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本編
魔力封じの首輪 1
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「んー。まぁ今ので発動条件がしっかり分かったから儲けかな。」
「次は私が攻撃するから。」
「あぁ、そうか。防護壁の対処法が分かっても君自身が攻撃してくる可能性もあるわけだ。雑魚なら問題ないけど、君それなりに強いもんね。魔力封じを付けさせてなかったのは失敗したな。ねぇ、この魔力封じの首輪をつけてくれない?」
ヤヤは魔力封じの首輪をどこからともなく出してきた。
「「そんなものつけるかぁ!!」」
「お願いしてもやっぱりつけてくれないよね~。」
「「当たり前でしょ/だろ」」
魔力封じとかつけられたらたまったものじゃない!つけろと言われてその通りにするわけないじゃん!
「んじゃ、プランBで!」
言い切るタイミングでヤヤの姿が消え、カチッと音がすると共に、顔面ドアップで目の前で笑って現れた。すぐに魔法で対抗しようとするも魔法が使えない。
「えっ?」
「ティア!首に!!」
「…ッ!?!?」
私は首もとに手を当てる。すると、何かがある。そう、何かが首に嵌められていた。この場合、すぐに思いつくのは先ほどまでヤヤが見せびらかしていた魔力封じの首輪だろう。なにせ、魔法が発動しない=魔力がないor使えないという事であり、魔力は十分過ぎるほどある私が急に魔力切れになるはずもない。ともすれば使えない状態になったということだ。考えられる原因は、この首に嵌められた魔力封じの首輪だけだ。
「なんで…どうして防護壁が発動しなかったんだ!スノウのやつ、欠陥防護壁をつけてたのか!?」
「獣人の君~いい質問だね!それはね~僕が頭いいからだよ!」
「寝言は寝て言え」
「おー怖い怖い。でも本当だよ。そのスノウって奴がつけたその防護壁は欠陥なんてものじゃないよ。むしろ精度も威力も完璧すぎるくらい。そんな防護壁が何故発動しなかったのか。種明かしをしよう!この防護壁は君に危害を与えるものが触れようとした場合に発動する。触れるものは人だったり魔法だったり、もちろんナイフとかいった無機物だったりしてもそう。なんなら、悪意と言った負の感情を持って触れようとしてもアウトだ。君に到達する瞬間に強度な魔法壁として発動する。なんたって下手したら軽く死ぬレベルの代物だよ。この防護壁をつけたスノウってやつ、歴代にみる魔法師間違いなしだよ。こんな執着まみれの最高難度な防護壁をつけれるとかすごい奴に目をつけられているんだね!」
まず、スノウは魔法師なんかじゃないんだよね。それから、、、執着まみれの最高難度の防護壁?死ぬレベルの威力があるって?いやいや怖いわ!!全然嬉しくなーい!!
「次は私が攻撃するから。」
「あぁ、そうか。防護壁の対処法が分かっても君自身が攻撃してくる可能性もあるわけだ。雑魚なら問題ないけど、君それなりに強いもんね。魔力封じを付けさせてなかったのは失敗したな。ねぇ、この魔力封じの首輪をつけてくれない?」
ヤヤは魔力封じの首輪をどこからともなく出してきた。
「「そんなものつけるかぁ!!」」
「お願いしてもやっぱりつけてくれないよね~。」
「「当たり前でしょ/だろ」」
魔力封じとかつけられたらたまったものじゃない!つけろと言われてその通りにするわけないじゃん!
「んじゃ、プランBで!」
言い切るタイミングでヤヤの姿が消え、カチッと音がすると共に、顔面ドアップで目の前で笑って現れた。すぐに魔法で対抗しようとするも魔法が使えない。
「えっ?」
「ティア!首に!!」
「…ッ!?!?」
私は首もとに手を当てる。すると、何かがある。そう、何かが首に嵌められていた。この場合、すぐに思いつくのは先ほどまでヤヤが見せびらかしていた魔力封じの首輪だろう。なにせ、魔法が発動しない=魔力がないor使えないという事であり、魔力は十分過ぎるほどある私が急に魔力切れになるはずもない。ともすれば使えない状態になったということだ。考えられる原因は、この首に嵌められた魔力封じの首輪だけだ。
「なんで…どうして防護壁が発動しなかったんだ!スノウのやつ、欠陥防護壁をつけてたのか!?」
「獣人の君~いい質問だね!それはね~僕が頭いいからだよ!」
「寝言は寝て言え」
「おー怖い怖い。でも本当だよ。そのスノウって奴がつけたその防護壁は欠陥なんてものじゃないよ。むしろ精度も威力も完璧すぎるくらい。そんな防護壁が何故発動しなかったのか。種明かしをしよう!この防護壁は君に危害を与えるものが触れようとした場合に発動する。触れるものは人だったり魔法だったり、もちろんナイフとかいった無機物だったりしてもそう。なんなら、悪意と言った負の感情を持って触れようとしてもアウトだ。君に到達する瞬間に強度な魔法壁として発動する。なんたって下手したら軽く死ぬレベルの代物だよ。この防護壁をつけたスノウってやつ、歴代にみる魔法師間違いなしだよ。こんな執着まみれの最高難度な防護壁をつけれるとかすごい奴に目をつけられているんだね!」
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