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本編
ノックアウトさせます
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アルの手を握りしめ、エリック隊長のもとへとやってきた。アルは途中、ビスさんのもとへ行こうとしたけど私が手を離さなかった事と笑顔でビスさんが手を振って送り出した結果(アルはビスに文句を叫んでいた)、私とアルとスノウは仲良く見せ物と化した。
「なにあの子かわいい~」
「獣人の子は一丁前に護衛気取りか?ニヤニヤ」
「おっ、子犬もいるぞ。」
恥ずかしさでプルプルしているとアルがやれやれと自分の方に引き寄せ壁になってくれた。スノウはキャンキャン吠えて子犬と呼んだ冒険者に抗議している。どんな抗議かって?もちろん子犬なんかじゃない!僕はフェンリルなんだぞ!ってコメントをだよ。
「敵と応戦するのは主に俺たち攻撃隊だ。奴らは俺の可愛い可愛い娘のティアを次に狙っているらしいんだ!!…てなわけで俺の娘を狙う不届き者共を排除するのにお前たちの手を貸してくれ!」
いやいや街の平和を守るため!とかじゃなくて私を守るために力を貸してくれ!って個人的すぎる要望でしょ。なんで子供1人の為に命かけなきゃいけないんだってなるよ。反発する声が出たりして…
「なんですって!?その愛らしい天使ちゃんを狙ってるですって!?許せないわ!」
「大丈夫だからな!!」
「指一本触れさせたりしねぇわい!」
「安心しろよ嬢ちゃん!俺たちが絶対怖い人達から守るからな!」
「あなたの笑顔もパッチーナも私たちが失わさせたりしないわ!」
な、なんといい人たちなんだ。
「ありがとうっ!!」ニコッ
「「「はぅぅ!!尊い」」」
胸をおさえてティアにキュンとする者が続出。邪気のない純粋無垢な笑顔にノックアウトされたのであった。
「なにあの子かわいい~」
「獣人の子は一丁前に護衛気取りか?ニヤニヤ」
「おっ、子犬もいるぞ。」
恥ずかしさでプルプルしているとアルがやれやれと自分の方に引き寄せ壁になってくれた。スノウはキャンキャン吠えて子犬と呼んだ冒険者に抗議している。どんな抗議かって?もちろん子犬なんかじゃない!僕はフェンリルなんだぞ!ってコメントをだよ。
「敵と応戦するのは主に俺たち攻撃隊だ。奴らは俺の可愛い可愛い娘のティアを次に狙っているらしいんだ!!…てなわけで俺の娘を狙う不届き者共を排除するのにお前たちの手を貸してくれ!」
いやいや街の平和を守るため!とかじゃなくて私を守るために力を貸してくれ!って個人的すぎる要望でしょ。なんで子供1人の為に命かけなきゃいけないんだってなるよ。反発する声が出たりして…
「なんですって!?その愛らしい天使ちゃんを狙ってるですって!?許せないわ!」
「大丈夫だからな!!」
「指一本触れさせたりしねぇわい!」
「安心しろよ嬢ちゃん!俺たちが絶対怖い人達から守るからな!」
「あなたの笑顔もパッチーナも私たちが失わさせたりしないわ!」
な、なんといい人たちなんだ。
「ありがとうっ!!」ニコッ
「「「はぅぅ!!尊い」」」
胸をおさえてティアにキュンとする者が続出。邪気のない純粋無垢な笑顔にノックアウトされたのであった。
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