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第七十章『EEEその八』

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   ユニーバのレッスン室で朝早くからEEEのメンバー、裕子、希美、マネージャーが集まっていた。
EEEのマネージャー「おはようございます」
全員「おはようございます」
EEEのマネージャー「今日の日程ですが、彰、礼朗はラジオの収録に行ってください」
彰「分かりました」
礼朗「任せてください」
EEEのマネージャー「咲羅は雑誌の撮影に行ってくれ」
咲羅「分かりました」
希美「さらら気をつけてなの~」
EEEのマネージャー「康平、大補は私と一緒にテレビの収録に行ってくれ」
康平「はい」
大補「分かりました」
裕子「康平さん、いってらっしゃい」
康平「行ってくるぜ、裕子」
EEEのマネージャー「そうか、二人は付き合ってたか、ぐれぐれも目立たないようにしないでくれ」
裕子「はい」
康平「分かりました、裕子のお母さんとはお話済みです」
EEEのマネージャー「そうだったのか、ならいい、奏太は色彩学園の女子生徒達と新曲について話し合ってくれ」
奏太「分かりました」
裕子「分かりました」
希美「分かりました」
   流石の希美も敬語になるようだ。
EEEのマネージャー「それではそれぞれの日程をこなすように」
全員「はい!」
   EEEのメンバーほとんどは外に出かけ、ユニーバのレッスン室に残ったのは奏太、裕子、希美になった。
奏太「昨日の夜、咲羅から話を聞いたよ、君たちが新曲についてアイデアを出してくれるんだね」
裕子「そうです」
希美「そうなの~」
奏太「他のメンバーは咲羅からの連絡で知ってるはずだ」
裕子「康平さんは朝出る時に知ったみたいで」
奏太「全く、面倒くさがり屋だからな……康平をよろしくな」
裕子「はい」
希美「二人ともお似合いだけど、流石の私も内緒にするの~」
裕子「ありがとう、希美先輩」
   そこからEEEの新曲会議が始まろうとしたが。
奏太「悪いが、今日はレッスン室で使うアーティストがいるから会議室で話し合おう」
裕子「分かりました」
希美「了解なの~」
   奏太、裕子、希美はユニーバの会議室に移動したのだった。
   ユニーバの会議室は白を基調としている、奏太、裕子、希美はそこでEEEの新曲について話し合い始まった。
奏太「これから新曲会議を始めるぞ!」
裕子「はい」
希美「はいなの」
奏太「新曲についてたが、音楽プロデューサーがテーマを『色』にしたいらしいが、知ってる色について話してもらおうか、裕子」
裕子「分かりました」
   裕子は色について話し始めた。
裕子「紅、赤、朱、橙色、黄、若葉、緑、水色、青、藍色、紺色、紫、藤色、桃色、茶、白、灰色、黒、空色、茜色……」
   裕子が語り出す色の種類がありすぎてわからなくなってしまった、奏太も流石に唖然としてるようだ。
奏太「そんなに語るとは思いもしなかった」
希美「これがこうゆの凄いところなの~」
奏太「分かったから誰か止めてくれ、俺じゃどうにも出来ない」
希美「私に言われても分からないの~」
   奏太と希美は裕子の色話しを永遠と聞き続けたのだった……。
    数時間後、やっと色の話を終わった。
裕子「これぐらいかな?」
奏太「あ……ありがとう」
希美「流石のかなだんもボロボロなの~」
奏太「分かりやすい色はあるかな?」
裕子「基本色は赤、橙色、黄、緑、水色、青、紫、桃色、茶色、灰色、黒、白かな?」
奏太「それでいこう」
裕子「後、茜色と空色と藍色と紺色を入れればいいと思う」
奏太「それは何故だ?」
   流石の奏太も疑問に思うらしい。
裕子「お昼の空、夕方の茜色、そして夜空はどちらも近い藍色と紺色を入れればいいと思う!」
奏太「なるほど!   面白い発想だ!」
希美「私は何をすればいいの~」
奏太「そうだな、二人とも、作詞はできるか?」
裕子「やったことがないですけど」
希美「私もなの~」
奏太「明日まで作詞をしてくれるか?」
   なんと明日まで作詞をするという無茶振り、しかし、裕子は答えた。
裕子「分かりました、やります!」
希美「こうゆ!?」
奏太「流石だな、ここで書くんわけだから親に電話したら?」
裕子「まさか、ユニーバで泊まるの?」
奏太「ユニーバは宿泊室がある、そこで書いてもらう、ラップ詞は康平がやるから空けてくれ、康平にも宿泊室に泊まるように伝えておくからな」
裕子「分かりました、電話してみます」
   裕子はスマホを取り出し、裕子の母に電話した、裕子の母の連絡は既に持ってるようだ、その結果。
裕子「OKをもらいました」
奏太「よし、宿泊室に案内するが、希美はどうする?」
   希美は悩んでいるようだ。
希美「ごめんなの~私の家族は事前じゃないと怒られるから泊まりには行けないの~」
奏太「じゃあ、何時までいられる?」
希美「泊まりじゃなければ大丈夫なの~」
奏太「……俺は今日は六時までだからそこに合わせるか」
希美「そうするの~」
    奏太と希美と裕子はユニーバの宿泊室に向かった。
   宿泊室の中には和室になっていて机と座布団のみになってる、座敷の中には布団が入っている。
奏太「布団についてはユニーバのスタッフがやってくれる、宿泊室を使うと言ったから後片付けについては大丈夫だ」
裕子「はい」
希美「はい」
奏太「始める前に連絡先を交換しようか」
裕子「はい、分かりました」
希美「私も連絡先を交換するの~」
   裕子は奏太と希美の連絡先を交換した。
裕子「ありがとうございます、EEEのメンバーの皆さんは出来るだけ……」
奏太「分かってる、俺からかければいいだろう、そうすれば疑いもなくなるからな、他のメンバーも言うから安心しろ」
裕子「分かりました」
希美「これでいつでも私との連絡がとれるの~」
裕子「遅くなりました」
奏太「いいか、作詞は始まったばかりだ、油断はするなよ?   俺がついてるからな」
裕子「はい」
希美「はいなの~」
奏太「おっと、康平に電話しなきゃな」
   奏太はスマホを取り出し、康平に電話をかけた。
奏太「もしもし、康平、今日は宿泊室で泊まりだぞ」
康平「はぁ!?    ふざけんなよ!?    俺は強制宿泊室で泊まりかよ!?」
奏太「お願いだ、裕子が新曲の作詞の為に宿泊室で泊まってるんだ、ラップ詞を書いてくれないか?」
康平「何!?    裕子が宿泊室で泊まるのか!?」
奏太「そうだ」
康平「しょうがねえな、わったよ、仕事が終わったら大補と共に向かうぜ」
奏太「分かった、よろしくな」
   ここで奏太と康平の電話会話が切れた。
奏太「よかったな、康平も泊まってくれるって」
裕子「本当ですか!?」
奏太「いつもは断るんだが、今回は引き受けるなんて康平のやつ変わったな」
裕子「……どうしたんだろう?」
希美「こうゆ、本当に鈍感なの~」
   ここから新曲の作詞作りがスタートさせるのだった……。
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