7 / 62
異世界転移編
見知った顔は家族だったらしい
しおりを挟む
殿下たちが部屋から出ていくと真っ先に父が側に寄って来て、ベッドサイドに立った。そして兄はベッドの近くにあったサイドテーブルに持っていたものを置いていた。
「ああ……実花……ようやく会えた……っ」
「お父様……?」
椅子に座った父は私の手を取ると握り締め、それを額にあてる。その手は微かに震えていた。
「実花……」
「お兄様……?」
自らもう一つ椅子を持って来た兄は父の隣に並べるとそこに座り、私の熱を測るように額に掌を乗せたあと、顔を顰めながらも頭を優しく撫でた。その手は父と同じように微かに震えていた。どうしてそんなふうに震えているのかわからない。それでもよく知っている二人がいるからなのか、ゆっくりと気が抜けていくのがわかる。
――私は知り合いが全くいないこの世界に来て無意識に緊張し、気を張っていたのだと今更ながらそう思わずにはいられなかった。
「父上、先に薬を飲ませないと。実花、体を起こすから軽く食事をして、それから薬を飲もうか」
「……はい」
兄は私が体を起こそうとするのを手伝うと一度席を立ち、テーブルの上に置いていたものを持って来て、それを膝の上に乗せる。そこにあったのは、木製のトレーに乗せられていたネギ入り玉子粥と白みがかったオレンジ色のジュース、三角に折り畳まれた茶色っぽい紙とガラスのコップに入った水だった。まだよく知らないこの世界にご飯があることに驚いたけれど、二人が妙にあのメイドさんを気にしていることから何かあると思い、それはあとで聞けばいいことだからと今はお粥を食べることにする。
「ストップ、実花。食べるのはちょっと待って」
「え……?」
トレーに添えられていたスプーンを持ち上げてお粥を掬おうとしたら、兄からストップがかかった。何をするのかと見ていたら、トレーに乗っていたものに次々触れていくではないか。それを黙って見ていたら、そのうちの茶色い紙以外の三つから濃い紫色の煙のようなものが立ち登り、あっという間に消えた。
兄はいったい何をしたのだろう? 確かに後継者だけあってかなりハイスペックな人だけれど、こんなことができる人ではなかったはずなのに……。
「……ちっ、くそが」
「これは抗議せねばなるまい」
「そうですね」
「……っ」
「あの……お父様、お兄様? 今のは一体……」
二人がいきなり怒りをあらわにしたので戸惑う。直接ではないものの、怒りの矛先を向けられたらしい女性はなぜか顔を青ざめさせているし、シェーデルさんに至っては腰を落として身構えていた。父たちはどうしてそんなに怒っているのだろう?
「ああ、あとで説明するから、実花が気にすることはない。実花について来てくださった方たちもだ。それよりも今はこれを食べて、薬を飲みなさい」
「……はい」
食べにくいからと父に手を離してもらうと改めてお粥を混ぜてから掬い、息を吹きかけ冷ましながら食べる。口の中に広がったのはご飯の甘さと隠れていたらしいしらすの塩分、ネギの辛味と卵の優しい味、微かに感じる昆布だしと醤油の風味だ。その味は、子供ころに父が作ってくれたお粥の味と同じだった。この世界には和食の食材があるのだろうかと内心首を傾げてしまう。
「パパ粥の味がする……。これはお父様が作ったのですか?」
「……っ、また、随分と懐かしい言い方だな。ああ、私が作った。美味しいかい?」
「はい、美味しいです」
『パパ粥』とは、私が父をまだ『パパ』と呼んでいたころ、熱を出すと父が必ず作ってくれたお粥のことだ。それを持ち出すと父の顔が一瞬歪み、目尻に涙が浮かんだ。そして兄の目尻にも。……どうして? どうして二人はそんな顔をしているの?
そんな疑問を持ったもののそれを聞くこともせず、懐かしい味なのとお腹が空いていたようで、つい食べることに専念してしまった。食べている間に、父が三角形の紙を触りながらわざとらしくカサカサと音をたてたあとでそれを手の中に握りしめて隠し、兄は懐からなんだか見覚えのある袋を取り出して、その音に紛れ込ませるように中身を出し始める。
「これがこの世界の薬だよ、実花。食べたらこれを飲みなさい」
「……」
「ゴミは僕によこしてね」
「はい」
見覚えのある袋は、私が病院で処方された薬が入っている袋だった。どこから持って来たのだろう……部屋にある鞄の中に入っていたのに。
それを袋に書かれている処方に基づき、器用にも音をたてることなくパッケージから取り出してお盆に乗せる兄。それを見て思わず兄と父を見ると、二人は揃って唇に人差し指をあてていた。
つまり、先ほどの行動から、ずっとドア近くに控えている女性が信用できないから黙っていろということですか? そしてあの包み紙はこの世界の薬だけれど、その薬さえも信用できない、或いは日本のよりも効き目がないか効果が薄いということですか?
私たちの仲はそれほどよくなかったにせよ、二人が何か隠しているにせよ、この世界に於いては誰よりも――アレイさんやシェーデルさんたちよりもよく知っているし信用できる。そんな二人のやることだからとそう解釈した私は、素直に返事をした。そしてお粥も食べ終わって病院の薬を飲むと、兄にゴミを渡すふりをしたら二人とも笑顔で頷いた。どうやら解釈は間違っていなかったらしい。
ちなみに私が薬を飲んでいる間、兄はそれを隠すように少しだけ椅子の位置をずらし、女性からの視線を遮っていた。
そのあとでジュースを飲んだのだけれど……オレンジ色をしたジュースはその見た目に反してリンゴの味がした。……自分の中の常識が崩壊しそうだ。
後日、この世界の薬は相当苦いらしく、ジュースの類いは薬を飲んだあとの口なおしのために出されるのだと教わったのは余談である。
「……美味しい」
「よかった。それは、実花と一緒にいた蜘蛛殿がくれた果物をジュースにしたものだよ」
「アレイさんが? もしかして、木に生っていたあの果物ですか?」
《うむ。美味しかろう?》
「はい」
『少し固い果物だから、本来は洗ってからそのまま齧るか皮を剥いて食べるものなんだけれど……』
飲み物にする発想はなかったわ、とシェーデルさんが呟く。そんなシェーデルさんのオネエな言い方に、兄は遠い目をしている。……なるほど、スパルトイに対する憧れはあの言葉遣いで砕け散ったのか。
そして色は違うものの、形が似ていたから食べ方はリンゴと同じなのね、どおりでリンゴの味がするわけだと、妙に納得してしまった。
「ごちそうさまでした」
「ああ、おそまつさま」
「あの……お父様、お兄様。お二人にお聞きしたいことがあるのです」
「私たちもいろいろと聞きたいこともあれば話したいこともあるし、あの時の話の続きもしたいとは思っている。だが、今は風邪を治すことに専念しなさい。あの時とは違い、今はたっぷりと時間があるのだから」
「はい……」
出されたものを全て食べ終えて薬も飲むと、兄はそれをまたサイドテーブルへと片付け、父にまた布団に寝かされてしまった。できれば汗を拭いて着替えたいところだけれど自宅ではないし、殿下が王城だと言っていたので、私がどんな扱いをされているかわからない現状ではそんな我儘なんて言えるはずもない。
「薬を飲んだとはいえ、まだ熱が高い。お昼になったら起こすから、寝ていなさい」
「はい。そうさせていただきます」
額に手をあてた父が、その熱さ故か眉間に皺を寄せながら寝ていろと告げる。確かに気絶してそのまま寝ていたとはいえ、まだ寒気がするし体のあちこちが痛い。なので父の言葉に甘え、少しだけ二人と雑談しているうちにいつの間にか眠ってしまった。
「ああ……実花……ようやく会えた……っ」
「お父様……?」
椅子に座った父は私の手を取ると握り締め、それを額にあてる。その手は微かに震えていた。
「実花……」
「お兄様……?」
自らもう一つ椅子を持って来た兄は父の隣に並べるとそこに座り、私の熱を測るように額に掌を乗せたあと、顔を顰めながらも頭を優しく撫でた。その手は父と同じように微かに震えていた。どうしてそんなふうに震えているのかわからない。それでもよく知っている二人がいるからなのか、ゆっくりと気が抜けていくのがわかる。
――私は知り合いが全くいないこの世界に来て無意識に緊張し、気を張っていたのだと今更ながらそう思わずにはいられなかった。
「父上、先に薬を飲ませないと。実花、体を起こすから軽く食事をして、それから薬を飲もうか」
「……はい」
兄は私が体を起こそうとするのを手伝うと一度席を立ち、テーブルの上に置いていたものを持って来て、それを膝の上に乗せる。そこにあったのは、木製のトレーに乗せられていたネギ入り玉子粥と白みがかったオレンジ色のジュース、三角に折り畳まれた茶色っぽい紙とガラスのコップに入った水だった。まだよく知らないこの世界にご飯があることに驚いたけれど、二人が妙にあのメイドさんを気にしていることから何かあると思い、それはあとで聞けばいいことだからと今はお粥を食べることにする。
「ストップ、実花。食べるのはちょっと待って」
「え……?」
トレーに添えられていたスプーンを持ち上げてお粥を掬おうとしたら、兄からストップがかかった。何をするのかと見ていたら、トレーに乗っていたものに次々触れていくではないか。それを黙って見ていたら、そのうちの茶色い紙以外の三つから濃い紫色の煙のようなものが立ち登り、あっという間に消えた。
兄はいったい何をしたのだろう? 確かに後継者だけあってかなりハイスペックな人だけれど、こんなことができる人ではなかったはずなのに……。
「……ちっ、くそが」
「これは抗議せねばなるまい」
「そうですね」
「……っ」
「あの……お父様、お兄様? 今のは一体……」
二人がいきなり怒りをあらわにしたので戸惑う。直接ではないものの、怒りの矛先を向けられたらしい女性はなぜか顔を青ざめさせているし、シェーデルさんに至っては腰を落として身構えていた。父たちはどうしてそんなに怒っているのだろう?
「ああ、あとで説明するから、実花が気にすることはない。実花について来てくださった方たちもだ。それよりも今はこれを食べて、薬を飲みなさい」
「……はい」
食べにくいからと父に手を離してもらうと改めてお粥を混ぜてから掬い、息を吹きかけ冷ましながら食べる。口の中に広がったのはご飯の甘さと隠れていたらしいしらすの塩分、ネギの辛味と卵の優しい味、微かに感じる昆布だしと醤油の風味だ。その味は、子供ころに父が作ってくれたお粥の味と同じだった。この世界には和食の食材があるのだろうかと内心首を傾げてしまう。
「パパ粥の味がする……。これはお父様が作ったのですか?」
「……っ、また、随分と懐かしい言い方だな。ああ、私が作った。美味しいかい?」
「はい、美味しいです」
『パパ粥』とは、私が父をまだ『パパ』と呼んでいたころ、熱を出すと父が必ず作ってくれたお粥のことだ。それを持ち出すと父の顔が一瞬歪み、目尻に涙が浮かんだ。そして兄の目尻にも。……どうして? どうして二人はそんな顔をしているの?
そんな疑問を持ったもののそれを聞くこともせず、懐かしい味なのとお腹が空いていたようで、つい食べることに専念してしまった。食べている間に、父が三角形の紙を触りながらわざとらしくカサカサと音をたてたあとでそれを手の中に握りしめて隠し、兄は懐からなんだか見覚えのある袋を取り出して、その音に紛れ込ませるように中身を出し始める。
「これがこの世界の薬だよ、実花。食べたらこれを飲みなさい」
「……」
「ゴミは僕によこしてね」
「はい」
見覚えのある袋は、私が病院で処方された薬が入っている袋だった。どこから持って来たのだろう……部屋にある鞄の中に入っていたのに。
それを袋に書かれている処方に基づき、器用にも音をたてることなくパッケージから取り出してお盆に乗せる兄。それを見て思わず兄と父を見ると、二人は揃って唇に人差し指をあてていた。
つまり、先ほどの行動から、ずっとドア近くに控えている女性が信用できないから黙っていろということですか? そしてあの包み紙はこの世界の薬だけれど、その薬さえも信用できない、或いは日本のよりも効き目がないか効果が薄いということですか?
私たちの仲はそれほどよくなかったにせよ、二人が何か隠しているにせよ、この世界に於いては誰よりも――アレイさんやシェーデルさんたちよりもよく知っているし信用できる。そんな二人のやることだからとそう解釈した私は、素直に返事をした。そしてお粥も食べ終わって病院の薬を飲むと、兄にゴミを渡すふりをしたら二人とも笑顔で頷いた。どうやら解釈は間違っていなかったらしい。
ちなみに私が薬を飲んでいる間、兄はそれを隠すように少しだけ椅子の位置をずらし、女性からの視線を遮っていた。
そのあとでジュースを飲んだのだけれど……オレンジ色をしたジュースはその見た目に反してリンゴの味がした。……自分の中の常識が崩壊しそうだ。
後日、この世界の薬は相当苦いらしく、ジュースの類いは薬を飲んだあとの口なおしのために出されるのだと教わったのは余談である。
「……美味しい」
「よかった。それは、実花と一緒にいた蜘蛛殿がくれた果物をジュースにしたものだよ」
「アレイさんが? もしかして、木に生っていたあの果物ですか?」
《うむ。美味しかろう?》
「はい」
『少し固い果物だから、本来は洗ってからそのまま齧るか皮を剥いて食べるものなんだけれど……』
飲み物にする発想はなかったわ、とシェーデルさんが呟く。そんなシェーデルさんのオネエな言い方に、兄は遠い目をしている。……なるほど、スパルトイに対する憧れはあの言葉遣いで砕け散ったのか。
そして色は違うものの、形が似ていたから食べ方はリンゴと同じなのね、どおりでリンゴの味がするわけだと、妙に納得してしまった。
「ごちそうさまでした」
「ああ、おそまつさま」
「あの……お父様、お兄様。お二人にお聞きしたいことがあるのです」
「私たちもいろいろと聞きたいこともあれば話したいこともあるし、あの時の話の続きもしたいとは思っている。だが、今は風邪を治すことに専念しなさい。あの時とは違い、今はたっぷりと時間があるのだから」
「はい……」
出されたものを全て食べ終えて薬も飲むと、兄はそれをまたサイドテーブルへと片付け、父にまた布団に寝かされてしまった。できれば汗を拭いて着替えたいところだけれど自宅ではないし、殿下が王城だと言っていたので、私がどんな扱いをされているかわからない現状ではそんな我儘なんて言えるはずもない。
「薬を飲んだとはいえ、まだ熱が高い。お昼になったら起こすから、寝ていなさい」
「はい。そうさせていただきます」
額に手をあてた父が、その熱さ故か眉間に皺を寄せながら寝ていろと告げる。確かに気絶してそのまま寝ていたとはいえ、まだ寒気がするし体のあちこちが痛い。なので父の言葉に甘え、少しだけ二人と雑談しているうちにいつの間にか眠ってしまった。
64
あなたにおすすめの小説
冷酷騎士団長に『出来損ない』と捨てられましたが、どうやら私の力が覚醒したらしく、ヤンデレ化した彼に執着されています
放浪人
恋愛
平凡な毎日を送っていたはずの私、橘 莉奈(たちばな りな)は、突然、眩い光に包まれ異世界『エルドラ』に召喚されてしまう。 伝説の『聖女』として迎えられたのも束の間、魔力測定で「魔力ゼロ」と判定され、『出来損ない』の烙印を押されてしまった。
希望を失った私を引き取ったのは、氷のように冷たい瞳を持つ、この国の騎士団長カイン・アシュフォード。 「お前はここで、俺の命令だけを聞いていればいい」 物置のような部屋に押し込められ、彼から向けられるのは侮蔑の視線と冷たい言葉だけ。
元の世界に帰ることもできず、絶望的な日々が続くと思っていた。
──しかし、ある出来事をきっかけに、私の中に眠っていた〝本当の力〟が目覚め始める。 その瞬間から、私を見るカインの目が変わり始めた。
「リリア、お前は俺だけのものだ」 「どこへも行かせない。永遠に、俺のそばにいろ」
かつての冷酷さはどこへやら、彼は私に異常なまでの執着を見せ、甘く、そして狂気的な愛情で私を束縛しようとしてくる。 これは本当に愛情なの? それともただの執着?
優しい第二王子エリアスは私に手を差し伸べてくれるけれど、カインの嫉妬の炎は燃え盛るばかり。 逃げ場のない城の中、歪んだ愛の檻に、私は囚われていく──。
召喚先は、誰も居ない森でした
みん
恋愛
事故に巻き込まれて行方不明になった母を探す茉白。そんな茉白を側で支えてくれていた留学生のフィンもまた、居なくなってしまい、寂しいながらも毎日を過ごしていた。そんなある日、バイト帰りに名前を呼ばれたかと思った次の瞬間、眩しい程の光に包まれて──
次に目を開けた時、茉白は森の中に居た。そして、そこには誰も居らず──
その先で、茉白が見たモノは──
最初はシリアス展開が続きます。
❋他視点のお話もあります
❋独自設定有り
❋気を付けてはいますが、誤字脱字があると思います。気付いた時に訂正していきます。
【完結】恋につける薬は、なし
ちよのまつこ
恋愛
異世界の田舎の村に転移して五年、十八歳のエマは王都へ行くことに。
着いた王都は春の大祭前、庶民も参加できる城の催しでの出来事がきっかけで出会った青年貴族にエマはいきなり嫌悪を向けられ…
おばさんは、ひっそり暮らしたい
蝋梅
恋愛
30歳村山直子は、いわゆる勝手に落ちてきた異世界人だった。
たまに物が落ちてくるが人は珍しいものの、牢屋行きにもならず基礎知識を教えてもらい居場所が分かるように、また定期的に国に報告する以外は自由と言われた。
さて、生きるには働かなければならない。
「仕方がない、ご飯屋にするか」
栄養士にはなったものの向いてないと思いながら働いていた私は、また生活のために今日もご飯を作る。
「地味にそこそこ人が入ればいいのに困るなぁ」
意欲が低い直子は、今日もまたテンション低く呟いた。
騎士サイド追加しました。2023/05/23
番外編を不定期ですが始めました。
理想の男性(ヒト)は、お祖父さま
たつみ
恋愛
月代結奈は、ある日突然、見知らぬ場所に立っていた。
そこで行われていたのは「正妃選びの儀」正妃に側室?
王太子はまったく好みじゃない。
彼女は「これは夢だ」と思い、とっとと「正妃」を辞退してその場から去る。
彼女が思いこんだ「夢設定」の流れの中、帰った屋敷は超アウェイ。
そんな中、現れたまさしく「理想の男性」なんと、それは彼女のお祖父さまだった!
彼女を正妃にするのを諦めない王太子と側近魔術師サイラスの企み。
そんな2人から彼女守ろうとする理想の男性、お祖父さま。
恋愛よりも家族愛を優先する彼女の日常に否応なく訪れる試練。
この世界で彼女がくだす決断と、肝心な恋愛の結末は?
◇◇◇◇◇設定はあくまでも「貴族風」なので、現実の貴族社会などとは異なります。
本物の貴族社会ではこんなこと通用しない、ということも多々あります。
R-Kingdom_1
他サイトでも掲載しています。
【完結】聖女召喚の聖女じゃない方~無魔力な私が溺愛されるってどういう事?!
未知香
恋愛
※エールや応援ありがとうございます!
会社帰りに聖女召喚に巻き込まれてしまった、アラサーの会社員ツムギ。
一緒に召喚された女子高生のミズキは聖女として歓迎されるが、
ツムギは魔力がゼロだった為、偽物だと認定された。
このまま何も説明されずに捨てられてしまうのでは…?
人が去った召喚場でひとり絶望していたツムギだったが、
魔法師団長は無魔力に興味があるといい、彼に雇われることとなった。
聖女として王太子にも愛されるようになったミズキからは蔑視されるが、
魔法師団長は無魔力のツムギをモルモットだと離そうとしない。
魔法師団長は少し猟奇的な言動もあるものの、
冷たく整った顔とわかりにくい態度の中にある優しさに、徐々にツムギは惹かれていく…
聖女召喚から始まるハッピーエンドの話です!
完結まで書き終わってます。
※他のサイトにも連載してます
【完結】聖女召喚に巻き込まれたバリキャリですが、追い出されそうになったのでお金と魔獣をもらって出て行きます!
チャらら森山
恋愛
二十七歳バリバリキャリアウーマンの鎌本博美(かまもとひろみ)が、交差点で後ろから背中を押された。死んだと思った博美だが、突如、異世界へ召喚される。召喚された博美が発した言葉を誤解したハロルド王子の前に、もうひとりの女性が現れた。博美の方が、聖女召喚に巻き込まれた一般人だと決めつけ、追い出されそうになる。しかし、バリキャリの博美は、そのまま追い出されることを拒否し、彼らに慰謝料を要求する。
お金を受け取るまで、博美は屋敷で暮らすことになり、数々の騒動に巻き込まれながら地下で暮らす魔獣と交流を深めていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる