31【完結】王太子を支えるために頑張っていたけど、婚約破棄をされました。

華蓮

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公爵邸

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機嫌良く公爵邸に帰ると執事が迎えてくれた。


「お帰りなさい。」

「プライズは?」

「出かけています。」

「フロンティアは?」

「王宮ではないのですか?こちらには帰ってきていません。」

「王宮にいるんだな。プライズも一緒なんだろうな。まぁいいや。今日は眠る。明日は二日酔いになるから、寝るから起こすなよ。久しぶりに長期休みを取る。ゆっくりしたい」
と言って自分の部屋に行った。

翌々日に、
「プライズは?」

「食事はいらないと言われています。今まで通りです。」



プライズが家にいないことは今に始まったことはないし、私もここにいること少ない。
家で会う方が少ない。

プライズなら、フロンティアを説得できるだろうし、婚約破棄の書類は、もらった。正式にファミリアの婚約のが先だな。
フロンティアのことは後でいいな。
あいつは、俺たちの言うことに従って生きてきたからな。いや。そう育てから。と安心していた。

執事に、
「王太子妃にファミリア。側妃にフロンティアになる」

と報告すると、

「それはそれは。公爵家のためにとても素晴らしいことですね。」

「ああ。」

「王家を支える公爵ですね。兄が、次期宰相、姉妹が王太子の妃。世間から羨ましがられるますね。」

「そうだな。理想の公爵家と世間では噂をされているし、今まで以上に王家とのつながりが固くなるな。」

「お前も、まだまだイイ暮らしができる。この家を頼むよ」

「かしこまりました。」

フロンティアは、一度この屋敷帰ってきて、それから、ファミリアの婚約式を行い、フロンティアの婚約をしようとかんごえていた。
何気なく、フロンティアの部屋に行ってみることにした。

フロンティアの部屋には、何もなかった。
こんなのものか?と疑問に思い、
侍女を呼ぶと、、、

「ドレスや宝石はどこに?」

「こちらにあります」

クローゼットを開けると、、
そこには2着ドレスと宝石箱が一つあっただけだった。

「王宮に持っていたのか?」

「わたしには、わかりかねます。この部屋には、この2着しかありません。
新しいドレスを王太子様が贈ってくださるなら、王家にあるのかもしれません。
王宮にフロンティア様の部屋があるのですから。」

「それで、フロンティアは?」

「フロンティア様は、この部屋には帰ってくることはほとんどありません。
王宮で贅沢な暮らしをしているのでしょう。王太子妃ですからね。」

「フロンティアは、王太子妃でなくなった。ファミリアがなる。」


「そうなのですか。フロンティア様は、王太子妃にならないのですか。ファミリア様が王太子妃になるのですね。
おめでとうございます。
それは、それは、奥様が喜ばれますね。大事なファミリア様が王太子妃ですもの。

では、フロンティア様はこの部屋に帰ってくるのですね。」


「そうだな。この部屋に帰ってくる。よろしく頼む」
父親らしく侍女にお願いした。




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