欠片の軌跡⑥〜背徳の旅路

ねぎ(塩ダレ)

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第九章「海神編」

狂乱の宴のその後に ★

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抜いた後の汗やら何やらを纏ったまま、物凄くエロティックに深紅のベルベットのカバーの上に寝転がるウィルに俺は愕然とした。
そのエロい人が、手を握ってきて「今度はお尻の奥までして?」とか言ってくるもんだから、全身が勃起した。
いや、ちんこは勃たないけど。
何か鼻の奥がぬるっとした感じがして、俺は慌てて回復をかけた。

危ねぇ…また鼻血吹くとこだった…。

でも鼻血吹くって凄く人間的だよな。
そう思うとちょっと安心した。

それにしても、と動揺しながらウィルをちらりと横目で見る。
久しぶりにフルスロットルでスイッチ入ってるなぁ、ウィル。
付き合いたての頃は、俺はまだ性欲とかよくわかんなくて、スイッチ入っちゃったウィルのムンムンな色気に翻弄されてばっかりだった。
ウィルもあの頃はまだ本人もあんまり経験がなかったから、エロさの中に初々しさがあって、そのまっさらな白さと耐え難いエロス感みたいなギャップが堪らなかったけど……。

今のウィルは魔性だ。

俺に性欲が出て来てきてからはもう我を忘れてあれやこれややらかし続けて、しょっちゅう失神寸前な目に合わせたもんだから、体は物凄くエロい事をたくさん知っているし、それに対応できる経験値すらある。
普段はウィルの鉄壁の理性がそれにブレーキをかけていたから気づかなかったけど……これ、下手するとシルク並みに、いや、普段、清楚な雰囲気があるだけにシルクより質が悪い魔性ではないだろうか?!

「サーク……もう待てないよ……焦らさないで……?」

アンニュイな感じで横たわり、クスッと笑う。
色気が半端ない……。
綺麗な指が俺の指に絡みついて、シコシコしてくるんだけど…っ!!

のわぁ~~っ!!

誰だぁ~っ!
エッチな事大好きだけど!純真で恥ずかしがってばっかりだったのが色っぽくて可愛かったウィルを!!
こんな拒めないほどの魔性のエロスの化身の様にした奴はぁ~っ!!

………俺だな。

あぁ、俺だ。
俺だよ!!俺がやりましたっ!!

うん、わかった。
俺だ、俺が悪い。
だから責任を取って、このろくでもなくエロティックな美人は、俺が責任を持って満足させます!!

奥まで弄って欲しいって?!
もちろん!元々、その予定でしたし!!
そっちがその気なら!受けて立つ!!
声がかれるまで喘いで失神させてあげようじゃないか!!

上等だ!!
俺以外とエッチなんかできないって思えるほど、その体にとことん教えこんであげようじゃないですかぁ!!

ウィルのエロさに当てられて、俺の中でも変なスイッチが入ってしまった。
エッチな悪戯をしてくるウィルの手を握り、指先にチュッとキスをする。
その指を一本一本、丁寧に舐めてあげる。

「ふふっ、くすぐったいよ、サーク?」

「余裕ぶってられるのも、今だけだよ?ウィル??」

「ふ~ん??何してくれるの??」

「ウィルが今は知らない凄い事を教えてあげる。ウィルのこの、綺麗な体にね…。」

そう言って俺は、寝転ぶウィルの腹を、つつつっと指先で撫でた。
ん…と小さくウィルが喘いで、熱っぽく俺を見上げる。

何か本当、ヤバいな、ウィル。
絶対、他の男には見せられん。

俺は俺側のサイドテーブルに置いてある無限バックから、おなじみのペニスバンドとローション、そして最近ご無沙汰の性具の入ったカバンを取り出した。
それを興味深そうにウィルが眺めている。

「…………えっ?!サーク?!」

俺がそれをカバンから取り出した時、ウィルがちょっと焦った様に声を上げた。
その声に満足して、俺は振り返った。

「奥まで弄って欲しかったんだよね?ご希望通り、今日はたっぷり奥を可愛がってあげる。……奥の奥まで…ね??」

ウィルが焦ってガバッと体を起こした。
ちょっと顔が青ざめてて面白い。

「え?!嘘だろ……?!」

「嘘じゃないよ??」

「待ってっ!!それは……っ!!」

「自分で中まで洗ってくれたんだもんね??期待には応えないと。」

「や………っ!!」

ウィルが慌ててベッドを降りようとした。
だから俺は素早く捕まえて押し倒した。
焦ったような顔で真っ赤になっている。

「サーク……っ!!」

「今まで使ってたのは、標準サイズだからね??エッチなウィルは満足できなかったよね??」

「そんな事ない!!ヤダっ!!」

「ほら見て??これだとウィルのお腹のこんなところまで届くよ??」

俺は手にしたものをウィルの股間から腹に向けて置いてやった。
ブワッとウィルの顔が耳まで赤くなった。

そう、俺が出してきたのは、長さのあるディルドだ。
このサイズになると、なんでか普通の肌色とかじゃなくて黒なんだよなぁ~。
その黒光りするディルドで、トントンとウィルのお腹を撫でる。

「……やっ……無理…っ!!」

「無理じゃないよ。これはそういうのの中でも短いやつだから。」

「ヤダっ!!こんな人にない長さなんて……っ!!」

「ん~??ギリ、これぐらいの長さはあり得るよ??実際、俺、これよりちょっと短いけど、生きた人間についてんの、見た事あるし。」

「ふぇっ?!」

「まぁ、それはこれより太かったから、見た感じだともっとデカく見えたけど。」

「嘘っ?!」

「本当。さすがの俺もあれはビビったから。ヤバかったわ、あれは。本当にコイツ人間かって思ったし。」

ウィルはディルドの長さと俺の話に完全に固まってしまった。
う~ん、これでそのヤバかったちんこが実は顔見知りのもんだって知ったら、ウィル、そいつの顔、もうまともに見れないだろうな??
しかもそれが仲良しの友達の恋人とか知ったら、人間関係、しばらくギクシャクしそう。
元気かなぁ、鬼殺し……。
あれだけビッグサイズじゃ苦労すると思ってたら、案外あっさり収まる鞘が見つかったみたいで俺も一安心したけどさぁ…。
遅漏も治ったらしいし、良かった良かった。
何か懐かしい……。

「……あ……あ…あぁ……っ。」

ウィルがじっと黒光りするディルドを見つめている。
嫌々言いながら真っ赤になってるのに、目が反らせないんだ。
本当、ウィルの体、エッチになっちゃったよなぁ~。
俺はくすっと笑って、ウィルの腹に手を置いた。

「ほら、ここまで届くんだよ??」

「~~~っ!!」

俺はその部分をぐっと押し倒した。
ウィルは口を抑えて身をよじった。
そして信じられないと言った顔で目を白黒させている。

「……どう?疼いてるでしょ??この辺…??」

俺は触診をするように、ウィルの腹を軽く押しながらマッサージする。
中を洗ったって言っても、こんな奥までは想定してなかっただろうから、奥まで浄化してあげる。
ついでにマッサージしながら、ウィルが中まで入れたローションをまんべんなく行き渡らせてあげる。

「ん……っ!……んっ!んんんんっっ!!」

「ほら、外側から刺激するだけで感じてきたね、ウィル??」

「や……っ!!ヤダっ!!止めて!サークっ!!」

「何で?奥まで弄って欲しかったんでしょ??」

「あぁ……んっ!!ヤダっ!!こんな……っ!!」

「ふふふっ。疼いてるのが外側からでもわかるよ。エッチだね?ウィル??」

「あっ!!……ヤダっ!!……あああぁぁっっ!!」

「………欲しくなってきた??ここまで?凄く気持ちいいんだよ??失神しちゃうくらい。」

「や……っ!ダメっ!!こんな奥までされたら……っ!!」

「ここはね、アナル子宮って呼ばれてるんだよ??」

「!!」

「今日はたっぷり、ウィルに子宮まで犯される快感を教えてあげる。」

逃げようとしたウィルをとっ捕まえて、馬乗りになる。
にこっと見下ろすと、恐怖と期待の両方がまぜこぜになった顔でウィルが俺を見上げている。
俺はにこにこ笑いながら、ウィルによく見えるように、ペニスバンドのディルドを付け替えてあげた。

「あ……っ、あ…っ、あぁ………っ!!」

「これがこれからウィルの中に入るんだよ?」

「……や……っ!」

「さっき見せたところまで…ウィルの子宮まで…ずっぽりハメてあげる……。」

「……やっ!……無理…!!……そんな事されたら……っ!!」

「もう、戻れないね??ウィル??」

俺が笑いかけると、ウィルはイヤイヤと首を振った。
う~ん、ちょっと怖がらせちゃったかな?
これなら見せないで、こっそり付け替えて入れて上げれば良かったかなぁ??
ちょっと泣きかけのウィルを抱きしめる。

「泣かないで?大丈夫だよ??」

「大丈夫じゃない……っ!!」

「ごめんごめん。でも中、疼いてるでしょ??」

「だからって……そんなの怖い……っ!!」

「わかったよ、無理に奥まで入れないから。ね??」

俺はそう言ってウィルの瞼にキスをした。
ウィルはまだ不安そうな顔をしていたので、顔中にキスをする。
片手で抱きしめながら、片手を腹の上に起き、温めるように優しく撫でる。
唇に口付けると、トロンとした顔で俺の首に腕を回してきた。
しばらくそのまま、くちゅくちゅと舌を絡ませ合う。

「………無理にしない…??」

「うん、無理にしないよ。」

「わかった……。」

ウィルはチュウっと俺にキスをすると、納得してくれた。
少しだけ不安げな顔。
でも瞳の奥は欲情に満たされてる。

「……あ…っ!……お腹…あんまり刺激しないでくれ……。」

「どうして??」

「…………凄く……中が…疼いちゃうから……っ。」

ウィルは恥ずかしそうにそう言った。
これを入れられるのは怖いが、中は凄く疼きまくってしまってるみたいだ。
ちらりと俺を見てきた目は、欲情に濡れていた。
浅い息をはっはっと吐きながら、ウィルがゆっくりと身をよじる。

凄く色っぽい。

怖いという理性に反して、体はグズグズに刺激を欲している。
俺はウィルの動きに合わせて抱きかかえながら、うつ伏せに寝かせる。
腰を抱き上げ、突き出させた。
さっきスパンキングしたから、可愛いお尻はちょっと赤く腫れている。
俺はローションを手に取るとペニスバンドを装着し、ウィルの陰部も少し濡らした。
穴の方を確かめたが、十分柔らかかった。

それにしても……う~ん。
やっぱりちょっと感覚狂うな?!
ペニスバンドで初めて使うディルドなので、ウィルにハメるにしても感覚が若干掴めない。
ひとまずとばかりに、先端をピタッと可愛い蕾に押し当てた。

「あっ!」

「ふふふっ。そんなに緊張しないでよ?ウィル??ゆっくり楽しもうね??」

俺はそう言って、スローペースでディルドをズブズブ入れていった。

「ん……っ、んんんん……っっ!!」

「まだ力んじゃ駄目だよ??」

普段と違うもので緊張しているのか、ウィルの全身に力が入っていた。
それは当然、肛門括約筋もだ。
すんなり行くはずの部分でグイグイ押し返されてる。
俺もこの長さに慣れていないので上手く押せない。
さっき息も詰まっちゃったりしてるから、あまり無理はさせられない。
俺は後ろから抱きしめるように腰のあたりに腕を回し、ゆったりと緊張を解くように腹を撫でた。

「……あっ……あん……。」

小さくだが、悩ましい声が漏れる。
俺はそのまま腹をマッサージし続けながら、背中にキスを落とす。
反対の手を伸ばし、胸をやんわりと揉んであげる。

「あ…ン……バカぁ……揉むなよ……。」

ちょっと笑ってウィルが言った。
少しは余裕が持ててきたみたいだ。

「揉まれるのは嫌?」

「……嫌っていうか……んン…っ……ぁ……。」

「……乳首の方が好き??」

「や…っ!……ああぁっ!!ダメ……!いきなり…っ!!……あああぁぁっ!!」

キュッと乳首を摘むと、途端に艶っぽい声をあげる。
乳首も俺がイジり過ぎたのかなぁ??
感度、良すぎるよなぁ……。
可愛いけど。

段々と悩ましくウィルはお尻を振り始めた。
そんな誘うようにふりふりされたら、応えない訳にはいかない。
オレはゆっくり、挿入を再開した。

「あっ!あっ!……あぁっ!!」

「大丈夫。ゆっくり息をして?ウィル??いつものと変わらないだろ??」

ウィルはコクコク頷いた。
気持ちいいのか腰が揺れている。

「エッチ。腰振りしちゃってるよ??ウィル??」

「ああぁぁっ!!だってぇっ!!あぁっ!!ダメっ!!ゆっくりしないでぇぇっ!!」

「え?!ゆっくり入れられるのが駄目なの?!」

「あっ!あっ!あっ!らめっ!いつもと違う!!ああぁぁっ!!ゆっくりされると………っ!!あぁんっ!!」

ちょっと意外だった。
気を使ってゆっくりゆっくり挿入したせいで、かえってウィルは敏感になってしまって、すでにビクンビクンしている。
もしかして…と思って、少しだけゆっくり抜いてみた。

「ああぁぁっ!!いやぁぁっ!!イッちゃう!!変な感じにイッちゃうぅっ!!お願いっ!!ぬかないでぇぇ~っ!!」

ビクンッと大きく反り返ってウィルが叫んだ。
今日は散々、焦らされたりもしたせいで、中がかなり敏感になってるみたいだ。
抜くなと言われたので、少し勢いをつけてクチュっと突っ込んだ。

「んああぁぁ~~っ!!」

その瞬間、ウィルは軽くイッてしまってペニスからピュッピュッっと精液が飛んだ。
さっきと違って、めちゃくちゃイキやすくなってしまってるみたいだ。
そのまま浅くクチュクチュ出し入れしたら、また軽くイッて喘ぎながらビクビクしていた。

「ウィル……凄いね……。」

「あっあっあっ……ダメっ!!何で…?!感じすぎちゃぅ……っ!!」

「ふふふっ、気持ちいいね?ウィル??奥まで可愛がってあげたら、どうなっちゃうのかなぁ??」

「あっ!ダメェっ!!今日は止めてっ!!サークっ!!頭がおかしくなる……っ!!」

「なってよ、ウィル??」

「え?!」

「俺とのセックス以外、考えられないようにしてあげる。」

「待って……っ!!あっ!あああぁぁっ!!」

俺はまたゆっくり挿入を始めた。
ウィルは感じすぎてガクガク震えている。
挿入しているだけでこれなんだから、本当、ヤバいな、今日のウィル。
俺は腹の奥から欲望が湧いてきて、どうやってウィルを鳴かせてあげようかと考えていた。

そろそろだと思うんだけどなぁ??

ゆっくり挿入しながら、俺はそんな事を思った。
するとコツンと何かに当たるように抵抗を受けた。
ウィルが力んでしまっている訳じゃない。
俺はクスッと笑ってその抵抗をコツコツとゆるく突つく。

「ヒッ!!」

「ふふふっ、この辺までがウィルが知ってる最奥だよねぇ~。」

「ヒッッ?!ヤッ!!……サーク?!い、痛い……っ?!」

壁のようにぶつかるそれを、俺は少し強めに突いた。
ウィルがビクッと体を跳ねさせ、痛みを訴える。
ぎゅっと後ろから抱きしめて落ち着かせ、俺は耳元で囁いた。

「痛い??」

「え?うん……何か…ちょっと痛い……。」

「痛いよね?だって処女膜だもん。」

「えっ?!」

「ウィルの処女、俺がもらって良いよね?!」

「えっ?!えっ?!何?!……痛っ!!」

「この奥にね、ウィルの子宮があるんだよ??」

俺はそう言いながらウィルのお腹を擦り、コンコンとそこを突き続けた。
ウィルは訳がわからず混乱している。

「え?!この奥?!処女膜?!」

「ん~?正確にはヒューストン弁の一つで、コールラウシュ壁とも言われる場所だよ?壁っていうくらいだからこれ以上奥には行けない感覚があるけど、実際は弁だから、開けば奥に入れるんだよ?」

「…………………ウソ……?!」

「本当。ただコツがいるし、初めてだとちょっと痛いよ??」

痛いという言葉にウィルの体はビクッとした。
俺は落ち着けるように体を撫で回し、耳たぶを唇で食んだ。
ピクンッとウィルの体が艶っぽく反応する。

「ねぇ…ウィル……ウィルの処女、俺にちょうだい??」

甘く耳元で囁いて舌を絡ませる。
ウィルは考えていなかった展開なのか、かなり戸惑っているようだ。

「あっ……あぁ……っ、でも……っ!!」

「ウィルの事、もっと奥まで知りたいよ……。」

「あっ……っ!!」

「ウィルだって、疼いてるでしょ??この奥が……。」

今ディルドがある部分をクリクリ刺激して、それからその奥を教えるように指でなぞり、グイッと圧した。

「あっ?!あぁっ?!~~~っ!!…あああぁぁっっ!!」

散々マッサージした上、グイグイ何度か押されているそこ。
ウィルは予想だにしなかった疼きに悲鳴をあげた。
ただでさえ、今日はやたらと敏感になってるんだ。
まだ未体験の場所と言っても、一度その疼きに気づいてしまったら堪らないだろう。

「あああぁぁっ!!ダメっ!!サーク!!お腹!押さないでくれっ!!ああぁぁっ!!」

「気持ちいいね、ウィル??でも、外側からの刺激だけで足りる??」

「やっ!ダメェっ!!刺激しないでぇっ!!」

「直接、奥までガンガンに犯して欲しくない??ウィル??子宮、疼いてるんでしょ??」

「やっ!!子宮とか……っ!言わないでくれっ!!」

「だって子宮だもん。ウィルの子宮、俺に犯して欲しくてキュンキュンしてるよ??」

「あああぁぁっっ!!」

ウィルは耐え難い疼きに翻弄されていた。
俺はトントントンッとコールラウシュ壁を強めに刺激し続ける。
ウィルが涎を垂らしているのにも気づかず、動揺して叫んだ。

「ああぁぁっ!!ヤダっ!!サーク!それ!痛いっ!!」

「だって処女膜だもん。ウィル、俺に処女ちょうだい??」

「でも……っ!!」

「大丈夫。コツがいるって言ったでしょ?コツが掴めれば楽になるから。ね??」

ウィルはどうしていいのかわからないみたいだった。
グリグリとコールラウシュ壁を刺激しながら、俺はウィルを後ろから抱きしめる。
痛みと未知の事に怖がるウィルに、チュッチュッとキスをしまくる。

「サーク……。怖い……。」

「大丈夫。痛いのは最初だけだから、ね?その後は凄く気持ちよくなれるよ??」

「……どうすればいいんだ?」

「うん。排便する時みたいに力んでくれる??」

「えっ?!無理だろっ?!」

「大丈夫だよ。ウィル、自分で中を洗ったでしょ??それに俺だっていつもみたいに、ウィルの中、ちゃんと綺麗にしておいたから。たとえ力んでも心配するような物は出てこないよ。」

「………あんまり、はっきり言うなよ……バカ……っ。」

ウィルは恥ずかしそうにそっぽを向いた。
可愛い。
俺はぎゅっと抱きしめて耳元にキスをした。

「ウィルの処女、俺にくれる??」

ウィルは耳まで赤くして少し黙っていた。
触れ合う肌から伝わるウィルの心音を聞きながら、ウィルの答えを待つ。

「………いいよ。サークにあげる……。」

ドキドキと早打つその音を聞きながら、俺はぎゅっとウィルを抱きしめた。
幸せだなぁと思う。
感度がめちゃめちゃ上がってたから、有無を言わさず押し込んでしまう事も出来たけど、これからウィルの大事なものを貰うんだって事を俺自身、確認したかった。
そしてそれを奪うんじゃなくて、ウィルがくれるものにしたかった。

「えへへ。凄く嬉しい……。」

「バカ……。断りようのない状況にしといて……わざわざ確認しやがって……恥ずかしい……。」

「だって、奪うのとウィルがくれるのは違うもん。」

「バカ……。」

ウィルが顔を捻って俺の方を見た。
甘くトロけていて、凄く色っぽい。
俺は吸い寄せられるまま、唇を吸った。

「あ……サーク……早く気持ちよくして……??」

「うん……ちょっと痛いかもしれないけど、我慢してね??」

チュッともう一度軽くキスをして離れる。
俺はぐっとウィルの腰を高く引き上げた。

「ウィルはそのまま楽にしてて?」

「うん……。」

「行くよ??」

俺は慣らすようにクチュクチュとその場を刺激した。
ウィルが小さく喘ぎながら震えている。

「んっ……んっ……んんんんっっ!!…あっ!サークっ!!」

「うん、上手だよ、ウィル。気持ちいい?」

「あっ!……気持ちいい……っ!!」

「そのまま力んでみて?!」

「~~~っ!!……あっ!痛っ!!」

強めに突くと、ウィルは痛みを怖がって力みきれずにいる。
やっぱり意識させちゃうと難しいな。
俺はそう思いながら刺激を続け、ウィルが感じで仰け反ったタイミングで思い切りその首筋に噛み付いた。

「あっ?!あああぁぁっ!!」

噛まれた痛みでウィルが全身に力を入れた。
力んだそのタイミングで俺は抵抗の弱くなったコールラウシュ壁を思い切り貫いた。

「ヒッ?!」

「抜けたよ?ウィル??」

「……い……痛い……っ!!」

「ごめんね?でもじきに良くなるから。」

俺はそのまま腰を振った。
突き抜けた弁をマッサージする様に抜き差しを繰り返すと、痛みで強ばっていたウィルの体と声に変化が生まれた。

「んっ…んっ!!………あっ!!……あぁっ?!」

明らかに色のある声が出始める。
俺はそれを微笑ってみていた。

「あっ!あっ!あぁ…っ?!……ああぁぁっ!!」

「ふふふっ、気持ちいいでしょ??痛みは紛れてきた??」

「やっ!やんっ!!……ああぁぁっ?!何?!これ……っ?!」

「ん~??初めは痛いんだけどさ?なれるとここを刺激されるのが気持ちよくなるらしいんだよね?ここならそれなりに大きいペニスなら届くから、楽しんでる人は多いよ??ほら、クポクポされるの気持ちいいでしょ??」

「ああぁぁっ!!やらっ!!ダメェェェっ!!」

ウィルはすでに痛みではなく、快楽を得ているようだった。
はしたなく体をくねらせて喘いでいる。

「ふふふっ、気持ちよくなってくれて良かった。………でもね、ウィル??ウィルが知るのは、もっと奥だよ??」

コールラウシュ壁をクリアして、気持ちよさそうに喘いでいるウィルに、俺は告げた。
お腹を触り、どこが今、俺に犯されてるのか教えてあげる。

「あぁっ!!ダメっ!!サークっ!!これ以上は……っ!!」

「ダ~メ。奥を弄って欲しいって言ったのはウィルだよ??たっぷり子宮を虐めてあげる。」

コールラウシュ壁を抜けて抵抗のなくなったそこを、俺は一気に貫いた。
長めのディルドを限界までウィルの中に差し込んであげた。


「ヒィ…ッ!!……んああああぁぁ~~っっ!!」


ウィルが今まで聞いたことがないくらい大きな声で叫んだ。
見るとペニスから、ブシャァってくらいの勢いで射精している。
流石にこれは俺も驚いてしまった。

「凄いね?!ウィル?!そんなに気持ちいい?!」

「あっ!あっ!あっ!……ヒッ!…んあああぁぁ~~っっ!!!!」

「……あ~あ、壊れちゃった。」

訳がわからないどころか、目の焦点がちょっとおかしい。
奇声を上げて泣き叫び、なのにアンアンと自分から腰を振る。

「んあああぁぁっ……んっ!!あん!!あああぁぁっ!!気持ちいい…っ!!ダメっ!!こんなの知っちゃったら……!!あああぁぁっ~~っ!!らめぇ~っ!!おかしくなるっ!!おかしくなるからあぁぁぁっ!!」

ウィルはもうドロドロだった。
はしたなく喘いで、叫び、体をくねらせる。

ズクンっと腹の奥から耐え難い欲望が突き上げて来た。
ウィルの激しい痴態に、その熱気に、頭がクラクラした。
俺はそのまま、湧き上がる欲望に任せてウィルを激しく犯し続けた。

獣のように腰を振り、ウィルを突き上げる。
その度にウィルが快楽に狂っていく。
なんだか嬉しくなってきてしまった。

「あっ!あっ!……おぉっ!!……あんっ!!……おおおぉぉぉっ!!もっ!ダメェ…っ!!ガッ…あぁ~~っ!!!!」

「ふふふっ、凄い声。可愛い。」

「ヒギッ!!……ガッ……!!~~~っ!!ああぁぁぁっ!!」

「気持ちいい??ウィル??」

「~~~っ!!!!」

「はははっ。声も出なくなって来ちゃったね?ヤバいね?」

奇声を上げてよがるウィルを俺は犯し続けた。

もうウィルは強すぎる快楽に何がなんだかわからなくて、やめて欲しいと言う言葉すら吐けずにいた。
痙攣しまくって、ペニスからは精液なんだか潮なんだか、お漏らしなんだかを、ブシャァっと激しく何度も吹き出していた。

頭の片隅で、これが精霊の「人を殺す純粋さ」と同じものだとわかっていた。

それでも、ウィルを愛おしいと思う気持ち、腹の底から湧き上がる欲求、それが頭の中を支配して、チカチカチカチカ、強い快楽を感じていた。

やがてウィルのペニスは吐き出すものがなくなってしまって、力なくだらんと垂れ下がった。
ウィル自身ももう、ガクガク震えて意識が飛んでいた。
これ以上やったら、本当にウィルが壊れてしまう。
俺の理性がそう呼び掛けてきた。


「ウィル……愛してるよ……。」


俺はウィルを抱きしめた。
快楽を求める事をやめ、自分の何かが落ち着くのを待った。

ウィルはほとんど気を失っていて、口を開いて脱力したままピクンッピクンッと痙攣していた。
ズルリと長いディルドを引き抜くと、ブシャッと少しだけペニスから何かが漏れる。
ウィルは子宮を犯されるのが初めてだったのに、結局途中から暴走してしまった。

おかしな感覚だった。
自分が自分じゃないみたいな。
確かに自分はここにいて、自分の意志でやっていたのに、何かがチグハグしていた。
でもきっと、今、それを考えても仕方ないのだ。

ウィルにどこにも怪我などが無いか丁寧に調べ、体を清める。
疲れきって気を失い、寝てしまっただけの様だった。

軽くクリーニングしてから汚れまくったベッドカバーを外し、ウィルをベッドの中に寝かせた。
くたびれきったその寝顔を見つめ、張り付いた髪を整えるように梳いてあげた。


「……俺、このままウィルの側にいていいのかな……。」


ボーンさんは言った。
俺は人間じゃないって、精霊との間に生まれたものだと。
義父さんは言った。
俺は魂につけられていた封が取れて、自分でもどんどん封を外していると。

人間じゃないって事にあんなにも恐怖したけど、最近、段々と自分が人間じゃないものの方によっていっている気がする。
そしてそれを当たり前のように自分が受け止め始めている。

俺が人間である事を手放した時、きっと俺は「人を殺す純粋さ」でウィルを壊してしまうだろう。


「やだよ……そんなの、やだよ……。ウィル……ウィル……。いなくならないで……。」


自分で壊しかけておきながら、虫のいい言い草だと自分でも思う。

側にいたいなら、何とかしなければ。
タイミングよくウィルはしばらく留守にする。
そして家には今、義父さんがいる。

ウィルの寝顔を見つめながら、俺はしばらく、これからどうすべきかを考えていた。
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一年ぶりの再会。 成長した年下αは、もう"子ども"じゃなかった――。 「海ちゃんから距離を置きたかったのに――」 23歳のΩ・遥は、幼馴染のα・海斗への片思いを諦めるため、一人暮らしを始めた。 モテる海斗が自分なんかを選ぶはずがない。 そう思って逃げ出したのに、ある日突然、18歳になった海斗が「大学のオープンキャンパスに行くから泊めて」と転がり込んできて――。 「俺はずっと好きだったし、離れる気ないけど」 「十八歳になるまで我慢してた」 「なんのためにここから通える大学を探してると思ってるの?」 年下αの、計画的で一途な執着に、逃げ場をなくしていく遥。 夏休み限定の同居は、甘い溺愛の日々――。 年下αの執着は、想像以上に深くて、甘くて、重い。 これは、"なかったこと"にはできない恋だった――。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

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