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第25話 束の間の日常 セリナ&ミア
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ここから3日は連続したら投稿できると思います!
引き続き応援のほどよろしくお願いします!
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王都での会談は、思った以上に骨の折れるものだった。
一枚岩とは言えぬ軍上層部、政治的な駆け引き、そして──ラルの復帰を望む圧力。
そのすべてが、まるで過去へ引き戻そうとするように、彼の首を絞めてくる。
だが、何とか話を収めた末に、
ラル=クローディアは再び“屋敷”へと戻ってきていた。
──それは、彼にとって唯一の安息の地。
だが、その“安息”すらも、今は──どこか脆く感じられていた。
⸻
◆【夕暮れの馬車】──セリナ=エーデルバルト
馬車の車輪が静かに石畳を転がる。
窓の外には、黄金色に染まる王都の風景。
けれどセリナ=エーデルバルトの視線は、終始その隣にいた。
──ラルの横顔を、まるで見つめることが彼女の使命であるかのように。
「……ラルさま、本当にお疲れ様でした。
あのような重苦しい場で、堂々と渡り合われたお姿……とても誇らしかったですわ」
「……そう見えたなら良かった。正直、胃の痛い話ばかりだったけどな」
ラルが肩をすくめて軽くため息を吐くと、セリナは小さく微笑んだ。
「ええ、存じております。
だからこそ、こうして帰ってこられて……安心いたしました」
そう言って、彼女はそっとラルの袖を摘まんだ。
その指先は柔らかく、けれど名残惜しげに。
「ここは、“ラルさまの場所”ですもの。
戦う場ではなく、守られるべき場所であってほしい──私たちにとっても、ですけれど」
「……お前、なんか今日はやけに優しいな」
「ふふっ、いつもは厳しくしているとでも?」
「まぁ、そうだな。お前の“指摘”が一番刺さるからな……特に食事の内容とか」
「それは健康のためですわよ?」
セリナがくすっと笑い、頬をわずかに染める。
その笑顔はどこまでも穏やかで、まるで日差しのような柔らかさを帯びていた。
「ラルさまがこうして、肩の力を抜いてくださる瞬間が……私は、いちばん好きですの」
「……お前、たまにそうやってズルいくらい真っ直ぐだよな」
「では、もっと好きになっていただけるように頑張りますわね♪」
明るい冗談に見せかけたその一言。
けれどラルの袖を摘まんだままの手が、離れない。
その手に込められた確かな執着に、ラルは気づいていない。
──たとえ明るく笑っていても、
セリナの内心には、一歩も譲る気などなかった。
(他の誰かに、ラルさまの心を触れさせるわけにはいきませんもの)
夕焼けが、屋敷の門を照らす。
セリナの微笑みは最後まで崩れないまま──けれどその奥に宿る炎は、決して揺るがなかった。
⸻
◆【庭の木陰】──ミア=ノルド
「おーい、ラルー! こっちこっちー!」
屋敷の裏庭。
夕焼けに染まる空の下、小麦色の肌が跳ねるように駆け寄ってくる。
ミア=ノルドは、軽装のチュニックに身を包み、素足のまま芝の上を走ってきた。
「……おい、いきなり走るな。転ぶぞ」
「へへっ、ラルがちゃんと受け止めてくれるもーん♪」
そのままラルの腕を引き、庭の木陰にあるベンチへと強引に連れていく。
「はい、着席っ!」
「……お前が勝手に呼んで、勝手に座らせただけだろ」
そう言いつつも、ラルは素直に従った。
その横に、当然のようにぴとっと身を寄せてくるミア。
「よし、じゃあまずは──」
と、言うや否や、いきなりラルの太ももに頭を乗せ、ごろんと横になる。
「……おいおい」
「ん~、いいじゃん。ラルの太もも、ふわっとしててちょうどいいんだよねぇ……それに、落ち着くし」
そう言いながら、指でラルの手を絡め取って遊びはじめる。
「ねぇ、昔みたいに、頭……撫でてよ?」
「……いつもお前は当然のように要求してくるな」
「だって甘えたいんだもーん。甘えられるって、信じてるから」
そう言って、ラルの指先に唇を寄せ、いたずらっぽく軽く噛む。
「ん……痛くない? 大丈夫?」
「お前、加減を知らない子供みたいに振る舞ってるけど……中身はずっと子供じゃないよな」
ラルの言葉に、ミアがくすっと笑う。
「バレてたか~。でも、ラルは私に甘いから、ついね?」
その笑顔は無邪気そのもの。
けれど──そのまま、彼女の指がラルの胸元にそっと触れると、声のトーンが少しだけ落ちる。
「……ねぇ、ラル。覚えてる?」
「なにをだ」
「私たち、昔さ。あんたが怪我して寝てたとき、ずっと手、握ってたこと」
「……あったな。お前、ほとんど寝てなかった」
「そう。……ラルを離したら、きっと誰かに奪われるって思ってたんだ」
ぽつりと落ちる声。
「だからね──今も、同じ。
誰かが“当然”みたいにラルの隣にいるの、見てるだけで……なんか、うずうずする」
ラルが視線を向けると、ミアはニコッと笑っていた。
けれどその笑顔の奥に、確かに何かが潜んでいた。
独占。執着。嫉妬。欲望。
そのどれとも言えない、濃い感情の色が──。
「ねぇラル。あたし、ちゃんと役に立ててるよね? 今も」
「……お前は、ずっと俺の“戦友”だよ」
「うん。……じゃあ、ずっと私のままでいて。絶対。ね?」
囁くような声。
小さく、けれどどこか命令にも似た響きがあった。
「もし他の誰かのものになったりしたら──
……“戦場より怖い目”に、遭ってもらうかもね?」
くすくす、と笑うミア。
それは、太陽のような明るさの中に、影の冷たさを宿した少女の笑みだった。
──そんな彼女の手は、ラルの手をずっと、離そうとしなかった。
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一枚岩とは言えぬ軍上層部、政治的な駆け引き、そして──ラルの復帰を望む圧力。
そのすべてが、まるで過去へ引き戻そうとするように、彼の首を絞めてくる。
だが、何とか話を収めた末に、
ラル=クローディアは再び“屋敷”へと戻ってきていた。
──それは、彼にとって唯一の安息の地。
だが、その“安息”すらも、今は──どこか脆く感じられていた。
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◆【夕暮れの馬車】──セリナ=エーデルバルト
馬車の車輪が静かに石畳を転がる。
窓の外には、黄金色に染まる王都の風景。
けれどセリナ=エーデルバルトの視線は、終始その隣にいた。
──ラルの横顔を、まるで見つめることが彼女の使命であるかのように。
「……ラルさま、本当にお疲れ様でした。
あのような重苦しい場で、堂々と渡り合われたお姿……とても誇らしかったですわ」
「……そう見えたなら良かった。正直、胃の痛い話ばかりだったけどな」
ラルが肩をすくめて軽くため息を吐くと、セリナは小さく微笑んだ。
「ええ、存じております。
だからこそ、こうして帰ってこられて……安心いたしました」
そう言って、彼女はそっとラルの袖を摘まんだ。
その指先は柔らかく、けれど名残惜しげに。
「ここは、“ラルさまの場所”ですもの。
戦う場ではなく、守られるべき場所であってほしい──私たちにとっても、ですけれど」
「……お前、なんか今日はやけに優しいな」
「ふふっ、いつもは厳しくしているとでも?」
「まぁ、そうだな。お前の“指摘”が一番刺さるからな……特に食事の内容とか」
「それは健康のためですわよ?」
セリナがくすっと笑い、頬をわずかに染める。
その笑顔はどこまでも穏やかで、まるで日差しのような柔らかさを帯びていた。
「ラルさまがこうして、肩の力を抜いてくださる瞬間が……私は、いちばん好きですの」
「……お前、たまにそうやってズルいくらい真っ直ぐだよな」
「では、もっと好きになっていただけるように頑張りますわね♪」
明るい冗談に見せかけたその一言。
けれどラルの袖を摘まんだままの手が、離れない。
その手に込められた確かな執着に、ラルは気づいていない。
──たとえ明るく笑っていても、
セリナの内心には、一歩も譲る気などなかった。
(他の誰かに、ラルさまの心を触れさせるわけにはいきませんもの)
夕焼けが、屋敷の門を照らす。
セリナの微笑みは最後まで崩れないまま──けれどその奥に宿る炎は、決して揺るがなかった。
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◆【庭の木陰】──ミア=ノルド
「おーい、ラルー! こっちこっちー!」
屋敷の裏庭。
夕焼けに染まる空の下、小麦色の肌が跳ねるように駆け寄ってくる。
ミア=ノルドは、軽装のチュニックに身を包み、素足のまま芝の上を走ってきた。
「……おい、いきなり走るな。転ぶぞ」
「へへっ、ラルがちゃんと受け止めてくれるもーん♪」
そのままラルの腕を引き、庭の木陰にあるベンチへと強引に連れていく。
「はい、着席っ!」
「……お前が勝手に呼んで、勝手に座らせただけだろ」
そう言いつつも、ラルは素直に従った。
その横に、当然のようにぴとっと身を寄せてくるミア。
「よし、じゃあまずは──」
と、言うや否や、いきなりラルの太ももに頭を乗せ、ごろんと横になる。
「……おいおい」
「ん~、いいじゃん。ラルの太もも、ふわっとしててちょうどいいんだよねぇ……それに、落ち着くし」
そう言いながら、指でラルの手を絡め取って遊びはじめる。
「ねぇ、昔みたいに、頭……撫でてよ?」
「……いつもお前は当然のように要求してくるな」
「だって甘えたいんだもーん。甘えられるって、信じてるから」
そう言って、ラルの指先に唇を寄せ、いたずらっぽく軽く噛む。
「ん……痛くない? 大丈夫?」
「お前、加減を知らない子供みたいに振る舞ってるけど……中身はずっと子供じゃないよな」
ラルの言葉に、ミアがくすっと笑う。
「バレてたか~。でも、ラルは私に甘いから、ついね?」
その笑顔は無邪気そのもの。
けれど──そのまま、彼女の指がラルの胸元にそっと触れると、声のトーンが少しだけ落ちる。
「……ねぇ、ラル。覚えてる?」
「なにをだ」
「私たち、昔さ。あんたが怪我して寝てたとき、ずっと手、握ってたこと」
「……あったな。お前、ほとんど寝てなかった」
「そう。……ラルを離したら、きっと誰かに奪われるって思ってたんだ」
ぽつりと落ちる声。
「だからね──今も、同じ。
誰かが“当然”みたいにラルの隣にいるの、見てるだけで……なんか、うずうずする」
ラルが視線を向けると、ミアはニコッと笑っていた。
けれどその笑顔の奥に、確かに何かが潜んでいた。
独占。執着。嫉妬。欲望。
そのどれとも言えない、濃い感情の色が──。
「ねぇラル。あたし、ちゃんと役に立ててるよね? 今も」
「……お前は、ずっと俺の“戦友”だよ」
「うん。……じゃあ、ずっと私のままでいて。絶対。ね?」
囁くような声。
小さく、けれどどこか命令にも似た響きがあった。
「もし他の誰かのものになったりしたら──
……“戦場より怖い目”に、遭ってもらうかもね?」
くすくす、と笑うミア。
それは、太陽のような明るさの中に、影の冷たさを宿した少女の笑みだった。
──そんな彼女の手は、ラルの手をずっと、離そうとしなかった。
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