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異世界転移編
魔法のお勉強はともかく、兄はいろいろと仕出かしていたらしい
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兄に説明すること三十秒。「戻ってください」とお願いし、二人に速攻で元の姿の戻っていただきました。憤慨していた気持ちはどこへやら……元に戻った二人を見て、兄はあんぐりと口を開けていた。
「いやあ……まさか蜘蛛殿とスパルトイ殿だとは思いませんでしたよ。しかも、服がほしいからとか、対抗意識でヒト型になるとか……規格外すぎるでしょう」
《『……』》
席についた途端、兄に嫌味半分でそんなことを言われて黙り込む二人に、だから言ったのにと思いながら苦笑しかできない。
現在は魔法の講義も終わり、私がそれらをノートに纏めている間、兄と二人はお茶とお菓子をつまみながら先ほどのことでOHANASHIをしていた。ま、まあ、王城に行くとなるとヒト型のほうが私の護衛として認識されやすいし、魔物の姿だと二人を隷属しようといろんな人から戦いを挑まれる可能性が高いそうだ。なので、王城に行く時はヒト型のまま行くことに決まった。
しかも、兄やアレイさんたち曰く魔物がヒト型になれると知られていないそうなので、私たちが話さなければ誤魔化せるらしい。私も兄もそんな苦労をしたくはないので、話すつもりはないけれど。
魔法の講義としては、一番時間がかかったのが【時空魔法】で、他はわりと簡単に終わってしまった。【時空魔法】と【白魔法】の実践もしたけれど、これも簡単に習得することができてしまって、アレイさんとシェーデルさんに呆れられてしまった。さらに【白魔法】を使って足首を治したら、案の定兄には「ゲームみたいだ!」と言われましたが、何か。
念のためにと全属性魔法及び【氷】と【雷】、【無属性】の説明も聞いたのだけれど、かろうじて【氷】だけは習得できた。尤も、アイスコーヒーやアイスティーに使うような小さいサイズの氷しか出せなくて、兄に苦笑された。
「どのみち戦闘に参加するわけでもないし、威力もないから牽制程度にはなるかも知れない。まあそっち方面よりも料理に役立ててくれ」
「はい」
そう言われたので、そうしようと思い返事をした。
そして、この世界の住人がどうして【氷】と【雷】、【無属性】と【時空】の魔法を使えないのか、兄が説明してくれた。
「【無属性】はともかく、【時空】も【雷】も【氷】も、僕たちがいた世界はその概念や発生のメカニズム……どうしたらそうなるかというのを学校――ここだと学園だな。そこで習うから知っているが、この世界ではそういったことを習わないからわからないんだよ。雷は空で激しく光るものとしか知られていないし、氷に至っては水が凍るとしか認識されていない。さらにこの世界は温度の概念がないから、説明したところでわかってもらえないんだ。何度で凍ると言われれば実花はわかるだろう? 【氷魔法】を習得できたんだから」
「確かにそうですね。ですが、この世界には時間がありますよね? どうして使えないのでしょう?」
「確かに時間はあるけど、どうしてそうなっているかなんてわかっていない。【時空】は神が使う魔法だと認識されているし、使うと罰が当たると考えられているから誰も使わないんだよ。教えてもきょとんとされて終わりだし」
「なるほど……」
『確かにアタシたちには、説明されてもさっぱりわからなかったわねぇ……』
《【時空】など恐れ多くて、使えるのじゃとしても使いたいとも思わんしのう……》
護衛二人に至ってはそんなことを言っていた。この世界の人たちも、きっとアレイさんと同じ認識や考え方なのだろう。
ついでとばかりに食材やお風呂、電化製品などのことを聞いたのだけれど……なんと、兄は魔法でいろいろと仕出かしていたらしい。
まず、食材。これは【時空魔法】の【状態維持】という時間を止める魔法を使い、腐らせないようにしていたらしい。あとは【無限増殖】という、某赤いツナギ服と帽子を被り、髭を生やした配管工が亀と階段を使ったライフの増殖技を参考にして【無属性】のオリジナル魔法をあみ出し、それをかけたそうだ。古くなったら勝手に破棄するようにして。……兄よ……。
私の部屋にあった服や炬燵、家具や調理器具なども【状態維持】の魔法をかけ、壊れたりしないようにしてくれたそうだ。
問題なのは電化製品と、お風呂やトイレ、キッチンの水周り。
電化製品は、魔力が込められる石――魔石というものに【雷】の魔法を込め、それを電源や電池にできるように改造したそうだ。だから炬燵や冷蔵庫も、アイロンも、私の部屋にあった電化製品は全て使えるという。但し、私の部屋にしか置いていないし、一部の金属やゴムなどこの世界に無いものもあるので、外部には出していないらしい。
兄の電子辞書も【状態維持】をかけ、魔石で電池を作ったのだとか。他にも父の鞄に計算機、二人の鞄にノートパソコンが入っていたらしく、それらも魔石を使って使えるようにしたのだと言っていた。私の部屋にあったパソコンやプリンターも使えるようになっているらしい。しかも、プリンターにセットしてあった紙を【無限増殖】し、家に置いておく用の資料作成に使っているのだとか。
「プリンターを勝手に使ってごめんね」と兄は言ったけれど……そういった文明の利器を使うのはいろいろとまずいのでは……。
そしてお風呂などの諸々。これも操作パネルは魔石を使って電源を確保、水も魔石に【水】の魔法を込め、使えるようにしているのだとか。
それらを全部聞き終えた時、なにをどう突っ込んでいいかわからなかった。確かにいろいろと仕出かしすぎていて、外にも出せないしこの世界の人間にも見せられないというのは納得だ。
「実花、終わった?」
「終わりました」
「そろそろ商人が来るから、移動しようか。そのあとでさっき説明した復習と教えていない貴族の常識と作法、ダンスの確認を兼ねた練習、かな」
「……はい」
ダンスは一応向こうでも教わったし簡単なものなら踊れると思うけれど……最近は踊ることが少なかったので、覚えているか心配だ。なので、兄の提案は非常に有り難かった。
そして商人が来て兄や護衛二人と、このためにわざわざ帰って来た父、バルドさんとアイニさんを交えてドレスのデザインや色合わせとサイズを測ったり。
宝石や靴、鞄などの装飾品とアクセサリー類を買ったり発注したり。
王城に行くのにドレスが必要だからと、間に合わせで数着その場でドレスなどを買ったり。
「侯爵様、ドレスはこちらのデザインでどうでしょう?」
「そうだな……これとこれ、そのアレンジも頼む」
「父上、実花にはこのデザインも似合いそうですが」
『これもいいんじゃないかしら。刺繍が素敵じゃない』
《ふむ……これなんかどうじゃ?》
私以外の全員が商人と一緒になって、デザイン画を眺めながらあれこれ話し合いをしている。
「お嬢様のお肌のお色と御髪の色合いですと、布地はこの薄いお色が似合いそうですわ、旦那様」
「でしたら、こちらもいかがでしょうか? お嬢様でしたらこちらの濃いお色も似合いそうです、旦那様」
『色はこれなんかもいいわね~』
「ああ、どれも実花に似合いそうだし素敵だね」
『どうせなら、アタシもドレスや侍女服を着ようかしら。信用できる侍女は少ないみたいだし、アタシが女装してもいいわよ? そうすれば、夜会や茶会でも護衛しやすいし』
商人の口から漏れるのもまずいし、父にも教えておいたほうがいいというので、アレイさんもシェーデルさんもヒト型になっているのだが、まさかそんな提案をするなんて思いもしなかった。
「そうした提案をしていただけるのは私としても有り難いし、実花の側にいてくださるのがあなたならば安心できるのだが……本当にいいのだろうか……」
『提案したのはアタシだもの、いいわよ?』
「おお! ありがとうございます! なに、費用はモーントシュタイン家で持つので、そこは安心してほしいですな」
『あら、いいの? ならお願いしちゃおうっと♪』
父とシェーデルさんの会話に、思わず溜息をつく。……単にドレスが着たいとか言わないでしょうね、シェーデルさん。アレイさんも同じことを考えたのか、《綺麗なドレスが着たいだけではないのか?》と呟いていた。
そしてアイニさんとバルドさん、シェーデルさんの提案に、父も兄も頷いている。挙げ句に宝石はこれ、指輪にピアスとイヤリング、ペンダント。日傘だ手袋だ帽子だ靴だ鞄だと、私やシェーデルさんに布地の色見本をあてがいながら、どんどん決めていく。
私はそれを呆然としつつ遠い目をしながら聞いていた。
そしてこれを止めなかったせいで、後日あんなことになるとは、この時の私は思いもしなかった。
「いやあ……まさか蜘蛛殿とスパルトイ殿だとは思いませんでしたよ。しかも、服がほしいからとか、対抗意識でヒト型になるとか……規格外すぎるでしょう」
《『……』》
席についた途端、兄に嫌味半分でそんなことを言われて黙り込む二人に、だから言ったのにと思いながら苦笑しかできない。
現在は魔法の講義も終わり、私がそれらをノートに纏めている間、兄と二人はお茶とお菓子をつまみながら先ほどのことでOHANASHIをしていた。ま、まあ、王城に行くとなるとヒト型のほうが私の護衛として認識されやすいし、魔物の姿だと二人を隷属しようといろんな人から戦いを挑まれる可能性が高いそうだ。なので、王城に行く時はヒト型のまま行くことに決まった。
しかも、兄やアレイさんたち曰く魔物がヒト型になれると知られていないそうなので、私たちが話さなければ誤魔化せるらしい。私も兄もそんな苦労をしたくはないので、話すつもりはないけれど。
魔法の講義としては、一番時間がかかったのが【時空魔法】で、他はわりと簡単に終わってしまった。【時空魔法】と【白魔法】の実践もしたけれど、これも簡単に習得することができてしまって、アレイさんとシェーデルさんに呆れられてしまった。さらに【白魔法】を使って足首を治したら、案の定兄には「ゲームみたいだ!」と言われましたが、何か。
念のためにと全属性魔法及び【氷】と【雷】、【無属性】の説明も聞いたのだけれど、かろうじて【氷】だけは習得できた。尤も、アイスコーヒーやアイスティーに使うような小さいサイズの氷しか出せなくて、兄に苦笑された。
「どのみち戦闘に参加するわけでもないし、威力もないから牽制程度にはなるかも知れない。まあそっち方面よりも料理に役立ててくれ」
「はい」
そう言われたので、そうしようと思い返事をした。
そして、この世界の住人がどうして【氷】と【雷】、【無属性】と【時空】の魔法を使えないのか、兄が説明してくれた。
「【無属性】はともかく、【時空】も【雷】も【氷】も、僕たちがいた世界はその概念や発生のメカニズム……どうしたらそうなるかというのを学校――ここだと学園だな。そこで習うから知っているが、この世界ではそういったことを習わないからわからないんだよ。雷は空で激しく光るものとしか知られていないし、氷に至っては水が凍るとしか認識されていない。さらにこの世界は温度の概念がないから、説明したところでわかってもらえないんだ。何度で凍ると言われれば実花はわかるだろう? 【氷魔法】を習得できたんだから」
「確かにそうですね。ですが、この世界には時間がありますよね? どうして使えないのでしょう?」
「確かに時間はあるけど、どうしてそうなっているかなんてわかっていない。【時空】は神が使う魔法だと認識されているし、使うと罰が当たると考えられているから誰も使わないんだよ。教えてもきょとんとされて終わりだし」
「なるほど……」
『確かにアタシたちには、説明されてもさっぱりわからなかったわねぇ……』
《【時空】など恐れ多くて、使えるのじゃとしても使いたいとも思わんしのう……》
護衛二人に至ってはそんなことを言っていた。この世界の人たちも、きっとアレイさんと同じ認識や考え方なのだろう。
ついでとばかりに食材やお風呂、電化製品などのことを聞いたのだけれど……なんと、兄は魔法でいろいろと仕出かしていたらしい。
まず、食材。これは【時空魔法】の【状態維持】という時間を止める魔法を使い、腐らせないようにしていたらしい。あとは【無限増殖】という、某赤いツナギ服と帽子を被り、髭を生やした配管工が亀と階段を使ったライフの増殖技を参考にして【無属性】のオリジナル魔法をあみ出し、それをかけたそうだ。古くなったら勝手に破棄するようにして。……兄よ……。
私の部屋にあった服や炬燵、家具や調理器具なども【状態維持】の魔法をかけ、壊れたりしないようにしてくれたそうだ。
問題なのは電化製品と、お風呂やトイレ、キッチンの水周り。
電化製品は、魔力が込められる石――魔石というものに【雷】の魔法を込め、それを電源や電池にできるように改造したそうだ。だから炬燵や冷蔵庫も、アイロンも、私の部屋にあった電化製品は全て使えるという。但し、私の部屋にしか置いていないし、一部の金属やゴムなどこの世界に無いものもあるので、外部には出していないらしい。
兄の電子辞書も【状態維持】をかけ、魔石で電池を作ったのだとか。他にも父の鞄に計算機、二人の鞄にノートパソコンが入っていたらしく、それらも魔石を使って使えるようにしたのだと言っていた。私の部屋にあったパソコンやプリンターも使えるようになっているらしい。しかも、プリンターにセットしてあった紙を【無限増殖】し、家に置いておく用の資料作成に使っているのだとか。
「プリンターを勝手に使ってごめんね」と兄は言ったけれど……そういった文明の利器を使うのはいろいろとまずいのでは……。
そしてお風呂などの諸々。これも操作パネルは魔石を使って電源を確保、水も魔石に【水】の魔法を込め、使えるようにしているのだとか。
それらを全部聞き終えた時、なにをどう突っ込んでいいかわからなかった。確かにいろいろと仕出かしすぎていて、外にも出せないしこの世界の人間にも見せられないというのは納得だ。
「実花、終わった?」
「終わりました」
「そろそろ商人が来るから、移動しようか。そのあとでさっき説明した復習と教えていない貴族の常識と作法、ダンスの確認を兼ねた練習、かな」
「……はい」
ダンスは一応向こうでも教わったし簡単なものなら踊れると思うけれど……最近は踊ることが少なかったので、覚えているか心配だ。なので、兄の提案は非常に有り難かった。
そして商人が来て兄や護衛二人と、このためにわざわざ帰って来た父、バルドさんとアイニさんを交えてドレスのデザインや色合わせとサイズを測ったり。
宝石や靴、鞄などの装飾品とアクセサリー類を買ったり発注したり。
王城に行くのにドレスが必要だからと、間に合わせで数着その場でドレスなどを買ったり。
「侯爵様、ドレスはこちらのデザインでどうでしょう?」
「そうだな……これとこれ、そのアレンジも頼む」
「父上、実花にはこのデザインも似合いそうですが」
『これもいいんじゃないかしら。刺繍が素敵じゃない』
《ふむ……これなんかどうじゃ?》
私以外の全員が商人と一緒になって、デザイン画を眺めながらあれこれ話し合いをしている。
「お嬢様のお肌のお色と御髪の色合いですと、布地はこの薄いお色が似合いそうですわ、旦那様」
「でしたら、こちらもいかがでしょうか? お嬢様でしたらこちらの濃いお色も似合いそうです、旦那様」
『色はこれなんかもいいわね~』
「ああ、どれも実花に似合いそうだし素敵だね」
『どうせなら、アタシもドレスや侍女服を着ようかしら。信用できる侍女は少ないみたいだし、アタシが女装してもいいわよ? そうすれば、夜会や茶会でも護衛しやすいし』
商人の口から漏れるのもまずいし、父にも教えておいたほうがいいというので、アレイさんもシェーデルさんもヒト型になっているのだが、まさかそんな提案をするなんて思いもしなかった。
「そうした提案をしていただけるのは私としても有り難いし、実花の側にいてくださるのがあなたならば安心できるのだが……本当にいいのだろうか……」
『提案したのはアタシだもの、いいわよ?』
「おお! ありがとうございます! なに、費用はモーントシュタイン家で持つので、そこは安心してほしいですな」
『あら、いいの? ならお願いしちゃおうっと♪』
父とシェーデルさんの会話に、思わず溜息をつく。……単にドレスが着たいとか言わないでしょうね、シェーデルさん。アレイさんも同じことを考えたのか、《綺麗なドレスが着たいだけではないのか?》と呟いていた。
そしてアイニさんとバルドさん、シェーデルさんの提案に、父も兄も頷いている。挙げ句に宝石はこれ、指輪にピアスとイヤリング、ペンダント。日傘だ手袋だ帽子だ靴だ鞄だと、私やシェーデルさんに布地の色見本をあてがいながら、どんどん決めていく。
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