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10章:HappyBirthday!
3話:お祝い
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安息日前日、夕飯もそこそこにレイバンとボリスに押されるようにラウンジにつれてこられたランバートは、促されるまま扉を開けた。途端に鳴ったシャンパンの祝砲に驚くと、集まってくれた人がニコニコと待ち構えていた。
「「ランバート、誕生日おめでとう!」」
歓声のようなその声に、胸に辺りが苦しく甘くしまっていく。
「ほら、早く入って!」
「突っ立ってても美味しい物出ないよ」
「ちょ!」
ボリスとレイバンがなおも背を押し、用意されたソファー席に座らせられる。祝砲のシャンパンはその場にいる人全員に振る舞われた。祝い酒だからと。
テーブルの上には沢山の料理が並ぶ。ローストビーフに果物の盛り合わせ、オードブル、シャンパンやワインの瓶。
「ランバート、誕生日おめでとう」
「わ!」
突如目の前に出てきた大きなケーキに驚いて見ると、オリヴァーが穏やかに笑っていた。
「私達からの誕生日プレゼントですよ。安心して食べてくださいね」
「あ……ははっ」
にっこり笑うその理由は明白。以前オリヴァーから貰ったチョコを食べたランバートは、ちょっと大変な事になった。それを指して言っているのは明白だ。(8章:花の誘惑を参照)
「まずは乾杯な!」
ドゥーガルドがシャンパンを注ぎ、全員がそれを持っている。どうするのが正しいか分からないが、グラスを持って笑ってみる。それでよかったようだ。
「それでは、誕生を祝して!」
「「かんぱーい!!」」
ウェインが音頭を取っての乾杯に、全員がグラスを掲げ一口。口当たりのいいシュワシュワとしたシャンパンが喉を通り、空腹の胃が少し熱くなる。
「ほら、食べながらじゃないと酔うぞ」
ゼロスの差し出す皿には野菜と一緒にローストビーフが添えられている。食べてみるといい味だ。ソースも美味いし、肉の加減が絶妙だ。
「美味い」
呟くように言うと、ゼロスの隣でコンラッドが嬉しそうに笑い、ハイタッチをしている。
「もしかして、作ってくれたのか?」
「勿論」
当然のような言葉が嬉しくて、素直に笑みがこぼれる。誰かに作るばかりで、自分の為に作ってもらうなんて事があまりない。しかも忙しいのに、手をかけてくれるなんて。
「本当に美味いな、コンラッド。どこで習ったの?」
「騎士団に入る前、一年くらい厨房で仕事したことがあるんだ。三男だからな、家督を継ぐことはまずないから手に職をと思って」
「続ければ良かったのに」
「それ以上に剣術が好きだと気づいたんだよ」
勿体ないと言いながら肉にかぶりつくレイバンに、コンラッドは苦笑している。
「オードブルは前に打ち上げした店のやつだよ」
「それも食べたい」
自分で皿を持って好みの物を取って行く。サラダと果物、魚のフライ。そこになぜかパスタが横から添えられた。
「炭水化物も重要だ」
「グリフィス様」
添えた当人は皿にこんもりパスタと肉。パスタは食べ慣れた味だから、おそらく厨房からだろう。
「あんまりお腹いっぱい食べちゃいけません。ケーキも食べてくださいね。とっても美味しく作ってありますから」
光沢のあるチョコレートでコーティングされ、砂糖菓子の花や苺、飴細工のリボンなどで飾り付けられたケーキは切り分けられている。さっきまで肉にかぶりついていたレイバンの皿には、いつの間にかケーキが乗っていた。
「美味い!! これ、ラセーニョ通りの『un iris』のケーキですよね?」
「分かるのですね! そうなのですよ、あそこは装飾がとても美しいのです。味は実に大人な風味で、チョコレートケーキに定評があるのです」
「分かりますよ、この濃厚なチョコの風味と滑らかさ。そして酸味のあるアプリコットジャム。王道ザッハトルテでもここはバランスがいいです。洋酒もしっかり鼻に抜けるし」
レイバンとオリヴァーは互いに見つめ合い、やがてしっかりと握手した。
「甘い物好きが同盟組んだな」
「楽しそうなのはいいことじゃないのか?」
ゼロスが呆れたように笑い、ランバートも笑ってその様子を見ていた。
「ほら、ランバートも食べてくださいな。特注なんですよ」
新しいお皿にフォークを添えたケーキが手渡される。受け取って一口。広がるチョコの風味と滑らかな舌触り。アプリコットの程よい酸味がアクセントだ。そして、鼻に抜ける洋酒の香りもとてもいい。側に添えられたバラをかたどる飴細工も、特別な感じがして美しい。
「美味しいですね」
「ふふっ、有り難う」
綻ぶような笑みを浮かべた。
一通り料理が寂しくなり、酒が進むと場は賑やかだ。ドゥーガルドとグリフィスが肩を組んで歌い、それを見る全員が苦笑ぎみ。ランバートの目からは猛獣が二頭並んでいるように見える。
「さて、そろそろ料理もはけたな」
場を見ながら料理の皿を片付けたりしていたゼロスが、ランバートの前に箱を置いた。意味を問うように見上げると、ゼロス、コンラッド、ボリスの三人が頷いている。
「俺達三人から、誕生日プレゼントだ」
「そんなに気を使ってもらわなくても十分なのに」
今この場所がとても嬉しい。とても楽しい。これだけで胸は満たされている。さらにプレゼントなんて、なんだか申し訳無い。
だが三人は逆に眉をしかめる。そしてズイッと押しつけた。
「お前は遠慮が過ぎる」
「まったくだ。突っ返されても受け取らないからな」
「選ぶの楽しかったよ。ほら、開けてみて」
言われてリボンを解いて中を開ける。そこに収まっていたのはシルバーのカフスボタンだ。
「お前、つけないだろ? 一つあって邪魔になるものじゃないからな」
装飾品をあまりつけないランバートは、こうしたものを持っていない。シルバーの土台に彫り込まれているのは、睡蓮だろうか。
「へー、睡蓮じゃん。六月の誕生花だな」
「そうなのか?」
覗き込んだレイバンに問い返すと、渡した三人が頷いている。箱を胸に抱いて、心から喜んで笑みを浮かべた。
「有り難う、大事にする」
「大事にしすぎてつけないなんて事するなよ」
「分かってるよ」
なんだかズバリ、言い当てられた気がした。
「俺とドゥーガルドからはこれな」
「わ!」
目の前に置かれたのはリボンのかかった紙袋。何かと思い覗き込むと本が十冊ほど入っている。一つずつは薄いようだ。一冊を取り出して見てみると、いかにもな表紙が出てきた。
「エロ本かよ!」
「第五師団から愛を込めて、おかずな本を選りすぐった」
「色んな奴の秘蔵品だぞ!」
「使用済みじゃないかよ!」
ガハガハ笑ったドゥーガルドと、ニヤリと笑ったレイバン。こいつら本当に下ネタ好きだ。
でも、そんな事を言いながらも綺麗だ。少なくとも使用済みじゃないのは分かる。ネタ物としてくれたのだけは十分に理解したし、気持ちはちゃんと受け取った。
「僕とチェスターからはこれね」
渡されたのはふわりとした包み。開けてみると、中は柔らかなクッションだ。少し毛足の長い柔らかな表地はパールホワイトと、なんとも癒やしだ。
「有り難うございます。気持ちいい」
「だよね。もう、見つけた時に僕も一目惚れだったんだ。柔らかくて温かくて、癒やされるよね」
と、贈った側のウェインがうっとり。側でチェスターが笑っている。
「俺とトビーからはこれ」
出された封筒に首を傾げて中を開けると、ペアのチケットが出てくる。海の側にある宿の宿泊券だ。
「有効期限なしだからさ、夏に誰か誘っていけよ」
「更に言うと恋人作れって事だぜ、ランバート」
悪戯っぽい顔でトビーが言うのに、ランバートは難しい顔をした。
「はい、ランバート。今日これなかったハリーとコナン、そして私からです」
オリヴァーがそっと側に小さな箱を置く。そこには小さなメッセージカードも。中を開けると、知っている文字が書き込まれていた。
『HappyBirthday ランバート』
体調を崩したコナンと、実家に呼ばれたハリーは本日来れない事を悔しがっていたらしい。代表でオリヴァーがきてくれたそうだ。
中を開けてみると、入っていたのは金色の器。中は独特の臭いのある軟膏だ。
「とてもよく効く傷薬ですよ。ランバートは怪我が多いから、持ち歩いて欲しいとコナンが言っていました」
「有り難うございます。とても重宝します」
何より一番実用的だろう。ランバートは苦笑しつつ、早速それを隠しにしまった。
その後は飲んで食べてと騒ぎに騒いだ。事を知らない隊員まで加わって、「誕生日おめでとう」の一言と乾杯を何度となく。第五師団の猛獣たちの吠えるような歌に手拍子を打ち、気のいい奴が合わせて踊ったりなんなり。賑やかで騒がしくて、温かくて優しくて、そんな時間に嬉しくランバートも笑い、時間の許すかぎりを一緒に過ごしたのだった。
「「ランバート、誕生日おめでとう!」」
歓声のようなその声に、胸に辺りが苦しく甘くしまっていく。
「ほら、早く入って!」
「突っ立ってても美味しい物出ないよ」
「ちょ!」
ボリスとレイバンがなおも背を押し、用意されたソファー席に座らせられる。祝砲のシャンパンはその場にいる人全員に振る舞われた。祝い酒だからと。
テーブルの上には沢山の料理が並ぶ。ローストビーフに果物の盛り合わせ、オードブル、シャンパンやワインの瓶。
「ランバート、誕生日おめでとう」
「わ!」
突如目の前に出てきた大きなケーキに驚いて見ると、オリヴァーが穏やかに笑っていた。
「私達からの誕生日プレゼントですよ。安心して食べてくださいね」
「あ……ははっ」
にっこり笑うその理由は明白。以前オリヴァーから貰ったチョコを食べたランバートは、ちょっと大変な事になった。それを指して言っているのは明白だ。(8章:花の誘惑を参照)
「まずは乾杯な!」
ドゥーガルドがシャンパンを注ぎ、全員がそれを持っている。どうするのが正しいか分からないが、グラスを持って笑ってみる。それでよかったようだ。
「それでは、誕生を祝して!」
「「かんぱーい!!」」
ウェインが音頭を取っての乾杯に、全員がグラスを掲げ一口。口当たりのいいシュワシュワとしたシャンパンが喉を通り、空腹の胃が少し熱くなる。
「ほら、食べながらじゃないと酔うぞ」
ゼロスの差し出す皿には野菜と一緒にローストビーフが添えられている。食べてみるといい味だ。ソースも美味いし、肉の加減が絶妙だ。
「美味い」
呟くように言うと、ゼロスの隣でコンラッドが嬉しそうに笑い、ハイタッチをしている。
「もしかして、作ってくれたのか?」
「勿論」
当然のような言葉が嬉しくて、素直に笑みがこぼれる。誰かに作るばかりで、自分の為に作ってもらうなんて事があまりない。しかも忙しいのに、手をかけてくれるなんて。
「本当に美味いな、コンラッド。どこで習ったの?」
「騎士団に入る前、一年くらい厨房で仕事したことがあるんだ。三男だからな、家督を継ぐことはまずないから手に職をと思って」
「続ければ良かったのに」
「それ以上に剣術が好きだと気づいたんだよ」
勿体ないと言いながら肉にかぶりつくレイバンに、コンラッドは苦笑している。
「オードブルは前に打ち上げした店のやつだよ」
「それも食べたい」
自分で皿を持って好みの物を取って行く。サラダと果物、魚のフライ。そこになぜかパスタが横から添えられた。
「炭水化物も重要だ」
「グリフィス様」
添えた当人は皿にこんもりパスタと肉。パスタは食べ慣れた味だから、おそらく厨房からだろう。
「あんまりお腹いっぱい食べちゃいけません。ケーキも食べてくださいね。とっても美味しく作ってありますから」
光沢のあるチョコレートでコーティングされ、砂糖菓子の花や苺、飴細工のリボンなどで飾り付けられたケーキは切り分けられている。さっきまで肉にかぶりついていたレイバンの皿には、いつの間にかケーキが乗っていた。
「美味い!! これ、ラセーニョ通りの『un iris』のケーキですよね?」
「分かるのですね! そうなのですよ、あそこは装飾がとても美しいのです。味は実に大人な風味で、チョコレートケーキに定評があるのです」
「分かりますよ、この濃厚なチョコの風味と滑らかさ。そして酸味のあるアプリコットジャム。王道ザッハトルテでもここはバランスがいいです。洋酒もしっかり鼻に抜けるし」
レイバンとオリヴァーは互いに見つめ合い、やがてしっかりと握手した。
「甘い物好きが同盟組んだな」
「楽しそうなのはいいことじゃないのか?」
ゼロスが呆れたように笑い、ランバートも笑ってその様子を見ていた。
「ほら、ランバートも食べてくださいな。特注なんですよ」
新しいお皿にフォークを添えたケーキが手渡される。受け取って一口。広がるチョコの風味と滑らかな舌触り。アプリコットの程よい酸味がアクセントだ。そして、鼻に抜ける洋酒の香りもとてもいい。側に添えられたバラをかたどる飴細工も、特別な感じがして美しい。
「美味しいですね」
「ふふっ、有り難う」
綻ぶような笑みを浮かべた。
一通り料理が寂しくなり、酒が進むと場は賑やかだ。ドゥーガルドとグリフィスが肩を組んで歌い、それを見る全員が苦笑ぎみ。ランバートの目からは猛獣が二頭並んでいるように見える。
「さて、そろそろ料理もはけたな」
場を見ながら料理の皿を片付けたりしていたゼロスが、ランバートの前に箱を置いた。意味を問うように見上げると、ゼロス、コンラッド、ボリスの三人が頷いている。
「俺達三人から、誕生日プレゼントだ」
「そんなに気を使ってもらわなくても十分なのに」
今この場所がとても嬉しい。とても楽しい。これだけで胸は満たされている。さらにプレゼントなんて、なんだか申し訳無い。
だが三人は逆に眉をしかめる。そしてズイッと押しつけた。
「お前は遠慮が過ぎる」
「まったくだ。突っ返されても受け取らないからな」
「選ぶの楽しかったよ。ほら、開けてみて」
言われてリボンを解いて中を開ける。そこに収まっていたのはシルバーのカフスボタンだ。
「お前、つけないだろ? 一つあって邪魔になるものじゃないからな」
装飾品をあまりつけないランバートは、こうしたものを持っていない。シルバーの土台に彫り込まれているのは、睡蓮だろうか。
「へー、睡蓮じゃん。六月の誕生花だな」
「そうなのか?」
覗き込んだレイバンに問い返すと、渡した三人が頷いている。箱を胸に抱いて、心から喜んで笑みを浮かべた。
「有り難う、大事にする」
「大事にしすぎてつけないなんて事するなよ」
「分かってるよ」
なんだかズバリ、言い当てられた気がした。
「俺とドゥーガルドからはこれな」
「わ!」
目の前に置かれたのはリボンのかかった紙袋。何かと思い覗き込むと本が十冊ほど入っている。一つずつは薄いようだ。一冊を取り出して見てみると、いかにもな表紙が出てきた。
「エロ本かよ!」
「第五師団から愛を込めて、おかずな本を選りすぐった」
「色んな奴の秘蔵品だぞ!」
「使用済みじゃないかよ!」
ガハガハ笑ったドゥーガルドと、ニヤリと笑ったレイバン。こいつら本当に下ネタ好きだ。
でも、そんな事を言いながらも綺麗だ。少なくとも使用済みじゃないのは分かる。ネタ物としてくれたのだけは十分に理解したし、気持ちはちゃんと受け取った。
「僕とチェスターからはこれね」
渡されたのはふわりとした包み。開けてみると、中は柔らかなクッションだ。少し毛足の長い柔らかな表地はパールホワイトと、なんとも癒やしだ。
「有り難うございます。気持ちいい」
「だよね。もう、見つけた時に僕も一目惚れだったんだ。柔らかくて温かくて、癒やされるよね」
と、贈った側のウェインがうっとり。側でチェスターが笑っている。
「俺とトビーからはこれ」
出された封筒に首を傾げて中を開けると、ペアのチケットが出てくる。海の側にある宿の宿泊券だ。
「有効期限なしだからさ、夏に誰か誘っていけよ」
「更に言うと恋人作れって事だぜ、ランバート」
悪戯っぽい顔でトビーが言うのに、ランバートは難しい顔をした。
「はい、ランバート。今日これなかったハリーとコナン、そして私からです」
オリヴァーがそっと側に小さな箱を置く。そこには小さなメッセージカードも。中を開けると、知っている文字が書き込まれていた。
『HappyBirthday ランバート』
体調を崩したコナンと、実家に呼ばれたハリーは本日来れない事を悔しがっていたらしい。代表でオリヴァーがきてくれたそうだ。
中を開けてみると、入っていたのは金色の器。中は独特の臭いのある軟膏だ。
「とてもよく効く傷薬ですよ。ランバートは怪我が多いから、持ち歩いて欲しいとコナンが言っていました」
「有り難うございます。とても重宝します」
何より一番実用的だろう。ランバートは苦笑しつつ、早速それを隠しにしまった。
その後は飲んで食べてと騒ぎに騒いだ。事を知らない隊員まで加わって、「誕生日おめでとう」の一言と乾杯を何度となく。第五師団の猛獣たちの吠えるような歌に手拍子を打ち、気のいい奴が合わせて踊ったりなんなり。賑やかで騒がしくて、温かくて優しくて、そんな時間に嬉しくランバートも笑い、時間の許すかぎりを一緒に過ごしたのだった。
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