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第三章 魔王の真実
第83話 スキル集め⑥
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レベル差が29もある敵3体だったため、ミラのレベルが一気に5も上がった。
ミラのパワーレベリングについてはパーティで話し合ったが、かなり過酷な命懸けの訓練を積んできたことで、ミラの戦闘スキルは高かった。
そのため、パワーレベリングでレベルをあげようという結論に至った。
「ミラ、次は?」
「次は違う方向からほぼ同時にきてる…!
2体と1体。
1体の方は今までで1番強そうよ!」
「…1体を素早く倒して、2体を相手する!
その前に…、
<スキルギフト>!」
ロックは【名射手】をまだ目を覚さないティナへ渡した。
「ミラ、ティナを抱えて僕の後についてきてくれるかい?
少しでも近くにいてくれた方が守りやすい!」
「わかったわ!
[ミドルフォース]
[ミドルシールド]!」
ロックに魔法をかけ直し、ティナを担ぐミラ。
ロックが【隠密】を使ったのですぐに見失ったが、1体のモンスターの気配の方に向かっているのはわかっている。
ミラもそのモンスターへ向かって走った。
一足先にモンスターの姿を捉えたのロックが見たのは、因縁のあるあのモンスターの上位種。
(こいつか…。)
ディランを大きくしたディラゴドスよりさらに大きいディラノキング。
思わず身構えてしまう。
(ビビってる場合じゃない。
早く倒さないと…!
<スキルスナッチ>!)
『どのスキルを奪いますか?』
『【力50%UP】スキル
【威圧】スキル』
(うーん、これは…。
【威圧】!)
『【威圧】スキルを奪いました。』
++++++++++++
【威圧 ★★★】・・対象にプレッシャーを与え、体を硬直させる。成功率、硬直時間は両者のHP・MP以外のステータス総量の差に依存する。
++++++++++++
(思った通り!)
奪ったスキルの説明を確認したロックはほくそ笑んだ。
ステータス依存のスキルではないかと思って奪ったら、ドンピシャ。
今のロックにとって相性のいいスキルだ。
「<威圧>。」
自分よりもはるかに大きいモンスターに【威圧】スキルを発動するロック。
ロックとディラノキングのステータス差は倍近い。
見上げるような大きさのディラノキングが硬直する。
「よし!」
あとは倒すだけ。
動かなければB級モンスターは2回の攻撃で力尽きる。
ドスーッ……ン…。
大きな音を立てて倒れるディラノキング。
『レベルが上がりました。』
************
名前:ロック
パーティ:ラフリンクス
Lv:49→50
HP:9468→9646
MP:941→961
体力:931→953
力:931→952
素早さ:952→973
器用さ:939→957
魔力:929→947
スキル:
【威圧 ★★★】
【成長促進(パッシブ) ★★★★★】
【隠密 ★★★】
【スキルギフト ★★★★★】
【スキルスナッチ ★★★★★ 】
************
************
名前:ミラ
パーティ:ラフリンクス
Lv:31→32
HP:2920→3013
MP:310→321
体力:283→293
力:244→252
素早さ:269→279
器用さ:220→226
魔力:320→330
スキル:
【起死回生 ★★★★】
【中級特殊魔法 ★★★】
【気配察知 ★★★】
【中級回復魔法 ★★★】
************
「このスキルはかなり使えるな…!」
そう呟くロックの後ろでミラが目をまん丸くして言葉を失っている。
「…ロック、す、すごいね…。」
「いいスキル手に入れたよ!
近づいてきてた2体は今どの辺!?」
「追いかけてきてる!
あっちの方!」
「よし、ミラはちょっと離れててくれる?」
「わかった!」
【隠密】を使い、モンスターへ近づくロック。
2体の敵は素手と弓のキングリザードだった。
1匹に【威圧】を使い、硬直させる。
存在がバレてしまうが、もう1匹に【威圧】をかける時間は十分にあった。
硬直して動けないキングリザードたち。
こうなってしまえば、あとは簡単。
あっさりと2匹を倒した。
『レベルが上がりました。』
************
名前:ミラ
パーティ:ラフリンクス
Lv:32→34
HP:3013→3197
MP:321→342
体力:293→309
力:252→269
素早さ:279→297
器用さ:226→240
魔力:330→349
スキル:
【起死回生 ★★★★】
【中級特殊魔法 ★★★】
【気配察知 ★★★】
【中級回復魔法 ★★★】
************
ミラのパワーレベリングについてはパーティで話し合ったが、かなり過酷な命懸けの訓練を積んできたことで、ミラの戦闘スキルは高かった。
そのため、パワーレベリングでレベルをあげようという結論に至った。
「ミラ、次は?」
「次は違う方向からほぼ同時にきてる…!
2体と1体。
1体の方は今までで1番強そうよ!」
「…1体を素早く倒して、2体を相手する!
その前に…、
<スキルギフト>!」
ロックは【名射手】をまだ目を覚さないティナへ渡した。
「ミラ、ティナを抱えて僕の後についてきてくれるかい?
少しでも近くにいてくれた方が守りやすい!」
「わかったわ!
[ミドルフォース]
[ミドルシールド]!」
ロックに魔法をかけ直し、ティナを担ぐミラ。
ロックが【隠密】を使ったのですぐに見失ったが、1体のモンスターの気配の方に向かっているのはわかっている。
ミラもそのモンスターへ向かって走った。
一足先にモンスターの姿を捉えたのロックが見たのは、因縁のあるあのモンスターの上位種。
(こいつか…。)
ディランを大きくしたディラゴドスよりさらに大きいディラノキング。
思わず身構えてしまう。
(ビビってる場合じゃない。
早く倒さないと…!
<スキルスナッチ>!)
『どのスキルを奪いますか?』
『【力50%UP】スキル
【威圧】スキル』
(うーん、これは…。
【威圧】!)
『【威圧】スキルを奪いました。』
++++++++++++
【威圧 ★★★】・・対象にプレッシャーを与え、体を硬直させる。成功率、硬直時間は両者のHP・MP以外のステータス総量の差に依存する。
++++++++++++
(思った通り!)
奪ったスキルの説明を確認したロックはほくそ笑んだ。
ステータス依存のスキルではないかと思って奪ったら、ドンピシャ。
今のロックにとって相性のいいスキルだ。
「<威圧>。」
自分よりもはるかに大きいモンスターに【威圧】スキルを発動するロック。
ロックとディラノキングのステータス差は倍近い。
見上げるような大きさのディラノキングが硬直する。
「よし!」
あとは倒すだけ。
動かなければB級モンスターは2回の攻撃で力尽きる。
ドスーッ……ン…。
大きな音を立てて倒れるディラノキング。
『レベルが上がりました。』
************
名前:ロック
パーティ:ラフリンクス
Lv:49→50
HP:9468→9646
MP:941→961
体力:931→953
力:931→952
素早さ:952→973
器用さ:939→957
魔力:929→947
スキル:
【威圧 ★★★】
【成長促進(パッシブ) ★★★★★】
【隠密 ★★★】
【スキルギフト ★★★★★】
【スキルスナッチ ★★★★★ 】
************
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名前:ミラ
パーティ:ラフリンクス
Lv:31→32
HP:2920→3013
MP:310→321
体力:283→293
力:244→252
素早さ:269→279
器用さ:220→226
魔力:320→330
スキル:
【起死回生 ★★★★】
【中級特殊魔法 ★★★】
【気配察知 ★★★】
【中級回復魔法 ★★★】
************
「このスキルはかなり使えるな…!」
そう呟くロックの後ろでミラが目をまん丸くして言葉を失っている。
「…ロック、す、すごいね…。」
「いいスキル手に入れたよ!
近づいてきてた2体は今どの辺!?」
「追いかけてきてる!
あっちの方!」
「よし、ミラはちょっと離れててくれる?」
「わかった!」
【隠密】を使い、モンスターへ近づくロック。
2体の敵は素手と弓のキングリザードだった。
1匹に【威圧】を使い、硬直させる。
存在がバレてしまうが、もう1匹に【威圧】をかける時間は十分にあった。
硬直して動けないキングリザードたち。
こうなってしまえば、あとは簡単。
あっさりと2匹を倒した。
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パーティ:ラフリンクス
Lv:32→34
HP:3013→3197
MP:321→342
体力:293→309
力:252→269
素早さ:279→297
器用さ:226→240
魔力:330→349
スキル:
【起死回生 ★★★★】
【中級特殊魔法 ★★★】
【気配察知 ★★★】
【中級回復魔法 ★★★】
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