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結婚編
教会にきました
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途中でジークハルト視点になります。
*******
今日はジークハルト様や父、魔物たちと一緒に教会に来ている。謂わば視察であり、結婚準備のひとつでもある。
私たちはこの教会で式を挙げるのだと、教会の入口でジークハルト様が説明してくれた。
「王族や貴族は、ここで式を挙げるのですか?」
「いや、ここで挙げるのは王族だけで、貴族は式をしない。書類を出して終わりだ」
「そうなんですね」
「ただ、中には式を挙げたい貴族もいるからな……そこは臨機応変に、許可を与えたりしているぞ?」
特に、他国から嫁いで来られた方や公爵家など、場合によっては式を挙げるという。もっとも、王都で式を挙げるのは王族や他国から来られた方だけで、他は自分の領地で挙げるのだとか。
自分の領地で式を挙げる分には自由らしい。自領で挙げるのは、領民にお披露目をすることと、自分たちの領は豊かであるという、謂わば貴族の矜持みたいなものらしい。
なので、重税が課せられていたり、貧しい領は式を挙げたりしないのだとか。挙げても問題ないそうだけれど、領民が反発してしまう可能性もあるため、自重するのが普通らしい。
それはともかく。
私の結婚式は、モーントシュタイン領でも挙げるそうだ。相手が王族というのもあるからまずは王都で先に式を挙げ、ある程度日にちを置いてから、お披露目の意味で領でも式を挙げるらしい。……面倒だ。
「一旦中へ入るとしよう、ミカ、アイゼン」
「「はい」」
ジークハルト様に促され、エスコートされて教会ほうへと歩く。先を歩いているのはギルさんとシェーデルさん、シェーデルさんの頭の上にはアレイさんがいる。
ナミルさんは本来の姿になって、私と父の間にいる。
私たちを囲むように、近衛騎士が警護をしてくれていた。
そして教会の建物の中に入った時、澱んだ空気みたいなものが感じられた。その空気がとても気持ち悪い。
「……何か、とても嫌な空気を感じるのですが」
「そうか? 俺は何も感じないが」
『アタシも嫌な空気を感じるわね』
《儂もじゃな。だから言ったであろう? 今の教会は腐っていると》
「そういえば、蜘蛛殿はそう言っていたな」
アレイさんの言葉に、ジークハルト様が眉間に皺を寄せながらも頷いている。
なんというか、教会は清浄なイメージがあったのだけれど、この教会はとても嫌な感じがしていた。まるで、悪しき者がそこにいるような、気分が悪くなるような感じが。
《ミカ、少し浄化をしてくれんか?》
「構いませんけれど……どうすればいいのでしょうか」
『まずは、【白】であの結界を出せばいいわ。それから、喜びの歌や神を祝福するような歌を歌えばいいのよ』
<そうすると、結界が勝手に広がっていくよー>
《魔力を乗せれば、なおいいんじゃ》
まさか、歌を歌えを言われるとは思っていなかった。私が知ってる、喜びの歌や神を称える歌って、第九やクリスマスソングしか知らないのだけれど……。
教会で歌うとなると曲が限られてくるし、私はそこまで詳しくない。それならば第九のほうがいいだろうとまずは【ライトウォール】を展開し、護衛騎士を含めた全員を包む。
それから魔力を乗せ、第九の歓喜の歌を歌い始める。
「これは……」
「歓喜の歌と呼ばれる、とある曲の中のものなのです。そうですな……簡単に言えば、喜びや幸せを歌った歌、といった感じですかな? どれ、私も歌いましょう」
私の歌に合わせ、父が合唱をしてくる。父も魔力を乗せて歌っているのか、私の歌声に共鳴し、魔力が教会の中へと広がって行った。
***
「なんとも幻想的な光景だな……」
ミカとアイゼンが、『歓喜の歌』というものを歌っている。何を言っているのかわからないが、二人の魔力と、その魔力が当たった結界が、ゆっくりと広がって行く。
その結界はミカの優しい色合いと同じ、柔らかな白い光。
それが徐々に広がり、周囲をキラキラと輝かせていた。
周囲にいた神官や巫女たちは、突如歌い始めたミカとアイゼンに唖然としていたものの、その綺麗で優しげな歌声と力強い歌声、光り輝く白いものに目を奪われ、次第に手を組んで神に祈り始める。
だが、その中にあって喉を掻き毟り、悶え苦しんでいる者が数人いるのも事実。
『爺、あれがそうかしら?』
《うむ。儂が糸で簀巻きにするから、お主は聖なる大鎌で一撫でしてくれんかのう?》
『いいわよ』
<おじいちゃん、ボクはー?>
《簀巻きにした奴らを引っ張ってきてくれるか?》
<わかったー>
《お主たちは、ミカの護衛を頼む》
「わかった」
魔森林蜘蛛がそれぞれに指示を出し、悶え苦しんでいる人々をその糸で拘束し、サーベルタイガーが一ヶ所に集めていく。スパルトイが大鎌で集めた者たちの体を斬ると血を流すことなく倒れ、苦悶を浮かべていた表情が和らいだ。
そのことに唖然としつつ、ミカの護衛となった彼らの行動を見ている。抵抗する者たちをあっという間に簀巻きにし、いとも簡単に昏倒させていく彼ら。
その、圧倒的な力と強さに、敵にならなくてよかったと、背筋が凍る思いだった。
ミカとアイゼンの歌は終わっていたが、周囲はキラキラと聖なるもので満ちている。教会に入ってきた時とは違う、その荘厳な雰囲気と空気に、どうしてミカや魔物たちが『嫌な空気を感じる』と言ったのか、わかった。
確かに違うのだ……来たばかりのころと、今のでは。神官たちが跪いて祈りを捧げるのもわかる気がする。
そして最後に、俺でも全身が黒く染まっているとわかる者が連れてこられた。それは、この教会と全ての教会の、頂点たる者。
「教皇……」
《ほう? 教皇自身が凝縮した闇の魔力に犯されておるのう。まるで大暴走前の魔獣と同じじゃ。これでは、神殿が腐るのは当然じゃな》
『そうね。しかも、今までの【白】の使い手の魂まで取り込んでるじゃないの』
「なに!?」
<これなら、【白】の使い手が減るのも当然だよねー>
厳しい目をして教皇を睨む、魔物たち。今、【白】の使い手の魂を取り込んでると言ったか!?
『……そう。ふふ、神託が降りたわ。アンタは未来永劫、輪廻の環に入ることを許さないそうよ。もちろん、天上に来ることも拒むと』
「そ、そんな! た、たすけて、くれっ!」
《それは無理な相談じゃな。神の神託は絶対じゃ。お主のせいで魂の還元が減っているうえ、【白】の使い手の魂を取り込んでおるんじゃ。それは禁忌の邪法ぞ》
<すでに人間じゃなくなってるし、未来永劫、オネエの大鎌の餌になるといいよー>
「いやだ……いやだいやだいやだ!! ぎぃゃーーーー!!」
嫌だと叫ぶも、魔物たちは容赦しない。大鎌で斬りつけるとキラキラとしたものが教皇の体から立ち上り、壁をすり抜けて空へと登っていく。
そして若々しかった教皇は一気に歳をとり、しわがれた老人となった。
それでも魔物たちは容赦することなく、教皇の四肢、頭、胴と斬り付けていく。斬りつけるたびにその部分の肉体が砂となり、大鎌へと吸い込まれていく……まるで
これ以上悪しきことをしないよう、逃がさないとばかりに。
全ての砂を回収した大鎌が一瞬赤く光り、もとの黒い大鎌へと戻る。
『終わったわよ』
《これで、ミカも狙われることはなくなるじゃろう》
<よかったよー。ミカお姉ちゃん、安心してね>
「……」
「ミカ!」
《『<ミカ(お姉ちゃん)!?>』》
歌も終わり、【ライトウォール】が消える。そしてアイゼンや魔物たちの鋭い声にミカを見ると、ふらりと倒れる。
「ミカ、大丈夫……え……?」
倒れたミカを抱きとめ、そのまま抱き上げた時だった。
銀色だったミカの髪が、根元から徐々に最初に見た黒髪に戻り、髪に溶けていた髪飾りの秘宝がカチンと音を立て、床に転がる。
「ミ、カ、……?」
髪の色が元に戻るのは、身につけた者が死した時だと祖母から聞いていた。
「まさか……」
そんなはずはない!
そう思うものの、俺の手はミカを抱き上げたまま、震えることしかできなかった。
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今日はジークハルト様や父、魔物たちと一緒に教会に来ている。謂わば視察であり、結婚準備のひとつでもある。
私たちはこの教会で式を挙げるのだと、教会の入口でジークハルト様が説明してくれた。
「王族や貴族は、ここで式を挙げるのですか?」
「いや、ここで挙げるのは王族だけで、貴族は式をしない。書類を出して終わりだ」
「そうなんですね」
「ただ、中には式を挙げたい貴族もいるからな……そこは臨機応変に、許可を与えたりしているぞ?」
特に、他国から嫁いで来られた方や公爵家など、場合によっては式を挙げるという。もっとも、王都で式を挙げるのは王族や他国から来られた方だけで、他は自分の領地で挙げるのだとか。
自分の領地で式を挙げる分には自由らしい。自領で挙げるのは、領民にお披露目をすることと、自分たちの領は豊かであるという、謂わば貴族の矜持みたいなものらしい。
なので、重税が課せられていたり、貧しい領は式を挙げたりしないのだとか。挙げても問題ないそうだけれど、領民が反発してしまう可能性もあるため、自重するのが普通らしい。
それはともかく。
私の結婚式は、モーントシュタイン領でも挙げるそうだ。相手が王族というのもあるからまずは王都で先に式を挙げ、ある程度日にちを置いてから、お披露目の意味で領でも式を挙げるらしい。……面倒だ。
「一旦中へ入るとしよう、ミカ、アイゼン」
「「はい」」
ジークハルト様に促され、エスコートされて教会ほうへと歩く。先を歩いているのはギルさんとシェーデルさん、シェーデルさんの頭の上にはアレイさんがいる。
ナミルさんは本来の姿になって、私と父の間にいる。
私たちを囲むように、近衛騎士が警護をしてくれていた。
そして教会の建物の中に入った時、澱んだ空気みたいなものが感じられた。その空気がとても気持ち悪い。
「……何か、とても嫌な空気を感じるのですが」
「そうか? 俺は何も感じないが」
『アタシも嫌な空気を感じるわね』
《儂もじゃな。だから言ったであろう? 今の教会は腐っていると》
「そういえば、蜘蛛殿はそう言っていたな」
アレイさんの言葉に、ジークハルト様が眉間に皺を寄せながらも頷いている。
なんというか、教会は清浄なイメージがあったのだけれど、この教会はとても嫌な感じがしていた。まるで、悪しき者がそこにいるような、気分が悪くなるような感じが。
《ミカ、少し浄化をしてくれんか?》
「構いませんけれど……どうすればいいのでしょうか」
『まずは、【白】であの結界を出せばいいわ。それから、喜びの歌や神を祝福するような歌を歌えばいいのよ』
<そうすると、結界が勝手に広がっていくよー>
《魔力を乗せれば、なおいいんじゃ》
まさか、歌を歌えを言われるとは思っていなかった。私が知ってる、喜びの歌や神を称える歌って、第九やクリスマスソングしか知らないのだけれど……。
教会で歌うとなると曲が限られてくるし、私はそこまで詳しくない。それならば第九のほうがいいだろうとまずは【ライトウォール】を展開し、護衛騎士を含めた全員を包む。
それから魔力を乗せ、第九の歓喜の歌を歌い始める。
「これは……」
「歓喜の歌と呼ばれる、とある曲の中のものなのです。そうですな……簡単に言えば、喜びや幸せを歌った歌、といった感じですかな? どれ、私も歌いましょう」
私の歌に合わせ、父が合唱をしてくる。父も魔力を乗せて歌っているのか、私の歌声に共鳴し、魔力が教会の中へと広がって行った。
***
「なんとも幻想的な光景だな……」
ミカとアイゼンが、『歓喜の歌』というものを歌っている。何を言っているのかわからないが、二人の魔力と、その魔力が当たった結界が、ゆっくりと広がって行く。
その結界はミカの優しい色合いと同じ、柔らかな白い光。
それが徐々に広がり、周囲をキラキラと輝かせていた。
周囲にいた神官や巫女たちは、突如歌い始めたミカとアイゼンに唖然としていたものの、その綺麗で優しげな歌声と力強い歌声、光り輝く白いものに目を奪われ、次第に手を組んで神に祈り始める。
だが、その中にあって喉を掻き毟り、悶え苦しんでいる者が数人いるのも事実。
『爺、あれがそうかしら?』
《うむ。儂が糸で簀巻きにするから、お主は聖なる大鎌で一撫でしてくれんかのう?》
『いいわよ』
<おじいちゃん、ボクはー?>
《簀巻きにした奴らを引っ張ってきてくれるか?》
<わかったー>
《お主たちは、ミカの護衛を頼む》
「わかった」
魔森林蜘蛛がそれぞれに指示を出し、悶え苦しんでいる人々をその糸で拘束し、サーベルタイガーが一ヶ所に集めていく。スパルトイが大鎌で集めた者たちの体を斬ると血を流すことなく倒れ、苦悶を浮かべていた表情が和らいだ。
そのことに唖然としつつ、ミカの護衛となった彼らの行動を見ている。抵抗する者たちをあっという間に簀巻きにし、いとも簡単に昏倒させていく彼ら。
その、圧倒的な力と強さに、敵にならなくてよかったと、背筋が凍る思いだった。
ミカとアイゼンの歌は終わっていたが、周囲はキラキラと聖なるもので満ちている。教会に入ってきた時とは違う、その荘厳な雰囲気と空気に、どうしてミカや魔物たちが『嫌な空気を感じる』と言ったのか、わかった。
確かに違うのだ……来たばかりのころと、今のでは。神官たちが跪いて祈りを捧げるのもわかる気がする。
そして最後に、俺でも全身が黒く染まっているとわかる者が連れてこられた。それは、この教会と全ての教会の、頂点たる者。
「教皇……」
《ほう? 教皇自身が凝縮した闇の魔力に犯されておるのう。まるで大暴走前の魔獣と同じじゃ。これでは、神殿が腐るのは当然じゃな》
『そうね。しかも、今までの【白】の使い手の魂まで取り込んでるじゃないの』
「なに!?」
<これなら、【白】の使い手が減るのも当然だよねー>
厳しい目をして教皇を睨む、魔物たち。今、【白】の使い手の魂を取り込んでると言ったか!?
『……そう。ふふ、神託が降りたわ。アンタは未来永劫、輪廻の環に入ることを許さないそうよ。もちろん、天上に来ることも拒むと』
「そ、そんな! た、たすけて、くれっ!」
《それは無理な相談じゃな。神の神託は絶対じゃ。お主のせいで魂の還元が減っているうえ、【白】の使い手の魂を取り込んでおるんじゃ。それは禁忌の邪法ぞ》
<すでに人間じゃなくなってるし、未来永劫、オネエの大鎌の餌になるといいよー>
「いやだ……いやだいやだいやだ!! ぎぃゃーーーー!!」
嫌だと叫ぶも、魔物たちは容赦しない。大鎌で斬りつけるとキラキラとしたものが教皇の体から立ち上り、壁をすり抜けて空へと登っていく。
そして若々しかった教皇は一気に歳をとり、しわがれた老人となった。
それでも魔物たちは容赦することなく、教皇の四肢、頭、胴と斬り付けていく。斬りつけるたびにその部分の肉体が砂となり、大鎌へと吸い込まれていく……まるで
これ以上悪しきことをしないよう、逃がさないとばかりに。
全ての砂を回収した大鎌が一瞬赤く光り、もとの黒い大鎌へと戻る。
『終わったわよ』
《これで、ミカも狙われることはなくなるじゃろう》
<よかったよー。ミカお姉ちゃん、安心してね>
「……」
「ミカ!」
《『<ミカ(お姉ちゃん)!?>』》
歌も終わり、【ライトウォール】が消える。そしてアイゼンや魔物たちの鋭い声にミカを見ると、ふらりと倒れる。
「ミカ、大丈夫……え……?」
倒れたミカを抱きとめ、そのまま抱き上げた時だった。
銀色だったミカの髪が、根元から徐々に最初に見た黒髪に戻り、髪に溶けていた髪飾りの秘宝がカチンと音を立て、床に転がる。
「ミ、カ、……?」
髪の色が元に戻るのは、身につけた者が死した時だと祖母から聞いていた。
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