31【完結】王太子を支えるために頑張っていたけど、婚約破棄をされました。

華蓮

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王太子と文官

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「フロンティア様が行方不明です。」

王太子の側近の1人が、言い放った言葉だった。

フロンティアが、いなくなった?
なぜだ?居なくなる理由がわからない。

側妃だぞ?
王太子妃の次だぞ?
王太子の妃なのに嫌がる意味ががわからない。
父上は何人も居るじゃないか?俺はフロンティア1人に決めたのに、、

王太子は、フロンティアが、自分の仕事をしてくれ、王太子妃教育を終わらせたのは、自分のことを好きだからだやっていたと疑わなかった。


「今、文官達が騒いでいます」

文官達が騒いでいるのはなぜだ?
あいつらは、フロンティアがいなくなっても問題ないだろう。フロンティアは、たいした仕事をしていないから俺の仕事を少ししてるだけだ。


「宰相を呼んでくれ」

「無理です。宰相は、動けません。」

「どうゆうことだ?」

「プライズ様もいなくなりましたので、プライズ様の仕事を宰相がしております。
プライズ様の外交の仕事の代わりを探さないといけません。

フロンティア様の分の仕事も割り振らなくてはいけません。
申し訳ありませんが、しばらく私もこちらには来れません。」

と言って、去っていた。


「何を言ってるんだ?割り振るなんてそんなにないだろう?
側近まで、割り振られるって、文官達は無能なのか?
まぁ。ファミリアもフロンティアの妹だから、大丈夫だろ、、、」

王太子は、気楽な気持ちでいた。

その側近は、ため息を吐くしかなかった。
王太子の仕事をフロンティア様がしていて、王太子は、サインをするだけ、、、
サインをすることで仕事を全てしていると思っている。
内容の詳細なんて知らないだろう。
手配していいという、サインだけ。
その手配は全てフロンティア様がやっていたのに、、それを知らないなんて。



一方、文官達は、
フロンティア様の執務室の山積みになった書類をみて、唖然とした。
今まで「フロンティア様、もう少し早めに書類を出してください。」

「書類の出し方が違います」

など、書類をもらうたびに、否定的な言葉を言った。


この山の書類を自分たちが片付けないといけないこと。

いざ自分たちがしないといけないと、フロンティア様に言った言葉を後悔した。

あんな些細なことをなぜ自分たちは、言ったのだろう?
フロンティア様は、このすべての書類をやったのに。

他の文官達も、

「嘘だろ。俺たち、多分しばらく家には帰れない。」

文官達は、家に帰れない心配ばかり、、、

フロンティア様を心配せず、自分たちのことばかりだった。










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