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「ほーら、どきなさいよ!」
バキン、と氷柱が一斉に襲いかかる。不意な攻撃に避けられない騎士や魔導士たちが地面に平伏す。アシュタルが剣を振るうと、放たれた魔導が辛うじて氷柱を避けた者たちに襲いかかった。
「戦意のない者たちは剣を置け! この国を陥れる無法者に加担するならば王騎士団アシュタルが相手をする!」
アシュタルの口上に向かってくる者たちは、当てられた氷柱とアシュタルの魔導の衝撃で血塗れだった。それでも歯向かうのは王の道が正しいと思ってのことなのか。
「なぜ、フィルリーネ様が戦いに加わっているのだ!」
「フィルリーネ様、王はグングナルドを強靭な国へと導き担う唯一の方ですぞ!」
「フィルリーネ様は、反王派だ! お前たちの悪行が続くと思うな!」
「多くの仲間を殺してきた罪、今ここで償うがいい!」
対立する両者の言葉を耳にしながら、フィルリーネは両手を重ねてその手の前に魔法陣を描く。王派たちはそれを見て鼻で笑うように口端を上げた。高飛車フィルリーネは魔導を持っていないとされている。魔法陣を描いたところで、まともな攻撃などできないと思っているのだ。
防御などする暇はない。フィルリーネが描いた魔法陣から風の攻撃が繰り出される。目に見えない攻撃に、嘲笑っていた者たちが、驚愕のまま悲鳴を上げ次々に倒れた。
「フィルリーネ様!」
「こちらにはフィルリーネ様がいらっしゃる!」
正体を知らない者たちは油断をし、正体を知る者たちはフィルリーネの名を歓喜と共に上げた。
城は混乱で満ちていた。城のあちこちで攻防があり、ガラスの弾ける音や壁が破壊される音が耳に届く。怒鳴り声や叫び声も同じだ。
一刻も早くこの元となる集団を抑えなければならない。黒煙の上がる一角が見え、フィルリーネはそちらへ走り出した。廊下に転がる者たちを跨ぎ、剣を片手にまだ攻撃を行なおうとする男たちを蹴散らした。
「フィルリーネ様、先に行かないでください!」
「頑張ってついてきて!」
アシュタルの声に振り向かずに答えて、廊下を走ると、突然赤い影が走り込んできた。
「フィルリーネ様!」
アシュタルの剣が赤の影に突き刺さる。ぎゃうん、と鳴いて地面にへばったのは、魔獣ドミニアンだ。もう一匹が前足を蹴り上げフィルリーネに飛びつく。フィルリーネは即座に魔導を発し、ドミニアンの首を弾けさせた。
「魔獣が放たれたようですね」
「イムレス様が魔獣用の薬を使用しているはずだわ。こちらにはまだ来ていないみたいね」
ひくひくと鼻を動かしたままドミニアンが寝そべり、手足をびくつかせるとしばらくして動かなくなった。流れた血液が廊下を濡らし、フィルリーネの足元まで届く。
魔獣を操る薬を投与したとしても、この広さで向かう相手を選定できるのか。王派たちは魔獣除けの薬でも持っているかもしれない。
薬を持っていなければ王派だろうが反王派だろうが関わらず飛びつくだろう。イムレスが魔獣にだけ効く神経毒の薬を配っていた。魔獣に気付いたものがそれで退ける予定だ。
フィルリーネは持っていた剣の血を振り払い、再び走り始める。
窓の外に見える階下のテラスでも戦いがあった。赤い影が飛び回り、貴族たちが追われている。
王派でも反王派でもない。祝いに駆け付けていた貴族たちだ。
「アシュタル、降りるわよ!」
「は!? フィルリーネ様! お待ちください!!」
フィルリーネが手を伸ばせばエレディナがその手を取る。アシュタルは何とかエレディナのスカートを取った。
「どこ持ってんのよ!!」
「文句はフィルリーネ様に言ってくれ!」
飛び降りた矢先、ドミニアンが歯を剥き出しながら吠え掛かってくる。祝いに駆け付けた貴族の衣装は裾の長い動きにくいものだ。走るのにもつれて転ぶ者もいた。彼らの警備の騎士がついていたが、ドミニアンの数が多く対処しきれていない。
フィルリーネは飛び掛かってくるドミニアンの喉を切り裂き、剣を振り被った。別の方向から襲いかかるドミニアンをアシュタルが斬りつける。エレディナは氷を張り、追って来るドミニアンの足を止めた。
「フィルリーネ様!?」
「フィルリーネ様が剣を!??」
貴族たちは腰を抜かしているのか、尻餅を付いたり膝を付いたりしたまま、混乱の表情を浮かべた。
「王が意にそぐわぬ者たちの粛清を始めた。階下に降りて北側に逃げなさい! 戦えぬ者たちにそれを伝えよ!」
「しゅ、粛清…!?」
貴族の一人が疑いの眼を向けてきたが、今襲われたことを忘れないでほしい。エレディナが後から来た王派の者たちを追い立てると、フィルリーネの側へと飛んでくる。
その姿を見て貴族たちは困惑の顔しかしない。
「フィルリーネ様、上へ参りましょう。おそらくガルネーゼ様が戦っております」
「分かった。その前に、」
フィルリーネは指で空に字を描くと、ふっとそこに息を吹きかけた。白の粉が飛ぶように舞うと、空から降りて来る。それに触れた貴族が、あっと驚きの声を上げた。
「癒し…? フィルリーネ様が?」
驚愕どころか怪訝な顔をされたが、その顔をいつまでも眺める余裕はない。再びエレディナに掴まり、アシュタルと階上を目指す。窓から漏れていた煙は更に増え、黒煙と共に激しい爆発音が轟いた。
「ちょっと、激しすぎじゃない!? あのおっさん魔導使えないんでしょ!?」
「ガルネーゼ様は魔導具をお持ちだが…」
ガルネーゼは魔導が使えない代わり、魔導を備えた武具を持っている。今の爆発がどちらの攻撃か分からないが、ベルロッヒが相手であれば魔導の攻撃も当然にある。
フィルリーネは走り、広間への廊下を走った。開ききった扉から、騎士が倒れ込んでくる。見たことのある顔は王騎士団の騎士たちだ。
「フィルリーネ様! なぜこちらに!?」
「婚姻式は、どうなされたのですか!?」
フィルリーネの姿を見て驚く者は反王派ではない。傷を負った騎士たちは、部屋の中でもう一度起きた爆発に身を竦めさせた。そこにアシュタルが向かうと、騎士たちは驚きながらも応戦した。
「アシュタル、王騎士団でありながら、我々に楯突くのか!?」
「王騎士団だからと言って、王に忠誠を誓ったことなどない!」
「フィルリーネ様をなぜ連れている。人質でもとったつもりか!?」
人質とは片腹痛い。フィルリーネを質にとっても、死ぬほどの怪我さえしなければ遠慮などしないだろうに。
アシュタルに、王騎士団三人が見合った。個々ではアシュタルの方が腕は上だが、三人を相手は力がいる。
エレディナがその戦いに遠慮なく攻撃を繰り出した。一人の騎士の腕に氷柱が突き刺さり、悲鳴が上がる。その隙にアシュタルが剣で騎士を切り裂いた。しかし、傍からもう一人の騎士が剣を振りかぶる。エレディナが攻撃を繰り出そうとすると、一人がエレディナに攻撃をかけた。
「人型の精霊だと!? どうなっているんだ!!」
魔導の波動にエレディナは結界を作り弾き飛ばす。三人が見ているのはアシュタルとエレディナだけだ。フィルリーネの魔法陣に気付くのが一瞬遅れた。
「ぎゃああっ」
「馬鹿な。フィルリーネ様が!?」
「この方を、侮るな!」
アシュタルの斬撃は騎士の胸に入り、血飛沫が辺りに飛び散った。三人対三人ならエレディナのいるこちらの方が余程有利だ。しかも、相手はフィルリーネを戦闘相手に考えていない。それはこちらにとってとても有利なことだった。
広間では倒れこんだ騎士たちが重なり合っている。爆撃は敵味方選ばず吹き飛ばしたようだ。広間の先のテラスへの扉は粉々に砕かれて、広がった空間になっている。そこに数人の王騎士団や魔導士、ベルロッヒとガルネーゼが対峙していた。
「ガルネーゼ!」
「早かったな」
ガルネーゼは片腕を下ろしたまま、左手だけで剣を持っている。攻撃を受けたか、白群の柔らかな色の衣装が赤錆色に染まり、右手の指から血が滴り落ちていた。
対するベルロッヒは額から血を流し、片目を瞑っていた。まとっていた銀色の鎧は脇腹が大きく欠けている。傷は浅いようだが、大きく呼吸をしながら息を整えていた。
「フィルリーネ様!? なぜここに。婚姻式はどうなされたのですか!?」
ベルロッヒは怒鳴るように大声を上げた。テラスに散らばったガラスを踏みつけ、魔導を指先に溜めている。驚きを露わにしているが、攻撃の手を休めるつもりはないようだ。
バキン、と氷柱が一斉に襲いかかる。不意な攻撃に避けられない騎士や魔導士たちが地面に平伏す。アシュタルが剣を振るうと、放たれた魔導が辛うじて氷柱を避けた者たちに襲いかかった。
「戦意のない者たちは剣を置け! この国を陥れる無法者に加担するならば王騎士団アシュタルが相手をする!」
アシュタルの口上に向かってくる者たちは、当てられた氷柱とアシュタルの魔導の衝撃で血塗れだった。それでも歯向かうのは王の道が正しいと思ってのことなのか。
「なぜ、フィルリーネ様が戦いに加わっているのだ!」
「フィルリーネ様、王はグングナルドを強靭な国へと導き担う唯一の方ですぞ!」
「フィルリーネ様は、反王派だ! お前たちの悪行が続くと思うな!」
「多くの仲間を殺してきた罪、今ここで償うがいい!」
対立する両者の言葉を耳にしながら、フィルリーネは両手を重ねてその手の前に魔法陣を描く。王派たちはそれを見て鼻で笑うように口端を上げた。高飛車フィルリーネは魔導を持っていないとされている。魔法陣を描いたところで、まともな攻撃などできないと思っているのだ。
防御などする暇はない。フィルリーネが描いた魔法陣から風の攻撃が繰り出される。目に見えない攻撃に、嘲笑っていた者たちが、驚愕のまま悲鳴を上げ次々に倒れた。
「フィルリーネ様!」
「こちらにはフィルリーネ様がいらっしゃる!」
正体を知らない者たちは油断をし、正体を知る者たちはフィルリーネの名を歓喜と共に上げた。
城は混乱で満ちていた。城のあちこちで攻防があり、ガラスの弾ける音や壁が破壊される音が耳に届く。怒鳴り声や叫び声も同じだ。
一刻も早くこの元となる集団を抑えなければならない。黒煙の上がる一角が見え、フィルリーネはそちらへ走り出した。廊下に転がる者たちを跨ぎ、剣を片手にまだ攻撃を行なおうとする男たちを蹴散らした。
「フィルリーネ様、先に行かないでください!」
「頑張ってついてきて!」
アシュタルの声に振り向かずに答えて、廊下を走ると、突然赤い影が走り込んできた。
「フィルリーネ様!」
アシュタルの剣が赤の影に突き刺さる。ぎゃうん、と鳴いて地面にへばったのは、魔獣ドミニアンだ。もう一匹が前足を蹴り上げフィルリーネに飛びつく。フィルリーネは即座に魔導を発し、ドミニアンの首を弾けさせた。
「魔獣が放たれたようですね」
「イムレス様が魔獣用の薬を使用しているはずだわ。こちらにはまだ来ていないみたいね」
ひくひくと鼻を動かしたままドミニアンが寝そべり、手足をびくつかせるとしばらくして動かなくなった。流れた血液が廊下を濡らし、フィルリーネの足元まで届く。
魔獣を操る薬を投与したとしても、この広さで向かう相手を選定できるのか。王派たちは魔獣除けの薬でも持っているかもしれない。
薬を持っていなければ王派だろうが反王派だろうが関わらず飛びつくだろう。イムレスが魔獣にだけ効く神経毒の薬を配っていた。魔獣に気付いたものがそれで退ける予定だ。
フィルリーネは持っていた剣の血を振り払い、再び走り始める。
窓の外に見える階下のテラスでも戦いがあった。赤い影が飛び回り、貴族たちが追われている。
王派でも反王派でもない。祝いに駆け付けていた貴族たちだ。
「アシュタル、降りるわよ!」
「は!? フィルリーネ様! お待ちください!!」
フィルリーネが手を伸ばせばエレディナがその手を取る。アシュタルは何とかエレディナのスカートを取った。
「どこ持ってんのよ!!」
「文句はフィルリーネ様に言ってくれ!」
飛び降りた矢先、ドミニアンが歯を剥き出しながら吠え掛かってくる。祝いに駆け付けた貴族の衣装は裾の長い動きにくいものだ。走るのにもつれて転ぶ者もいた。彼らの警備の騎士がついていたが、ドミニアンの数が多く対処しきれていない。
フィルリーネは飛び掛かってくるドミニアンの喉を切り裂き、剣を振り被った。別の方向から襲いかかるドミニアンをアシュタルが斬りつける。エレディナは氷を張り、追って来るドミニアンの足を止めた。
「フィルリーネ様!?」
「フィルリーネ様が剣を!??」
貴族たちは腰を抜かしているのか、尻餅を付いたり膝を付いたりしたまま、混乱の表情を浮かべた。
「王が意にそぐわぬ者たちの粛清を始めた。階下に降りて北側に逃げなさい! 戦えぬ者たちにそれを伝えよ!」
「しゅ、粛清…!?」
貴族の一人が疑いの眼を向けてきたが、今襲われたことを忘れないでほしい。エレディナが後から来た王派の者たちを追い立てると、フィルリーネの側へと飛んでくる。
その姿を見て貴族たちは困惑の顔しかしない。
「フィルリーネ様、上へ参りましょう。おそらくガルネーゼ様が戦っております」
「分かった。その前に、」
フィルリーネは指で空に字を描くと、ふっとそこに息を吹きかけた。白の粉が飛ぶように舞うと、空から降りて来る。それに触れた貴族が、あっと驚きの声を上げた。
「癒し…? フィルリーネ様が?」
驚愕どころか怪訝な顔をされたが、その顔をいつまでも眺める余裕はない。再びエレディナに掴まり、アシュタルと階上を目指す。窓から漏れていた煙は更に増え、黒煙と共に激しい爆発音が轟いた。
「ちょっと、激しすぎじゃない!? あのおっさん魔導使えないんでしょ!?」
「ガルネーゼ様は魔導具をお持ちだが…」
ガルネーゼは魔導が使えない代わり、魔導を備えた武具を持っている。今の爆発がどちらの攻撃か分からないが、ベルロッヒが相手であれば魔導の攻撃も当然にある。
フィルリーネは走り、広間への廊下を走った。開ききった扉から、騎士が倒れ込んでくる。見たことのある顔は王騎士団の騎士たちだ。
「フィルリーネ様! なぜこちらに!?」
「婚姻式は、どうなされたのですか!?」
フィルリーネの姿を見て驚く者は反王派ではない。傷を負った騎士たちは、部屋の中でもう一度起きた爆発に身を竦めさせた。そこにアシュタルが向かうと、騎士たちは驚きながらも応戦した。
「アシュタル、王騎士団でありながら、我々に楯突くのか!?」
「王騎士団だからと言って、王に忠誠を誓ったことなどない!」
「フィルリーネ様をなぜ連れている。人質でもとったつもりか!?」
人質とは片腹痛い。フィルリーネを質にとっても、死ぬほどの怪我さえしなければ遠慮などしないだろうに。
アシュタルに、王騎士団三人が見合った。個々ではアシュタルの方が腕は上だが、三人を相手は力がいる。
エレディナがその戦いに遠慮なく攻撃を繰り出した。一人の騎士の腕に氷柱が突き刺さり、悲鳴が上がる。その隙にアシュタルが剣で騎士を切り裂いた。しかし、傍からもう一人の騎士が剣を振りかぶる。エレディナが攻撃を繰り出そうとすると、一人がエレディナに攻撃をかけた。
「人型の精霊だと!? どうなっているんだ!!」
魔導の波動にエレディナは結界を作り弾き飛ばす。三人が見ているのはアシュタルとエレディナだけだ。フィルリーネの魔法陣に気付くのが一瞬遅れた。
「ぎゃああっ」
「馬鹿な。フィルリーネ様が!?」
「この方を、侮るな!」
アシュタルの斬撃は騎士の胸に入り、血飛沫が辺りに飛び散った。三人対三人ならエレディナのいるこちらの方が余程有利だ。しかも、相手はフィルリーネを戦闘相手に考えていない。それはこちらにとってとても有利なことだった。
広間では倒れこんだ騎士たちが重なり合っている。爆撃は敵味方選ばず吹き飛ばしたようだ。広間の先のテラスへの扉は粉々に砕かれて、広がった空間になっている。そこに数人の王騎士団や魔導士、ベルロッヒとガルネーゼが対峙していた。
「ガルネーゼ!」
「早かったな」
ガルネーゼは片腕を下ろしたまま、左手だけで剣を持っている。攻撃を受けたか、白群の柔らかな色の衣装が赤錆色に染まり、右手の指から血が滴り落ちていた。
対するベルロッヒは額から血を流し、片目を瞑っていた。まとっていた銀色の鎧は脇腹が大きく欠けている。傷は浅いようだが、大きく呼吸をしながら息を整えていた。
「フィルリーネ様!? なぜここに。婚姻式はどうなされたのですか!?」
ベルロッヒは怒鳴るように大声を上げた。テラスに散らばったガラスを踏みつけ、魔導を指先に溜めている。驚きを露わにしているが、攻撃の手を休めるつもりはないようだ。
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