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7話
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今日は、やっと出来上がった風景画をもってロドニー男爵が営むヴァンドーム商会へ行く。
中では親友のシャーロットが待っていてくれた。
早速、絵を見せるとシャーロットのお父様がとっても褒めて下さった。
前回の薔薇の静物画は有力貴族のバース侯爵夫人が買われたそうだ。
夫人はとっても気に入ってくれたらしい。
私は先日、兄から勧められたお見合いの話をシャーロットと彼女のお父様に話した。
二人共、今迄のペースで大好きな絵が描けるならメアリーにとっては趣味と実益を兼ねた良いお話だと言ってくれたが、シャーロットのお父様にその方のお名前を告げると、一度社交界で私のお相手の男性をお見かけしたことがあるが、なんだか凄く冷たい雰囲気の方で、特に女性嫌いで有名な方で心配もしてくれた。
たった一度きりなのに覚えているだなんてそんなに評判の悪い人だという事? 確かに不安ではあるわね。
でもそれって割り切ってしまえばお互い自由で大好きな絵も描きたい放題って事よね? 出来ればこの先も趣味としてではなく仕事としてやっていきたいと思っているので決して悪いお話ではない様な気がするんだけれど甘いのかしら?
中では親友のシャーロットが待っていてくれた。
早速、絵を見せるとシャーロットのお父様がとっても褒めて下さった。
前回の薔薇の静物画は有力貴族のバース侯爵夫人が買われたそうだ。
夫人はとっても気に入ってくれたらしい。
私は先日、兄から勧められたお見合いの話をシャーロットと彼女のお父様に話した。
二人共、今迄のペースで大好きな絵が描けるならメアリーにとっては趣味と実益を兼ねた良いお話だと言ってくれたが、シャーロットのお父様にその方のお名前を告げると、一度社交界で私のお相手の男性をお見かけしたことがあるが、なんだか凄く冷たい雰囲気の方で、特に女性嫌いで有名な方で心配もしてくれた。
たった一度きりなのに覚えているだなんてそんなに評判の悪い人だという事? 確かに不安ではあるわね。
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