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3章:How about tea?
3話:不安な夜
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その日の夜、エリオットは少し寝付けずにいた。今になって、色んな不安がこみ上げてきて眠りを妨げている。
流行りだした風邪も、パーティーの事も。あまり変化に柔軟ではない思考だから、いざその場に立つまでは不安になってしまう。その場になると強いとは思うけれど。
部屋の中で重く溜息をついていた、その時。ふと扉をノックする音がした。
「はい」
声を掛けて近づき、開けてみる。けれどそこに人の姿はない。首を傾げていると、トントンと肩を叩かれた。
「!」
「コン」
驚いて勢いよく振り向いた顔の前に、手で作った狐がちょんと向けられる。意表をつかれて目をぱちくりしていると、やった相手がにっこり笑った。
「驚いた?」
「オスカル」
柔らかなクリーム色の髪がさらりと揺れて、楽しそうな顔がのぞき込む。脱力して名を呼ぶと、彼は小さく笑うのだ。
「どうしたのですか、こんな夜更けに」
「夜更けって、まだ九時を過ぎたくらいだよ?」
時計に目をやって、自分でも驚いた。ずいぶん時間が過ぎたと思っていたけれど、そうでもなかったようだ。
「少し、お邪魔してもいい?」
問われて、迷った。三階は各兵府の団長が暮らしている。エリオットもここに部屋がある。この部屋に人を招き入れた事はない。プライベートな場所だから、見られるのは少し恥ずかしかった。
「駄目?」
コテンと首を倒して甘い顔。この人、こうすると要求が通ると思っているんだと思う。
「……どうぞ」
根負け、と言うよりは許した。何より想い続けている人が相手だから、甘くなる。見られて困る物もないのだから、かまわなかった。
「綺麗にしてるんだね。でも、仕事場よりはアットホーム」
扉を閉めてお茶を出していると、そんな風に言われる。この部屋はくつろげる場所にしたくて、仕事の物は持ち込んでいない。色調も柔らかなベージュを基調に、観葉植物や柔らかい素材の物を使っている。
ソファーセットのクッションを抱え込みながら、オスカルは「気持ちいい」とご満悦な様子だ。
「どうしたのですか、こんな時間に。何かありましたか?」
彼の対面に座ったエリオットは、ハッと気づいて顔色を変えた。もしやまた患者が増えたんじゃ。そう思ったのだ。
だが目の前のオスカルは苦笑して、首を横に振った。
「問題は起こってないよ、大丈夫。ほら、パーティーの医務室管理、お願いしちゃったでしょ? 不安そうにしてたから、ちょっとだけ」
「え? あぁ……」
見透かされていた。それが恥ずかしくもあり、嬉しくもある。気に掛けてもらえるのは、ほんの少し嬉しかったりもした。
「大丈夫? 色んな事が重なって、大変だよね。ごめんね、面倒をかけて」
「いえ、それは平気です」
「嘘。不安そうな顔してるよ」
覗き込むようにスッと近づいた顔がとても近い。ドキッとして、そこから鼓動が早くなるのを止められない。悪戯っぽく、蠱惑的に。ちょんと鼻先に指が触れた。
「誤魔化さないの、エリオット。誰だって、経験の無いことは多少不安なんだから」
そう言われると、ほんの少し気持ちが楽になるような気がした。
「それに、そんなに人は多くないし、大変な人が運ばれてくる事もないよ」
「そうなのですか? 主に、どのような人が」
「パーティーで一番多いのが、酩酊者」
「あぁ……」
これにはなんて言っていいか。まぁ、予想通りなのだろうけれど。
でも、なんだかそれも腑に落ちない。冷静に考えると、今回は陛下主催の年末パーティー。出席者は国の重役や貴族ばかりだ。それなりに年を召した人が多いだろうに、今更酩酊者なんて。
けれど、そんなエリオットの疑問までお見通しなのか、オスカルが答えを投げ込んでくれた。
「陛下主催の年末パーティーだけは、家族の出席が可なんだよ。だから、陛下に面通しさせたい若者を連れてくるお歴々がわんさか。結果、場の雰囲気に飲まれて飲み過ぎる奴が多いんだよね」
「なるほど、そういうことでしたか」
そうなると、あれこれ用意する物が変わってくる。主に水だったり、桶が活躍だろう。
「あっ、でも医務室には運ばないから安心してね」
「え?」
「そういう奴はこっちで見つけて会場から引っ張り出して、別室に案内するの。そこで水なり桶なり出して落ち着かせて、寝たらそのまま毛布掛けておしまい。意識あるなら従者にそれとなく伝えて帰ってもらうんだ。これは、近衛府の仕事」
「では、私の仕事は?」
近衛府がそこまでしてくれるなら、医務室なんていらない。困った顔をしていると、オスカルは「うんうん」と頷いた。
「酩酊者でも、様子の違う重症の人とか。あと、多いのがご婦人かな。履き慣れない靴を履いて足を痛める人とかもいるし。急患って感じは今までないから、安心して」
それを聞くと、少しだけ安心できた。ほっとして気が緩むと、オスカルがにっこりと微笑む。
甘い笑み。近衛府の面々は彼のこの笑みを、悪魔の笑みと言う。向けられた人の心を一瞬でも掴んでしまう、そういう魔力があると。
これには納得できる。実際、捕まっている人間がここに一人いるのだから。
「ねぇ、エリオット。近衛府に長くいるとね、得意技が二つ増えるんだよ。何だと思う?」
「え?」
悪戯っぽい笑いと声が問いかけてくる。とても軽い会話の一つに、気持ちがざわつく。嬉しくて、恥ずかしくて、もどかしくて。
「話術……ですか?」
「そんなの、最初からできてもらわないと仕事にならないよ。言葉を間違うと貴族ってのは面倒なんだから、察して的確に誘導できないと」
誘導、してるんだ。
クッションを抱えたまま、オスカルは楽しそうにしている。その前で悩んでいると、ちょんっと指が鼻先に触れた。
「時間切れ」
「時間制限なんてあったんですか」
「あったの。正解はね、シミ抜きと裁縫」
「シミ抜きと、裁縫?」
確かにどんな貴族でもあまり縁の無いジャンルだ。一部の人間を除いて。
オスカルは得意そうな顔で、まるで自慢するように鼻を鳴らす。子供っぽい表情は実年齢よりずっと幼い。
「パーティーではね、よく物をこぼす人がいるんだ。飲み物が多いかな。で、綺麗なドレスにシミを! って、騒ぐ人が多いの。そういう人は別室に連れて行って、代わりの服を用意して着替えてもらってさ、その間に僕たちでシミを抜く。んで、それとなく汚れた服は従者の人に渡して、貸した服は後日返してもらうようにするんだ」
「裁縫も?」
「見栄を張ってサイズの合わない服を着て、食べ過ぎてボタンがパァーン!」
「ふふっ」
大げさな身振り手振りでソファーの背もたれに倒れ込むオスカルに笑う。想像すると、失礼だけれど滑稽で笑えた。
「他にも、しゃがんだ途端にお尻がビリッ! とかね。ね? 裁縫も必要になるでしょ?」
「確かに」
「器用者が重宝するんだよ、近衛府は」
笑って、頷いて、そうしたら軽くなって。エリオットはいつの間にか、不安が消えていた。
「さて、そろそろ寝ようかな」
大きく伸びをしたオスカルが立ち上がる。時計を見れば、もう一時間も経っていた。そんなに長くは感じなかったのに。
「おやすみ、エリオット」
「はい。おやすみ、オスカル」
閉じた扉が、やっぱり少し寂しい。もう少し彼の側にいたかった。そんな思いがこみ上げる。
様子を見に来て、元気がないから明るくして、笑えるようになったから帰って行った。多分、そんなところ。
「……好きですって言えたら、何かが変わるのでしょうかね」
呟いて、でもそんな勇気は無いと自分に言って、エリオットは布団に潜り込む。失う事が怖くて言えず、言っても想いが通じるなんてことはない。彼が優しいのは皆にであって、自分が特別ではないのだから。
自分の殻を破れない。そんな自分に最近一番辟易しているような気が、エリオットはしていた。
流行りだした風邪も、パーティーの事も。あまり変化に柔軟ではない思考だから、いざその場に立つまでは不安になってしまう。その場になると強いとは思うけれど。
部屋の中で重く溜息をついていた、その時。ふと扉をノックする音がした。
「はい」
声を掛けて近づき、開けてみる。けれどそこに人の姿はない。首を傾げていると、トントンと肩を叩かれた。
「!」
「コン」
驚いて勢いよく振り向いた顔の前に、手で作った狐がちょんと向けられる。意表をつかれて目をぱちくりしていると、やった相手がにっこり笑った。
「驚いた?」
「オスカル」
柔らかなクリーム色の髪がさらりと揺れて、楽しそうな顔がのぞき込む。脱力して名を呼ぶと、彼は小さく笑うのだ。
「どうしたのですか、こんな夜更けに」
「夜更けって、まだ九時を過ぎたくらいだよ?」
時計に目をやって、自分でも驚いた。ずいぶん時間が過ぎたと思っていたけれど、そうでもなかったようだ。
「少し、お邪魔してもいい?」
問われて、迷った。三階は各兵府の団長が暮らしている。エリオットもここに部屋がある。この部屋に人を招き入れた事はない。プライベートな場所だから、見られるのは少し恥ずかしかった。
「駄目?」
コテンと首を倒して甘い顔。この人、こうすると要求が通ると思っているんだと思う。
「……どうぞ」
根負け、と言うよりは許した。何より想い続けている人が相手だから、甘くなる。見られて困る物もないのだから、かまわなかった。
「綺麗にしてるんだね。でも、仕事場よりはアットホーム」
扉を閉めてお茶を出していると、そんな風に言われる。この部屋はくつろげる場所にしたくて、仕事の物は持ち込んでいない。色調も柔らかなベージュを基調に、観葉植物や柔らかい素材の物を使っている。
ソファーセットのクッションを抱え込みながら、オスカルは「気持ちいい」とご満悦な様子だ。
「どうしたのですか、こんな時間に。何かありましたか?」
彼の対面に座ったエリオットは、ハッと気づいて顔色を変えた。もしやまた患者が増えたんじゃ。そう思ったのだ。
だが目の前のオスカルは苦笑して、首を横に振った。
「問題は起こってないよ、大丈夫。ほら、パーティーの医務室管理、お願いしちゃったでしょ? 不安そうにしてたから、ちょっとだけ」
「え? あぁ……」
見透かされていた。それが恥ずかしくもあり、嬉しくもある。気に掛けてもらえるのは、ほんの少し嬉しかったりもした。
「大丈夫? 色んな事が重なって、大変だよね。ごめんね、面倒をかけて」
「いえ、それは平気です」
「嘘。不安そうな顔してるよ」
覗き込むようにスッと近づいた顔がとても近い。ドキッとして、そこから鼓動が早くなるのを止められない。悪戯っぽく、蠱惑的に。ちょんと鼻先に指が触れた。
「誤魔化さないの、エリオット。誰だって、経験の無いことは多少不安なんだから」
そう言われると、ほんの少し気持ちが楽になるような気がした。
「それに、そんなに人は多くないし、大変な人が運ばれてくる事もないよ」
「そうなのですか? 主に、どのような人が」
「パーティーで一番多いのが、酩酊者」
「あぁ……」
これにはなんて言っていいか。まぁ、予想通りなのだろうけれど。
でも、なんだかそれも腑に落ちない。冷静に考えると、今回は陛下主催の年末パーティー。出席者は国の重役や貴族ばかりだ。それなりに年を召した人が多いだろうに、今更酩酊者なんて。
けれど、そんなエリオットの疑問までお見通しなのか、オスカルが答えを投げ込んでくれた。
「陛下主催の年末パーティーだけは、家族の出席が可なんだよ。だから、陛下に面通しさせたい若者を連れてくるお歴々がわんさか。結果、場の雰囲気に飲まれて飲み過ぎる奴が多いんだよね」
「なるほど、そういうことでしたか」
そうなると、あれこれ用意する物が変わってくる。主に水だったり、桶が活躍だろう。
「あっ、でも医務室には運ばないから安心してね」
「え?」
「そういう奴はこっちで見つけて会場から引っ張り出して、別室に案内するの。そこで水なり桶なり出して落ち着かせて、寝たらそのまま毛布掛けておしまい。意識あるなら従者にそれとなく伝えて帰ってもらうんだ。これは、近衛府の仕事」
「では、私の仕事は?」
近衛府がそこまでしてくれるなら、医務室なんていらない。困った顔をしていると、オスカルは「うんうん」と頷いた。
「酩酊者でも、様子の違う重症の人とか。あと、多いのがご婦人かな。履き慣れない靴を履いて足を痛める人とかもいるし。急患って感じは今までないから、安心して」
それを聞くと、少しだけ安心できた。ほっとして気が緩むと、オスカルがにっこりと微笑む。
甘い笑み。近衛府の面々は彼のこの笑みを、悪魔の笑みと言う。向けられた人の心を一瞬でも掴んでしまう、そういう魔力があると。
これには納得できる。実際、捕まっている人間がここに一人いるのだから。
「ねぇ、エリオット。近衛府に長くいるとね、得意技が二つ増えるんだよ。何だと思う?」
「え?」
悪戯っぽい笑いと声が問いかけてくる。とても軽い会話の一つに、気持ちがざわつく。嬉しくて、恥ずかしくて、もどかしくて。
「話術……ですか?」
「そんなの、最初からできてもらわないと仕事にならないよ。言葉を間違うと貴族ってのは面倒なんだから、察して的確に誘導できないと」
誘導、してるんだ。
クッションを抱えたまま、オスカルは楽しそうにしている。その前で悩んでいると、ちょんっと指が鼻先に触れた。
「時間切れ」
「時間制限なんてあったんですか」
「あったの。正解はね、シミ抜きと裁縫」
「シミ抜きと、裁縫?」
確かにどんな貴族でもあまり縁の無いジャンルだ。一部の人間を除いて。
オスカルは得意そうな顔で、まるで自慢するように鼻を鳴らす。子供っぽい表情は実年齢よりずっと幼い。
「パーティーではね、よく物をこぼす人がいるんだ。飲み物が多いかな。で、綺麗なドレスにシミを! って、騒ぐ人が多いの。そういう人は別室に連れて行って、代わりの服を用意して着替えてもらってさ、その間に僕たちでシミを抜く。んで、それとなく汚れた服は従者の人に渡して、貸した服は後日返してもらうようにするんだ」
「裁縫も?」
「見栄を張ってサイズの合わない服を着て、食べ過ぎてボタンがパァーン!」
「ふふっ」
大げさな身振り手振りでソファーの背もたれに倒れ込むオスカルに笑う。想像すると、失礼だけれど滑稽で笑えた。
「他にも、しゃがんだ途端にお尻がビリッ! とかね。ね? 裁縫も必要になるでしょ?」
「確かに」
「器用者が重宝するんだよ、近衛府は」
笑って、頷いて、そうしたら軽くなって。エリオットはいつの間にか、不安が消えていた。
「さて、そろそろ寝ようかな」
大きく伸びをしたオスカルが立ち上がる。時計を見れば、もう一時間も経っていた。そんなに長くは感じなかったのに。
「おやすみ、エリオット」
「はい。おやすみ、オスカル」
閉じた扉が、やっぱり少し寂しい。もう少し彼の側にいたかった。そんな思いがこみ上げる。
様子を見に来て、元気がないから明るくして、笑えるようになったから帰って行った。多分、そんなところ。
「……好きですって言えたら、何かが変わるのでしょうかね」
呟いて、でもそんな勇気は無いと自分に言って、エリオットは布団に潜り込む。失う事が怖くて言えず、言っても想いが通じるなんてことはない。彼が優しいのは皆にであって、自分が特別ではないのだから。
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