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第三章 魔王の真実
第134話 ファルクとイーザのスキル
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「やあ!
お揃いで!」
和やかに話しているところに、リッチェルがやってきた。
イーザを庇うように、自分の後ろに避難させるファルク。
「ちょっとちょっと!
そんな反応されると傷つくんだけど!?」
「お前に近づくとイーザが破廉恥な目に合うからな!
あんまり近づくんじゃねえぞ?」
「ひどいなぁ。」
「S級冒険者の皆さんは全員顔見知りなんですか?」
ロックがたずねる。
「まあほとんどはな。
S級になる前から顔は合わせるし、変態リッチェルは有名だったからな。
悪い意味で。」
「それは言いすぎだろ?!
ユニークスキル持ちの僕はどこにいっても目立ってしまうのさ!」
目立った理由は【ラッキースケベ】の方だろうと確信を持つロックたち。
「何言ってるんだい。
あんたに私のおっぱい揉まれたの、忘れちゃいないよ?」
「あれは、ラッキ…、いや、事故だったじゃないか。
たまたまつまずいた拍子に手が当たっただけさ。
よくあることだろ?」
「よくあるわけあるか!!」
イーザより怒っているファルク。
(そ、そんなラッキーまで起こるなんて…。
【ラッキースケベ】持ってるモンスターいないだろうか?
欲しい…。)
「ティナ、ロックがまたスケべな顔してる!」
「ロック…、相変わらずわかりやすいわね…。」
呆れ顔のミラとティナを見て、我に返るロック。
「な、何が!?
何も変なことなんて考えてないよ!?
ファルクさん、とある事情でリッチェルさんの【ラッキースケベ】はもう発動しませんので、ご安心を!」
「へ?」
「あちゃ~。」とばかりに額を抑えるギルマスとティナ。
「発動しない?
それはどういうことだ?」
「あ、それってまだ言わないほうがよかったんじゃない?」
遅れてリッチェルも気付く。
「あ、え、えーとですね…。」
口ごもるロック。
「どうせ話すんだから、いいんじゃない?」
ミラがあっけらかんと言い放つ。
ロックにちらりと視線を向けられたギルマスはため息をついた。
「はぁ。
どれだけ重要なことかわかってるのか?
その調子でいろんなところでバラさないでくれよ?」
「す、すみません…。」
魔族の光る珠の件もあるので、秘密がバレないかギルマスは気が気ではないのだろう。
「まあ、ミラの言うように後で話すのだから、問題はないだろう。」
ロックは自分のスキルのことをファルクとイーザへ打ち明けた。
「ま、マジか…。」
「それならこんな短期間でA級になれるのもわかるわ…。」
開いた口が塞がらないファルクとイーザ。
「前回の戦いでも限られた奴だけだがスキルを入れ替えてもらって、かなり戦力が上がった。
わかってると思うが、この情報は公になると世界的な混乱を生みかねない。
くれぐれも他言無用で頼む。」
秘密を守るのがどんどん難しくなり苦悩するギルマスが懇願するように伝える。
「わ、わかったよ…。
ていうかまだ信じられねえけど…。」
「…そのおかげで僕の【ラッキースケベ】は【深淵の闇】ってスキルになってしまったよ…。」
悲壮感漂うリッチェルの様子を見て、真実味を感じるファルクとイーザ。
「ロックだったな?
それは…、いい仕事をしてくれたな。
ありがとう。」
ロックの手を取り、半ば強制的にがっちりと握手をするファルク。
隣ではイーザがうんうんと力強く頷いている。
よく見ると、ティナとミラも。
「ど、どういたしまして…。」
「次のモンスターの侵攻でも戦力アップはしておきたい。
2人のスキルを教えてやってくれ。」
「さすがにこの状況で嫌とは言えねえな。
イーザ、お前もいいな?」
「もちろんだ!
私はスキルは多いけど、強いスキルがない。
入れ替えてもらえれば、役に立てると思う!」
2人はそう言ってスキル構成を教えてくれた。
ファルク
++++++++++++
【龍化(豪龍) ★★★★】・・フォースドラゴンに変身できる。HP・体力・力が1.5倍となる。MPと魔力が半分になる。MPは消費しない。
【槍聖 ★★★★】・・槍術が上級レベルになる。
【素早さ50%UP ★★★】・・素早さが20分間50%UPする。MPを5分の1消費する。
【火事場の馬鹿力 ★★】・・HPが減れば減るほど力が強くなる。最大2倍。
++++++++++++
イーザ
++++++++++++
【第六感 ★】・・なんとなくやばい気配を感じ取ることがある。
【HP30%UP ★★】・・HPが15分間30%UPする。MPを6分の1消費する。
【武芸百般 ★★★】・・どの武器を使用しても下級武術スキル級の効果を発揮できる。
【捨て身 ★★】・・攻撃が必ず急所に当たるが、自分が受ける攻撃も急所攻撃になる。
++++++++++++
お揃いで!」
和やかに話しているところに、リッチェルがやってきた。
イーザを庇うように、自分の後ろに避難させるファルク。
「ちょっとちょっと!
そんな反応されると傷つくんだけど!?」
「お前に近づくとイーザが破廉恥な目に合うからな!
あんまり近づくんじゃねえぞ?」
「ひどいなぁ。」
「S級冒険者の皆さんは全員顔見知りなんですか?」
ロックがたずねる。
「まあほとんどはな。
S級になる前から顔は合わせるし、変態リッチェルは有名だったからな。
悪い意味で。」
「それは言いすぎだろ?!
ユニークスキル持ちの僕はどこにいっても目立ってしまうのさ!」
目立った理由は【ラッキースケベ】の方だろうと確信を持つロックたち。
「何言ってるんだい。
あんたに私のおっぱい揉まれたの、忘れちゃいないよ?」
「あれは、ラッキ…、いや、事故だったじゃないか。
たまたまつまずいた拍子に手が当たっただけさ。
よくあることだろ?」
「よくあるわけあるか!!」
イーザより怒っているファルク。
(そ、そんなラッキーまで起こるなんて…。
【ラッキースケベ】持ってるモンスターいないだろうか?
欲しい…。)
「ティナ、ロックがまたスケべな顔してる!」
「ロック…、相変わらずわかりやすいわね…。」
呆れ顔のミラとティナを見て、我に返るロック。
「な、何が!?
何も変なことなんて考えてないよ!?
ファルクさん、とある事情でリッチェルさんの【ラッキースケベ】はもう発動しませんので、ご安心を!」
「へ?」
「あちゃ~。」とばかりに額を抑えるギルマスとティナ。
「発動しない?
それはどういうことだ?」
「あ、それってまだ言わないほうがよかったんじゃない?」
遅れてリッチェルも気付く。
「あ、え、えーとですね…。」
口ごもるロック。
「どうせ話すんだから、いいんじゃない?」
ミラがあっけらかんと言い放つ。
ロックにちらりと視線を向けられたギルマスはため息をついた。
「はぁ。
どれだけ重要なことかわかってるのか?
その調子でいろんなところでバラさないでくれよ?」
「す、すみません…。」
魔族の光る珠の件もあるので、秘密がバレないかギルマスは気が気ではないのだろう。
「まあ、ミラの言うように後で話すのだから、問題はないだろう。」
ロックは自分のスキルのことをファルクとイーザへ打ち明けた。
「ま、マジか…。」
「それならこんな短期間でA級になれるのもわかるわ…。」
開いた口が塞がらないファルクとイーザ。
「前回の戦いでも限られた奴だけだがスキルを入れ替えてもらって、かなり戦力が上がった。
わかってると思うが、この情報は公になると世界的な混乱を生みかねない。
くれぐれも他言無用で頼む。」
秘密を守るのがどんどん難しくなり苦悩するギルマスが懇願するように伝える。
「わ、わかったよ…。
ていうかまだ信じられねえけど…。」
「…そのおかげで僕の【ラッキースケベ】は【深淵の闇】ってスキルになってしまったよ…。」
悲壮感漂うリッチェルの様子を見て、真実味を感じるファルクとイーザ。
「ロックだったな?
それは…、いい仕事をしてくれたな。
ありがとう。」
ロックの手を取り、半ば強制的にがっちりと握手をするファルク。
隣ではイーザがうんうんと力強く頷いている。
よく見ると、ティナとミラも。
「ど、どういたしまして…。」
「次のモンスターの侵攻でも戦力アップはしておきたい。
2人のスキルを教えてやってくれ。」
「さすがにこの状況で嫌とは言えねえな。
イーザ、お前もいいな?」
「もちろんだ!
私はスキルは多いけど、強いスキルがない。
入れ替えてもらえれば、役に立てると思う!」
2人はそう言ってスキル構成を教えてくれた。
ファルク
++++++++++++
【龍化(豪龍) ★★★★】・・フォースドラゴンに変身できる。HP・体力・力が1.5倍となる。MPと魔力が半分になる。MPは消費しない。
【槍聖 ★★★★】・・槍術が上級レベルになる。
【素早さ50%UP ★★★】・・素早さが20分間50%UPする。MPを5分の1消費する。
【火事場の馬鹿力 ★★】・・HPが減れば減るほど力が強くなる。最大2倍。
++++++++++++
イーザ
++++++++++++
【第六感 ★】・・なんとなくやばい気配を感じ取ることがある。
【HP30%UP ★★】・・HPが15分間30%UPする。MPを6分の1消費する。
【武芸百般 ★★★】・・どの武器を使用しても下級武術スキル級の効果を発揮できる。
【捨て身 ★★】・・攻撃が必ず急所に当たるが、自分が受ける攻撃も急所攻撃になる。
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