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新たな依頼
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パティはマックスたちを連れて新たな冒険者の依頼に出た。それは教会建設のお手伝いだった。
冒険者協会の受付嬢のマイラにお願いしたのだ。冒険者レベル1の依頼を受けたいと。パティはデイジーたちのパーティにくっついて行って、予期せぬ大きな敵と戦い、冒険者レベルがとんでもなく上がってしまった。
パティは普通の冒険者のようにゆっくりとレベルを上げて行きたかった。冒険者レベル1の依頼は、畑のお手伝いや建物建築のお手伝いなど、城下町から場所が遠く、依頼料の低いものばかりだった。
パティには頼りになる友達がいてくれるので問題にはならなかった。モモイロインコのピンキーは大きくなってパティたちを乗せて目的地まで飛んでくれるし、猫のチャーミーとカメのアクアが野菜や果物と水を出してくれるし、シェパードのマックスがたき火に火をおこしてくれるので野宿にも困らないのだ。
パティたちは王都から馬車で三日かかるハマイの町までひとっ飛びし、一週間かけて教会建設のお手伝いをした。
教会建設にはチャーミーの土魔法とピンキーの風魔法がおおいに活躍した。チャーミーはたくさんの木を生やし、ピンキーが風魔法で木を伐採し、使いやすいように加工してくれた。
マックスは大きくなって、たくさんの木材を運び、アクアは働いている町の人たちに美味しい水をふるまった。
ちなみにパティは教会建設のお手伝いはほとんどしていない。パティは身体が小さく力も弱いため、町の女の人たちとお料理を作って、働く男の人たちに差し入れていた。
教会が完成した頃には、パティたちはハマイの町の人たちと仲良くなっていた。ぜひまたこの町に来てほしいと言ってもらい、パティは嬉しくなった。
パティとマックスたちは、またハマイの町に訪れる約束をして町を後にした。
ハマイの町に行く時には、ピンキーに乗って行ったパティたちだったが、王都への帰り道は徒歩で帰る事にした。
パティの足を鍛えるためだ。パティはデイジーたちのように、いくら歩いても疲れない歩き方を習得しなければいけなかった。
パティはハマイの町を意気揚々と出発したが、すぐに疲れてしまった。荷物はマックスが持ってくれているので、パティは身軽だ。
だが数時間歩いただけでクタクタになってしまった。先ほどから足の裏がジクジクと痛む。きっと靴ずれをおこしているのだろう。
横を歩くマックスとチャーミー、空を飛ぶピンキーはしきにパティの心配をしている。
パティがさげているショルダーバックからは、アクアが顔を出して心配そうに見上げている。
「だ、大丈夫よ?皆。私はまだまだ歩けるわ、」
パティのから元気に、マックスが少し厳しめにワンワンと鳴いた。
デイジーにゆっくり成長する、と約束しただろう。と言うのだ。
「そうだね、マックス。皆、ごめんね。本当は足が痛いの、治癒魔法してくれる?」
パティのお願いに、マックスたちは嬉しそうにワン、ニャン、ピー、プクプクと鳴いた。
冒険者協会の受付嬢のマイラにお願いしたのだ。冒険者レベル1の依頼を受けたいと。パティはデイジーたちのパーティにくっついて行って、予期せぬ大きな敵と戦い、冒険者レベルがとんでもなく上がってしまった。
パティは普通の冒険者のようにゆっくりとレベルを上げて行きたかった。冒険者レベル1の依頼は、畑のお手伝いや建物建築のお手伝いなど、城下町から場所が遠く、依頼料の低いものばかりだった。
パティには頼りになる友達がいてくれるので問題にはならなかった。モモイロインコのピンキーは大きくなってパティたちを乗せて目的地まで飛んでくれるし、猫のチャーミーとカメのアクアが野菜や果物と水を出してくれるし、シェパードのマックスがたき火に火をおこしてくれるので野宿にも困らないのだ。
パティたちは王都から馬車で三日かかるハマイの町までひとっ飛びし、一週間かけて教会建設のお手伝いをした。
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マックスは大きくなって、たくさんの木材を運び、アクアは働いている町の人たちに美味しい水をふるまった。
ちなみにパティは教会建設のお手伝いはほとんどしていない。パティは身体が小さく力も弱いため、町の女の人たちとお料理を作って、働く男の人たちに差し入れていた。
教会が完成した頃には、パティたちはハマイの町の人たちと仲良くなっていた。ぜひまたこの町に来てほしいと言ってもらい、パティは嬉しくなった。
パティとマックスたちは、またハマイの町に訪れる約束をして町を後にした。
ハマイの町に行く時には、ピンキーに乗って行ったパティたちだったが、王都への帰り道は徒歩で帰る事にした。
パティの足を鍛えるためだ。パティはデイジーたちのように、いくら歩いても疲れない歩き方を習得しなければいけなかった。
パティはハマイの町を意気揚々と出発したが、すぐに疲れてしまった。荷物はマックスが持ってくれているので、パティは身軽だ。
だが数時間歩いただけでクタクタになってしまった。先ほどから足の裏がジクジクと痛む。きっと靴ずれをおこしているのだろう。
横を歩くマックスとチャーミー、空を飛ぶピンキーはしきにパティの心配をしている。
パティがさげているショルダーバックからは、アクアが顔を出して心配そうに見上げている。
「だ、大丈夫よ?皆。私はまだまだ歩けるわ、」
パティのから元気に、マックスが少し厳しめにワンワンと鳴いた。
デイジーにゆっくり成長する、と約束しただろう。と言うのだ。
「そうだね、マックス。皆、ごめんね。本当は足が痛いの、治癒魔法してくれる?」
パティのお願いに、マックスたちは嬉しそうにワン、ニャン、ピー、プクプクと鳴いた。
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