識でそれを読み解くと、父による悪質な横領と、家の財産がすでに破綻寸前であることが判明した。
「この家は、もうすぐ潰れます」
家族会議の場で、リリアはたった四歳とは思えぬ明瞭な口調で破産の事実を突きつける。激昂した父に「疫病神め!」と罵られ家を追い出されたリリアだったが、それは彼女の望むところだった。
手切れ金代わりの銅貨数枚を握りしめ、自由を手に入れたリリア。これからは誰にも縛られず、前世で夢見た美味しいものをたくさん食べる生活を目指す。
悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?
* ゆるゆ
BL
王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。
悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう!
せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー?
ユィリと皆の動画をつくりました!
インスタ @yuruyu0 絵も動画もあがります。ほぼ毎日更新
Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。動画を作ったときに更新
プロフのWebサイトから、両方に飛べるので、もしよかったら!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
ご感想欄 、うれしくてすぐ承認を押してしまい(笑)ネタバレ 配慮できないので、ご覧になる時は、お気をつけください!
幼子は最強のテイマーだと気付いていません!
akechi
ファンタジー
彼女はユリア、三歳。
森の奥深くに佇む一軒の家で三人家族が住んでいました。ユリアの楽しみは森の動物達と遊ぶこと。
だが其がそもそも規格外だった。
この森は冒険者も決して入らない古(いにしえ)の森と呼ばれている。そしてユリアが可愛い動物と呼ぶのはSS級のとんでもない魔物達だった。
「みんなーあしょぼー!」
これは幼女が繰り広げるドタバタで規格外な日常生活である。
異世界で目覚めたら、もふもふ騎士団に保護されてました ~ちびっ子だけど、獣人たちの平穏のためお世話係がんばります!!~
ありぽん
ファンタジー
神のミスで命を落とした芽依は、お詫びとして大好きな異世界へ転生させてもらえることに。だが転生の際、またしても神のミスで、森の奥地に幼女の姿で送られてしまい。転生の反動で眠っていた瞳は、気づかないうちに魔獣たちに囲まれてしまう。
しかしそんな危機的状況の中、森を巡回していた、獣人だけで構成された獣騎士団が駆け付けてくれ、芽依はどうにかこの窮地を切り抜けることができたのだった。
やがて目を覚ました芽依は、初めは混乱したものの、すぐに現状を受け入れ。またその後、同じ種族の人間側で保護する案も出たが、ある事情により、芽依はそのまま獣騎士団の宿舎で暮らすことに。
そこで芽依は、助けてくれた獣騎士たちに恩を返すため、そして日々厳しい任務に向かう獣人たちが少しでも平穏に過ごせるようにと、お世話係を買って出る。
そんな芽依に、当初は不安だった獣人たちだったが、元気で明るい瞳の存在は、次第に獣人たちの力となっていくのだった。
これはちびっ子転生者の芽依が、獣人や魔獣たちのために奮闘し、癒しとなっていく。そんな、ほっこりまったり? な物語。
転生能無し少女のゆるっとチートな異世界交流
犬社護
ファンタジー
10歳の祝福の儀で、イリア・ランスロット伯爵令嬢は、神様からギフトを貰えなかった。その日以降、家族から【能無し・役立たず】と罵られる日々が続くも、彼女はめげることなく、3年間懸命に努力し続ける。
しかし、13歳の誕生日を迎えても、取得魔法は1個、スキルに至ってはゼロという始末。
遂に我慢の限界を超えた家族から、王都追放処分を受けてしまう。
彼女は悲しみに暮れるも一念発起し、家族から最後の餞別として貰ったお金を使い、隣国行きの列車に乗るも、今度は山間部での落雷による脱線事故が起きてしまい、その衝撃で車外へ放り出され、列車もろとも崖下へと転落していく。
転落中、彼女は前世日本人-七瀬彩奈で、12歳で水難事故に巻き込まれ死んでしまったことを思い出し、現世13歳までの記憶が走馬灯として駆け巡りながら、絶望の淵に達したところで気絶してしまう。
そんな窮地のところをランクS冒険者ベイツに助けられると、神様からギフト《異世界交流》とスキル《アニマルセラピー》を貰っていることに気づかされ、そこから神鳥ルウリと知り合い、日本の家族とも交流できたことで、人生の転機を迎えることとなる。
人は、娯楽で癒されます。
動物や従魔たちには、何もありません。
私が異世界にいる家族と交流して、動物や従魔たちに癒しを与えましょう!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。