恋愛騎士物語1~孤独な騎士の婚活日誌~

凪瀬夜霧

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7章:ネクロフィリアの葬送

6話:ヒュドラの狙い

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 その夜、各府の団長が集まっての緊急会議が開かれた。議題はもう、説明の必要もない。

「東地区での一連の事件が何を狙ってのものか、いまいち掴めぬ。そのイーノックという男はランバート一人をおびき出すために、このような大がかりな事をしておるのかえ?」
「そう考えるのが一番腑に落ちるのは確かだ。これがテロなら、もっと意味のあることをする」
「それは言えるね。放火だってもっと被害の大きい場所を狙うし、異臭騒ぎだって異臭で済まない。それがテロってもんだから」

 辟易という様子でオスカルが言うのに、ファウストも頷く。奴らが何かを仕掛けるなら、全ての行動は大きな意味がある。陽動、目くらまし、力の誇示。こんな回りくどく、かつ軽微な被害で済んでいるはずがない。

「西地区で聞き込んでみたが、そういった特徴の男は見たことがないそうだ」
「東地区でも同じだ。事件の前後に姿を見せているようだが、その姿も気づけば消えている」
「外見的に、とても印象に残りそうな人物なのに目撃があまりに少ないなんて。この人、本当に生きているんですよね?」

 エリオットが困惑した様子で問いかけてくる。これには全員が腕を組んで「うーん」と悩み込んだ。

「ねぇ、そもそもこの男ってさ、何しに来たわけ?」
「え?」

 オスカルの純粋な問いかけに、全員が固まった。そう言われると、なんだろうか。

「ランバートを付け狙ってきたのではないのかえ?」
「それにしてはさ、二年空いてるんだよ? こういう執着心が強そうな奴がさ、二年もあいだ空ける? なんか、おかしくない?」

 それを言われれば違和感があった。こんな事件まで起こしてランバートをおびき出そうとしている男が、前回から二年も間を空けている。この二年、諦めていたのか?

「前回ここに来た理由は、仕事であったな」
「仕事……。そうだよ、仕事だよ! こいつ、仕事しにきたんじゃないの?」

 ポンと手を打ったオスカルが明快な答えを出す。

「誰か依頼人がいて、王都に仕事に来たんだよ! そこでランバートの事を思い出して、狙い始めた」
「そうなると、奴が市中に現れぬのも頷ける。依頼人が奴を匿っておるのだろう」
「逆を言えばその依頼人から足取りを掴む事が出来る」

 クラウルがニッと仕事の顔になる。そしてオスカルが楽しげに指を鳴らした。

「明日、貴族連中に少し探りを入れるよ。最近女に恨みを買ったアホはいないか。もしくは、最近男にだまされた女がいないか」
「貴族連中にか?」
「勿論。毒殺なんてのは貴族の常套手段。しかもこういうのは大抵、痴情のもつれで女が使う。男ならそんなまどろっこしい事しないからね。そして、こういう話はみんな大好き」
「それを言うなら、俺は明日花街を聞き込む。痴情のもつれと言えばあそこは日常的に凄いからな。それに、毒殺なんて話もあることだ」

 頼もしく言った二人をみつめ、ファウストは有り難く頷いた。

「そういうことなら、私は明日にでも教会で鬼籍でも漁ろう」
「鬼籍?」
「既にそういう仏がいるなら、教会が管理しておる。この数日で毒殺された男がおらぬか調べてみる」
「教会への情報開示請求は宰相府しか出来ませんからね」
「そういうこと。さて、動けばよいがの」

 そういうシウスもやる気に満ちている。
 ファウストは一同の顔を見回した。そして、一つ頭を下げる。どう動けばいいかも分からなかった今、思わぬところから動きがありそうだった。

「有り難う、みんな」
「なに、構わぬ。ランバートは我らの友人であり、仲間でもある。それにこれまで何度も、奴の力を借りておる。ここらで返さねば利子が怖いからの」
「そういうこと。年末のパーティーでも仕事引き受けてもらったし、普段の宴会でも迷惑かけてるしね。何より、友達を助けるのに嫌な顔をする奴なんてここにはいないよ」
「俺も暗府の仕事を何度も助けてもらった。何より国の治安維持は俺たちの仕事でもある。こんな危険な人物を野放しにはしておけない」
「ランバートには、よく相談に乗って貰っています。力を惜しんだりはしませんよ」

 全員がそう言って頷いてくれる。これに、ファウストは心から嬉しく笑った。そしてファウストも誓う。ランバートの守ろうとしたものを含めて、守ってみせると。


 だが、事は予想よりも早く動いた。
 翌日の昼、ファウストはオスカルからの呼び出しを受けて会議室にいた。

「案外簡単に情報が入ったよ。昨日の異臭騒ぎの前後に姿をくらました貴族のボンボンがいた。名前はアーロン・デルフォード。貴族役人の末子で、遊び歩いてるダメ男。特に女にだらしがない。でも、明け方まで戻らなかった事はなかったらしく、朝になっても戻っていない事で親が捜索依頼を出した。それが今朝の事」
「異臭騒ぎは、そういう狙いがあったのか」

 単に騒ぎを起こしてランバートを引きずり出すだけではなかった。騒ぎを起こして意識をそちらに集中させ、その間に人一人を攫ったわけだ。

「その男、まだ死体は出ておらぬようじゃぞ」
「シウス」

 クラウルと一緒に会議室に入ってきたシウスは、疲れた様子で紙の束を放り投げる。それを手に取ったファウストは、途端に嫌な顔をした。
 そこにはここ二年の間に地方で起こった凄惨な毒殺事件と、その前後で起こった失踪事件の報告が書き込まれていた。

「奴は各地にアジトを持っていたようじゃの。そして仕事で行く先々で、趣味に合うターゲットを物色しておった」
「うわぁ、どれも金髪で、年齢は十代後半から二十代前半。ランバート、ドストライクだね」

 ファウストの横から報告書を覗き込むオスカルが嫌な顔をする。おそらく、何かしらの執着があるのだろう。だからこそランバートに「理想的」なんて言葉を使ったんだ。

「商人が行く先々に愛人作るって話は聞くけどさ、こいつも同じ事してたわけ?」
「そういうことじゃ。しかも行方不明になった者は見つかっておらぬ。死体というのはそんなに日持ちするものかえ?」
「知るか、そんなこと」

 考えただけで嫌になる。同時に、この異常者に目をつけられた者の哀れを思ってしまう。そしてそこに、ランバートが加わる姿も。
 思っただけで背筋が凍り悪寒が走る。体を震わせたファウストは首を横に振った。

「二年前の王都でも毒殺事件が二件、春に起こっているな。だがその時には行方不明になった者はいない」
「ランバートを選んで、しそこねたんだね」

 オスカルはそう言って舌を出してあっかんべーをする。よほど嫌いらしい。

「クラウルの方は何か分かったのか?」
「あぁ。花街で情報が出た。アンナ・ボルジノという娼婦の行動がどうにもおかしい」

 クラウルがメモを取り出して詳細な報告をする。

「アンナは問題の多い娼婦だったらしい。直ぐに男に入れあげ、束縛したがるタイプだった。それが原因でもめる事も多く、次にもめ事を起こしたら店をクビにすると言われていた」
「あぁ、いるんだよね。ってか、娼婦に一番向いてないタイプだよ」

 勝手知ったるようなオスカルの言葉に、全員が苦笑する。この場にエリオットがいなくて良かったと、心から思うものだ。

「その女が最近まで入れあげていた男が、アーロン・デルフォードだ。だが三ヶ月程前に拗れて、傷害事件になった」
「どうして騎士団に報告が上がってこない」

 ファウストの目がきつくつり上がるが、クラウルは苦笑して肩をすくめる。そして、なんとも言えない様子で続けた。

「客商売だからな。店がアーロンに金を渡して、それで示談にしたようだ。当然アンナはクビになった」
「ほぼ間違いなく、そのアンナって子が依頼主だね。特徴は?」
「赤いウェーブのかかった髪に、はっきりと大きな緑色の瞳。胸が大きく、薄らとそばかすがあるそうだ」

 目立ちそうな外見だ。その外見に合う人物の目撃情報を辿れば、その女にいきつくだろう。そこからイーノックを探し出す。

「第三師団に情報を回そう」

 そう言ってファウストが動き出そうとした、その時だった。駆け込むようにウルバスが会議室に入ってきて、一瞬ギョッとする。だが、普段慌てるなんて事のない男が慌てて入ってきたのには、少なからず不安がつのった。

「どうした、ウルバス!」
「すみません、ファウスト様。やられました。トレヴァーが攫われました」
「なに!」

 目を見開いて報告を聞いたファウストの後ろで、他の面々も動揺している。だが、一番動揺しているのはファウストだ。一体何が起こったのか、それすらも理解ができなかった。

「何があったというのじゃ」
「三人体制で町の警邏を行っている最中、トレヴァーに近づいた女がいたそうです。トレヴァーの妹が争いに巻き込まれて、男に連れて行かれたと」

 皆が顔を見合わせる。その女はもしかしたら、アンナかもしれない。たたみかけるように事件を起こし、考える時間を奪うようだ。

「一人は東砦に報告に走り、残り二名で女の案内について行ったそうです。ですが途中で二人とも気絶させられ、現場からトレヴァーだけが消えていたと」
「もう一人の隊員は無事なのか」
「エリオット様のところで治療しています。どうやら強い薬品で気絶させられたらしく、頭痛や目の痛み、喉の痛みなども訴えていて。ただ、意識は戻りました」

 それを聞いて、ファウストは真っ先に医務室へと走った。胸の中を嫌なものが占めていく。最悪の未来が迫っているような不安と焦りが、どうしても拭えなかった。

 医務室に駆け込むと、一人の隊員が治療を受けていた。目を薬液で洗い流し、うがいをさせられている。それでも痛むのか、目からは涙が止まらない様子だった。

「エリオット、容態は?」
「強い薬品をかけられたようです。喉の方は軽く吸い込んだ程度で軽度ですが、目には直接触れたようで痛みが強く出ています。ただ、失明の心配はありません。今も見えていますし、薬品を洗い流しました。薬の影響でまだ頭痛がするようですが、そちらも徐々に回復すると思います」
「そうか」

 とりあえず安堵の息が出た。ファウストは腰掛けたまま涙を流す隊員の側に行き、その背を叩いた。

「大変だったな。後は俺たちで引き受ける、今はゆっくり休んでくれ」
「いいえ、ファウスト様。報告を直接させてください。覚えている限りで申し訳ありませんが、話はできます」

 そうは言うが、この間にも何度も咳き込んでいる。側の水を飲み込み、ようやくの状態だ。

「あまり無理をするな。喉が潰れでもしたら大変なんだぞ」
「それでも、俺だけが知っている事もあると思います。大丈夫です、話せます」

 そう言うともう一度水を飲み込み、隊員は話し始めた。

「俺たちが町の警邏をしていると、女が駆け込んできました。その女の話では、トレヴァーの妹の特徴にあう女性が男に絡まれて、そのまま連れて行かれたと。その女性がしきりにトレヴァーの名を口にしていたとも言っていました」

 ランバートが騎士団にいることを知られていた。そして、的確にトレヴァーに目をつけたのだろう。何度か一緒に町にでかけているから、仲がいいことを知っている人間は多い。しかもトレヴァーは街警だ、接触しやすい。

「一人が砦に報告し、俺とトレヴァーが女についていきました。女は東地区の細い路地に入っていって、それを追っていると突然、横合いから水を吹きかけられたんです。痛みと臭いで意識が遠のいて、後は」

 言った隊員は悔しそうに手を握る。その手にファウストは手を重ね、頷いた。

「必ず見つけ出す。お前は正しい行いをしたんだ、責めるものではない。後は休んでくれ」
「申し訳ありません」

 謝るべきは彼ではない。勿論、トレヴァーでもない。彼らはしごく当然の行動を取った。
 静かに医務室を出たファウストは、ウルバスを見る。そして強く頷いた。

「トレヴァーを見つける事が先決だ。相手は人を簡単に殺せる人間だ、猶予はない」
「第三師団の他に、第五師団にもお願いして捜索しています。あの地図の隅々まで探させています」
「成果があってもなくても、夕刻に一度報告にきてくれ」
「分かりました」

 指令を受けてウルバスも走って出ていく。その背を見ながら、ファウストはもう一人を心配していた。この事をランバートは知らない。今はウェインと一緒に午後の訓練をしているはずだ。
 もしもこれがランバートに知られれば、今度こそ制御ができないだろう。ファウスト相手でも全力で抵抗して、町に出て行く。見失ったが最後、見つけ出せる気がしない。
 肩を叩く手に驚いて振り向くと、シウスが一つ頷いている。そして「慰めになるか分からぬが」と前置きをした。

「イーノックという男は、ビジネスライクな男のようじゃ。ターゲットと自身の欲望以外では人を殺しておらぬ。トレヴァーは奴の好みとはかけ離れておる。ランバートをおびき出す事が目的ならば、取引が必要じゃ。易々と殺しはせぬだろう」
「そう願うより他にないな」

 問題はその取引を持ち込まれた時、ランバートは間違いなく受けるだろうということだ。知られないうちに解決をしたい。

「とりあえず、この宿舎から出さぬよう外の奴らに通達しよう。それでも完璧ではない。出ようと思えば多少困難な方法でも出られないわけではない。あやつの身体能力があれば、入り口など通らずとも出る事は可能そうじゃからの」
「笑えないぞ、シウス」

 息を吐き、それでも少し肩の力が抜けた。そして改めて気合いを入れ、ファウストは動き出した。
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