81 / 89
第81話 繋がり始めた真実のカケラ
しおりを挟む
案内されたヴァルド家の居間---
飴色の艶が美しい木目のローテーブルを挟むように、ララたちはヴァルド夫妻と向き合った。
ソファーにかけられたキルト生地のカバーは、可愛らしい紋様を描くように縫い合わされている。
左右に一つずつ置いてあるクッションも同じ生地で作られていて、部屋全体を温かみのある優しい印象にしていた。
「素敵ね」
ララがキルト生地のカバーをそっと撫でて呟くと、ヴァルドが嬉しそうに答えた。
「ありがとうございます。
そのカバーは妻が作ったものなんですよ」
誇らしげにサラナを見ると、彼女も嬉しそうにヴァルドに微笑んだ。
---この夫婦が留魔石確保の妨害? アルスの襲撃?
とてもそうは思えないわ……。
じゃぁ、何でカロンは『アルス』にいたの?
ララは口元に手を添えるようにして、ほんの僅かだが思考に耽る。
「ララ」
隣のランゼルが彼女の手に触れて、沈んだ意識に呼びかけた。
ハッとして顔を上げると、彼と視線が絡む。
ランゼルもまた同じ事を考えていた様で、静かに頷き、目線だけで夫妻に話を聞くよう促した。
軽く息を整えて口を開く王女に、ヴァルド夫妻は真剣な表情で耳を傾ける。
「先程のカロンの件だけど……、
彼が襲撃の犯人ではない事は、ちゃんと確認が取れているの」
ララの一言目に、サラナが大きく息をついた。
「ではなぜ、カロンは未だ騎士団の元にいるのでしょうか?」
サラナと視線を合わせたヴァルドは、ララに向き直り、率直に尋ねる。
「今回の事件の他にもう一つ、留魔石確保が妨害された事は知っているはずよね?」
王女の静かな問いに、ヴァルド夫婦はどこか気まずそうに頷いた。
「はい……。
とある所から圧力がかかりまして、誰も異を唱える事ができませんでした」
ヴァルドの答えに、間を置く事なく続けるララ。
「そうね、それはドートル商会からよね?」
王女の確信をつく問いに、ヴァルドは隣のサラナの手を握ると、覚悟を決めたような顔で肯定した。
「カロンが未だ騎士団預かりになっているのは、ドートル商会とヴァルド商会が無関係という確証がないからなの」
ララの言葉に、諦めとも決意とも取れる声を絞り出したサラナ。
「……ここに来られたという事は、全てご存知なのですね……」
そう言ってサラナは続けた。
「ドートル侯爵は私の父です。
10年前、父の反対を押し切ってヴァルドと駆け落ちのような形で夫婦になりました。
その際に、当然ですがドートル侯爵家からは縁を切られました」
淡々と語る彼女を気遣うように、ヴァルドがそっと肩を抱く。
彼の仕草に少しだけ眉を下げたサラナは、またゆっくりと続けた。
「ご承知のとおり、ヴァルド商会は一度倒産の危機に陥っています。
王女さま達は、『なぜヴァルド商会がビスの販路を得て持ち直したか』をお知りになりたいのですよね?」
頷くララの横で、ランゼルが問う。
「こう言っては申し訳ないのだが……、
後ろ盾がないにも関わらず、どのような経緯でロロア伯爵家と繋がったのだろうか」
サラナがヴァルドに視線を向けると、彼は一度姿勢を正すように座り直して口を開いた。
「私たちもずっと不思議でした。
運がいいと言って片付けられる話ではないと理解しています。
商会が傾き始めて金策にも困り始めた頃、お得意先だった貴族の方から、ロロア伯爵様を紹介していただきました」
「お得意様だった方が、ロロア伯爵と知り合いだったのかしら?」
ララの質問に、今度はサラナが答えた。
「いいえ、直接の関わりはなかったと思います。
お得意様は元々隣国出身で、アルマティアに婿入りされた方ですから」
「そうなのね……、それならなぜロロア伯爵を紹介する事ができたのかしら?」
首を傾げるララに、ヴァルドが返す。
「ロロア伯爵との契約がまとまった時に、その方に尋ねたんです。
そしたら、『とある方に頼まれた』と……。
気になって訪ねたんですが、詳しくは教えてもらえなくて」
サラナが身を乗り出して言う。
「ある時、同じ商人の方から聞いたんです……、
ドートル侯爵がロロア伯爵と頻繁に会っていたと。
そして、お得意様の家にドートル商会が出入りしていると……」
ヴァルドがそっとサラナの手を握ると、彼女は頷き、ララに真剣な目を向けた。
「確かな証拠はありませんが、ヴァルド商会を救ってくれたのは父なんだと思います。
家を出た後も、きっと心配で見守ってくれていたんだと……。
その父が国の方針に反した動きをしている……、
知った時は動悸が止まりませんでした。
頑固で真面目な父が……」
サラナの声は震え、その瞳には今にも溢れ出しそうな程の涙。
ヴァルドは彼女と繋いだ手に、少しだけ力を込めて話を継いだ。
「国からのエネルギー源転換の通達は、正直驚きましたし、不安もありました。
でも……、
ビスの採掘量が減少している事実を一番実感しているのは、私たち商人なんです。
ですから、ジュードさんに留魔石を渡しました」
「そうだったのね」
ララの言葉の余韻を、誰もが静かに感じた。
突然、堰を切ったようにサラナの口からこぼれ落ちる言葉たち。
「これでよかったんだって思っていた矢先に……、
『アルスが何者かに荒らされた』と知らせが入って。
疑いたくないのに……、
父が仕向けたんじゃないかって、
その事が頭から離れなくて……。
父じゃない確証が欲しくて、カロンに見に行ってもらいました」
両手で顔を覆ったサラナの悲痛な叫びに、勢いよく扉が開いた。
「おかあさん!
どこか、いたいの?
だいじょうぶ?」
ヴァルド夫妻の一人息子が、今にも泣き出しそうな顔でサラナの腰に抱きついた。
突然の息子の登場に、慌てた様子でヴァルドが宥め始める。
「ルーベン、お母さんは大丈夫だから、心配しなくていいんだよ」
「なんで、おかあさん、ないてるの?
おねえちゃん、いじわるしたらダメだよ」
ララに必死に訴えるルーベン。
眉を下げたララは、彼に柔らかい声で話しかけた。
「ルーベン、私たちはあなたのお母さんを、いじめたりしてないわ。
とっても大切な話をしてもらっていたころなの」
「ほんとに?」
首を傾げるルーベン。
「ええ、本当よ」
ララの言葉に、ランゼルも穏やかな顔で彼に向かって頷く。
サラナがそっとルーベンを抱き寄せて話しかけた。
「ルーベン、お母さんは悲しい事があったから涙が出たの。
この方達は、何にも悪くないのよ。
心配してくれたのね、ありがとう」
母の言葉に安心して、ララに向かって笑顔を向ける。
「いじわるしたっていって、ごめんなさい。
ぼく、ルーベンです」
小さなナイトの登場に、張り詰めた空気が柔らかく解けていった。
飴色の艶が美しい木目のローテーブルを挟むように、ララたちはヴァルド夫妻と向き合った。
ソファーにかけられたキルト生地のカバーは、可愛らしい紋様を描くように縫い合わされている。
左右に一つずつ置いてあるクッションも同じ生地で作られていて、部屋全体を温かみのある優しい印象にしていた。
「素敵ね」
ララがキルト生地のカバーをそっと撫でて呟くと、ヴァルドが嬉しそうに答えた。
「ありがとうございます。
そのカバーは妻が作ったものなんですよ」
誇らしげにサラナを見ると、彼女も嬉しそうにヴァルドに微笑んだ。
---この夫婦が留魔石確保の妨害? アルスの襲撃?
とてもそうは思えないわ……。
じゃぁ、何でカロンは『アルス』にいたの?
ララは口元に手を添えるようにして、ほんの僅かだが思考に耽る。
「ララ」
隣のランゼルが彼女の手に触れて、沈んだ意識に呼びかけた。
ハッとして顔を上げると、彼と視線が絡む。
ランゼルもまた同じ事を考えていた様で、静かに頷き、目線だけで夫妻に話を聞くよう促した。
軽く息を整えて口を開く王女に、ヴァルド夫妻は真剣な表情で耳を傾ける。
「先程のカロンの件だけど……、
彼が襲撃の犯人ではない事は、ちゃんと確認が取れているの」
ララの一言目に、サラナが大きく息をついた。
「ではなぜ、カロンは未だ騎士団の元にいるのでしょうか?」
サラナと視線を合わせたヴァルドは、ララに向き直り、率直に尋ねる。
「今回の事件の他にもう一つ、留魔石確保が妨害された事は知っているはずよね?」
王女の静かな問いに、ヴァルド夫婦はどこか気まずそうに頷いた。
「はい……。
とある所から圧力がかかりまして、誰も異を唱える事ができませんでした」
ヴァルドの答えに、間を置く事なく続けるララ。
「そうね、それはドートル商会からよね?」
王女の確信をつく問いに、ヴァルドは隣のサラナの手を握ると、覚悟を決めたような顔で肯定した。
「カロンが未だ騎士団預かりになっているのは、ドートル商会とヴァルド商会が無関係という確証がないからなの」
ララの言葉に、諦めとも決意とも取れる声を絞り出したサラナ。
「……ここに来られたという事は、全てご存知なのですね……」
そう言ってサラナは続けた。
「ドートル侯爵は私の父です。
10年前、父の反対を押し切ってヴァルドと駆け落ちのような形で夫婦になりました。
その際に、当然ですがドートル侯爵家からは縁を切られました」
淡々と語る彼女を気遣うように、ヴァルドがそっと肩を抱く。
彼の仕草に少しだけ眉を下げたサラナは、またゆっくりと続けた。
「ご承知のとおり、ヴァルド商会は一度倒産の危機に陥っています。
王女さま達は、『なぜヴァルド商会がビスの販路を得て持ち直したか』をお知りになりたいのですよね?」
頷くララの横で、ランゼルが問う。
「こう言っては申し訳ないのだが……、
後ろ盾がないにも関わらず、どのような経緯でロロア伯爵家と繋がったのだろうか」
サラナがヴァルドに視線を向けると、彼は一度姿勢を正すように座り直して口を開いた。
「私たちもずっと不思議でした。
運がいいと言って片付けられる話ではないと理解しています。
商会が傾き始めて金策にも困り始めた頃、お得意先だった貴族の方から、ロロア伯爵様を紹介していただきました」
「お得意様だった方が、ロロア伯爵と知り合いだったのかしら?」
ララの質問に、今度はサラナが答えた。
「いいえ、直接の関わりはなかったと思います。
お得意様は元々隣国出身で、アルマティアに婿入りされた方ですから」
「そうなのね……、それならなぜロロア伯爵を紹介する事ができたのかしら?」
首を傾げるララに、ヴァルドが返す。
「ロロア伯爵との契約がまとまった時に、その方に尋ねたんです。
そしたら、『とある方に頼まれた』と……。
気になって訪ねたんですが、詳しくは教えてもらえなくて」
サラナが身を乗り出して言う。
「ある時、同じ商人の方から聞いたんです……、
ドートル侯爵がロロア伯爵と頻繁に会っていたと。
そして、お得意様の家にドートル商会が出入りしていると……」
ヴァルドがそっとサラナの手を握ると、彼女は頷き、ララに真剣な目を向けた。
「確かな証拠はありませんが、ヴァルド商会を救ってくれたのは父なんだと思います。
家を出た後も、きっと心配で見守ってくれていたんだと……。
その父が国の方針に反した動きをしている……、
知った時は動悸が止まりませんでした。
頑固で真面目な父が……」
サラナの声は震え、その瞳には今にも溢れ出しそうな程の涙。
ヴァルドは彼女と繋いだ手に、少しだけ力を込めて話を継いだ。
「国からのエネルギー源転換の通達は、正直驚きましたし、不安もありました。
でも……、
ビスの採掘量が減少している事実を一番実感しているのは、私たち商人なんです。
ですから、ジュードさんに留魔石を渡しました」
「そうだったのね」
ララの言葉の余韻を、誰もが静かに感じた。
突然、堰を切ったようにサラナの口からこぼれ落ちる言葉たち。
「これでよかったんだって思っていた矢先に……、
『アルスが何者かに荒らされた』と知らせが入って。
疑いたくないのに……、
父が仕向けたんじゃないかって、
その事が頭から離れなくて……。
父じゃない確証が欲しくて、カロンに見に行ってもらいました」
両手で顔を覆ったサラナの悲痛な叫びに、勢いよく扉が開いた。
「おかあさん!
どこか、いたいの?
だいじょうぶ?」
ヴァルド夫妻の一人息子が、今にも泣き出しそうな顔でサラナの腰に抱きついた。
突然の息子の登場に、慌てた様子でヴァルドが宥め始める。
「ルーベン、お母さんは大丈夫だから、心配しなくていいんだよ」
「なんで、おかあさん、ないてるの?
おねえちゃん、いじわるしたらダメだよ」
ララに必死に訴えるルーベン。
眉を下げたララは、彼に柔らかい声で話しかけた。
「ルーベン、私たちはあなたのお母さんを、いじめたりしてないわ。
とっても大切な話をしてもらっていたころなの」
「ほんとに?」
首を傾げるルーベン。
「ええ、本当よ」
ララの言葉に、ランゼルも穏やかな顔で彼に向かって頷く。
サラナがそっとルーベンを抱き寄せて話しかけた。
「ルーベン、お母さんは悲しい事があったから涙が出たの。
この方達は、何にも悪くないのよ。
心配してくれたのね、ありがとう」
母の言葉に安心して、ララに向かって笑顔を向ける。
「いじわるしたっていって、ごめんなさい。
ぼく、ルーベンです」
小さなナイトの登場に、張り詰めた空気が柔らかく解けていった。
14
あなたにおすすめの小説
【完結】虐げられた男装令嬢、聖女だとわかって一発逆転!~身分を捨てて氷の騎士団長に溺愛される~
久遠れん
ファンタジー
「お前は公爵家の恥だ」
――魔力ゼロと宣告された日、家族の愛も未来も、全てを失った。
前世の記憶を持つ公爵令嬢リーベは、冷たい瞳の家族に心の中で別れを告げる。
もう、虐げられるだけの弱い私じゃない。
ドレスを脱ぎ捨て、男装の騎士「フィーネ」として、偽りの人生を歩き始めた。
たった一つの目的、この家から完全に自由になるために。
しかし、運命は皮肉だった。配属されたのは、私を最も嫌っていたはずの義兄・パシェンが率いる騎士団。
冷酷な彼に正体がバレれば終わり……のはずが、なぜか彼は“男”である私をやたらと気にかけてくる。
「まさかお義兄様って、男の子がお好きなの!?」
彼の不器用な優しさに戸惑い、封印したはずの想いが揺れる。
そんな偽りの平穏は、魔物の大群によって打ち砕かれた。仲間が倒れ、血に濡れていく義兄の姿……。
*******
完結いたしました!ありがとうございます!!!
3回目の人生は、悪役令嬢を辞めて引きこもります~一歩も出ずに国を救ったら、なぜか「聖女」として崇められ最強の男たちが部屋を包囲してくる件~
放浪人
恋愛
公爵令嬢エリザベートは、1度目は悪役令嬢として断罪され処刑、2度目は改心して聖女となり国に尽くしたが過労死……という悲惨な最期を遂げた。 記憶を持ったまま3度目の人生が始まった瞬間、彼女は固く決意する。 「もう絶対に働きません! 今世は部屋から一歩も出ず、睡眠と趣味に命をかけます!」
最強の拒絶結界『絶対領域』で部屋に籠城し、婚約破棄イベントも夜会も全て無視して惰眠を貪ろうとするエリザベート。 しかし、彼女の「働きたくない」一心からの行動――適当な農業アドバイスや、安眠妨害への容赦ない迎撃――が、周囲には「国を憂う深慮遠謀」「慈愛に満ちた奇跡」として超好意的に解釈されてしまう!?
ヤンデレ化した元婚約者の王太子、物理で愛を語る脳筋騎士団長、効率厨の隣国王子、さらには古代の引きこもり少年までをも巻き込み、事態は国家規模の大騒動へ。 部屋ごと空を飛んで戦場を浄化し、パジャマ姿で古代兵器を操り、地下牢をスイートルームに変えながら、エリザベートは究極の安眠を手に入れることができるのか? 塩対応すればするほど愛され、逃げれば逃げるほど伝説になる、最強引きこもり令嬢の勘違いドタバタ溺愛ファンタジー、ここに完結!
断罪ざまぁも冴えない王子もお断り!~せっかく公爵令嬢に生まれ変わったので、自分好みのイケメン見つけて幸せ目指すことにしました~
古堂 素央
恋愛
【完結】
「なんでわたしを突き落とさないのよ」
学園の廊下で、見知らぬ女生徒に声をかけられた公爵令嬢ハナコ。
階段から転げ落ちたことをきっかけに、ハナコは自分が乙女ゲームの世界に生まれ変わったことを知る。しかもハナコは悪役令嬢のポジションで。
しかしなぜかヒロインそっちのけでぐいぐいハナコに迫ってくる攻略対象の王子。その上、王子は前世でハナコがこっぴどく振った瓶底眼鏡の山田そっくりで。
ギロチンエンドか瓶底眼鏡とゴールインするか。選択を迫られる中、他の攻略対象の好感度まで上がっていって!?
悪役令嬢? 断罪ざまぁ? いいえ、冴えない王子と結ばれるくらいなら、ノシつけてヒロインに押しつけます!
黒ヒロインの陰謀を交わしつつ、無事ハナコは王子の魔の手から逃げ切ることはできるのか!?
【長編・完結】私、12歳で死んだ。赤ちゃん還り?水魔法で救済じゃなくて、給水しますよー。
BBやっこ
ファンタジー
死因の毒殺は、意外とは言い切れない。だって貴族の後継者扱いだったから。けど、私はこの家の子ではないかもしれない。そこをつけいられて、親族と名乗る人達に好き勝手されていた。
辺境の地で魔物からの脅威に領地を守りながら、過ごした12年間。その生が終わった筈だったけど…雨。その日に辺境伯が連れて来た赤ん坊。「セリュートとでも名付けておけ」暫定後継者になった瞬間にいた、私は赤ちゃん??
私が、もう一度自分の人生を歩み始める物語。給水係と呼ばれる水魔法でお悩み解決?
【完結】貧乏令嬢の野草による領地改革
うみの渚
ファンタジー
八歳の時に木から落ちて頭を打った衝撃で、前世の記憶が蘇った主人公。
優しい家族に恵まれたが、家はとても貧乏だった。
家族のためにと、前世の記憶を頼りに寂れた領地を皆に支えられて徐々に発展させていく。
主人公は、魔法・知識チートは持っていません。
加筆修正しました。
お手に取って頂けたら嬉しいです。
転生小説家の華麗なる円満離婚計画
鈴木かなえ
ファンタジー
キルステン伯爵家の令嬢として生を受けたクラリッサには、日本人だった前世の記憶がある。
両親と弟には疎まれているクラリッサだが、異母妹マリアンネとその兄エルヴィンと三人で仲良く育ち、前世の記憶を利用して小説家として密かに活躍していた。
ある時、夜会に連れ出されたクラリッサは、弟にハメられて見知らぬ男に襲われそうになる。
その男を返り討ちにして、逃げ出そうとしたところで美貌の貴公子ヘンリックと出会った。
逞しく想像力豊かなクラリッサと、その家族三人の物語です。
【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。
悪役令嬢エリザベート物語
kirara
ファンタジー
私の名前はエリザベート・ノイズ
公爵令嬢である。
前世の名前は横川禮子。大学を卒業して入った企業でOLをしていたが、ある日の帰宅時に赤信号を無視してスクランブル交差点に飛び込んできた大型トラックとぶつかりそうになって。それからどうなったのだろう。気が付いた時には私は別の世界に転生していた。
ここは乙女ゲームの世界だ。そして私は悪役令嬢に生まれかわった。そのことを5歳の誕生パーティーの夜に知るのだった。
父はアフレイド・ノイズ公爵。
ノイズ公爵家の家長であり王国の重鎮。
魔法騎士団の総団長でもある。
母はマーガレット。
隣国アミルダ王国の第2王女。隣国の聖女の娘でもある。
兄の名前はリアム。
前世の記憶にある「乙女ゲーム」の中のエリザベート・ノイズは、王都学園の卒業パーティで、ウィリアム王太子殿下に真実の愛を見つけたと婚約を破棄され、身に覚えのない罪をきせられて国外に追放される。
そして、国境の手前で何者かに事故にみせかけて殺害されてしまうのだ。
王太子と婚約なんてするものか。
国外追放になどなるものか。
乙女ゲームの中では一人ぼっちだったエリザベート。
私は人生をあきらめない。
エリザベート・ノイズの二回目の人生が始まった。
⭐️第16回 ファンタジー小説大賞参加中です。応援してくれると嬉しいです
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる