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第三章 魔王の真実
第136話 ゾシメズの山道の奥地へ
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「うーん。
強い気配が少ないなぁ。」
フォースドラゴンとなったファルクの背中に乗るミラが首をひねる。
「B級くらいまでの気配はたくさん感じてたんだけど、そこから気配が減っちゃった。
やっぱりたくさんやっつけたから、減っちゃったのかな~?」
「そうだろうね。
モンスターも無限にいるわけじゃないから。
いつもの倍のモンスターが攻めてきてたみたいだし。」
生息域に存在するモンスターの数は有限で、倒されるなどして減ったら自然と元の数に戻ってくる。
「それでも途中で引き返したモンスターもいたし、探せばいるはず。
スキルを奪うなら大群じゃない方がむしろやりやすいから、A級の気配があったら教えてね。」
「オッケー!」
だが、なかなかA級の気配は見つからず、生息域の最奥地に近い場所にまできてしまった。
「これ以上はS級の領域になってくるね。
まあこのメンバーなら問題ないだろうけど。」
リッチェルがそう言った時、ミラの【気配察知】にA級モンスターの気配が引っかかった。
「よし、行こう!」
降り立ったあと【龍化】を解いたファルク。
そしてメンバー全員でミラの【気配察知】を頼りにモンスターの方へと向かっていった。
その先に、侵攻された時に散々戦ったA級モンスターの鵺(ぬえ)とグリフォンがいた。
慎重に近づいたため、まだ気付かれていないようだ。
「いましたね。」
「グリフォンが上空に飛んだらやっかいだ。
飛ばないように俺がいこう。」
ファルクには【素早さ50%UP】のスキルがあり、ミラのバフと重ねがけするとグリフォンの2倍以上の素早さとなる。
しかし、それでもロックの素の状態の素早さと同等。
スキルを奪う必要があるのでロック本体が行くことは妥当ではないが、バフのかけられない分裂体でも十分役目を果たすことはできる。
ただ、分裂体は[武技]も使えないため与えられるダメージはファルクに大きく劣る。
そこで、ファルクが先制攻撃を仕掛けることとなった。
「グァ!?」
突如現れた冒険者のあまりのスピードに対応できないグリフォン。
ファルクはその隙にグリフォンの片翼を切り落とした。
【光輝の壁】の発動も間に合わなかったようだ。
ファルクに続いて他のメンバーも飛び出す。
ロックの分裂体が女性メンバーを守りながら、ロック本人は危なげなくスキルを奪っていく。
鵺とグリフォンはなす術もなくスキルを奪われ、そして力尽きた。
新しいスキルを手に入れた2人は自失呆然。
「ま、まじかよ…。」
「半信半疑だったけど…、こうなると信じるしかないね…。」
ファルク
++++++++++++
【龍化(豪龍) ★★★★】・・フォースドラゴンに変身できる。HP・体力・力が1.5倍となる。MPと魔力が半分になる。MPは消費しない。
【槍聖 ★★★★】・・槍術が上級レベルになる。
【素早さ50%UP ★★★】・・素早さが20分間50%UPする。MPを5分の1消費する。
New!【再生 ★★★★】・・HPや傷が回復する。回復量などは魔力に依存する。
++++++++++++
イーザ
++++++++++++
New!【光輝の壁 ★★★★】・・ダメージを半減させる防御壁を作り出す。消費MPは守る仲間1人につき1/秒。
New!【上級特殊魔法 ★★★★】・・上級までの特殊魔法を全て使用できる。
【武芸百般 ★★★】・・どの武器を使用しても下級武術スキル級の効果を発揮できる。
New!【我慢強い ★★】・・ダメージを10%軽減する。
++++++++++++
ファルクもイーザも物理攻撃よりのステータスだが、イーザは魔力も低くない。
他のA級モンスターのスキルも奪う予定だが、現段階ではこのようなスキル構成となった。
ファルクたちは基本的に2人パーティで、場合によって臨時メンバーを加えて冒険していた。
回復や防御面のスキルが不足していたので、かなりの戦力増強となった。
「これは…、確かに世界がひっくり返るくらいの秘密だわ…。」
「絶対に喋れないね…。」
2人もギルマスの気持ちが理解できたようだ。
「あとは予定通り【深淵の闇】と【影分身】も欲しいですね。
【深淵の闇】とフォースドラゴンの相性良さそうですし。」
ファルクの希望で、イーザは防御系のスキルをとにかく充実させたいということになった。
イーザ本人は攻撃面を強化したかったのだが、ファルクのあまりの剣幕に押し切られた。
ファルク 【素早さ50%UP】→【深淵の闇】
イーザ 【我慢強い】→【影分身】
この2つのスキルが手に入れば、今回の遠征は目的達成となる。
とその時、【気配察知】の範囲を広げて、次のターゲットを探すミラが大きな声で叫んだ。
「…!
すごいスピードでS級モンスターが近づいてくる!!」
強い気配が少ないなぁ。」
フォースドラゴンとなったファルクの背中に乗るミラが首をひねる。
「B級くらいまでの気配はたくさん感じてたんだけど、そこから気配が減っちゃった。
やっぱりたくさんやっつけたから、減っちゃったのかな~?」
「そうだろうね。
モンスターも無限にいるわけじゃないから。
いつもの倍のモンスターが攻めてきてたみたいだし。」
生息域に存在するモンスターの数は有限で、倒されるなどして減ったら自然と元の数に戻ってくる。
「それでも途中で引き返したモンスターもいたし、探せばいるはず。
スキルを奪うなら大群じゃない方がむしろやりやすいから、A級の気配があったら教えてね。」
「オッケー!」
だが、なかなかA級の気配は見つからず、生息域の最奥地に近い場所にまできてしまった。
「これ以上はS級の領域になってくるね。
まあこのメンバーなら問題ないだろうけど。」
リッチェルがそう言った時、ミラの【気配察知】にA級モンスターの気配が引っかかった。
「よし、行こう!」
降り立ったあと【龍化】を解いたファルク。
そしてメンバー全員でミラの【気配察知】を頼りにモンスターの方へと向かっていった。
その先に、侵攻された時に散々戦ったA級モンスターの鵺(ぬえ)とグリフォンがいた。
慎重に近づいたため、まだ気付かれていないようだ。
「いましたね。」
「グリフォンが上空に飛んだらやっかいだ。
飛ばないように俺がいこう。」
ファルクには【素早さ50%UP】のスキルがあり、ミラのバフと重ねがけするとグリフォンの2倍以上の素早さとなる。
しかし、それでもロックの素の状態の素早さと同等。
スキルを奪う必要があるのでロック本体が行くことは妥当ではないが、バフのかけられない分裂体でも十分役目を果たすことはできる。
ただ、分裂体は[武技]も使えないため与えられるダメージはファルクに大きく劣る。
そこで、ファルクが先制攻撃を仕掛けることとなった。
「グァ!?」
突如現れた冒険者のあまりのスピードに対応できないグリフォン。
ファルクはその隙にグリフォンの片翼を切り落とした。
【光輝の壁】の発動も間に合わなかったようだ。
ファルクに続いて他のメンバーも飛び出す。
ロックの分裂体が女性メンバーを守りながら、ロック本人は危なげなくスキルを奪っていく。
鵺とグリフォンはなす術もなくスキルを奪われ、そして力尽きた。
新しいスキルを手に入れた2人は自失呆然。
「ま、まじかよ…。」
「半信半疑だったけど…、こうなると信じるしかないね…。」
ファルク
++++++++++++
【龍化(豪龍) ★★★★】・・フォースドラゴンに変身できる。HP・体力・力が1.5倍となる。MPと魔力が半分になる。MPは消費しない。
【槍聖 ★★★★】・・槍術が上級レベルになる。
【素早さ50%UP ★★★】・・素早さが20分間50%UPする。MPを5分の1消費する。
New!【再生 ★★★★】・・HPや傷が回復する。回復量などは魔力に依存する。
++++++++++++
イーザ
++++++++++++
New!【光輝の壁 ★★★★】・・ダメージを半減させる防御壁を作り出す。消費MPは守る仲間1人につき1/秒。
New!【上級特殊魔法 ★★★★】・・上級までの特殊魔法を全て使用できる。
【武芸百般 ★★★】・・どの武器を使用しても下級武術スキル級の効果を発揮できる。
New!【我慢強い ★★】・・ダメージを10%軽減する。
++++++++++++
ファルクもイーザも物理攻撃よりのステータスだが、イーザは魔力も低くない。
他のA級モンスターのスキルも奪う予定だが、現段階ではこのようなスキル構成となった。
ファルクたちは基本的に2人パーティで、場合によって臨時メンバーを加えて冒険していた。
回復や防御面のスキルが不足していたので、かなりの戦力増強となった。
「これは…、確かに世界がひっくり返るくらいの秘密だわ…。」
「絶対に喋れないね…。」
2人もギルマスの気持ちが理解できたようだ。
「あとは予定通り【深淵の闇】と【影分身】も欲しいですね。
【深淵の闇】とフォースドラゴンの相性良さそうですし。」
ファルクの希望で、イーザは防御系のスキルをとにかく充実させたいということになった。
イーザ本人は攻撃面を強化したかったのだが、ファルクのあまりの剣幕に押し切られた。
ファルク 【素早さ50%UP】→【深淵の闇】
イーザ 【我慢強い】→【影分身】
この2つのスキルが手に入れば、今回の遠征は目的達成となる。
とその時、【気配察知】の範囲を広げて、次のターゲットを探すミラが大きな声で叫んだ。
「…!
すごいスピードでS級モンスターが近づいてくる!!」
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