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番外編1
三つ子の初めてのお使い【3】カミル視点
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シモンとエリックと僕は、北どころか右も左もわからない迷子に成り果てていた。
そんな困ってる僕達へ、魔の手が忍び寄る!
「キシャー!」
「「「!?」」」
突如現れたのは、一角兎という魔物だった。
僕達フェンリルの食べるお肉は、森に生息している魔物だから一角兎を食べたことも当然あるよ。
というか、美味しいからよく食卓に出てくるんだよね。
現れた一角兎は、僕達を獲物としてみているのかいきなりエリックに攻撃をしかけてきた!
「うわっ!」
避けたエリックは、そのままシモンの後ろに隠れてしまう。
「エリック!怪我してない!?」
シモンがエリックを守りつつ心配している。
「うぅ……ビックリした………」
涙目のエリック。
僕とシモンの怒りが一角兎に向いた。
「殺るしかないみたいだねぇ」
僕の殺意がメラメラ。
「よくも僕の弟に手を出したなぁ?」
シモンの殺意もメラメラ。
可愛い弟を殺ろうとした一角兎を、お兄ちゃんである僕とシモンが許すわけないんだよ。
可哀想に……エリックは、尻尾を股に挟んで怯えているじゃないか。
それでなくても、今は迷子で僕達のメンタルは弱っているというのに………。
「「許さないよ」」
「キュピッ!?」
一角兎が、やべぇっ!て顔したけどもう遅いんだよ。
「わぁーい!お肉だー!」
「やったやったー!」
「シモン、カミル、僕のために怒ってくれてありがとう。お肉ー!」
一角兎は、僕とシモンの手によって狩られた。
エリックがお礼を言ってくれて、三匹で手に入れた一角兎を喜ぶ。
ふふ、いいお土産ができたね!
「でも、僕達はレモンを採らないと帰れないけどね」
「ついでに、村の場所もわからないけどね」
「お肉、もしもの時の貴重な食料になるかもしれないね」
「「「………」」」
嬉しさの波は、現実の厳しさでサラリと砂のように流れてしまった。
もしかしたら、僕達今日中に帰れないかもしれない………。
そんな不安が、僕達の心に浮かんでしまう。
トボトボと一角兎を持って、僕達はまたウロチョロウロチョロし始めた。
「あれ?」
「なんだこれ?」
「………紙だね」
なんか、木に紙が括り付けられているのを発見した。
僕達は、とりあえず気になってそれをみてみたんだ。
『迷いし勇気ある者へ
誇り高きフェンリルの導きを授けよう
ここより紫色の花の方角へ真っ直ぐ進めば泉がある
そこから、赤き実りの方角へ進めばいずれ黄金をその手にできるであろう
by冒険者アール』
「「「黄金………?」」」
レモンとは関係なさそうだけど、これってもしかしたら宝の地図ってやつじゃないだろうか?
黄金みつけたら、ママもパパも褒めてくれるかな?
好奇心が刺激された僕達は、お互いの顔を見合わせる。
「行く?」
「僕達は迷子だ。迷子だから、行こう!」
「途中でレモンあるかもしれないし、行こう!」
ということで、僕達はレモンを探しつつ黄金を求めて突き進むのだった。
………それにしても、冒険者アールって何者なんだろうね?
そんな困ってる僕達へ、魔の手が忍び寄る!
「キシャー!」
「「「!?」」」
突如現れたのは、一角兎という魔物だった。
僕達フェンリルの食べるお肉は、森に生息している魔物だから一角兎を食べたことも当然あるよ。
というか、美味しいからよく食卓に出てくるんだよね。
現れた一角兎は、僕達を獲物としてみているのかいきなりエリックに攻撃をしかけてきた!
「うわっ!」
避けたエリックは、そのままシモンの後ろに隠れてしまう。
「エリック!怪我してない!?」
シモンがエリックを守りつつ心配している。
「うぅ……ビックリした………」
涙目のエリック。
僕とシモンの怒りが一角兎に向いた。
「殺るしかないみたいだねぇ」
僕の殺意がメラメラ。
「よくも僕の弟に手を出したなぁ?」
シモンの殺意もメラメラ。
可愛い弟を殺ろうとした一角兎を、お兄ちゃんである僕とシモンが許すわけないんだよ。
可哀想に……エリックは、尻尾を股に挟んで怯えているじゃないか。
それでなくても、今は迷子で僕達のメンタルは弱っているというのに………。
「「許さないよ」」
「キュピッ!?」
一角兎が、やべぇっ!て顔したけどもう遅いんだよ。
「わぁーい!お肉だー!」
「やったやったー!」
「シモン、カミル、僕のために怒ってくれてありがとう。お肉ー!」
一角兎は、僕とシモンの手によって狩られた。
エリックがお礼を言ってくれて、三匹で手に入れた一角兎を喜ぶ。
ふふ、いいお土産ができたね!
「でも、僕達はレモンを採らないと帰れないけどね」
「ついでに、村の場所もわからないけどね」
「お肉、もしもの時の貴重な食料になるかもしれないね」
「「「………」」」
嬉しさの波は、現実の厳しさでサラリと砂のように流れてしまった。
もしかしたら、僕達今日中に帰れないかもしれない………。
そんな不安が、僕達の心に浮かんでしまう。
トボトボと一角兎を持って、僕達はまたウロチョロウロチョロし始めた。
「あれ?」
「なんだこれ?」
「………紙だね」
なんか、木に紙が括り付けられているのを発見した。
僕達は、とりあえず気になってそれをみてみたんだ。
『迷いし勇気ある者へ
誇り高きフェンリルの導きを授けよう
ここより紫色の花の方角へ真っ直ぐ進めば泉がある
そこから、赤き実りの方角へ進めばいずれ黄金をその手にできるであろう
by冒険者アール』
「「「黄金………?」」」
レモンとは関係なさそうだけど、これってもしかしたら宝の地図ってやつじゃないだろうか?
黄金みつけたら、ママもパパも褒めてくれるかな?
好奇心が刺激された僕達は、お互いの顔を見合わせる。
「行く?」
「僕達は迷子だ。迷子だから、行こう!」
「途中でレモンあるかもしれないし、行こう!」
ということで、僕達はレモンを探しつつ黄金を求めて突き進むのだった。
………それにしても、冒険者アールって何者なんだろうね?
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