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6章:朋友
3話:飲みにケーション
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トレヴァーが連れてきたのは、大きな通りにある賑やかな店だった。開店してから時間が経っていなかったのか、二階の個室が取れた。好きに料理を頼み、飲み物を注文する。お酒が苦手だというコナン以外は酒を頼み、揃ったところで乾杯となった。
「さて、まずは改めて自己紹介だな。トレヴァー、いけ」
「俺から?」
場の取り仕切りをするゼロスに名前を挙げられて、トレヴァーは自身を指さし驚いた声で言う。けれどこの人選をしたのはトレヴァーなのだから、当然といえば当然だ。
「えっと。トレヴァー・ワイネス、第三師団所属だ。目標はまず一勝! よろしく」
恥ずかしそうにほんの少し頬を染めたトレヴァーに全員が頷く。だがレイバンだけは楽しげに「一勝なんて生ぬるい」と言って立ち上がった。
「レイバン・ラングリッジ、第五師団所属。奇襲も速攻もお手の物。とにかく楽しくやれればいいかな。このメンバーはなかなか刺激的で楽しそうだから、期待してる。一勝と言わず全勝が目標かな。よろしく」
「随分大きく出たな」
ニヤリと楽しげに笑ったレイバンを見て苦笑しながら、ゼロスが呟く。だがその表情には否定的なものはない。むしろやりがいを感じた。
「第一師団所属の、ゼロス・レイヴァースだ。俺もこのチームでのゲームを楽しみにしている。ただ、怪我のないようにだけ気をつけてもらいたい。後で一人入れるなんて、興ざめだろ?」
ニッと悪い笑みを浮かべたゼロスは、案外俗な感じなのかもしれない。ただ、間違い無く人を引っ張っていく奴だ。そう、ランバートは感じていた。
「さて、次は」
「あの、先に僕が。最後は緊張して、声が出なくなりそうなので」
消え入りそうな声でコナンは立ち上がり、オロオロしながらも前を向く。その手がちょっと震えていた。
「コナン・オーウェンです。第四師団所属ですが、弱くて。剣も槍もあまり得意じゃありません。正直、皆さんのお役に立てるかとても心配していますが、足を引っ張らないようにだけ頑張ります。どうか、よろしくお願いします」
勢いよく頭を下げたコナンに、レイバンが大きく拍手する。席を立って隣に並んだ彼はコナンの肩を叩いて「よろしく」と声をかけていた。
案外、彼は面倒見がいいのかもしれない。視線には暖かみがあるし、表情にも穏やかさがある。おふざけはするが、相手は選んでいるのだろう。
「じゃ、最後はランバートな」
「あぁ、そうか」
気づけば最後だ。どう言えばいいかと悩みながら立ち上がり、メンバーの顔を見る。なんとも個性的で、気のいい奴らが集まっている。ここに自分が参加できている事が嬉しかった。
「第二師団所属の、ランバート・ヒッテルスバッハです。俺は、このメンバーとやれるだけで嬉しく思う。こんな接点の無かった俺に声をかけて受け入れてくれただけで、本当に嬉しいんだ。だから、楽しくやれればと思っている。今後もよろしく」
これはそのままランバートの気持ちだった。
トレヴァーが声をかけてくれなかったら。ここの誰かが難色を示したら。それだけできっとここにいなかった。文句もなく、話したことも無い相手を仲間に入れてくれた彼らに感謝している。
ドンッと背中を叩かれて、見ればレイバンが笑っていた。
「もっと楽に構えろよ、ランバート。それに、みんなお前には興味があったんだ。俺たちは組めてラッキーだったよ」
「そうなのか?」
「なんだ、気づいて無かったのか?」
ゼロスまでもがそんな事を言う。酒を傾けながら楽しげにする彼に首を傾げたのはランバートだった。
「お前を誘いたかった奴は、正直沢山いたと思う。ただ、誰もその一歩が出なかったんだろうな」
「なんせ有名人だしな。しかもファウスト様たちと懇意で、色々と謎が多い。実力だけでも欲しがった奴は多いって。そして、そんな雰囲気まったく無視で声をかけたトレヴァーは偉い」
視線がトレヴァーに向く。まったくそんな事を意識していなかった様子のトレヴァーは、むしろ驚いていた。
「え? そんなに競争率高かったのか? 俺は話してみたいって思ったから、声かけたんだけど」
「周囲の牽制とか、声をかけづらい雰囲気とか読まなかったのか?」
「そういうことをこいつに期待しても無駄だって、ゼロス。なんせ思考と行動が直通なんだから。ある意味いいことだと思うが」
互いを知っているような口ぶりの三人を見て、少しだけ羨ましいと思う。そしてそこに自分も参加できていることが、ちょっとだけ嬉しかった。
「三人は、入団テストで知り合ったんですか?」
遠慮がちにコナンが聞いてくるのを、三人が肯定する。それに「いいな」と呟いたコナンが、ランバートを見た。
「ランバートさんは、途中からですよね? どうして騎士団に入ったんですか?」
「あぁ、なんて言うか……婚活?」
「「婚活!」」
驚いて素っ頓狂な声を上げたレイバンとトレヴァーを見るのは実に楽しい。そして、ゼロスが頭が痛いと言わんばかりに額を押さえている。
「母に綺麗な息子が欲しいとせがまれたのがきっかけかな」
「え? じゃあ、相手探し中なわけ?」
ぎょっとした目でトレヴァーが一歩引く。ランバートはニヤリと笑って、あえて一歩近づいた。
「俺はダメだぞ!」
「分かってるって」
ゲラゲラ笑ったランバートの肩を、いつの間にか近づいてきたレイバンが組む。そして、ニッと笑った。
「俺でよければ相手しようか?」
「こら、レイバン」
「だって、すっごい玉の輿。しかもランバート美人だから、夜も楽しそう」
妙に艶のある紫の瞳が覗き込むのを見て、ランバートは苦笑する。確かに一時を楽しむには悪くないのだが、生涯の相手となるとちょっと違って見えた。
「だっ、ダメだぞ! そんな不純な動機」
「おやぁ? 不純じゃない動機ってあるのかなぁ?」
「それは、その! だって、玉の輿とか体の相性とかで人生決めるのは!」
「トレヴァー、からかわれてるぞ」
あきれ顔のゼロスが取りなし、ランバートは側のレイバンと顔を見合わせて大いに笑った。
酒が進み、食事が進み、それぞれ楽しく時間が過ぎる。みんな気のいい相手で腹を割って話せた。
トレヴァーは性格が真っ直ぐで嘘がなく、思った事は口にする。
ゼロスは多くは語らないが付き合いがよく、全体に気を回せる奴だ。
レイバンは悪戯や悪乗りもするが、相手は選ぶ。それに、案外暖かみのある相手だ。
そしてコナンは控え目だけれど、慣れてくれば笑顔で話をしてくれる。
「なぁ、ランバート」
酒が進んだトレヴァーの目は据わっている。持っていたジョッキを置いてズイッと顔を寄せたかと思えば、さっきまでの遠慮がどこに飛んだのか迫る勢いで近づいた。
「ファウスト様って、どんな人なんだ」
「はぁ? ファウスト様?」
と言われても、なんて言えばいいのか。どんな人かを語るには、まだまだ分からないのだが。
「まーた始まったよ、トレヴァーのファウスト様愛」
「ファウスト様愛?」
「尊敬してやまないファウスト様について、熱ーく語りたい」
「適当なところで切らないと厄介だぞ、ランバート」
あきれ顔のレイバンと苦笑するゼロス。その様子を見ると、相当なのだろう。
「なぁ、ランバート親しいんだろ? どんな人なんだ?」
「どんなって……そうだな。優しくて、お人好しで、案外世話好きかな。でも、話すと俗物っぽい所もあるし、付き合いもいいかな」
「おっ、深いねぇ」
レイバンは笑っている。興味が無いわけではなさそうだ。
「強いよなぁ、やっぱり。俺はあの人を見て騎士団に入ったんだ。かっこいいよなぁ」
「そういう人、多いのか?」
「あぁ、多いと思うぞ。先輩の中にもかなりいる。確かにあの人はかっこいいからな」
やっぱり行き過ぎた憧れや尊敬があるのだろう。そんな風に思えた。
「声かけないのか?」
「とんでもない! 俺程度が声かけたって、なんて言えばいいかもわかんない」
慌てたように言うトレヴァーの様子を見て、ランバートは少しだけ寂しくなる。もっと近づけば受け入れてくれる人だ。あの人は面倒見もいいのに。
ふと考えが回って、ランバートは笑う。そしてその場にいる全員を巻き込むつもりで見回した。
「そんなにファウスト様と話してみたいなら、明日早起きして俺と一緒にこいよ」
「何があるのかなぁ?」
乗り気らしいレイバンがニッと笑う。それに、ランバートも詳しくは話さずに笑った。
「まぁ、楽しい事かな? 二日酔いじゃなければ、楽しいよ」
「ファウスト様と話せるのか!」
「勿論」
「行く!」
熱意がいっそう溢れる顔のトレヴァーに溜息をつくゼロスだったが、彼も乗る気でいるっぽい。そして戸惑うコナンも、誘うと素直に頷いた。
「さて、まずは改めて自己紹介だな。トレヴァー、いけ」
「俺から?」
場の取り仕切りをするゼロスに名前を挙げられて、トレヴァーは自身を指さし驚いた声で言う。けれどこの人選をしたのはトレヴァーなのだから、当然といえば当然だ。
「えっと。トレヴァー・ワイネス、第三師団所属だ。目標はまず一勝! よろしく」
恥ずかしそうにほんの少し頬を染めたトレヴァーに全員が頷く。だがレイバンだけは楽しげに「一勝なんて生ぬるい」と言って立ち上がった。
「レイバン・ラングリッジ、第五師団所属。奇襲も速攻もお手の物。とにかく楽しくやれればいいかな。このメンバーはなかなか刺激的で楽しそうだから、期待してる。一勝と言わず全勝が目標かな。よろしく」
「随分大きく出たな」
ニヤリと楽しげに笑ったレイバンを見て苦笑しながら、ゼロスが呟く。だがその表情には否定的なものはない。むしろやりがいを感じた。
「第一師団所属の、ゼロス・レイヴァースだ。俺もこのチームでのゲームを楽しみにしている。ただ、怪我のないようにだけ気をつけてもらいたい。後で一人入れるなんて、興ざめだろ?」
ニッと悪い笑みを浮かべたゼロスは、案外俗な感じなのかもしれない。ただ、間違い無く人を引っ張っていく奴だ。そう、ランバートは感じていた。
「さて、次は」
「あの、先に僕が。最後は緊張して、声が出なくなりそうなので」
消え入りそうな声でコナンは立ち上がり、オロオロしながらも前を向く。その手がちょっと震えていた。
「コナン・オーウェンです。第四師団所属ですが、弱くて。剣も槍もあまり得意じゃありません。正直、皆さんのお役に立てるかとても心配していますが、足を引っ張らないようにだけ頑張ります。どうか、よろしくお願いします」
勢いよく頭を下げたコナンに、レイバンが大きく拍手する。席を立って隣に並んだ彼はコナンの肩を叩いて「よろしく」と声をかけていた。
案外、彼は面倒見がいいのかもしれない。視線には暖かみがあるし、表情にも穏やかさがある。おふざけはするが、相手は選んでいるのだろう。
「じゃ、最後はランバートな」
「あぁ、そうか」
気づけば最後だ。どう言えばいいかと悩みながら立ち上がり、メンバーの顔を見る。なんとも個性的で、気のいい奴らが集まっている。ここに自分が参加できている事が嬉しかった。
「第二師団所属の、ランバート・ヒッテルスバッハです。俺は、このメンバーとやれるだけで嬉しく思う。こんな接点の無かった俺に声をかけて受け入れてくれただけで、本当に嬉しいんだ。だから、楽しくやれればと思っている。今後もよろしく」
これはそのままランバートの気持ちだった。
トレヴァーが声をかけてくれなかったら。ここの誰かが難色を示したら。それだけできっとここにいなかった。文句もなく、話したことも無い相手を仲間に入れてくれた彼らに感謝している。
ドンッと背中を叩かれて、見ればレイバンが笑っていた。
「もっと楽に構えろよ、ランバート。それに、みんなお前には興味があったんだ。俺たちは組めてラッキーだったよ」
「そうなのか?」
「なんだ、気づいて無かったのか?」
ゼロスまでもがそんな事を言う。酒を傾けながら楽しげにする彼に首を傾げたのはランバートだった。
「お前を誘いたかった奴は、正直沢山いたと思う。ただ、誰もその一歩が出なかったんだろうな」
「なんせ有名人だしな。しかもファウスト様たちと懇意で、色々と謎が多い。実力だけでも欲しがった奴は多いって。そして、そんな雰囲気まったく無視で声をかけたトレヴァーは偉い」
視線がトレヴァーに向く。まったくそんな事を意識していなかった様子のトレヴァーは、むしろ驚いていた。
「え? そんなに競争率高かったのか? 俺は話してみたいって思ったから、声かけたんだけど」
「周囲の牽制とか、声をかけづらい雰囲気とか読まなかったのか?」
「そういうことをこいつに期待しても無駄だって、ゼロス。なんせ思考と行動が直通なんだから。ある意味いいことだと思うが」
互いを知っているような口ぶりの三人を見て、少しだけ羨ましいと思う。そしてそこに自分も参加できていることが、ちょっとだけ嬉しかった。
「三人は、入団テストで知り合ったんですか?」
遠慮がちにコナンが聞いてくるのを、三人が肯定する。それに「いいな」と呟いたコナンが、ランバートを見た。
「ランバートさんは、途中からですよね? どうして騎士団に入ったんですか?」
「あぁ、なんて言うか……婚活?」
「「婚活!」」
驚いて素っ頓狂な声を上げたレイバンとトレヴァーを見るのは実に楽しい。そして、ゼロスが頭が痛いと言わんばかりに額を押さえている。
「母に綺麗な息子が欲しいとせがまれたのがきっかけかな」
「え? じゃあ、相手探し中なわけ?」
ぎょっとした目でトレヴァーが一歩引く。ランバートはニヤリと笑って、あえて一歩近づいた。
「俺はダメだぞ!」
「分かってるって」
ゲラゲラ笑ったランバートの肩を、いつの間にか近づいてきたレイバンが組む。そして、ニッと笑った。
「俺でよければ相手しようか?」
「こら、レイバン」
「だって、すっごい玉の輿。しかもランバート美人だから、夜も楽しそう」
妙に艶のある紫の瞳が覗き込むのを見て、ランバートは苦笑する。確かに一時を楽しむには悪くないのだが、生涯の相手となるとちょっと違って見えた。
「だっ、ダメだぞ! そんな不純な動機」
「おやぁ? 不純じゃない動機ってあるのかなぁ?」
「それは、その! だって、玉の輿とか体の相性とかで人生決めるのは!」
「トレヴァー、からかわれてるぞ」
あきれ顔のゼロスが取りなし、ランバートは側のレイバンと顔を見合わせて大いに笑った。
酒が進み、食事が進み、それぞれ楽しく時間が過ぎる。みんな気のいい相手で腹を割って話せた。
トレヴァーは性格が真っ直ぐで嘘がなく、思った事は口にする。
ゼロスは多くは語らないが付き合いがよく、全体に気を回せる奴だ。
レイバンは悪戯や悪乗りもするが、相手は選ぶ。それに、案外暖かみのある相手だ。
そしてコナンは控え目だけれど、慣れてくれば笑顔で話をしてくれる。
「なぁ、ランバート」
酒が進んだトレヴァーの目は据わっている。持っていたジョッキを置いてズイッと顔を寄せたかと思えば、さっきまでの遠慮がどこに飛んだのか迫る勢いで近づいた。
「ファウスト様って、どんな人なんだ」
「はぁ? ファウスト様?」
と言われても、なんて言えばいいのか。どんな人かを語るには、まだまだ分からないのだが。
「まーた始まったよ、トレヴァーのファウスト様愛」
「ファウスト様愛?」
「尊敬してやまないファウスト様について、熱ーく語りたい」
「適当なところで切らないと厄介だぞ、ランバート」
あきれ顔のレイバンと苦笑するゼロス。その様子を見ると、相当なのだろう。
「なぁ、ランバート親しいんだろ? どんな人なんだ?」
「どんなって……そうだな。優しくて、お人好しで、案外世話好きかな。でも、話すと俗物っぽい所もあるし、付き合いもいいかな」
「おっ、深いねぇ」
レイバンは笑っている。興味が無いわけではなさそうだ。
「強いよなぁ、やっぱり。俺はあの人を見て騎士団に入ったんだ。かっこいいよなぁ」
「そういう人、多いのか?」
「あぁ、多いと思うぞ。先輩の中にもかなりいる。確かにあの人はかっこいいからな」
やっぱり行き過ぎた憧れや尊敬があるのだろう。そんな風に思えた。
「声かけないのか?」
「とんでもない! 俺程度が声かけたって、なんて言えばいいかもわかんない」
慌てたように言うトレヴァーの様子を見て、ランバートは少しだけ寂しくなる。もっと近づけば受け入れてくれる人だ。あの人は面倒見もいいのに。
ふと考えが回って、ランバートは笑う。そしてその場にいる全員を巻き込むつもりで見回した。
「そんなにファウスト様と話してみたいなら、明日早起きして俺と一緒にこいよ」
「何があるのかなぁ?」
乗り気らしいレイバンがニッと笑う。それに、ランバートも詳しくは話さずに笑った。
「まぁ、楽しい事かな? 二日酔いじゃなければ、楽しいよ」
「ファウスト様と話せるのか!」
「勿論」
「行く!」
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